接骨院の集客方法は自費メニューを広告で売らない|けがの入口と院内案内で組む手段6つ|HolyTech
接骨院の集客方法を、保険(療養費)で受けられる範囲から逆算して整理。けがの急性期と自費メニューで入口を分け、看板・MEO・ホームページ・SNS・ポータル・部活や企業との連携の6手段を費用・向く患者・時間軸で比べ、自費を院内で伝える手順まで解説します。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
結論から言います。接骨院の集客は「肩こり・疲れの人を保険で集める」形では組めません。療養費の対象は外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉ばなれ)で、単なる肩こりや筋肉疲労は対象外です。さらに施術所の広告で言える事項は法律で限られ、自費メニューの名称や料金は広告可能な事項に含まれていません。集客は「けがをした人が迷わず来られる入口」と「来院した人に自費メニューを院内で伝える流れ」の2本に分けて、手段を選んでください。
SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、接骨院・整骨院(柔道整復師の施術所)の院長・開業予定の方向けに、保険で受けられる範囲、2つの入口の分け方、集客手段6つの費用と時間軸、自費メニューの伝え方を整理します。広告媒体ごとの費用相場と依頼先は整骨院の広告は「肩こりが治る・保険OK」で目立たないで、SNS広告で載せられる情報と代行会社の選び方は接骨院のSNS広告運用代行は「治る」広告で選ばないで扱っているため、本記事はどの患者をどの手段で迎えるかの設計に絞ります。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
接骨院の集客方法は「保険で受けられる範囲」から逆算する
最初に、保険(療養費)で受けられる施術の範囲を確認します。厚生労働省の資料では、支給の対象は「急性又は亜急性の外傷性の骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉ばなれ等」で、骨折・脱臼は応急手当を除き医師の同意が必要です。協会けんぽ・自治体の案内では、日常生活の疲れ・肩こり・腰痛・体調不良、スポーツなどによる単なる筋肉疲労は対象外、医療機関で同じ負傷の治療中の場合も対象外と説明されています。
つまり保険で迎えられるのは「いつ・どこで・どうしてけがをしたか」が説明できる人です。慢性の肩こりや疲れの相談は、自費の施術として扱うことになります。
施術所は増え、療養費は減っている
| 指標 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 柔道整復の施術所数 | 平成26年末 45,572か所 → 令和6年末 50,924か所(令和4年比 8か所増) | 厚生労働省 衛生行政報告例 |
| 就業柔道整復師数 | 令和6年末 78,666人(令和4年比 1,034人・1.3%増) | 同上 |
| 柔道整復の療養費 | 平成23年度 4,085億円 → 平成29年度 3,437億円(平成24年度から6年連続の減少) | 厚生労働省 柔道整復療養費検討専門委員会資料 |
施術所は10年で約5,000か所増えた一方、療養費の総額は減っています。保険の施術だけで売上を伸ばす前提は、統計上も立てにくいということです。
本記事の訂正ポイントです。「自費メニュー(骨盤の調整・姿勢のケアなど)を広告やSNSで打ち出せば新患が増える」は、接骨院では組めない前提です。柔道整復師法第24条は、柔道整復の業務・施術所について「何人も」決められた事項以外の広告を禁じています。2025年2月18日に厚労省が示した「あはき・柔整広告ガイドライン」では、柔整の施術所で広告できる事項は、柔道整復師である旨・氏名、施術所の名称・電話・所在地、施術日・時間、ほねつぎ(接骨)、療養費の支給申請ができる旨(脱臼・骨折は医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る)、予約制、休日・夜間、出張、駐車設備などです。整体・カイロなど柔整以外の業務の種類は、広告不可の例に挙げられています。SNSの投稿やリスティング広告・動画広告も、条件を満たせば広告として扱われます。
患者の入口は2つ|けがの急性期と自費メニューで手段を分ける
保険の範囲と広告の制限を前提にすると、接骨院の患者は入口が2つに分かれます。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)
https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799
・ショート動画分析の例:「バズっている動画やアカウントを引用しながらなぜこの動画がバズっているのか説明する」(@zuborashort)
https://www.tiktok.com/@zuborashort/video/7598123437726518548

| 入口 | 来る人 | 来院を決める理由 | 伝える情報 | 合う手段 |
|---|---|---|---|---|
| A:けがの急性期 | 部活・スポーツ・仕事・家事でけがをした直後の人、その保護者 | 「今日すぐ近くで診てもらえるか」 | 場所・受付時間・当日予約の可否・駐車場・療養費の申請ができる旨 | 看板、Googleビジネスプロフィール、ホームページ、部活・企業との連携 |
| B:自費メニュー | Aで来院し回復した人、紹介された人、慢性の不調で相談する人 | 「この院長に任せてよいか」「いくらで何回か」 | 施術の内容・費用の幅・回数・主なリスク | 院内での案内、ホームページの説明ページ、紹介 |
入口Aは探された瞬間に見つかるか、入口Bは院長への信頼で決まります。Bを院外の広告で直接取りに行くと広告可能な事項の範囲を超えやすいため、Aで来院した人とその家族・紹介をBにつなぐのが自然な順番です。
弊社の商談でも、2〜3名体制の地域の整骨院で、子どものスポーツ向けトレーニングの利用が多いという話がありました。部活のけがで来院し、回復後もトレーニングで通う流れは、AからBへの典型です。
接骨院の集客手段6つの比較表|費用×向く患者×時間軸
| 向く入口 | 設置・掲載した月から | 数か月 | 半年単位 |
|---|---|---|---|
| A | 看板・地域紙・ポスティング 看板は制作・設置費、ポスティングは1枚あたり数円 | Googleビジネスプロフィール・口コミ 登録・運用は無料 | — |
| A・B/A→B | — | ホームページ(A・B) 制作費+更新費 | 紹介・地域連携(A→B) 挨拶回りや資料の作成など主に時間 |
| B | ポータル・予約サイト(B寄り) 月額の掲載料や予約ごとの課金など | SNS・ショート動画 自院運用なら人件費、外注は動画1本単位の料金が多い | — |
媒体ごとの費用相場の詳細は冒頭の関連記事で確認してください。
| 手段 | 費用のかかり方 | 向く入口 | 効き始めるまで | 接骨院での注意 |
|---|---|---|---|---|
| 看板・地域紙・ポスティング | 看板は制作・設置費、ポスティングは公開相場で1枚あたり数円(エリア・部数で幅) | A | 設置・配布した月から | 名称・表示は広告可能な事項の範囲。院外の看板も対象 |
| Googleビジネスプロフィール・口コミ | 登録・運用は無料。代行は月額固定など | A | 情報を整えてから数か月で積み上がる | 謝礼と引き換えの口コミ依頼は不可 |
| ホームページ | 制作費+更新費 | A・B | 公開後、検索で見つかるまで数か月 | 広告からリンクしたページは広告と一体で扱われる |
| SNS・ショート動画 | 自院運用なら人件費。外注は動画1本単位の料金が多い | B(院長の人柄が伝わる) | 投稿を続けて数か月 | 投稿も条件次第で広告扱い。技能・施術方法・効果は語らない |
| ポータル・予約サイト | 掲載料(月額)や予約ごとの課金など契約形態で異なる | B寄り | 掲載した月から | 院が掲載料を払う紹介ページは広告扱い |
| 紹介・地域連携(学校の部活・企業) | 挨拶回りや資料の作成など主に時間 | A→B | 関係ができるまで半年単位 | 謝礼の渡し方と表示は地域の保健所等で確認 |
入口Aを担うのは、看板・地図・ホームページ・地域連携の4つです。SNSとポータルは、院長の人柄を知ってもらう補助です。
地域連携は「けがの受け皿」として案内する
部活・スポーツ少年団・地域の企業には、施術の効果ではなく受付時間・当日の受け入れ・場所・保険の扱いを案内します。弊社が支援した整骨院のショート動画でも、成長期の子どもに多い膝のスポーツ障害を、注釈テロップで用語を説明したうえで取り上げ、全動画の末尾で「プロフィール欄のURLからLINE登録で予約」と同じ文言で案内しました。成果はTikTok側でプロフィールURLのクリック数を追えなかったため、LINE公式アカウントの友だち純増で測る形にしています(業種・商圏で差があります)。
Googleビジネスプロフィールで確認すること
1. メインカテゴリは最も近いものを1つ:公式ヘルプでは、具体的なカテゴリがあればそれを選び、独自のカテゴリは作れないと説明されています 2. 受付時間と臨時休業を正確に:けがの人は「今開いているか」で決めます。祝日や院長不在の日は特別営業時間で先に反映します 3. 口コミは見返りなしで依頼する:Googleのポリシーでは、割引・金銭・無料のサービスなどインセンティブが動機の口コミ、従業員にその場で投稿を求めることは禁止で、インセンティブなしで実体験の投稿を依頼することは認められています。厚労省のガイドラインも、地図サービス等で謝礼を払って便益を与えるコメントを掲載させるべきでないとしています
自院でMEOを進める手順はMEO対策のやり方7ステップにまとめています。
自費メニューは広告で売らず、来院した人に院内で伝える
ガイドラインは、施術所内で掲示・配布するパンフレット等について、情報の受け手が利用者に限られる限り「誘引性」を満たさず、情報提供や広報と解されると整理しています。また、院のウェブサイトは原則として広告規制の対象外としつつ、自費の施術を行う施術所には次の掲載を求めています。
- 施術の内容と、通常必要とされる費用(標準が明確でなければ最低金額から最高金額までの範囲)
- 回数券・プリペイドカードを販売する場合は、商品の内容と契約内容
- 主なリスク・副作用、標準的な施術期間・回数
- これらをリンク先に隠したり、極端に小さな文字にしたりしない
この前提で、自費メニューの伝え方は次の5つの手順で組みます。
1. 保険の範囲を受付で先に説明する:問診で負傷の原因(いつ・どこで・何をしてけがをしたか)を確認し、対象外の相談は自費になることを施術前に伝えます 2. 院内掲示と配布物に、自費メニューの内容・費用の幅・回数・主なリスクを書く:来院した人だけが見る場所に置きます。「治る」「必ず良くなる」などの表現は使いません 3. ホームページに同じ内容の説明ページを作る:院内で興味を持った人が家で見返せるようにします。広告から直接このページに誘導すると広告と一体で扱われるため、広告の着地先は別ページにします 4. けがの施術が終わる時期に、院長が選択肢として話す:再発予防のケアや運動の指導を、押し売りではなく選択肢として示します。回数券を案内する場合は契約内容を書面で渡します 5. 紹介を頼むのは、納得して通っている人に限る:紹介の謝礼を設ける場合は、口コミの投稿と結びつけないでください
ガイドラインは、ウェブサイトに掲載すべきでない例として「絶対に治る施術」「○○に効きます」「顧客満足度No.1」、加工した施術前後の写真などを挙げています。院内掲示も同じ基準で書き、個別の表現は管轄の保健所などに確認してください。
鍼灸を併設する院では、はり・きゅうの療養費は対象の疾病と医師の同意書の扱いが柔整と異なります。鍼灸側の伝え方は鍼灸院の集客は「効く・痛くない」で書かないを参考にしてください。
接骨院の集客を自院で回せる院・外部に任せる院
自院で回せる院
- 問診票に「何を見て来院したか」と、保険・自費の別を記録できている
- 看板・地図・ホームページの受付時間と休診日が一致している
- 院長が、院内の掲示物と説明ページを自分で更新する時間を取れる
外部に任せる院
- 部活や企業でのけがの受け入れ先として知られておらず、入口Aの患者が伸びない
- 自費メニューの説明が院長ごと・スタッフごとにばらつき、院内掲示もない
- 院長が話す動画を作りたいが、企画・撮影・編集の手がない
依頼先を比べるときは、次の5つを聞いてください。
1. 入口A(けが)と入口B(自費)のどちらを、どの手段で増やす提案ですか 2. 広告やSNS投稿の台本を、柔整の広告可能な事項の一覧で確認する手順はありますか。最終確認は院のどなたが行う前提ですか 3. 広告の着地先と、自費メニューの説明ページを分けて設計できますか 4. 口コミを増やす施策に、謝礼や割引を使いませんか 5. SNSや地図のアカウントは院の名義で作りますか。契約終了後も院に残りますか
院長本人が話す動画は、柔道整復師である旨・氏名という広告可能な事項とも一致します。弊社のショート動画170本の実測では、誰が話すかで再生数に2〜5倍の差が出ています(業種・商圏で差があります)。弊社の支援内容と実績はショート動画運用代行の実績・料金プラン(サービス詳細)にまとめています。
まとめ:接骨院の集客は、けがの入口と自費の案内を分けて組む
- 療養費の対象は外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷。単なる肩こり・筋肉疲労は対象外
- 施術所は令和6年末で50,924か所、療養費は平成23年度4,085億円から平成29年度3,437億円へ減少。保険だけで伸ばす前提は立てにくい
- 入口A(けがの急性期)は看板・地図・ホームページ・地域連携で「今日すぐ行ける」を伝える
- 入口B(自費)は広告で売らず、院内掲示とホームページで内容・費用の幅・回数・リスクを示し、院長が選択肢として話す
- 口コミは見返りなしで依頼する。依頼先には広告可能な事項の確認手順と名義を聞く
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弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にお任せいただけます(月10本以上・4ヶ月以上)。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本の無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影時のご協力・納品物の確認・月1回のMTG参加」の3点のみ。院長が名乗り、場所・受付時間・予約の取り方を伝える縦型動画を作り、LINE登録や予約につながったかを毎月の打ち合わせで一緒に確認します。広告可能な事項に沿っているかの最終確認は院でお願いしています。SNS広告などの運用もお任せいただく場合の運用手数料は広告費の20%です(成果は商圏・院の体制で差があります)。ご相談は公式LINEまたは無料相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 接骨院の集客は、まず何から始めればよいですか? 看板・Googleビジネスプロフィール・ホームページの受付時間と休診日をそろえ、けがをした人が「今日行けるか」をすぐ判断できる状態にしてください。
Q2. 肩こりの患者を保険で受け入れてよいですか? 単なる肩こり・筋肉疲労は療養費の対象外と、厚労省・保険者の資料で示されています。対象外の相談は自費になることを施術前に説明してください。個別の判断は保険者や所管の窓口に確認してください。
Q3. 自費メニューをSNSで紹介してもよいですか? 院のSNS投稿は条件を満たすと広告として扱われ、自費メニューの名称や料金は広告可能な事項に含まれていません。自費の内容は院内掲示とホームページで示し、迷う表現は保健所などに確認してください。
Q4. 口コミを増やすにはどうすればよいですか? 施術に納得した方へ、見返りなしで実体験の投稿をお願いしてください。割引や特典と引き換えの依頼、スタッフにその場で書かせることはGoogleのポリシーで禁止されています。
Q5. 部活や企業との連携では何を伝えればよいですか? 施術の効果ではなく、受付時間・当日の受け入れ・場所・療養費の申請ができる旨を伝えてください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




