VR撮影は「没入感」で発注しない|依頼先5分岐の費用相場と下見の代わりになる用途|HolyTech
VR撮影を、VR・360度専門の制作会社/一般の映像制作会社/施設向け360度撮影サービス/自社で360度カメラ撮影/ショート動画の本数型の5分岐で比較。2026年の公開相場、ゴーグル所有率、YouTube・ストリートビューの公式仕様、写り込みの注意、依頼前の質問5つを整理。
結論から言います。VR撮影は「没入感があるから成約に効く」ものではありません。VRゴーグルの所有率は5.6%(2023年の調査)にとどまり、多くの人はスマホの画面を指で動かして見ます。効くのは、内見・施設見学・職場見学のように「現地に行く前に間取り・動線・広さを確かめたい」場面です。用途が“下見の代わり”なら360度で撮り、商品やサービスの魅力を伝えたいなら、ふつうの縦型動画のほうが安く本数を出せます。
VR撮影の公開相場は、1物件数万円の360度写真ツアーから数百万円のフルCGまで桁が変わります。差は成果物で決まるため、依頼先より先に成果物と見せる場所を決めます。本記事は制作会社名・サービス名・カメラの製品名を出さず、依頼先5分岐の比較表、2026年の公開相場、YouTubeとGoogleストリートビューの公式仕様、質問5つをまとめました。SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、公開情報と弊社の運用・商談実績(業種属性化)をもとに書きます。運用を任せる選択肢はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)で確認できます。
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VR撮影の依頼先5分岐|費用×成果物×見られる場所×更新×向く用途
対象は、不動産・観光施設・ホテル・店舗・工場・採用担当で、VRや360度の映像を使いたい企業の担当者です。
| 依頼先 | 費用レンジ(公開相場・2026年) | 主な成果物 | 見られる場所 | 更新のしやすさ | 向く用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| VR・360度専門の映像制作会社 | 360度動画(1〜2分)40万〜60万円、ドローン込み150万円〜、フルCG100万円〜 | 360度動画・VRゴーグル向け・CG | Web・YouTube・ゴーグル・展示会 | 撮り直しが前提で、差し替えは都度見積 | 観光プロモーション、工場見学、展示会の体験ブース |
| 一般の映像制作会社 | 撮影費5万〜30万円+編集費5万〜25万円(360度カメラの簡易撮影) | 360度動画+通常の横型動画 | Web・YouTube | 通常動画と同時に撮れるが、360度の編集経験は会社で差 | 会社紹介と一緒に職場見学を1本作る |
| 施設向けの360度撮影サービス(パノラマ写真のツアー型) | 1件3.5万〜6.6万円程度(〜80㎡・10カ所等)+公開用サーバー費(年額・月額) | 360度静止画をつないだツアー・ストリートビュー | Web・Googleマップ | 内装や家具が変わったら部分的に撮り直せる | 賃貸・売買の内見、ホテルの客室、店舗・式場の下見 |
| 自社で360度カメラを買って撮る | 一般向けカメラ2万〜8万円前後、業務向けは10万円以上 | 360度写真・簡易な360度動画 | Web・YouTube・Googleマップ | 社内で即日更新できる。担当者の工数が要る | 物件数が多い不動産、季節で変わる施設 |
| ショート動画の本数型(弊社は比較軸の1つ) | 1本7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上・初期費用0円 | 15〜60秒の縦型動画(360度ではない) | Instagram・TikTok・YouTubeショート | 毎月公開し、反応の良い型に寄せる | 施設・商品・働く人の魅力を伝えて来訪・応募を増やす |
違いは「下見の代わりになる成果物か」と「何本・何年使うか」です。VRゴーグル向けの体験や展示会のブースは専門の制作会社、内見や客室の下見はツアー型の撮影サービスか自社撮影が合います。弊社は360度撮影を扱わず、縦型ショートの運用代行が本業で、契約は月10本以上・4ヶ月以上のため、VRツアーを1件だけ作りたい企業には条件が合いません。映像制作会社の類型全体は動画制作会社のおすすめは実績本数で選ばないで比較しています。
VR撮影の費用相場|成果物の形で桁が変わる
公開相場はソースで揺れます。いずれも制作会社・マッチングサービスの公開解説か、撮影事業者の公式料金です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288

| 区分 | 公開されている値 | 出典の種類・更新 |
|---|---|---|
| VR動画の全体 | 20万円〜数百万円 | 動画制作のマッチングサービス(2026年8月更新) |
| 用途別(事例) | 新卒採用の会社紹介VR 28万〜50万円/ショールーム見学80万〜90万円/工場見学550万円 | 同上 |
| 種類別 | 不動産の内見用VR 30万〜60万円/観光プロモーションのVRドローン動画40万〜80万円/フル3DCG 100万円〜 | 発注支援サービス(2026年7月更新) |
| 工程別 | 撮影費5万〜30万円・編集費5万〜25万円・3DCG 40万円〜/ストリートビュー掲載などのオプション5,000〜2万円 | 同上 |
| ツアー型(3Dスキャン) | 〜80㎡ 3.5万〜5万円/100〜200㎡ 5万〜15万円/施設全体(500㎡以上)30万〜50万円。公開用のホスティング月0〜5,000円 | 制作会社の公開解説 |
| 撮影事業者の公式料金(例) | 撮影66,000円(税込・1件10カ所)+サーバー使用料 年19,800円(税込) | 地域の撮影事業者の料金表 |
ツアー型は数万円、360度動画は数十万円、CG・ゴーグル向けは100万円以上と桁が変わります。見積は撮影カ所数・延床面積・スティッチング(複数レンズの映像をつなぐ作業)・サーバー年額をそろえて比べます。内訳の読み方は動画制作の見積もりは最安に頼まない、企業動画全体の相場は企業動画制作の費用相場と種類別の選び方を参照してください。
VR撮影は「没入感」で効くのではない|下見の代わりになる場面だけで使う
本記事の訂正ポイントです。「VR撮影は没入感があるから成約に効く」は、ゴーグルで見る前提の話です。MM総研の調査(2023年7月・15〜69歳1,011人)では、VRゴーグルの認知度77.8%に対し所有率は5.6%でした。矢野経済研究所の推計でも、2024年の国内XRデバイス出荷は45万6,000台です。見る人の多くはスマホの画面で、指でぐるっと回して見ます。ゴーグル越しの没入感は、ほとんどの閲覧者に届きません。
では何に効くのか。360度で撮る意味があるのは、見る人が「現地に行く前に確かめたいこと」を持っている場面です。
| 用途 | 見る人が確かめたいこと | 360度で撮る価値 | 代わりの手段 |
|---|---|---|---|
| 賃貸・売買の内見 | 間取り・日当たり・部屋のつながり | 高い(下見の代わり) | 図面+写真では動線が分からない |
| ホテル・式場・スタジオの下見 | 広さ・席の配置・設備 | 高い | 写真だけでは全体像がつかめない |
| 採用の職場見学・工場見学 | 働く場所の広さ・雰囲気 | 中(遠方の応募者に効く) | 社員が話す縦型動画のほうが人柄は伝わる |
| 飲食店・小売店の集客 | 料理・商品・接客 | 低い | 縦型動画で「使う場面」を見せるほうが安い |
| 商品・サービスの宣伝 | 使い方・変化 | 低い | 縦型動画を本数で出す |
弊社の実績でも、この線引きは数字に出ています。3年運用している不動産仲介の会社では、当初のショート動画が玄関を開けるところから部屋に入るまでの「長回し1本撮り」で、冒頭3秒の継続率が低いことが再生数低迷の原因でした。冒頭の構成を見直して比べると、人が映る動画のほうが平均再生が明確に高く、その型を確立しました。現在は繁忙期(2〜4月)のリンクタップが合計499件・月平均166件です(業種・商圏で差があります)。部屋をくまなく見せる下見用の映像と、SNSで興味を持ってもらう映像は役割が違います。弊社の支援内容と実績はショート動画運用代行の実績・料金プラン(サービス詳細)にまとめています。
体験型アミューズメント施設の支援でも、「遊んだ後の写真」ではなく「遊んでいる様子を疑似体験できる短尺動画」を主軸にし、インフルエンサーのPR投稿を含むリールの最大再生は117万回でした(業種・商圏で差があります)。疑似体験は360度でなくても、縦型動画の主観視点で作れます。商談でも、音楽教室のスタジオを運営する事業者から「サイトで一番足りないのはスタジオの写真。不動産のルームツアーのように、第1レッスン室はこんな感じと伝えたい」という相談がありました。これは下見の代わりなので、360度のツアーが合う用途です。一方、注文住宅の会社からは「投稿がルームツアーばかりで他社と似る」という課題を伺っています。建物は360度で見せ、会社の強みや人柄は縦型動画で伝える、と使い分けます。不動産の導線全体は不動産の広告代理店は掲載枠で選ばないで整理しています。
VR撮影の公開先の仕様と写り込み|依頼前の質問5つ
| 公開先 | 見られる環境・形式 | 公開前の作業・制約 | 処理時間 |
|---|---|---|---|
| YouTube | パソコンのChrome・Firefox・MS Edge・Opera、YouTubeアプリ、多くのVRヘッドセットのYouTube VRアプリ | アップロード前に専用のアプリやスクリプトでファイルを修正する | 360度再生まで最大1時間ほど |
| Googleストリートビュー | ストリートビュー スタジオから360度動画(.mp4・.mov)を公開 | 動画からの変換は屋外撮影のみ。屋内は通常、正確な位置情報を記録できない → 店内は360度写真のツアー型を選ぶ | 数日 |
公開先の仕様も依頼前に確認します。YouTubeヘルプによると、180度・360度動画はパソコンのChrome・Firefox・MS Edge・Operaのブラウザ、YouTubeアプリ、多くのVRヘッドセットのYouTube VRアプリで再生できます。アップロード前に専用のアプリやスクリプトでファイルを修正する必要があり、360度再生ができるまで最大1時間ほどかかることがあります。
Googleマップ ヘルプでは、ストリートビュー スタジオから360度動画(.mp4・.mov)を公開でき、処理には数日かかります。動画をストリートビューに変換できるのは屋外で撮影したものに限られ、屋内では通常、正確な位置情報を記録できません。店内を見せたいなら、360度写真のツアー型を選びます。「Google認定」をうたう業者には、現行の公式制度に基づく表記かを確認します。
写り込みにも注意します。360度カメラは撮影者の背後まで写るため、通行人・従業員の顔、車のナンバー、書類や掲示物が入りやすくなります。Googleはストリートビューで人物の顔や車のナンバープレートにぼかしを入れるよう努めているとしていますが、自社サイトやYouTubeに載せる映像は自社で確認します。賃貸物件の私物・表札、工場の機密設備にも気を配ります。
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 成果物は360度写真のツアー・360度動画・ゴーグル向けのどれですか | 用途に合わせて成果物と見せる場所を最初に決める | 「VRならゴーグル対応が一番」 |
| 2. 閲覧者はどの端末で見る想定ですか | スマホで指で回す操作を前提に構成する | ゴーグル前提の演出だけを説明する |
| 3. 写り込み(人物・ナンバー・個人情報)はどう処理しますか | 撮影前の立ち入り制限と、公開前のぼかし・確認工程がある | 「後で消せます」だけ |
| 4. 内装や展示が変わったら、どこまでいくらで撮り直せますか | 部分差し替えの単価と、公開用サーバーの年額が見積にある | 撮り直しは全額の再見積 |
| 5. 公開後は何を見て効果を判断しますか | ツアーの閲覧数・滞在時間と、内見予約・見学申込を並べて見る | 納品で終わり |
VR撮影を頼むべき企業・ふつうの縦型動画でよい企業
VR撮影を頼むべき企業
- 遠方の顧客が多く、内見・下見の前に間取り・広さ・動線を確かめてもらいたい(不動産・ホテル・式場・スタジオ)
- 工場や施設の見学を、来場できない応募者・取引先にも提供したい
- 展示会やイベントでゴーグルを使った体験ブースを作る。動画の企画全体は採用動画の事例5型を比較も参照してください
ふつうの縦型動画でよい企業
- 伝えたいのが空間より「料理・商品・接客・働く人」の魅力
- 来店前の不安を減らしたいが、店内の全体像までは求められていない。店内の見せ方は店舗紹介動画は内装より「不安」を映すで整理しています
- 1本に数十万円をかけるより、毎月の発信で来訪・応募を増やしたい
まとめ:VR撮影は「下見の代わりか」で発注を決める
- 依頼先は5分岐。費用は成果物で桁が変わり、ツアー型は数万円、360度動画は数十万円、CG・ゴーグル向けは100万円以上
- VRゴーグルの所有率は5.6%(2023年)。多くはスマホで見るため、没入感より「下見で確かめたいことに答えられるか」で判断する
- YouTubeは360度用のファイル修正が必要、ストリートビューへの動画公開は屋外のみ。写り込みは公開前に自社で確認する
- 魅力を伝える目的なら縦型動画の本数で比べる
下見の代わりにならない用途は、縦型ショート1本の無料お試しで比べてください
弊社の運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。360度撮影は扱いませんが、施設・商品・働く人の魅力を縦型動画で本数を出して伝えられます。VR撮影に予算を使う前に、自社の用途で縦型動画の反応が動くかをショート動画1本の無料お試しで確かめてください。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. VR撮影の費用はいくらですか? 成果物で変わります。2026年の公開相場では、360度写真をつなぐツアー型が1件3.5万〜6.6万円程度、不動産の内見用VRが30万〜60万円、360度動画(1〜2分)が40万〜60万円、フル3DCGが100万円〜です。公開用サーバーの年額も確認します。
Q2. VR動画はVRゴーグルがないと見られませんか? 見られます。YouTubeの360度動画は、パソコンのブラウザやYouTubeアプリでも画面を動かして見られます。ゴーグルの所有率は5.6%(2023年の調査)のため、スマホでの見え方を前提に作ります。
Q3. 店内の360度映像をGoogleマップに載せられますか? ストリートビュー スタジオで360度動画を公開できますが、ストリートビューに変換できる動画は屋外で撮影したものに限られます。屋内は360度写真をつなぐツアー型で準備します。
Q4. 360度カメラを買って自社で撮っても使えますか? 内見や客室の下見なら使えます。一般向けカメラは2万〜8万円前後です。撮影者の背後まで写るため、写り込みの確認工程を決めておきます。
Q5. VR撮影で成約率は上がりますか? 成約率の上がり幅を示した一次資料は確認できませんでした。効果を見込めるのは、内見・見学の前に間取りや広さを確かめたい場面です。閲覧数と内見予約・見学申込を並べて判断します。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングと集客を支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




