展示会の動画制作会社はブースの1本で選ばない|依頼先5分岐の費用と会期前・中・後の配分|HolyTech
展示会の動画制作会社を、ブース施工会社の映像オプション/映像制作会社/イベント映像専門/フリーランス/ショート動画の本数型の5分岐で「費用×用途×納期」から比較。2026年の公開相場、会期前・中・後の予算配分表、出展日から逆算する日程、質問5つを整理。
結論から言います。展示会の動画は「ブースで流す1本」を作れば済むものではありません。通路を歩く来場者が画面を見るのは数秒です。ループ映像は「音なしで、数秒で何の会社か分かる」設計にし、商談化を左右する会期前の告知と会期後のフォローの短尺にも予算を割る。1本の大作より「会期前・会期中・会期後」の3場面で配分してから、依頼先を選びます。
展示会動画の公開相場は、30秒〜1分の実写で15万円前後から、ブランディング寄りの会社紹介で200万円超まで幅があります。総額だけで比べると「ブースの1本にいくら掛けるか」の話に閉じ、会期の前後が抜け落ちます。本記事は制作会社・展示会の実名を出さず、依頼先5分岐の比較表、2026年の公開相場、3場面の予算配分表、出展日からの逆算、質問5つをまとめました。SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、公開情報と弊社の商談・運用実績(業種属性化)をもとに書きます。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
展示会の動画制作会社5分岐|費用×用途×納期×向く企業
同じ「展示会の動画」でも、依頼先によって得意な場面が違います。次の表で「どの場面の動画を買うのか」を揃えてください。
| 依頼先 | 費用レンジ(公開相場・2026年) | 得意な用途 | 納期の目安 | 実績の見方 | 向く企業 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブース施工会社の映像オプション | ブース施工とまとめた個別見積。ブース用プロモ30〜60秒で30万〜80万円の公開例 | ループ映像・モニター設計 | 2〜4週 | ブース全体の写真と映像が一体で見られるか | 初出展で、施工と映像の窓口を1つにしたい |
| 映像制作会社 | 1分50万〜100万円、会社紹介は1分30万〜80万円。ブランド動画は80万〜250万円 | 製品紹介・会社紹介・デモ | 4〜8週 | 展示会以外(Web・営業)へ転用した事例があるか | 同じ動画を営業資料やWebでも数年使う |
| イベント映像専門(記録・ライブ配信) | 記録撮影は1日10万〜20万円+編集2万〜20万円。ライブ配信は10万〜70万円 | 会期中の記録・登壇の配信 | 会期当日+編集1〜2週 | 会場の騒音下での収録・配信の実績 | 自社ブースでセミナーや発表会を行う |
| フリーランス | 個別見積(展示会用途の公開相場は確認できず) | 撮影・編集の単発 | 本人の稼働次第 | 同じ型の作品があるか・代わりの人がいるか | 素材と構成が社内で決まっている |
| ショート動画の本数型(弊社は比較軸の1つ) | 1本7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上・初期費用0円 | 会期前の告知・会期後のフォロー・SNS | 1本単位 | 縦型短尺の再生と問い合わせの数字 | 年に複数回出展し、展示会とSNSをつなげたい |
違いは「1本の完成度」と「会期の前後まで手が届くか」です。大型モニターで流す横長のループ映像や、会場からのライブ配信は、制作会社・イベント映像専門のほうが向きます。弊社は縦型ショートの運用代行が本業で、契約は月10本以上・4ヶ月以上のため、年1回だけの出展なら条件が合いません。PR動画の用途別相場はPR動画制作会社は「1本の大作」で選ばない、依頼前に決める5点は映像制作の依頼は会社選びから始めないで整理しています。
展示会動画の費用相場|種類・尺・場面の公開値
公開相場はソースで幅があります。いずれも2025〜2026年に更新された制作会社の公開解説です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288
・社長の例:「社長の1日の流れを密着していく。」(@misaki_vlog7)
https://www.tiktok.com/@misaki_vlog7/video/7571308736694734101

| 区分 | 公開されている値 | 出典の種類・更新 |
|---|---|---|
| 全体 | 40万〜200万円 | 制作会社の公開解説(2026年5月) |
| 尺別(実写) | 30秒〜1分 15万〜30万円/2〜3分 30万〜60万円/5分以上 80万〜100万円超 | 制作会社の公開解説(2026年1月) |
| 用途別 | ブース用プロモ30万〜80万円/商品・サービス紹介50万〜150万円/導入事例・インタビュー40万〜120万円/実演・デモ50万〜130万円 | イベント制作会社の公開解説(2026年5月) |
| 記録・配信 | 撮影1日10万〜20万円/ライブ配信 小規模10万〜30万円・中規模30万〜70万円 | 制作会社の公開解説(2026年1月) |
同じ「1分」でも15万円の例と100万円の例が並びます。差を生むのは尺ではなく、撮影日数・出演者・アニメーションの有無・修正回数です。相場の目安として、制作期間は4〜8週を標準とする解説が多く、アニメーションやロケ撮影が入ると延びます。見積の内訳の読み方は動画制作の見積もりは最安に頼まないを参照してください。
市場の規模感も押さえておきます。日本展示会協会の実績調査(2021年1月発表)では、2019年に国内で開催された展示会は603件、うちBtoBが565件(約93.7%)、出展社・団体は77,041、来場者は約749万人でした。日本イベント産業振興協会の推計(2025年6月発表)では、2024年のイベント産業全体は2兆8,535億円と2019年の約1.1倍に戻った一方、大型展示会・見本市が中心の区分は2019年比84.9%にとどまっています。出展の機会は戻っても、1回の出展で取れる商談は限られる。だから会期の前後まで使い切る設計が効きます。
展示会の動画はブースの1本で終わらない|会期前・中・後の予算配分
本記事の訂正ポイントです。「展示会の動画はブースで流す1本を作ればよい」は、出展準備の都合です。通路を歩く来場者が画面を見るのは数秒です。ループ映像は音なしで数秒のうちに何の会社か分かる設計にし、商談化を決める会期前の告知と会期後のフォローの短尺にも予算を割ります。
ブース施工・販促の会社の公開解説では「来場者がブースを判断するのは3秒程度」「通過は数秒」とされます(調査値ではなく現場の経験則です)。会場は騒がしく、音声は届きません。公開されている出展マニュアルにも、音量を通路や隣の小間との境界で70デシベル以内とする例があります。ループ映像に音声で説明させる設計は、そもそも成り立ちにくいのです。
| 場面 | 動画の型 | 目的 | 予算配分の一例 | 担い手の例 |
|---|---|---|---|---|
| 会期前(4〜2週前) | 15〜60秒の縦型ショート数本(製品の一場面・担当者の一言・ブース番号) | 「行く理由」を作り、来場予約や指名の来訪を増やす | 20〜30% | ショート動画の本数型・社内 |
| 会期中 | 15〜60秒の音なしループ1本+製品デモ1本 | 足を止める・説明の時間を短くする | 40〜50% | 施工会社の映像オプション・映像制作会社 |
| 会期後(1週以内) | 会期中の撮影から切り出す短尺数本・お礼メール用の動画 | 名刺交換した相手との商談化・来られなかった層へ届ける | 20〜30% | イベント映像専門・本数型 |
配分は弊社の推奨設計の一例で、業種・出展規模で変わります。要点は、会期中の撮影を「記録」で終わらせず、会期後の素材にすることです。撮影1回から複数本を切り出す考え方はワンソースマルチユースとはで解説しています。
弊社の商談でも、展示会と動画が分断されている例が多くあります。補正下着などを扱うBtoB卸のメーカーでは、過去は展示会に出展し、現在の会員集めはInstagram中心で、両者がつながっていませんでした。学校向け教材の事業者では、先生との接点は対面の展示会が中心で、「先生が見る動画で接点を作る発想はなかった」という声がありました。会期の前後を短尺で埋めると、年数回の展示会の間も接点が続きます。
本数の効き方は弊社の実測でも出ています。採用広告用に動画を発注したSNSマーケティング会社では、1本の大作ではなく切り口の違う5本を作り、配信で反応の良い軸を比べる設計にしました。弊社のショート動画170本の実測では、話者(誰が話すか)で再生数に2〜5倍の差がありました(業種・商圏で差があります)。ブースに立つ担当者が話す短尺は、会期前の告知にそのまま使えます。弊社の支援内容と実績はショート動画運用代行の実績・料金プラン(サービス詳細)にまとめています。
展示会の動画制作会社に聞く質問5つ|出展日から逆算する日程
| 作業 | 8〜6週前 | 6〜4週前 | 4〜2週前 | 会期中 | 会期後1週以内 |
|---|---|---|---|---|---|
| 配分・依頼先の決定 | 3場面の配分と依頼先を決め、制作会社に発注 | ||||
| ブースのループ映像 | 構成 | 確認と修正 | |||
| 会期前ショート | 撮影 | 配信・メールで案内 | |||
| 会期中の撮影 | ブースの様子と製品デモを撮影(写り込みに注意) | ||||
| 会期後フォロー | 切り出した短尺をお礼メールとSNSで届ける |
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. ループ映像は音なしで何秒で伝わりますか | 冒頭数秒の文字・映像の案と、モニターの距離から決めた文字サイズが出る | 「ナレーションで説明します」 |
| 2. 会期中の撮影素材を、会期後に何本へ切り出せますか | 切り出す本数と尺、納品日(会期後1週以内)が見積にある | 記録映像1本のみ |
| 3. 出展規程(音量・映像・撮影)の確認は誰がしますか | 出展マニュアルを読み、音量・モニター位置・撮影の注意を確認する担当が決まっている | 「規程は御社でご確認を」のみ |
| 4. 来場者や他社ブースの写り込みはどう処理しますか | 公開前のぼかし処理と、撮影時の声かけの手順がある | 「会場なので問題ありません」 |
| 5. 著作権とBGMの利用範囲は | 展示会以外(Web・SNS・営業)への二次利用まで契約書にあり、BGMの利用許諾の範囲が明確 | 「展示会で流す分には大丈夫」 |
質問3の出展規程は、展示会ごとに違います。公開されている出展マニュアルの一例では、音量の上限、スピーカーを自社小間内に向けること、会場で音楽を使う際のJASRACへの利用申込が定められていました。音量・映像の明るさ・モニターの設置位置は、必ず主催者の出展規程で確認してください。質問4も同じマニュアルに、動画や写真を公開する際は他の出展小間の写り込みに配慮し、来場者個人が特定されるものは加工する旨がありました。来場者が映る素材はSNSで使う前に処理が要ります。
出展日から逆算した日程の目安は次のとおりです。
1. 8〜6週前:3場面の配分と依頼先を決め、制作会社に発注(制作期間4〜8週が標準のため) 2. 6〜4週前:ループ映像の構成と、会期前ショートの撮影 3. 4〜2週前:会期前ショートを配信・メールで案内。ループ映像の確認と修正 4. 会期中:ブースの様子と製品デモを撮影(写り込みに注意) 5. 会期後1週以内:切り出した短尺をお礼メールとSNSで届ける
期間が延びる要因は撮影より社内の確認待ちです。詳しくは動画制作の期間は撮影より「確認待ち」で延びるを参考にしてください。
展示会の動画制作を外注すべき企業・本数型でよい企業
制作会社に外注すべき企業
- 大型モニターや複数画面で、ブース全体を演出したい(施工会社の映像オプション・映像制作会社)
- 製品の仕組みをCGやアニメーションで見せる必要がある(映像制作会社)
- ブースでセミナーや新製品発表を行い、配信や記録を残したい(イベント映像専門)
- 同じ動画を数年、Webや営業資料でも使う。配信面別の尺の考え方はプロモーション動画制作は映像の質では決まらないが参考になります
本数型・社内で足りる企業
- 年に複数回出展し、展示会の間もSNSで見込み客との接点を保ちたい
- ブースに立つ担当者が話せる。話し手がいれば、会期前の告知は短尺で足ります
- 会社の世界観は既存の映像で表現できている。核の1本と短尺の分け方はブランディング動画制作会社は1本の完成度で選ばないで整理しています
まとめ:展示会の動画制作は「3場面の配分」を決めてから依頼先を選ぶ
- 依頼先は5分岐。総額ではなく「どの場面の動画か」「会期の前後まで手が届くか」で比べる
- 公開相場は40万〜200万円が中心で、30秒〜1分の実写なら15万〜30万円の例もある。差は尺より撮影日数・出演者・修正回数
- ループ映像は音なしで数秒で伝わる設計に。会期前の告知と会期後のフォローに20〜30%ずつ配分する
- 音量・映像・撮影の扱いは主催者の出展規程で確認し、写り込みとBGMの利用範囲を契約で決める
会期の前後を埋める短尺を、1本の無料お試しで確かめてください
弊社の運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。ブースの大型ループ映像やライブ配信は扱いませんが、会期前の告知、会期後のフォロー、展示会の間のSNS発信を短尺の本数で担えます。担当者が話す30〜60秒で見込み客が動くかは、ショート動画1本の無料お試しで確かめてください。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 展示会の動画制作の費用はいくらですか? 2026年の公開相場では、全体で40万〜200万円が中心です。30秒〜1分の実写なら15万〜30万円、ブース用プロモは30万〜80万円の例があります。記録撮影は1日10万〜20万円、ライブ配信は10万円台からです。
Q2. ブースで流す動画は何秒にすればよいですか? 足を止める目的なら15〜60秒のループが目安です。通路の来場者は数秒で判断するため、冒頭数秒で何の会社か分かる文字と映像を置き、音なしで伝わる構成にします。
Q3. ブースで音や音楽を流してもよいですか? 展示会ごとに出展規程があり、音量の上限やスピーカーの向き、音楽の利用申込を定める例があります。必ず主催者の出展規程で確認してください。
Q4. 会期中に撮った映像をSNSに載せてもよいですか? 来場者や他社ブースが映り込んでいる場合は、公開前にぼかし等の処理が必要です。扱いは主催者の出展規程を確認し、出演する社員の同意も取っておきます。
Q5. 制作期間はどれくらいですか? 制作会社の解説では4〜8週が標準で、アニメーションやロケ撮影が入ると延びます。出展日の8〜6週前に発注し、会期前の告知に使う短尺は4〜2週前に配信できる日程にします。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングと集客を支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




