動画投稿サイトは利用者数で選ばない|投稿先6つの費用・寿命・導線と撮影1回の振り分け|HolyTech
目次
- 動画投稿サイト6つの比較表|費用×届く相手×寿命×商用利用×導線
- 「利用者数が一番多い動画投稿サイトに載せればいい」は誤り|見るべきは寿命と導線
- 動画投稿サイトの仕様で先に確認する3点|尺の上限・リンクの置き場所・商用音源
- 撮影1回を動画投稿サイトに振り分ける設計|説明動画はYouTube、出会いはショート系
- 動画投稿サイトの運用を外注すべき企業・自社で回せる企業と、依頼先に聞く質問5つ
- 外注すべき企業
- 自社で回せる企業
- まとめ:動画投稿サイトは寿命と導線で選び、撮影1回を振り分ける
- 1回の撮影から縦型のショート動画を1本無料で試し、どの投稿先でプロフィール遷移が起きるかを自社の数字で確かめてください
- よくある質問(FAQ)
企業が動画を載せる動画投稿サイトを、YouTube・YouTubeショート・TikTok・Instagramリール・X・自社サイト埋め込みの6つで比較。費用、届く相手、動画の寿命、商用音源と広告、問い合わせへの導線、向く企業を整理し、1回の撮影を役割の違う投稿先に振り分ける方法をまとめます。
結論から言います。企業の動画は、利用者数が一番多い動画投稿サイトに載せれば成果が出るわけではありません。選ぶ基準は「その動画が何日見られ続けるか(寿命)」と「見た人がどこから問い合わせるか(導線)」の2つです。検索で探される説明動画はYouTube、偶然の出会いはショート系と、1回の撮影を役割の違う投稿先に切り分けるのが最も費用対効果が高い使い方です。
弊社が支援する相続不動産に特化した不動産仲介会社のYouTubeでは、4年前に公開した解説動画が今も検索上位に表示され、相談の入口として働いています。再生数を追わず、検索する人だけを狙った動画は、公開から何年たっても問い合わせを運びます。一方、おすすめ表示で届くショート動画は、出会いの数は多くても、新しい投稿に押し出されていきます。
本記事では、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、商品紹介・採用・ノウハウの動画をどこに載せるか決めたい中小企業・店舗の担当者向けに、投稿先6つの比べ方を整理します(仕様は2026年10月時点で公式情報を確認できた範囲。LINE VOOMは2026年9月30日に終了したため除外)。具体的な支援の流れは低価格特化のショート動画制作サービスの詳細をご覧ください。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
動画投稿サイト6つの比較表|費用×届く相手×寿命×商用利用×導線
前提の数字です。総務省「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2026年6月公表・13〜79歳1,800人)では、全年代の利用率はYouTube 81.5%、Instagram 54.8%、X 44.7%、TikTok 36.7%でした。この数字は「問い合わせにつながるか」を教えてくれません。
| 投稿先 | 費用(投稿のみ) | 届く相手 | 動画の寿命 | 商用利用・広告 | 問い合わせへの導線 | 向く企業 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| YouTube(長尺) | 0円 | 悩みを検索して探す人 | 長い。検索で年単位で見られる | Google広告で動画広告を配信可 | 説明欄のリンクがクリックできる | 高単価・比較検討の長い商材(不動産・士業・住宅・BtoB) |
| YouTubeショート | 0円 | おすすめで偶然見る人+チャンネルの既存視聴者 | 短〜中。おすすめ中心だが、チャンネル内に残る | Google広告で配信可 | 説明欄・コメントのリンクは2023年8月31日から無効化(報道)。関連動画で長尺へ誘導 | 長尺の入口を作りたい企業 |
| TikTok | 0円 | おすすめで偶然見る人(フォロワー外が中心) | 短い。おすすめ表示が中心 | ビジネスは商用音楽ライブラリの音源を使う(公式)。TikTok広告も可 | プロフィールのウェブサイト欄(表示条件あり) | 認知・若手採用・来店型の店舗 |
| Instagramリール | 0円 | おすすめで偶然見る人+フォロワー | 短い。ただしプロフィールに残り、来店前に見返される | Meta広告で配信可 | キャプションのURLはタップできない。プロフィールのリンク欄経由 | 店舗の集客・予約(美容・飲食・クリニック) |
| X | 0円(長尺は有料のXプレミアム) | 話題を追う人・業界内の人 | 最も短い。タイムラインで流れる | X広告で配信可 | 投稿本文にリンクを置ける | 速報・業界内の認知(IT・メディア・BtoB) |
| 自社サイト埋め込み(YouTube埋め込み・Vimeo等) | YouTube埋め込みは0円。Vimeoは有料プラン中心(2026年に再編中) | すでに社名・商品名で来た人 | 長い。サイトが残る限り | 自社の管理下。広告配信の場にはならない | 動画の真下にフォーム・予約ボタンを置ける | 問い合わせ直前の不安を消したい全企業 |
寿命が長い投稿先ほど、届く相手は少ない。YouTube長尺と自社サイトは探しに来た人にしか届かない代わりに何年も働き、TikTok・リール・Xは知らない人に届く代わりにすぐ流れます。各媒体がおすすめをどう決めているかの公式発表はSNSアルゴリズムは公開されているで比べています。
「利用者数が一番多い動画投稿サイトに載せればいい」は誤り|見るべきは寿命と導線
本記事の訂正ポイントです。「動画はとにかく利用者数が一番多い動画投稿サイトに載せればいい」は誤りです。利用者数は「届く可能性」の大きさでしかありません。問い合わせの数を決めるのは、動画が何日見られ続けるかと、見た人が次にどこを押すかです。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288
・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)
https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799

理由は3つあります。
1. 寿命が違うと、同じ1本の価値が変わる:検索で探される動画は、時間がたっても新しい視聴者が来ます(リードの4年前の動画の例)。おすすめで届く動画は、次の投稿が上に積まれます。1本の制作費を「何か月働くか」で割ると、投稿先ごとの費用対効果が逆転します 2. 導線が違うと、見た人が問い合わせに進めない:Instagramはキャプションに書いたURLがタップできず、YouTubeショートも説明欄のリンクが無効化されています。「詳しくはこちら」と言っても押す場所が無ければ、再生数は問い合わせになりません 3. 問い合わせは掛け算で決まる:弊社が運用するTikTokでは、成果を「リーチ数×プロフィール遷移率×プロフィールのURLクリック率」に分けて追い、プロフィール遷移率は2%を目安に置いています(ある動画編集スクールの実測は1.87%)。利用者数が大きくても、遷移率とクリック率が低ければ最後の数字は増えません(業種・商圏で差があります)
導線が整った例もあります。弊社が支援する高価格帯飲食店では、Instagramで認知を取り、見た人をLINEに集める導線を組み、月1,000人規模のLINE追加でLINE登録者は約6,000人まで増えました。投稿先より「見た後にどこへ行くか」を先に決めた結果です。弊社の支援内容と実績はショート動画運用代行の実績・料金プラン(サービス詳細)にまとめています。
動画投稿サイトの仕様で先に確認する3点|尺の上限・リンクの置き場所・商用音源
撮った後に「この尺では載らない」「リンクが貼れない」と気づくと撮り直しになるため、先に公式ヘルプで確認します。
| 投稿先 | 尺の上限(2026年10月時点で確認できた範囲) | リンクの置き場所 | 音源・権利で確認する点 |
|---|---|---|---|
| YouTube(長尺) | 既定は15分まで。アカウントの確認後は256GBまたは12時間の小さい方まで(公式ヘルプ) | 説明欄・終了画面・カード | 第三者の楽曲は権利処理が必要 |
| YouTubeショート | 正方形・縦長で最長3分(2024年10月15日から・公式ブログ) | 関連動画で長尺へ。外部URLは説明欄で押せない(報道) | 同上 |
| TikTok | 上限は段階的に延長されてきたため、投稿画面と公式ヘルプで最新値を確認 | プロフィールのウェブサイト欄(フォロワー数やビジネスアカウント登録の条件があると解説記事が紹介) | ビジネスは一般の音源を商用利用できず、商用音楽ライブラリを使う(公式) |
| Instagramリール | 最長3分(2025年にInstagram責任者が発表と報道) | プロフィールのリンク欄(最大5件と解説記事が紹介) | 企業アカウントは使える音源が限られる場合があるため投稿画面で確認 |
| X | 無料は140秒まで、Xプレミアムはx.comとiOSで最大4時間(公式ヘルプ) | 投稿本文 | 第三者の楽曲は権利処理が必要 |
ポイントは2つです。60秒以内の縦型なら、1本をショート系3か所に載せられます。そしてリンクが押せる場所が投稿先ごとに違うため、ショート系は次に押す場所を動画の後半で口頭と文字で示します。弊社のショート動画170本の実測では、CTAを後半に置くと再生数が6.5倍になりました(業種で差があります)。YouTube長尺の説明欄に何を書くかはYouTubeのハッシュタグの効果は数で決まらないで整理しています。
撮影1回を動画投稿サイトに振り分ける設計|説明動画はYouTube、出会いはショート系
費用対効果を上げるのは、1回の撮影で「探す人向け」と「出会う人向け」の両方を撮る設計です。
| 撮る素材 | 載せる投稿先 | 役割 | 見る数字 |
|---|---|---|---|
| よくある質問への回答(3〜10分) | YouTube長尺+自社サイトの該当ページに埋め込み | 検索で探す人に答える。何年も働く入口 | 検索からの再生数・説明欄のリンククリック数・問い合わせ数 |
| 回答の結論だけを切り出した縦型(30〜60秒) | YouTubeショート・TikTok・Instagramリール | 知らない人と出会う。長尺・プロフィールへ送る | 冒頭3秒の継続率・プロフィール遷移率 |
| 代表・社員が話す自己紹介(1〜3分) | Instagram・TikTokのプロフィールに固定 | 来店・依頼の前に見返される「人柄」の確認 | 固定動画からのURLクリック数・LINE追加数 |
| 速報・お知らせの一言(30秒前後) | X | 業界内・既存客への告知 | リンクのクリック数 |
プロフィールに固定する動画は、自社サイトの役割を代わりに果たします。弊社が商談した留学エージェントの事業者には、「ホームページを挟まずに、プロフィールに固定した動画の中でサービスの魅力を全部話し、最後をLINEに誘導する」流れを提案しました。
判断の数字は、投稿から30日後と90日後の再生数を比べると分かります。90日後も再生が増えている動画は「寿命が長い」動画で、YouTube長尺や自社サイトに置く価値があります。30日でほぼ止まる動画は「出会い用」と割り切り、本数で回します。ショート動画の再生が投稿直後でなく数日後に伸びる仕様はYouTubeショートでバズる時間は存在しないで、店頭や展示会まで含めた使い回しの設計は販促動画は1本を使い回さないで整理しています。
動画投稿サイトの運用を外注すべき企業・自社で回せる企業と、依頼先に聞く質問5つ
外注すべき企業
- 投稿先を2つ以上使いたいが、撮影・縦型への切り出し・投稿を回す担当がいない
- 検索で探される説明動画を作りたいが、どの質問から撮ればよいか決められない
- 再生数は出ているのに、プロフィール遷移やLINE追加が増えない
自社で回せる企業
- 使う投稿先が1つで、月4本前後の投稿で足りる
- 自社サイトに既存の動画を埋め込むだけでよい(YouTube埋め込みは0円)
- まだ「見た人に次に何を押してもらうか」が決まっていない(先に受け皿を決める)
外注するなら、次の5つを聞いてください。
1. 投稿先ごとの役割(探す人向け・出会う人向け)を分けて提案しますか。全投稿先に同じ動画を流すだけの提案になっていませんか 2. 1回の撮影で、長尺と縦型を何本ずつ作りますか 3. 成果として、再生数のほかにプロフィール遷移率・リンククリック数・問い合わせ数を報告しますか 4. 投稿から90日後の再生数を見て、寿命が長い動画を長尺や自社サイトへ移す提案がありますか 5. 音源は投稿先ごとの商用利用ルール(TikTokの商用音楽ライブラリ等)で確認していますか。アカウントは自社名義ですか
1に「全部に同じ動画を載せましょう」と答える会社は、本記事の訂正ポイントと逆の設計です。
まとめ:動画投稿サイトは寿命と導線で選び、撮影1回を振り分ける
- 投稿先は6つ。YouTube長尺と自社サイトは寿命が長く、TikTok・リール・Xは出会いが多いが流れやすい
- 利用率はYouTube 81.5%が最多。ただし利用者数は「届く可能性」で、問い合わせ数は寿命と導線で決まる
- リンクが押せる場所は投稿先ごとに違う。ショート系は動画の後半で「次に押す場所」を示す
- 尺の上限・リンク・商用音源は公式ヘルプで先に確認する
- 1回の撮影で「探す人向けの長尺」と「出会う人向けの縦型」を両方撮り、30日・90日の再生数で置き場所を見直す
1回の撮影から縦型のショート動画を1本無料で試し、どの投稿先でプロフィール遷移が起きるかを自社の数字で確かめてください
弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にお任せいただけます(月10本以上・4ヶ月以上)。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本の無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。YouTubeショート・TikTok・Instagramリールへの振り分けと、プロフィール遷移率・リンククリック数の報告まで行います。広告配信まで任せる場合の運用手数料は広告費の20%です(成果は業種・商圏で差があります)。ご相談は公式LINEまたは無料相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 企業が動画を載せる動画投稿サイトは、どこから始めればよいですか? 検索で探される商材(不動産・士業・BtoB)はYouTube長尺、来店型の店舗はInstagramリールから始めます。どちらも、見た人が押すリンクの置き場所を先に決めてください。
Q2. 動画投稿サイトへの投稿に費用はかかりますか? YouTube・TikTok・Instagram・Xへの投稿は0円です(Xで140秒を超える動画を載せるには有料のXプレミアムが必要です)。自社サイトへのYouTube埋め込みも0円で、Vimeoは有料プランが中心です。費用の中心は撮影・編集で、外注する場合は弊社で1本7,500円(税込)です。
Q3. 同じ動画を全部の投稿先に載せてもよいですか? 縦型60秒以内ならショート系3か所に同じ素材を使えます。音源は投稿先ごとの商用利用ルールを確認し、TikTokのビジネスアカウントは商用音楽ライブラリを使います。長尺の説明動画は役割が違うため別に撮ります。
Q4. ショート動画からホームページや問い合わせに誘導できますか? Instagramはキャプションのリンクがタップできず、YouTubeショートも説明欄のリンクが無効化されています。プロフィールのリンク欄や関連動画へ送り、動画の後半で「プロフィールから」と次に押す場所を示します。
Q5. Vimeoなどの有料サービスを使う必要はありますか? 多くの中小企業はYouTubeの埋め込みで足ります。プレーヤーの見せ方や公開範囲を細かく管理したい場合に検討し、料金は2026年に再編中のため公式ページで確認してください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




