ホテルのマーケティング会社はOTAの順位で選ばない|直販比率で比べる依頼先5分岐と費用相場|HolyTech
ホテルのマーケティング会社を、宿泊特化のマーケ会社/総合広告代理店/SNS運用代行/インフルエンサー・インバウンドPR会社/OTA運用支援の5分岐で比較。費用の形と公開相場、直販比率・客単価・稼働率・訪日客のどれに効くか、OTA手数料の幅、契約前に聞く質問5つを整理。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
結論から言います。ホテル・旅館の集客は「OTA(オンライン旅行予約サイト)の掲載順位」だけでは決まりません。OTAは送客力がある一方、予約ごとに手数料がかかります。マーケティング会社に頼むときは「自社サイト予約(直販)の比率を何%に上げるか」を目的に置き、SNSは“泊まる理由(体験・周辺の過ごし方)”を見せて自社サイトへ流す役に使います。依頼先は5分岐あり、月額の安さではなく「どの指標に効くか」と「自社に必要な体制」で選びます。
市場は伸びています。観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年確定値(2026年7月公表)では、延べ宿泊者数は6億6,111万人泊(前年比+0.3%)、うち外国人は1億7,992万人泊(同+9.4%)、日本人は4億8,118万人泊(同-2.7%)でした。客室稼働率は全体61.6%に対し、旅館38.2%・リゾートホテル56.9%・ビジネスホテル75.3%です。JNTOの訪日外客数は2025年が4,268万3,600人(2026年1月公表の推計値)で過去最高、ただし2026年8月は309万8,900人(推計値)と前年同月比9.6%減でした。訪日客だけに頼らず、日本人の直販も同時に取りに行く設計が要ります。
本記事はマーケティング会社の実名ランキングを作らず、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが公的統計と支援実績(業種属性化)をもとに整理します。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
ホテルのマーケティング会社は5分岐|費用の形×効く指標×社内体制の比較表
月5万〜12万円
月20万〜50万円
月50万〜100万円以上
月10万〜30万円
月50万円以上の例も
1本7,500円(税込)×月10本以上=月7万5,000円〜/初期費用0円
同じ「ホテルのマーケティング会社」でも、料金の取り方と効く指標がまったく違います。
| 依頼先 | 費用の形と公開相場(2026年) | 何に効くか | 必要な社内体制 | 向いている施設 |
|---|---|---|---|---|
| 宿泊特化のマーケ会社(OTA運用・レベニューマネジメント) | 月額固定。ライト月5万〜12万円、標準月20万〜50万円、包括支援は月50万〜100万円以上 | 稼働率・客単価(料金と在庫の最適化) | 料金を決める決裁者と、予約データの共有 | OTA経由が大半で、料金を勘で決めている施設 |
| 総合広告代理店 | 広告費+手数料+制作費(料率は会社ごと) | 認知・指名検索・自社サイト予約 | 月単位の広告予算と、自社サイトの予約エンジン | 客室数が多く、年間で広告予算を組める大型施設 |
| SNS運用代行(ショート動画) | 宿泊施設向けは月10万〜30万円、訪日強化の大規模施設は月50万円以上の例も | 直販比率・指名(泊まる理由を見せて自社サイトへ) | スタッフの出演と、撮影素材の提供・確認 | 体験・料理・周辺の過ごし方で選ばれる中小規模 |
| インフルエンサー・インバウンドPR会社 | 起用ごとの見積もり(起用者・媒体で大きく変動) | 訪日客の認知・特定の国の市場 | 多言語の予約・問い合わせ対応と、PR表記の管理 | 訪日比率を上げたく、受け入れ体制がある施設 |
| OTAの運用支援・コンサル | 月額固定が中心(上記のライト帯に入る例が多い) | OTA内の露出・口コミ・短期の稼働率 | OTA管理画面の権限と、プラン更新の手 | 開業直後など、今すぐ空室を埋めたい施設 |
| 弊社(比較軸の1つ) | ショート動画1本7,500円(税込)×月10本以上=月7万5,000円〜。初期費用0円 | 直販比率・指名。プロフィール→自社サイト・LINEの導線まで設計 | 撮影素材の提供・確認・承認の3点 | スタッフが話せ、自社サイト予約を増やしたい施設 |
相場は出典で揺れます。旅館・ホテル向けWebコンサル会社の比較記事(2026年9月更新)はライト月5万〜12万円・スタンダード月20万〜50万円・包括月50万〜100万円以上、宿泊施設向けSNS運用代行の解説は月10万〜30万円が相場としています。業種を問わないSNSマーケ会社の分け方はSNSマーケティング会社は5類型、月額でなく1件あたりの獲得単価で比べる考え方は集客代行の費用相場を5系統で比較にまとめています。同じ月額なら「直販比率・客単価・稼働率・訪日客のどれを何%動かすか」で比べてください。
「OTAの掲載順位で決まる」は誤り|手数料を払い続ける構造を見る
海外系 12〜18%
本記事の訂正ポイントです。「ホテルの集客はOTAの掲載順位で決まる」は誤りです。OTAは送客力がある一方で、予約ごとに手数料がかかります。マーケティング会社には「OTAの順位を上げること」ではなく「自社サイト予約(直販)の比率を何%に上げるか」を目的として渡してください。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)
https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799
・プロと素人の比較の例:「プロと素人の比較動画を提示、その違いを視聴者に見せて権威付けしつつ、 何が違うの」(@takamatsu_cookingteacher)
https://www.tiktok.com/@takamatsu_cookingteacher/video/7467128173650644231

OTAの手数料は公開情報で幅があります。宿泊施設向けの解説(2026年1月時点)では、基本手数料は国内系で8〜10%、海外系で12〜18%。ここにポイント負担・クーポン・事前決済・販促プログラムの費用が乗り、実質15〜20%前後になる例が多いとされます。単価2万円の予約1件なら、実質15〜20%で3,000〜4,000円です。OTA経由の宿泊売上が年5,000万円の施設なら、年750万〜1,000万円を手数料として払う計算になります。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
| 予約経路 | 強み | 弱み | マーケ会社に渡す指標 |
|---|---|---|---|
| OTA | 初めての客・訪日客に届く送客力 | 予約ごとの手数料。価格で並べて比べられる | 稼働率、OTA内の口コミ評価 |
| 自社サイト(直販) | 手数料がかからず、顧客データが残る | 自社で集客しないと予約が来ない | 直販比率、自社サイトの予約数 |
| SNS→自社サイト・LINE | 「泊まる理由」で選ばれ、価格比較から外れる | 投稿の本数と継続が要る | プロフィール→予約ページの移動数 |
| 電話・リピート | 常連の再訪。単価が安定 | 新規が増えない | 再訪率、LINE登録者からの予約数 |
OTAをやめる話ではありません。初めての客はOTAで見つけ、2回目以降と「この宿に泊まりたい」客を自社サイトで受ける。マーケティング会社の提案が「OTAの順位対策」だけで終わるなら、手数料を払い続ける構造は変わりません。
SNSは「泊まる理由」を見せて自社サイトに流す|旅行会社の実例
・価格で並べて比べられる
・その宿ならではの理由が伝わりにくい
・「泊まる理由」で選ばれ、価格比較から外れる
・撮影例:チェックインから翌朝の朝食まで/スタッフが案内する周辺の過ごし方
1本約500万再生(大型連休の時期)
SNSが直販に効くのは、客室の写真ではなく「そこで過ごす1日」を見せたときです。客室写真はOTAにも並び、価格で比べられます。体験・料理・周辺の過ごし方は、その宿にしかありません。
実例:旅行の“思い出”を動画の形式にした旅行会社 弊社が支援した特定地域に特化した旅行会社では、旅行中の家族連れに使い捨てフィルムカメラを渡し、後日現像した写真を動画にする企画で、1本約500万再生(大型連休の時期)を記録しました。動画の後はLINEに登録してもらい、4つの質問に答えるとプランを提案する診断から自社の予約ページへ直接つなぐ導線です(業種・商圏で差があります)。詳細は旅行会社のSNS集客成功事例にあります。ホテルなら「チェックインから翌朝の朝食まで」「スタッフが案内する周辺の過ごし方」を同じ発想で撮れます。
参考:赤字のホテル再建を“挑戦”として見せる公開アカウント 弊社がセミナーで紹介している他社の公開アカウントには、赤字のリゾートホテルの再建を任された出演者が、稼働率や従業員数の現状を正直に話し、課題を1つずつ克服する過程を連載するものがあります。視聴者に施設名を決めてもらうなど、見る人を巻き込む構成です。宿の「人」と「過程」にファンがつくと、比較サイトの順位とは別の理由で予約が入ります。
話し手で数字は変わります。弊社のショート動画170本の実測では、誰が話すかで再生数に2〜5倍の差が出ました(台本は「誰が話すか」で決まる)。訪日客向けには、リールの自動翻訳の使い方をインバウンド集客はリールAI翻訳で変わる、海外インフルエンサー起用の手順とステマ規制を中国人インフルエンサーの起用手順で整理しています。観光の繁忙期と撮影日程の組み方は札幌の映像制作会社の発注先5分岐も参考になります。
ホテルのマーケティング会社に聞く質問5つ|目的・手数料・導線・体制・報告
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 直販比率を、いつまでに何%から何%へ動かしますか | 現状の予約経路別の内訳を聞いたうえで、目標と期間を数字で出す | 「OTAの順位を上げます」で目的が終わる |
| 2. OTAの実質手数料を、いくら減らす計画ですか | 年間の手数料額を試算し、直販に移す予約数と費用を比べる | 手数料の話が出ない。広告費だけが増える |
| 3. SNSから予約までの導線をどう作りますか | プロフィール→自社サイト・LINE→予約ページの流れと、測る数字を決めている | 投稿とフォロワー増加だけで、予約ページへの導線がない |
| 4. 撮影と出演は誰がしますか。宿泊客の写り込みは | スタッフ出演の台本と撮影の段取りがあり、宿泊客は映さないか書面で同意を取る | 月1回の撮影だけで素材が尽きる。客の顔の扱いが曖昧 |
| 5. 報告で何を数えますか | 直販の予約数・客単価・プロフィール→予約ページの移動数で報告する | 報告が再生数・いいね数のみ |
訪日客向けの施策を頼む場合は、多言語での問い合わせ・キャンセル対応を誰が担うかも先に決めてください。契約書で見るべき条項(最低契約期間・素材の帰属・解約)はSNS運用代行の契約書の確認10項目にあります。
ホテルのマーケティング会社を頼むべき施設・頼まなくてよい施設
| 施設の状況 | 判定 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 予約の大半がOTA経由で、手数料の年額を把握したことがない | 頼むべき | 自施設の明細で手数料の年額を確認し、直販比率の目標を数字で置く |
| 稼働率は埋まっても客単価が上がらず、値下げで部屋を埋めている | 頼むべき | 客単価を動かす指標として渡す |
| 料理・温泉・周辺の体験など、写真1枚では伝わらない「泊まる理由」がある | 頼むべき | SNSで「そこで過ごす1日」を見せ、自社サイト・LINEへ流す |
| スタッフや支配人の中に、カメラの前で話せる人が1人以上いる | 頼むべき | スタッフ出演の台本と撮影の段取りを依頼先に確認する |
| 常連と法人契約で稼働が埋まり、新規の予約を増やす必要がない | 頼まなくてよい | 現状維持でよい |
| 自社サイトに予約機能がなく、作る予定もない | 頼まなくてよい | 先に予約エンジンを整える |
| 料金設定が課題の中心で、レベニューマネジメントの見直しが先 | SNSは後回し | 宿泊特化のマーケ会社に料金と在庫の最適化を頼む |
| 撮影の確認・承認を社内で誰も担えない | 頼まなくてよい | 確認・承認の担当が決まるまで見送る |
頼むべき施設
- 予約の大半がOTA経由で、手数料の年額を把握したことがない
- 稼働率は埋まっても客単価が上がらず、値下げで部屋を埋めている
- 料理・温泉・周辺の体験など、写真1枚では伝わらない「泊まる理由」がある
- スタッフや支配人の中に、カメラの前で話せる人が1人以上いる
頼まなくてよい施設
- 常連と法人契約で稼働が埋まり、新規の予約を増やす必要がない
- 自社サイトに予約機能がなく、作る予定もない(先に予約エンジンを整えるのが順番です)
- 料金設定が課題の中心で、SNSより先にレベニューマネジメントの見直しが要る(この場合は宿泊特化のマーケ会社が向きます)
- 撮影の確認・承認を社内で誰も担えない
まとめ:ホテルのマーケティング会社は「直販比率」で選ぶ
- 依頼先は5分岐。宿泊特化のマーケ会社は月5万〜100万円以上、SNS運用代行は月10万〜30万円が公開相場の中心
- OTAの実質手数料は15〜20%前後になる例が多い。目的は「OTAの順位」でなく「直販比率を何%に上げるか」
- SNSは客室写真でなく、体験・料理・周辺の過ごし方で「泊まる理由」を見せ、自社サイトとLINEに流す
- 見極めは質問5つ。最初に「直販比率をいつまでに何%動かすか」を聞く
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よくある質問(FAQ)
Q1. ホテルのマーケティング会社の費用はいくらが相場ですか? 公開情報では、宿泊特化のマーケ会社でライト月5万〜12万円、標準月20万〜50万円、包括支援は月50万〜100万円以上と幅があります。宿泊施設向けSNS運用代行は月10万〜30万円が中心です。弊社は1本7,500円(税込)×月10本以上・初期費用0円です。
Q2. OTAの手数料はどのくらいかかりますか? 基本手数料は国内系で8〜10%、海外系で12〜18%とする解説が多く、ポイント・クーポン・事前決済の負担を含めると実質15〜20%前後になる例があります。契約内容で変わるため、自施設の明細で年額を確認してください。
Q3. OTAをやめて自社サイトだけにすべきですか? おすすめしません。OTAは初めての客や訪日客に届く送客力があります。初回はOTAで見つけてもらい、再訪と「この宿に泊まりたい」客を自社サイトで受ける配分にし、直販比率の目標を数字で置いてください。
Q4. 訪日客を増やすには、どの依頼先が向いていますか? 特定の国に届けたいならインフルエンサー・インバウンドPR会社、OTA経由の訪日予約を増やすならOTA運用支援が候補です。訪日客数は2026年8月に前年同月比9.6%減(推計値)と月で揺れるため、日本人の直販と並行して進めてください。
Q5. SNSで予約が増えるまで、どのくらいかかりますか? 期間は施設と地域で差があり、一律には言えません。再生数ではなく、プロフィールから自社サイトの予約ページへの移動数と直販の予約数で判断してください。弊社の旅行会社の支援では1本約500万再生の実績があります(業種・商圏で差があります)。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




