整骨院の広告は「肩こりが治る・保険OK」で目立たない|媒体5つの費用相場と依頼先|HolyTech
整骨院の広告を、リスティング広告/MEO/ポータル掲載/SNS(ショート動画)/チラシ・看板の5つで比較。費用相場、効く患者層、柔道整復師法の広告制限と整体院との違い、回数券・再来で測る指標、依頼先4分岐と契約前に聞く質問5つを整理。
結論から言います。整骨院の広告は「肩こり・腰痛が治る」「保険が使える」で目立たせるものではありません。整骨院(柔道整復師の施術所)は柔道整復師法で広告できる事項が限られ、効果の表現や、肩こり等にも保険が使えるかのような表現は出せないからです。媒体は5つ(リスティング広告/MEO/ポータル掲載/SNS(ショート動画)/チラシ・看板)あり、新患の数ではなく「回数券・再来につながった人1人あたりの費用」で比べます。
厚生労働省の衛生行政報告例では、柔道整復の施術所は令和6年末で50,924か所(前回の令和4年から8か所増)です。平成26年の45,572か所から増え、近年は横ばいです。弊社の商談でも、2〜3名体制の整骨院は「集客は紹介とホームページが中心で、Instagramは投稿しているが集客には使えていない」と話していました。
本記事は代理店・ポータルの実名ランキングを作らず、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、厚労省の公式資料と商談・支援実績(業種属性化)をもとに整理します。具体的な支援の流れは低価格特化のショート動画制作サービスの詳細をご覧ください。
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整骨院の広告5つの比較表|費用×効く患者層×規制×成果指標
| 選択肢 | 費用の目安(公開相場・2026年) | 効く患者層 | 広告の規制で注意する点 | 成果の指標 | 向く院 |
|---|---|---|---|---|---|
| リスティング広告 | 広告費 月5万〜50万円程度+運用手数料 | 急性の痛みで「地域名+整骨院」を今すぐ探す人 | 検索連動の広告は広告規制の対象。広告文は広告可能事項に限る | 新患数と、その後の再来数 | 駅前など競合が多く、すぐ新患を増やしたい |
| MEO(Googleビジネスプロフィール) | 自院運用なら無料。外注は月1万〜5万円程度 | 近所で「今日行ける院」を探す人 | 名称・時間・場所が中心。口コミを対価で集めない | 経路検索・電話の数 | 商圏が徒歩・自転車圏で、口コミを集める仕組みを作れる |
| ポータル・予約サイト掲載 | 月3万〜5万円程度。上位表示プランは50万円以上の例も | クーポンで比べる自費メニューの検討者 | 紹介ページは広告扱い。割引の過度な強調に注意 | クーポン客の回数券購入率 | 自費メニュー(整体・骨盤調整など)を伸ばしたい |
| SNS(Instagram・ショート動画) | 自院運用は人件費のみ。弊社は1本7,500円(税込)×月10本以上・初期費用0円 | 院長の人柄と説明を見て選ぶ慢性・自費の検討者 | 投稿も条件次第で広告扱い。技能・施術方法・効果を語らない | 予約数と回数券・再来数 | 院長が話せて、成果まで数ヶ月待てる |
| チラシ・看板 | チラシは制作3万円程度+配布1枚7〜8円。看板は2万〜30万円程度 | 徒歩圏の高齢層・通勤動線の人 | 紙も看板も広告。症状名・効果・「交通事故取扱い」は出せない | 反響数(チラシ持参・問い合わせ) | 商圏が狭く、高齢の患者が多い |
相場は出典で揺れます。2026年6月公開の接骨院向け解説ではリスティング広告が月5万〜20万円、2026年9月更新の整骨院向け解説では月10万〜50万円+運用手数料(広告費の20%)です。ポータル掲載とMEO外注の料金は会社・プランで変わるため、必ず各社の公式料金表で確認してください。リスティング広告の費用の内訳はリスティング広告代行の費用相場、MEOを自院で回す手順はMEO対策のやり方7ステップにまとめています。弊社に広告運用を任せる場合の運用手数料は広告費の20%です。
「肩こりが治る」「保険が使える」で目立てばよい、は誤り|整骨院の広告ルール
- 柔道整復師である旨・氏名
- 名称・電話・所在地
- 施術日・時間
- ほねつぎ(接骨)
- 療養費支給申請ができる旨(脱臼・骨折は医師の同意が必要な旨の明示が条件)
- 予約・休日夜間・出張・駐車設備など
- 施術の効果(「肩こり治る」を暗示するURLも不可)
- 「高い技術」「○○流」「○○のトレーナー」など技能・施術方法・経歴
- 「各種保険取扱い」「交通事故取扱い」
- 「どんなお客様も保険が使えます」
- 単なる肩こり・筋肉疲労に保険が使えるかのような表現
本記事の訂正ポイントです。「整骨院の広告は“肩こり・腰痛が治る”“保険が使える”で目立てばよい」は誤りです。整骨院の広告は柔道整復師法で広告できる事項が限られ、効果の表現や、慢性的な肩こり等にも保険が使えるかのような表現は出せません。整体院は法律上の資格に基づく施術ではないため、「治る」「治療」の表現にも注意が要ります。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)
https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799
・sns分析の例:「最強の料理アカウントみっけた#tiktok攻略 #snsマーケティング #ビジネ」(@shino_market)
https://www.tiktok.com/@shino_market/video/7479035565300567314

柔道整復師法第24条は、柔道整復の業務・施術所について「何人も」決められた事項以外を広告してはならないとしています。厚労省が2025年2月18日に示した「あはき・柔整広告ガイドライン」は、施術者・施術所だけでなく広告代理店やインフルエンサーも規制の対象と明記しました。リスティング広告・動画広告・SNS広告・施術所紹介サイトの紹介ページも広告の媒体に含まれます。
| 論点 | 整骨院・接骨院(柔道整復師の施術所) | 整体院(法的資格に基づかない施術) |
|---|---|---|
| 広告できる範囲 | 柔道整復師である旨・氏名、名称・電話・所在地、施術日・時間、ほねつぎ(接骨)、療養費支給申請ができる旨、予約・休日夜間・出張・駐車設備など | 柔道整復師法の制限は直接かからない。ガイドラインは虚偽・比較優良・費用の過度な強調を「掲載すべきでない」とする |
| 効果・症状の表現 | 施術の効果は広告可能な事項ではない。「肩こり治る」を暗示するURLも不可の例として示されている | 「腰痛」「膝の痛み」、慢性の「肩こり・疲労」への施術の表現は、広告・ウェブサイトに表現すべきでないとされる |
| 技能・経歴 | 「高い技術」「○○流」「○○のトレーナー」など、技能・施術方法・経歴は広告できない | 国家資格の業を行っていると誤認させる表示は不適切(写真・画像も同じ) |
| 保険の表示 | 療養費の対象は急性又は亜急性の外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫(肉ばなれを含む)。脱臼・骨折は医師の同意が必要な旨の明示が条件。単なる肩こり・筋肉疲労は対象外 | 健康保険(療養費)の対象ではない |
| 不可の例 | 「各種保険取扱い」「交通事故取扱い」「どんなお客様も保険が使えます」 | 「整骨院」と紛らわしい表示、症状名を並べたメニュー |
違反広告は行政指導が基本ですが、従わない・繰り返す場合は30万円以下の罰金が規定されています。自院のウェブサイトは原則として広告に当たりませんが、検索広告からリンクされたページは広告と一体で扱われ、自費施術は費用の幅・回数・主なリスクを示すことが求められています。法的判断は管轄の保健所に事前相談してください。SNS運用を外注しても規制の責任が発注側に残る点はSNS運用代行の法律は代行会社任せにできない、医療広告ガイドラインが関わる歯科の例は歯科の広告は「痛くない・No.1」で目立たないと比べると違いが分かります。
積み上がるのは「院長の説明」とMEO|新患ではなく回数券・再来で測る
広告で言える範囲が狭いからこそ、整骨院で積み上がるのは2つです。1つは院長が「保険が使える範囲・使えない範囲」と予約方法を正しく説明するショート動画、もう1つは院名・時間・場所が正確に載ったMEOです。整体院なら、院長の説明に加えて「施術の流れ」と「料金」を明示した動画が自費メニューの不安を下げます(症状名と効果の表現は使いません)。
実例:ポータル中心の整体院は、新患1人に約1万円かけていた 3〜4店舗を運営し、新規が月約130人の整体院では、新規の多くがポータルのクーポン(約5,000円)経由で、6回・12回の回数券は1回あたり約8,000円でした。新患1人の獲得に約1万円をかけ、来院者の半分ほどが5万〜10万円分の回数券を購入している状態です。弊社の商談では「新患1人の獲得費は、その人が院に支払う総額の20%程度に収める」を目安に置き、クーポン目当てで1回きりの人が増えると、新患数が増えても採算が悪化すると整理しました(数値は商談時の聞き取り・業種・商圏で差があります)。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
実例:広告・フィード・MEOを組み合わせた地域密着の医療業態 商圏が限られる地域歯科クリニックでは、教育用のフィード投稿をそのまま商圏向けのInstagram広告に流用し、Googleビジネスプロフィールの口コミ運用と組み合わせて口コミ94件・平均4.9まで積み上げました。この組み合わせは整骨院にも転用できますが、投稿の中身を広告可能事項の範囲に収めることが前提です(業種・商圏で差があります)。
測り方は「広告費÷回数券を買った人数(または3回以上来院した人数)」です。新患1人あたりの費用だけで比べると、クーポン型の媒体が安く見えます。新規客の数より導線を優先する考え方はインスタ集客のやり方7ステップ、ポータル依存から抜ける設計はサロン集客の方法7選が参考になります。
依頼先4分岐と見極める質問5つ
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 最重要1. 表現は誰が確認しますか(柔道整復師法・ガイドライン) | 広告可能事項の一覧で台本・広告文を確認する手順がある | 「審査に通れば大丈夫」 |
| 2. 保険(療養費)をどう表示しますか | 対象(外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫等)と医師の同意を正しく書く | 「保険適用」を大きく打ち出す |
| 3. 何を成果として報告しますか | 新患数に加え、回数券購入・再来まで追う | 表示回数・クリック数・新患数だけ |
| 4. 整骨院と整体院で表現をどう変えますか | 資格の有無で言える範囲が違うことを説明できる | 両方を同じ原稿で進める |
| 5. 治療院か近い業態の実績を数字で見せられますか | 許可を取った範囲で予約・再来への影響を示す | フォロワー数・いいね数の実績だけ |
| 依頼先 | 得意な媒体 | 費用の形 | 回数券・再来まで見るか | 向く院 |
|---|---|---|---|---|
| 治療院特化の集客コンサル・代理店 | ポータル・チラシ・リスティング | 月額固定か広告費の手数料 | 会社差が大きい | 複数院で、集客の型をまとめて入れたい |
| 総合代理店 | リスティング・Web広告全般 | 広告費の手数料+最低出稿額 | 新患の獲得単価までが多い | 月数十万円の広告費を継続できる |
| MEO専門会社 | Googleビジネスプロフィール | 月額固定(月1万〜5万円程度) | 経路検索・電話までが多い | 1院で、近隣検索から来る患者が中心 |
| SNS運用代行 | ショート動画・アカウント運用 | 月額固定か本数型 | 予約・LINE登録まで設計する会社がある | 院長が出演でき、自費メニューを伸ばしたい |
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 広告文・動画の表現は、柔道整復師法とガイドラインで誰が確認しますか | 広告可能事項の一覧で台本・広告文を確認する手順がある | 「審査に通れば大丈夫」 |
| 2. 保険(療養費)について、どう表示しますか | 対象(外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫等)と医師の同意を正しく書く | 「保険適用」を大きく打ち出す |
| 3. 何を成果として報告しますか | 新患数に加え、回数券購入・再来まで追う | 表示回数・クリック数・新患数だけ |
| 4. 整骨院と整体院で、表現をどう変えますか | 資格の有無で言える範囲が違うことを説明できる | 両方を同じ原稿で進める |
| 5. 治療院か近い業態の実績を数字で見せられますか | 許可を取った範囲で予約・再来への影響を示す | フォロワー数・いいね数の実績だけ |
質問1が最重要です。代理店も規制の対象のため、表現の確認手順を持たない依頼先は院のリスクになります。動画なら「誰が話すか」も聞いてください。弊社のショート動画170本の実測では、話者で再生数に2〜5倍の差が出ました(台本は「誰が話すか」で決まる)。
整骨院の広告を代行に頼むべき院・自院で回せる院
頼むべき院
- ポータルのクーポン客が多く、回数券購入や再来につながらない
- 自費メニューを伸ばしたいが、表現の線引き(効果・保険・資格)に不安がある
- 院長が出演でき、週に数十分を台本確認に割ける
自院で回せる院
- 紹介と近隣の口コミで予約が埋まり、再来も安定している
- 1〜2名体制で空き枠が少なく、MEOの情報更新だけで足りている
- 出演できる人がいない(まずGoogleビジネスプロフィールの名称・時間・写真の正確さから整えます)
まとめ:整骨院の広告は「言える範囲」と「回数券につながった人」で選ぶ
- 選択肢は5つ。リスティング広告は月5万〜50万円程度、MEO外注は月1万〜5万円程度、ポータル掲載は月3万〜5万円程度が公開相場の目安
- 整骨院は柔道整復師法で広告できる事項が限られ、効果・技能・経歴は出せない。療養費の対象は外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫等で、単なる肩こりは対象外。整体院は症状名と「治る」を使わない
- 積み上がるのは、院長が保険の範囲と予約方法を正しく説明する動画とMEO。成果は「広告費÷回数券を買った人数」で測る
- 依頼先は4分岐。最初に「表現は誰が確認しますか」と聞く
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よくある質問(FAQ)
Q1. 整骨院の広告費はいくらが相場ですか? 公開情報では、リスティング広告は月5万〜50万円程度(運用手数料は別)、MEO外注は月1万〜5万円程度、ポータル掲載は月3万〜5万円程度が目安です。各社の公式料金表で確認してください。
Q2. 「保険が使えます」と広告してよいですか? 療養費支給申請ができる旨は広告できますが、脱臼・骨折の施術の申請には医師の同意が必要な旨を明示する場合に限られます。「各種保険取扱い」「交通事故取扱い」は広告不可の例として示されています。単なる肩こり・筋肉疲労は療養費の対象外です。
Q3. 整体院なら「肩こり・腰痛が治る」と書いてもよいですか? 書かないでください。厚労省のガイドラインは、無資格者の広告でも「腰痛」「膝の痛み」や慢性の「肩こり・疲労」への施術の表現は、広告・ウェブサイトに表現すべきでないとしています。景品表示法の優良誤認にも注意が要ります。
Q4. SNSの投稿も広告規制の対象になりますか? 院へ誘引する意図があり、院が特定でき、一般の人が見られる状態の投稿は広告として扱われます。整骨院のアカウントでは、技能・施術方法・効果に触れない内容にし、判断に迷う場合は管轄の保健所に事前相談してください。
Q5. ショート動画は、どのくらいで予約につながりますか? 期間は院と商圏で差があり、一律には言えません。予約数に加え、回数券購入と3回以上の来院の数で判断してください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




