YouTubeのハッシュタグの効果は数で決まらない|公式ルールと企業が毎回付ける3つ|HolyTech
YouTubeのハッシュタグの効果を、説明欄・タイトル・ショート・自社名・地名の置き場所別に比較。公式ヘルプのルール(タイトルに出るのは3つまで・60個超で全て無効)、動画タグとの違い、企業チャンネルが毎回同じ表記で付ける3つ、外注時の費用と質問5つを整理します。
結論から言います。YouTubeのハッシュタグは、付ける数を増やしても再生は増えません。YouTube公式ヘルプは過剰なタグ付けと動画に関係のないハッシュタグを制限の対象にしており、60個を超えるとすべて無効になります。効果があるのは「同じテーマの自社動画を束ね、自社名・地名・シリーズ名で探す人に見つけてもらう」使い方です。企業チャンネルは、その3つを毎回同じ表記で付けてください。
弊社の現場も「数」より「固定」です。弊社が支援した会計事務所系のYouTubeチャンネルでは、ロング動画の説明欄に付けるハッシュタグを「#公認会計士 #税理士 #経営 #財務」の4つに固定しました。相続不動産を専門に扱う不動産仲介会社のチャンネルでは、投稿時に「説明欄にタイトルと同じ文章を入れる」「動画タグに使うワードを入れる」「特に優先したいワードだけを説明欄にハッシュタグで2〜3個」の3点を決まりにしています。
本記事では、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、企業・店舗のYouTube担当者向けに、置き場所ごとの効き方・公式ルール・毎回付ける3つ・外注の費用と見極め方を整理します(仕様は2026年10月時点のYouTube公式ヘルプで確認できた範囲)。運用を任せる選択肢はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)で確認できます。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
YouTubeのハッシュタグの効果を置き場所別に比較|効く場面×効かない場面×公式ルール
まず公式の仕様です。YouTubeヘルプ「ハッシュタグを使用してプレイリストや動画を探す」によると、ハッシュタグはタイトルか説明欄で「#」を入力して付けます。説明欄に付けたハッシュタグのうち「最も興味を引くとみなされたハッシュタグが3つまで」動画のタイトル部分に表示されます。タイトルや説明欄のハッシュタグはリンクになり、同じハッシュタグが付いた動画・プレイリストの検索結果ページにつながります。
| 置き場所・使い方 | 効く場面 | 効かない場面 | 公式ルール(確認できた範囲) | 企業チャンネルでの使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 説明欄にまとめて付ける | 自社名・シリーズ名をクリックした人に、同じ表記の過去動画を並べて見せたいとき | 一般的な語(例:#ビジネス)だけを並べたとき。他の投稿者の動画に埋もれる | タイトルに表示されるのは最大3つ。60個を超えると全て無効 | 毎回同じ3〜4個を固定し、表記ゆれを作らない |
| タイトルの中に入れる | 地名・ブランド名など、タイトルの一部として自然な語 | タイトル前半の訴求が押し出されるとき | タイトルにも「#」で付けられる | タイトルは検索語と訴求に使い、ハッシュタグは原則説明欄に置く |
| ショート動画に付ける | シリーズ名を毎回付け、同じ企画を続けて見てもらいたいとき | 付ければショートとして扱われる、という期待 | ショートのアップロード条件は「3分以内」「正方形または縦長」。入力時に過去のアップロード等に基づく候補が出る | 前回と同じハッシュタグを候補から選び、表記をそろえる |
| 自社名・ブランド名のハッシュタグ | 指名で探す人に、自社動画だけが並ぶページを見せたいとき | 自社名の知名度が低く、まだ誰も探していないとき | スペースは入れられない(2語は連結) | 社名・商品名の表記(全角・半角・カナ)を1つに決める |
| 地名・シリーズ名のハッシュタグ | 店舗・士業・不動産など商圏が決まっている業種 | 全国向けの商材で、地名と内容が関係しないとき | 動画と直接関係のないハッシュタグは削除の原因になる | 「地名+業種」か「シリーズ名」を1つ、内容と一致するときだけ付ける |
| 動画タグ(Studioの「タグ」欄) | 社名・商品名がスペルを間違えられやすいとき | 検索順位を上げる目的 | 検索時にはタイトル・サムネイル・説明の方が重要で、タグの役割はごく小さい | 表記ゆれ・略称を入れる補助に限る |
ハッシュタグは「入口を増やす装置」ではなく「出口をそろえる目印」です。クリックした人が見るのは同じハッシュタグの付いた動画一覧なので、自社だけが使う表記を固定すれば、その一覧は自社動画で埋まります。一般語は、他社の動画の中に自社が1本混ざるだけです。
「たくさん付けるほど再生が増える」は誤り|公式ヘルプが制限する付け方4つ
本記事の訂正ポイントです。「YouTubeはハッシュタグをたくさん付けるほど検索に出て再生が増える」は誤りです。公式ヘルプは付けすぎと無関係なタグを制限の対象としており、ハッシュタグは再生数を増やす装置ではありません。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・プロと素人の比較の例:「プロと素人の比較動画を提示、その違いを視聴者に見せて権威付けしつつ、 何が違うの」(@takamatsu_cookingteacher)
https://www.tiktok.com/@takamatsu_cookingteacher/video/7467128173650644231

公式ヘルプで確認できた制限は次の4つです。
1. 大量に付ける:関連性の低いコンテンツが表示される原因になるとして、付けすぎないよう求めています。1本に60個を超えるハッシュタグを付けると、その動画のハッシュタグはすべて無効になります 2. 動画と直接関係のない語を付ける:誤解を招くものとして、動画の削除の原因になります。話題の語を内容と無関係に付ける運用はここに該当するおそれがあります 3. 説明欄にタグや同じ文章を並べる:ハッシュタグ以外の説明的なタグや、同じ文章の繰り返しを説明欄に入れることは禁止されています。タグのヘルプでも「動画の説明にタグを過度に追加すると、スパム、欺瞞行為、詐欺の禁止に関するポリシーに違反する」と明記されています 4. 不適切な語:嫌がらせ・ヘイト・性的・冒とく的な語は削除や年齢制限につながります
弊社の運用でも、数を増やす指示は出していません。弊社代表は、会計事務所系のクライアントからショート動画の運用方法を聞かれた際、TikTokについて「コメント、ハッシュタグは特に不要です」と回答しています。再生を左右するのは動画そのものだからです。弊社のショート動画170本の実測では、誰が話すかで再生数に2〜5倍の差が出ており、CTAを後半に置いた動画は再生数が6.5倍でした(業種で差があります)。ハッシュタグを増やすより、話す人と構成を直す方が数字は動きます。弊社の支援内容と実績はショート動画運用代行の実績・料金プラン(サービス詳細)にまとめています。
一方で、ハッシュタグを付けるなら「リンクとして機能しているか」は確認します。整骨院のショート動画運用で、公開後に一部のハッシュタグがリンクになっていない(反応していない)ことに気づいて設定し直した例がありました。公式ヘルプのとおりハッシュタグの途中にスペースは入れられないため、2語を区切った表記はリンクになりません。公開直後に、ハッシュタグが押せる状態かを1回タップして確かめてください。
企業チャンネルが毎回同じ表記で付ける3つ|自社名・地名・シリーズ名
| 枠 | 中身 | 表記ルール | 例(会計事務所系チャンネル) |
|---|---|---|---|
| 固定 1 | 自社名・ブランド名 | 全角・半角、カナ・英字を1つに決めて運用ルールに書く。2語は連結 | 事務所名 |
| 固定 2 | 地名または専門領域 | 内容と一致するときだけ付ける(全国向け動画に地名は付けない) | #公認会計士 #税理士 |
| 固定 3 | シリーズ名 | 企画ごとに1つ作り、毎回同じ表記で付ける | 「〇分でわかる〇〇」など |
| 可変 | その回の1〜2個 | 動画ごとに替えるのは1〜2個まで。内容に合わせる | #経営 #財務 など |
基本は「自社名」「地名または専門領域」「シリーズ名」の3つで、動画ごとに替えるのは1〜2個までです。公式ヘルプのとおりタイトルに表示されるのは最大3つなので、固定の3つが表示枠とも一致します。
| 業種 | 自社名・ブランド名 | 地名または専門領域 | シリーズ名・動画ごとの1個 |
|---|---|---|---|
| 会計事務所・税理士事務所 | 事務所名 | #公認会計士 #税理士 | #経営 #財務 など内容に合わせて1個 |
| 不動産仲介(相続・売却) | 社名またはチャンネル名 | 「エリア名+不動産売却」 | 相続不動産・売却査定など、その回の優先ワード |
| 美容室・理容室 | 店名+style などの独自表記 | 駅名・エリア名 | 髪型・メニュー名 |
| BtoBメーカー | 社名・製品名 | 業界名・用途 | 「導入事例」「工場見学」などシリーズ名 |
表は弊社の運用での考え方を一般化した例です。メンズ理容室の運用では、スタイル写真の過去投稿に「店名+style」の共通ハッシュタグを付け、公式LINEのメニューからその一覧に飛べるようにしました(Instagramでの設計ですが、同じ表記の投稿を束ねる考え方はYouTubeでも同じです)。
決め方は3手順です。
1. 表記を1つに決める:社名の全角・半角、カナ・英字を固定し運用ルールに書く。2語は連結する 2. シリーズ名を作る:「〇分でわかる〇〇」など企画ごとに1つ作る。過去動画をまとめて見せるならYouTube再生リストの作り方とあわせて設計します 3. 地名・専門領域は内容と一致するときだけ付ける:全国向けの動画に地名を付けると「直接関係のないハッシュタグ」になるおそれがある
前述の不動産仲介会社のチャンネルは、再生数を追わず「相続税 不動産」などで検索する売主に絞って動画を作り、4年前の動画が今も検索上位に表示されています。ハッシュタグは優先ワード2〜3個だけです。検索する人が少ない専門領域ほど、表記をそろえて同じテーマの動画を束ねる効果が出やすくなります(業種・商圏で差があります)。
ハッシュタグより先に直すもの|タイトル・説明・サムネイルとの役割分担
ハッシュタグの見直しは、優先順位の4番目です。公式ヘルプ「YouTube動画にタグを追加する」は、「動画の検索時には、動画のタイトル、サムネイル、説明などのメタデータのほうがタグよりも重要な役割を果たします」としています。直す順番は次のとおりです。
1. タイトル:検索語を前半に入れる。上限100字と表示される文字数はYouTubeタイトルの文字数は上限100字で場所別に整理しています 2. サムネイル:タイトルと同じ訴求を一目で伝える 3. 説明欄の冒頭:要点と検索語を文章で書く。タイトルと同じ文章を先頭に置く方法もあります 4. ハッシュタグ:固定の3つ+その回の1〜2個を説明欄の末尾に置く 5. 動画タグ:社名の略称・表記ゆれだけを入れる
おすすめ・関連動画に表示される仕組みは、ハッシュタグとは別に考えます。ロング動画とショートで評価の仕組みがどう違うかはYouTubeアルゴリズムの仕組みにまとめています。ハッシュタグは、自社の動画を一覧で見せる整理の道具と位置づけてください。
ハッシュタグ設計を外注すべき企業・自社で回せる企業と、依頼先に聞く質問5つ
ハッシュタグだけを単独で外注する必要はありません。タイトル・説明欄・サムネイルと一緒に設計される業務です。YouTube運用代行の公開相場は業務範囲で大きく変わり、公開されている解説記事では月数万円から200万円までの幅があり、企画から編集・投稿までをまとめて任せる場合は月20万〜50万円が目安とされています(2026年10月時点の公開情報)。詳しい料金表はYouTube運用代行の費用相場で比較しています。
外注すべき企業
- 投稿担当が毎回変わり、社名やシリーズ名の表記がそろっていない
- 専門領域(士業・不動産・BtoB製品など)で、検索語の選定から動画を作りたい
- 月に複数本を投稿し、タイトル・説明欄・ハッシュタグのルールを型にしたい
自社で回せる企業
- 投稿担当が1人に固定され、表記ルールを1枚の資料で共有できる
- 月の投稿本数が少なく、毎回の設定を担当者が確認できる
外注するなら、次の5つを聞いてください。
1. ハッシュタグの数をどう決めますか。公式ヘルプのルールを踏まえていますか 2. 社名・シリーズ名の表記ルールを最初に決め、資料にして渡してもらえますか 3. ハッシュタグより先に、タイトル・サムネイル・説明欄の冒頭をどう設計しますか 4. 成果を再生数だけでなく、検索からの流入や問い合わせ・LINE登録まで報告しますか 5. 公開後にハッシュタグがリンクとして機能しているかを、誰がいつ確認しますか
1に「多く付けるほど伸びます」と答える会社は、公式ルールを確認していません。
まとめ:YouTubeのハッシュタグは数ではなく表記の固定で効かせる
- 説明欄のハッシュタグのうちタイトル部分に出るのは最大3つ。60個を超えると全て無効(YouTube公式ヘルプ)
- 付けすぎ・動画と無関係な語・説明欄へのタグの羅列は、公式ヘルプで制限の対象
- 効果は「同じテーマの自社動画を束ねること」。自社名・地名(専門領域)・シリーズ名の3つを毎回同じ表記で付ける
- 動画タグの役割はごく小さく、先に直すのはタイトル・サムネイル・説明欄の冒頭
- 再生数を動かすのは動画の中身。話す人で再生数に2〜5倍の差(弊社170本の実測・業種で差があります)
表記ルールまで決めたショート動画1本を無料で試し、自社の数字で確かめてください
弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にお任せいただけます(月10本以上・4ヶ月以上)。投稿時のタイトル・説明欄・ハッシュタグの表記ルールも、運用の中で一緒に決めます。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本の無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみです(成果は業種・商圏で差があります)。ご相談は公式LINEまたは無料相談の予約から承ります。
動画:2025最新アルゴリズム!YouTubeのビジネス活用における裏技を徹底解説!現場の最前線で使っています
よくある質問(FAQ)
Q1. YouTubeのハッシュタグは何個付けるのが最適ですか? 公式ヘルプに「最適な個数」の記載はありません。タイトル部分に表示されるのが最大3つ、60個を超えると全て無効という仕様から、弊社は自社名・地名(専門領域)・シリーズ名の3つを固定し、その回の内容に合わせた1〜2個を足す運用をおすすめしています。
Q2. ハッシュタグを付けると再生回数は増えますか? ハッシュタグだけで再生回数が増えるとは言えません。ハッシュタグはクリックした人に同じハッシュタグの動画一覧を見せる目印です。再生数は動画の中身で決まり、弊社の170本の実測では話す人の違いで2〜5倍の差が出ました(業種で差があります)。
Q3. ショート動画に「#Shorts」を付けないとショートとして扱われませんか? 2026年10月時点の公式ヘルプでは、ショートとしてアップロードする条件は「3分以内」「正方形または縦長」の2つで、ハッシュタグは条件に挙げられていません。
Q4. ハッシュタグと動画タグ(タグ欄)はどう使い分けますか? ハッシュタグは表示され、同じハッシュタグの動画一覧につながります。動画タグは視聴者に見えず、公式ヘルプは検索時の役割を「ごく小さなもの」としています。社名の略称や表記ゆれを入れる補助に使います。
Q5. YouTubeのハッシュタグ設計だけを代行会社に頼めますか? タイトル・サムネイル・説明欄の設計と一緒に依頼する方が効果を確かめやすくなります。公式ルールを踏まえた個数の決め方と、表記ルールを資料で渡してもらえるかを確認してください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




