LINE広告代理店の選び方|10月配信停止後は「LINEヤフー広告」移行対応と認定区分で選ぶ
LINE広告代理店の選び方を2026年9月時点で整理。LINE広告は6月末で新規開設停止・10月下旬に配信停止のため、選定軸は「LINEヤフー広告への移行対応」です。認定パートナー3区分の読み方、手数料20%の相場、代理店とインハウスの分岐を解説します。
結論から言います。2026年9月時点で「LINE広告代理店」を探すなら、選定基準は「LINE広告の運用実績が豊富か」ではなく「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告への移行を含めて任せられるか」です。LINE広告は2026年6月30日で新規アカウント開設を停止し、10月下旬頃に配信停止(読取専用化)、2027年3月末頃に完全終了する予定だと、LINEヤフー社が公式に発表しています。
「LINE広告代理店おすすめ○選」で上位に並ぶ会社に頼んでも、契約した頃には「LINE広告」という商品そのものが新規で出稿できません。これから頼む代理店は、LINE面とYahoo! JAPAN面を1つの管理画面で扱う「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」を運用できる会社に限られます。
SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechは、広告運用(運用手数料は広告費の20%)とオーガニックのショート動画運用の両方を扱っており、「代理店に頼むべき企業」と「頼まなくてよい企業」の分岐を数字で線引きできます。本記事では統合スケジュール、認定区分の読み方、手数料相場、分岐、契約前の確認項目の順に、2026年9月時点の公式情報で整理します。
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LINE広告代理店を選ぶ前に知るべき「LINEヤフー広告」統合スケジュール
最初に押さえるべきは商品側の変化です。LINEヤフー社は2025年9月25日に「LINE広告(Talk Head View含む)」と「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型・予約型)」の統合を告知し、2026年4月2日のプレスリリースで「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」の提供開始を公表しました。以降のスケジュールは次のとおりです。
| 日付(公式発表) | 内容 |
|---|---|
| 2026年6月30日 | LINE広告の新規アカウント開設の申し込みを停止 |
| 2026年8月5日 | LINE広告の請求先変更の受付終了 |
| 2026年9月30日 | LINE VOOM終了に伴い、ディスプレイ広告(運用型)のLINE VOOM面への配信終了。LINE VOOMのみを配置指定した広告グループは配信されない |
| 2026年10月上旬〜中旬頃 | LINE広告での新規キャンペーン・広告グループ・広告の作成終了 |
| 2026年10月下旬頃 | LINE広告の配信停止(読取専用化) |
| 2027年3月末頃 | LINE広告の完全提供終了 |
公式のお知らせには「日程は変更になる場合があります」と注記がありますが、方向は明確で、LINE広告は「終わる商品」、LINEヤフー広告 ディスプレイ広告は「これから使う商品」です。
プレスリリースによれば、統合後の配信先はLINE(国内月間利用者数1億ユーザー・2025年12月末時点)とYahoo! JAPAN(月間ログインユーザーID数5,400万人・2025年3月末時点)です。どの代理店も統合後の管理画面を触った経験は2026年春以降に限られます。
既存のLINE広告アカウントで運用中の企業は、移行ツールか手動での移行が必要です。運用代理店の解説記事(2026年6月更新)では「LINEタグと計測設定」「過去の配信実績・学習データ」は引き継げないとされています。「移行後にコンバージョン計測が止まった」という事故は代理店選定の段階で防ぐのが本記事の主張です。LINE VOOM終了の店舗側の対策はLINE VOOM終了は2026年9月30日|店舗が今やるべき4つの対策、配信面の全体像はLINEマンガ広告は単体で選べない|LINE広告20配信面の一覧と選び方で整理しています。
LINEヤフー Partner Programの認定区分|Premier/Select/Certifiedは取扱高の指標
代理店サイトに並ぶ「LINEヤフー認定パートナー」のロゴは何を保証しているのでしょうか。LINEヤフー for Business公式ページの区分は、出稿支援を行うSales Partner、技術支援を行うTechnology Partner、広告ネットワークの媒体側であるNetwork Partnerなどに分かれ、広告運用を依頼する相手はSales Partnerです。その中に「認定パートナー」の3段階があり、公式ページには「前年のLINEヤフー広告商品の取扱高が25億円以上の優秀パートナーをPremierに認定」「4億円以上のパートナーをSelectに認定」と記載され、Certifiedはその他の認定パートナーです。2026年度の認定は5月11日に発表され、「前年の取り扱い高が一定基準以上のパートナー」が対象と明記されています。つまりPremier/Select/Certifiedは「取扱高」の区分であって、運用の質の区分ではありません。取扱高25億円は大口広告主を多く抱える証拠ですが、月額30万円の広告主に最適な担当がつく保証ではありません。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・社長の例:「社長の1日の流れを密着していく。」(@misaki_vlog7)
https://www.tiktok.com/@misaki_vlog7/video/7571308736694734101
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540

運用の質に近い指標は、区分と別に付与される2種類のバッジです。公式定義では、Ads Operation Badgeは「推奨運用手法に基づいた重要指標の導入率等の運用実績が基準以上」の会社に、Ads Policy Badgeは「掲載基準を順守し、透明性の高い広告出稿をしている」会社に進呈されます。LINE公式アカウントを活用した店舗集客を得意とする会社は「Store Promotion Partner」として別枠で3段階に認定されています。店舗集客が目的なら、Premierの大手より「Store Promotion Partner+Ads Policy Badge」の中堅の方が、担当者の経験が目的に合います。
LINE広告代理店の手数料相場は広告費の20%|費用の4要素と最低出稿額
代理店に払う費用は「広告費」「運用手数料」「初期費用」「クリエイティブ制作費」の4要素です。
| 費用要素 | 相場(解説記事複数の一致点) | 弊社の標準 |
|---|---|---|
| 広告費 | LINEヤフー社に支払う配信費。最低出稿金額なし・初期費用0円(公式) | 同左 |
| 運用手数料 | 広告費の20%(ソースにより15〜20%) | 広告費の20% |
| 初期費用 | 0〜10万円程度 | 0円 |
| クリエイティブ制作費 | バナー1本数千円〜の都度課金と、手数料内に含める会社に分かれる | ショート動画1本7,500円(税込)で制作し広告に転用 |
広告費30万円なら運用手数料は6万円、合計36万円が月額の目安です。「手数料15%」は安く見えますが、制作費が都度課金なら合計は逆転します。比較は「広告費+手数料+制作費」の合計で。手数料の内訳はSNS広告代行の手数料相場は広告費の20%|インハウスとの分岐点と選定基準で解説しています。
広告費側の実仕様も押さえます。LINEヤフー社の公式料金ページには「最低出稿金額はありません」「初期費用はかかりません」と明記され、「3カ月以上の継続した配信」を推奨、機械学習に必要なデータの目安を「30日間で40件」としています。学習が回る前は単価が高く出るため、実務では月10万円以上の広告費がないと改善に使えるデータが溜まりません。月額広告費10万円未満なら手数料2万円で代理店が動ける工数はほぼなく、インハウスの方が合理的です。課金方式や日予算の仕様はLINE広告の費用はいくら?課金方式3つと相場・日予算1,000円の実仕様にまとめています。上記はLINE広告の料金ページの値のため、統合後の現行値は契約時に代理店へ確認してください。
動画:【先着10社】動画1本無料制作!SNSマーケティングで集客や採用を成功させる秘訣を特別公開!SNS運用代行の闇を大暴露!
代理店に頼むべき企業とインハウスで足りる企業の分岐
弊社が商談で使う判断軸は「顧客獲得単価(CPO)が顧客生涯価値(LTV)の20%以内に収まるか」です。業界で差はあるものの、LTVが37.5万円ならCPO7.5万円までは施策として成立します。
| 判断軸 | 代理店に頼む | インハウスで足りる |
|---|---|---|
| 月額広告費 | 30万円以上(手数料6万円で改善工数が確保できる) | 10万円未満 |
| LTV | 高い(不動産・美容医療・スクール・BtoB等) | 低い(単価数千円・リピート薄) |
| 社内体制 | 広告管理画面を触れる人がいない | 週1回以上、管理画面を見て改善できる担当がいる |
| 既存LINE広告アカウント | 運用中で、10月下旬までに移行が必要 | 未出稿(統合後の商品を最初から使える) |
最も重要なのが「既存アカウントの有無」です。運用中の企業は10月下旬の配信停止までに移行が必要で、移行ツールの操作、計測タグの再設置、LINE VOOM面だけを指定した広告グループの棚卸しを片手間でやると事故が起きます。この局面だけは、統合後の管理画面を触ってきた代理店に頼む価値があります。
一方で、LINE広告に頼らない選択肢もあります。弊社が支援する漢方ヘッドスパ専門スパでは、広告費ゼロのショート動画運用で月間100万リーチ以上を維持し、公式LINEの友だちが通常月で約1,600人、ピーク月で3,730人増えました(業種・商圏で差があります)。友だち追加課金の相場100〜400円で買えば、3,730人は37万〜149万円分の広告費に相当します。リラクゼーションサロンのフランチャイズ本部との定例でも「採用広告で1名あたり5万円程度で獲得している」現状を起点に、採用動画3本にCTAを入れて置き換える設計を進めました。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
広告代理店との商談で「LINE広告用の動画の需要はどうか」と聞かれた際の弊社の答えは「LINEは予約が完了する場所。動画はTikTokで見てもらい、ピン留め動画で店を知ってもらい、LINEから予約する導線に置いている」でした。LINE広告は友だちを増やす入口として有効ですが、友だちを予約に変えるのはその後の導線です。手数料を払う前に、友だち追加後の予約導線が整っているかを確認してください。
契約前に代理店へ確認する5項目|移行対応・タグ・VOOM面・制作費
回答の具体性で、担当者が統合後の管理画面を実際に触っているかが分かります。
1. LINEヤフー広告 ディスプレイ広告の運用実績:2026年4月以降にLINE面とYahoo!面を横断配信した案件数を聞く。「LINE広告の実績は豊富」だけなら統合後の経験がない 2. 既存アカウントの移行を誰がやるか:移行ツールの操作、計測タグの再設置を代理店側で行うか。学習データが引き継げない前提で、立ち上げ直しの期間(「30日間で40件」)を見積もりに織り込んでいるか 3. LINE VOOM面に依存した広告グループの棚卸し:LINE VOOMのみを配置指定した広告グループは9月30日以降配信されない。既存設定の点検を提案してくるか 4. 手数料の算定方法と最低契約期間:広告費の20%か固定額か。公式が3ヶ月以上の継続配信を推奨している以上、初回契約が1ヶ月で切れる設計では改善が回らない 5. クリエイティブ制作費の扱い:手数料に含まれるか都度課金か。商談で伺った印刷会社様は、チラシをLINE広告用の動画にする発注で1本5万円程度を払っており、3万円なら検討可能とのことでした。制作単価は代理店ごとに2倍近い差があります
まとめ:LINE広告代理店は「移行対応」「認定区分の意味」「20%の中身」で選ぶ
- LINE広告は2026年6月30日で新規開設停止、10月下旬頃に配信停止、2027年3月末頃に完全終了(公式発表)。頼む代理店は「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」を運用できる会社に限る
- Premier(前年取扱高25億円以上)/Select(4億円以上)/Certifiedは取扱高の区分。運用の質はバッジ2種、店舗集客はStore Promotion Partnerを見る
- 運用手数料の相場は広告費の20%。比較は「広告費+手数料+制作費」の合計で。学習には「30日間で40件」、月額広告費10万円未満は代理店に頼む工数が出ない
- 分岐は「CPOがLTVの20%以内か」「既存アカウントの移行が必要か」「友だち追加後の導線が整っているか」
広告の前に、友だちを「買わずに増やす」導線から作りませんか
友だち追加を広告で買う前に、反応の取れたショート動画を入口にする方が広告費の削減幅は大きくなります。弊社のショート動画運用代行は動画1本あたり7,500円(税込)で、企画から撮影・編集・投稿・分析まで一気通貫。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本の無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影協力・納品物確認・月1MTG」の3点のみ。LINEヤフー広告を併用する場合の運用手数料は広告費の20%で、反応の取れた動画を広告に転用します。成果は業種・商圏で差がありますので、まずは公式LINEで相談するか、無料相談を予約するから現状をお聞かせください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 今からLINE広告代理店に頼んでも、LINE広告は出稿できますか? LINE広告の新規アカウント開設は2026年6月30日で停止しています。新規出稿は、代理店が「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」でアカウントを開設し、LINE面に配信する形です。「LINE広告のアカウントを新しく作ります」という提案は現行仕様と合いません。
Q2. LINE広告代理店の手数料はいくらが相場ですか? 広告費の20%が相場で、ソースにより15〜20%の幅があります。弊社も広告費の20%です。初期費用とクリエイティブ制作費を含めた合計で比較してください。
Q3. 「LINEヤフー認定パートナー」なら安心ですか? Premier/Select/Certifiedは前年の取扱高(25億円以上/4億円以上)で決まる区分で、運用の質を直接示すものではありません。運用の質はAds Operation Badge、掲載基準の順守はAds Policy Badge、店舗集客はStore Promotion Partnerの認定を見てください。
Q4. LINE広告の最低出稿額はいくらですか? 公式料金ページには「最低出稿金額はありません」「初期費用はかかりません」と記載されています。ただし機械学習の目安は「30日間で40件」、推奨は「3カ月以上の継続した配信」で、代理店に頼むなら月額広告費10万円以上が下限です。
Q5. 既存のLINE広告アカウントは放置しても大丈夫ですか? 2026年10月下旬頃に配信停止(読取専用化)、2027年3月末頃に完全終了の予定です。継続配信するなら、それまでにLINEヤフー広告 ディスプレイ広告へ移行が必要です。計測タグ等は引き継げないため、代理店に作業分担を確認してください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




