インフォグラフィック動画の制作会社はデザインで選ばない|5分岐の費用と数字の確認工程|HolyTech

インフォグラフィック動画の制作会社はデザインで選ばない|5分岐の費用と数字の確認工程|HolyTech

目次

インフォグラフィック動画の制作会社を、モーショングラフィックス専門/総合動画制作会社/デザイン会社/フリーランス/テンプレート+内製の5分岐で比較。尺別の公開相場、納期2〜4週間の内訳、数字の出典確認、縦型ショートへの作り替え、発注前に聞く質問5つを整理。


結論から言います。インフォグラフィック動画が伝わるかどうかは、デザインの美しさではなく「1カットに数字を1つだけ置く」台本の段階で決まります。だから制作会社は、ポートフォリオの見た目ではなく「台本と数字の確認を誰が・どの工程でやるか」と「完成した横型を縦型ショートに作り替えられるか」で選んでください。依頼先は5分岐(モーショングラフィックス専門の制作会社/総合動画制作会社/デザイン会社/フリーランスのモーションデザイナー/テンプレートツール+内製)です。運用を任せる選択肢はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)で確認できます。

公開相場は幅が大きく、2Dモーショングラフィックスの60秒で、テンプレート型10万〜30万円、オリジナル30万〜100万円、高品質100万〜200万円という目安があります(2026年8月更新の解説記事)。同じ「1分」でも、素材を動かすだけか、企画・イラスト・ナレーションまで含むかで数倍の差が出ます。

本記事は実名ランキングを作らず、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、公開情報とBtoB企業との商談・支援実績をもとに整理します。

本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。

インフォグラフィック動画の制作会社の依頼先5分岐|費用×納期×数字の確認×用途×二次利用の比較表

公開相場の幅:同じ「1分」でも数倍の差
業者側の公開情報の目安(単位:万円)。バーは下限〜上限の範囲を示す
2Dテンプレート型(60秒)
10万〜30万円
2Dオリジナル(60秒)
30万〜100万円
2D高品質(60秒)
100万〜200万円
総合動画制作会社(1分あたり)
30万〜150万円
フリーランス(1分あたり)
5万〜50万円
050万100万150万200万円
差が出る要因:尺・イラストの描き起こし・ナレーション・修正回数。修正は2〜3回まで込みが通常で、超えると1回5,000円〜3万円程度、制作途中の尺延長は総額の15〜40%程度の追加が多い。
依頼先費用の幅(公開情報)納期の目安数字の確認工程向く用途縦型への作り替え・権利向く企業
モーショングラフィックス専門の制作会社60秒でオリジナル30万〜100万円、高品質は100万〜200万円2〜4週間(2Dの工程合計)構成案の段階で出典を求める会社が多いが、統計の更新は発注側の責任になりやすい展示会・サービス紹介・IR縦型は別見積もり。編集データの納品可否を契約で決める「核の1本」に予算を割ける
総合動画制作会社制作会社1分あたり30万〜150万円実写と組み合わせると延びるディレクターの確認範囲は会社差が大きい会社紹介・採用・実写との合成実写素材と図解を分けて納品できるかを確認実写と図解を1本にまとめたい
デザイン会社(静止画インフォグラフィックの延長)静止画1枚3万〜15万円、動画化は30秒で15万〜35万円3週間〜1ヶ月半資料のデータを図に起こす工程に慣れている営業資料・Webの埋め込み静止画と動画のトンマナを揃えやすい既に図解資料があり、それを動かしたい
フリーランスのモーションデザイナー1分あたり5万〜50万円本人の稼働次第確認者が1人に偏る。出典表記は発注側で用意SNS広告・短尺の量産個人との契約で著作権の譲渡範囲を明記する台本と数字を自社で固められる
テンプレートツール+内製ツール費+社内の工数(スライド型・簡易テロップは外注でも3万〜10万円)社内の余力次第担当者がそのまま確認できる社内研修・速報・定例の数字更新縦横の書き出しを社内で回せる更新頻度が高く、表現は簡素でよい
弊社(比較軸の1つ・SNS縦型)ショート動画1本7,500円(税込)×月10本以上。初期費用0円1本目で型を決めてから量産台本の段階で数字と出典を貴社と照合SNS縦型・広告用の短尺縦型が前提。横型の本格的なアニメーションは専門会社が向く数字を軸にした縦型を月10本以上出したい

相場は業者側の公開情報で、尺・イラストの描き起こし・ナレーション・修正回数で揺れます。修正は「2〜3回まで込み」が通常で、超えると1回5,000円〜3万円程度、制作途中の尺延長は総額の15〜40%程度の追加が多いとされます(2026年8月更新の解説記事)。動画制作会社全般の類型は動画制作会社のおすすめは実績本数で選ばない、キャラクター等を含むアニメーション全般はアニメーション動画の制作は実写より安いとは限らないにまとめました。インフォグラフィック動画では「数字の確認工程」と「縦型への作り替え」の2列を先に見てください。

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「デザインのきれいな会社に頼めば伝わる」は誤り|決めるのは1カット1数字の台本

2Dモーショングラフィックスの工程:費用の1割強の台本で残りが決まる
工程合計2〜4週間。左から順に進み、後工程ほど差し替えのコストが重くなる
STEP 1
企画・シナリオ
3〜7日
費用割合 10〜15%
1カット1数字を決める
STEP 2
デザイン
5〜14日
STEP 3
アニメーション
7〜21日
費用割合 30〜40%
STEP 4
音声・BGM
2〜5日
STEP 5
編集・修正
3〜7日
台本の段階で数字を差し替え
無料に近い
アニメーション後に差し替え
修正費か作り直し

本記事の訂正ポイントです。「インフォグラフィック動画はデザインのきれいな会社に頼めば伝わる」は誤りです。縦型の短尺では1カットが数秒で切り替わり、1カットに数字を3つ並べると、どれを覚えればよいかが残りません。伝わるかどうかは「1カットに数字を1つだけ置き、その数字が何を意味するかを1行で言う」台本の段階で決まります。デザインは台本の後工程で、台本が固まっていれば静止画のデザイン会社でも、テンプレートでも伝わります。

▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)

・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)

https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540

・営業コンサルの例:「質の低い営業ノウハウを信じてしまって、成果で悩む営業マンが一人でも少なくなります」(@salesalive)

https://www.tiktok.com/@salesalive/video/7610732914065542418

参考動画(弊社クライアントではない公開アカウントの投稿)

工程表を見ると、この順番が費用の構造にも出ています。2Dモーショングラフィックスの工程は、企画・シナリオ3〜7日、デザイン5〜14日、アニメーション7〜21日、音声・BGM2〜5日、編集・修正3〜7日で合計2〜4週間。費用の割合は企画・シナリオが10〜15%に対し、アニメーションが30〜40%です。費用の1割強しかかからない台本で、残り9割の出来が決まるということです。台本の段階で数字を差し替えれば無料に近く、アニメーション後に差し替えれば修正費か作り直しになります。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。

実例:15〜30秒の広告を量産したいBtoBのSaaS企業 AIでパッケージデザインを作るサービスを持つBtoB企業の商談では、要望は「綺麗な1本」ではなく「15秒・30秒の広告を量産したい」でした。撮影より、画面操作と図解を動かす表現が近く、企画構成に時間がかかるため初回納品まで3〜4週間、1本目でトンマナを固めてから量産する流れを提示しました。量産型では、1本目の台本で「1カット1数字」の型を決めることが、2本目以降の単価と納期を左右します。

実例:横型の長尺は外部、30秒の広告は社内で抱えきれない広告代理店 広告運用が業務の8割を占める代理店の商談では、3分・5分の横型ブランディング動画はパートナーの制作会社へ、YouTube広告で使う30秒前後の動画は社内でも作れるが本数を抱えられない、という分担でした。同じ社内でも「横型の核の1本」と「縦型・短尺の量産」で依頼先が分かれるのが実態です。

数字の確認工程と二次利用|出典・統計の更新・No.1表示・縦型への作り替え

数字の事故を防ぐ:台本段階でやること/避けること
台本段階でやること
避けること
政府統計の出典
出典欄を設け、画面下に調査名・府省名・調査年。加工時は加工した旨を別に記載
国が作成したかのような態様での公表
数値データ・グラフ
数値から描き起こす。著作権の対象外でも出典は書く
他社の調査レポートの図版をそのまま動かす
統計の更新
調査年を画面に入れ、差し替えるカットを最初から分けて作る
作って終わりにし、古い数字が検索で見られ続ける
「No.1」「満足度◯%」
調査の対象・方法・時期を台本に併記できる数字だけ使う
根拠を示せない数字を見せ場にする(消費者庁 2024年9月26日 実態調査報告書)
縦型への作り替え
横型の前に縦型の秒数×カット数を決め、編集データの納品範囲を契約に書く
横型を中央で切り抜く(文字が潰れる)

インフォグラフィック動画で事故が起きるのは、デザインではなく数字です。法令の判断は所管の公式資料と専門家で確認する前提で、制作会社に任せる範囲を整理しました。

論点公的資料で確認できたこと・実務の注意制作会社と決める段取り
政府統計の出典e-Statの利用ルール(政府標準利用規約第2.0版準拠)は商用利用を認め、出典の記載を求める。加工した場合は「『○○調査結果』(A省)を加工して作成」等と別に記載し、国が作成したかのような態様での公表は不可台本に出典欄を設け、画面下に調査名・府省名・調査年を入れる
数値データ・簡単なグラフ同ルールは、数値データや簡単な表・グラフは著作権の対象ではないとする。ただし出典を書かない理由にはならない他社の調査レポートの図版をそのまま動かさない。数値から描き起こす
統計の更新統計は年次で更新され、古い動画も検索で見られ続ける「調査年」を画面に入れ、更新時に差し替えるカットを最初から分けて作る
「No.1」「満足度◯%」消費者庁は2024年9月26日に「No.1表示に関する実態調査報告書」を公表。長官会見では、表示に見合った調査になっていない例が少なからず見られたと説明自社の優位性を示す数字は、調査の対象・方法・時期を台本に併記できるものだけ使う
縦型への作り替えYouTubeショートは2024年10月15日以降最長3分(YouTube公式ブログ)。横型の1カットに情報を詰めると縦型で文字が潰れる横型を作る前に「縦型で何秒×何カットに切るか」を決め、編集データの納品範囲を契約に書く

実例:税制改正で「古い数字」が残る相続不動産のYouTube 相続不動産に特化した不動産仲介会社のYouTube(登録者2.7万人)は、「不動産の相続税が1分で分かる」のような解説動画を検索上位に並べ、4年前の動画も今なお検索から見られています。資産になる一方、税制改正があれば古い数字がそのまま流れ続けます。同社は改正後の内容を新しい動画と特典資料で出し直しています。図解の動画は「作って終わり」ではなく、数字の更新を前提に作ってください。

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インフォグラフィック動画の制作会社に聞く質問5つ|台本・出典・修正・縦型・権利

質問良い答え注意する答え
1. 台本は誰が書き、1カットにいくつ数字を置きますか台本の担当者を示し、1カット1数字を原則にする「デザインで見せるので台本は簡単で大丈夫」
2. 数字の出典と調査年は、どの工程で誰が照合しますか構成案の段階で出典一覧を作り、発注側と照合する「いただいた資料どおりに作ります」で終わる
3. 修正は何回まで込みで、数字の差し替えはいくらですか回数と1回あたりの費用、差し替え用のカット分けを説明できる回数が曖昧で、尺延長の扱いもない
4. 完成した横型を縦型ショートに作り替えられますか縦型の秒数・カット割りを最初から設計し、費用を示す「横型を中央で切り抜けば使えます」
5. 編集データとイラストの権利はどこまで渡りますか編集データ・素材の納品範囲と二次利用の条件を契約に書く納品は完成動画のみ、二次利用は都度相談

質問1と2で差が出ます。展示会で流す前提なら会期前・会期中・会期後の使い分けも聞いてください。展示会に絞った比較は展示会の動画制作会社はブースの1本で選ばない、発注前に社内で決めておく5点は映像制作の依頼は会社選びから始めないが参考になります。

ここまでの手順を自社で回す時間が取れない場合は、下記からご相談ください。

お問い合わせフォームから相談する(24時間以内に返信)

お問い合わせフォームから相談する(24時間以内に返信) ▶詳細はLPへ ▶

インフォグラフィック動画の制作会社を頼むべき企業・頼まなくてよい企業

自社の状況から依頼先を決める早見表
自社の状況判断向く依頼先・次の一手
展示会・IR・サービス紹介で、数字を軸に説明する「核の1本」が必要頼むモーショングラフィックス専門の制作会社
実写と図解を1本にまとめたい頼む総合動画制作会社
既に図解資料があり、それを動かしたい頼むデザイン会社(静止画インフォグラフィックの延長)
台本と数字を自社で固められ、SNS広告・短尺を量産したい頼むフリーランスのモーションデザイナー(著作権の譲渡範囲を明記)
数字が毎月変わり、速報性が重要頼まないテンプレートツール+内製のほうが速く安い
伝えたい数字がまだ決まっていない頼まない先に社内で台本の素案を作る
根拠を示せない「No.1」「満足度◯%」を見せ場にしたい頼まない表示の見直しが先
どの依頼先でも、最初に「台本は誰が書くか」と「数字を誰がいつ照合するか」を確認する

頼むべき企業

  • 展示会・IR・サービス紹介で、数字を軸に説明する「核の1本」が必要
  • 社内に出典を照合できる担当者がいて、台本の確認に時間を割ける
  • 横型の完成後に、縦型ショートや広告へ作り替えて使い回す計画がある

頼まなくてよい企業

  • 数字が毎月変わり、速報性が重要(テンプレート+内製のほうが速く安い)
  • 伝えたい数字がまだ決まっていない(先に社内で台本の素案を作る)
  • 根拠を示せない「No.1」「満足度◯%」を見せ場にしたい。表示の見直しが先です

比較のうえで外部に任せる選択肢も検討する場合は、下記からご相談ください。

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まとめ:インフォグラフィック動画の制作会社は「台本と数字の確認体制」で選ぶ

  • 依頼先は5分岐。2Dモーショングラフィックス60秒で10万〜200万円、フリーランスは1分5万〜50万円、静止画からの動画化は30秒15万〜35万円の目安
  • 伝わるかどうかは、費用の1割強の台本で決まる。1カットに数字は1つ
  • 出典・調査年・加工の明記を台本の段階で入れ、統計の更新を前提にカットを分ける
  • 見極めは質問5つ。最初に「台本は誰が書くか」と「数字を誰がいつ照合するか」を聞く

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よくある質問(FAQ)

Q1. インフォグラフィック動画の制作費用の相場は? 公開情報では、2Dモーショングラフィックス60秒でテンプレート型10万〜30万円、オリジナル30万〜100万円、高品質100万〜200万円の目安があります。フリーランスは1分5万〜50万円の目安です。弊社はSNS縦型のショート動画で1本7,500円(税込)×月10本以上・初期費用0円です。

Q2. 納期はどれくらいかかりますか? 2Dモーショングラフィックスの工程合計で2〜4週間、静止画からの動画化で3週間〜1ヶ月半という目安があります。台本の確定が遅れると全体が延びるため、数字と出典は発注前に揃えてください。

Q3. モーショングラフィックス専門の会社を選ぶべきですか? 展示会やIRで使う「核の1本」なら専門会社が向きます。ただし「台本は誰が書くか」「数字を誰がいつ照合するか」「縦型に作り替えられるか」の3点に具体的に答えられるかで判断してください。

Q4. 政府統計の数字を動画に使ってもよいですか? e-Statの利用ルールは商用利用を認め、出典の記載を求めています。加工した場合は加工したことを別に記載し、国が作成したかのような見せ方は不可とされています。個別の判断は利用ルールの原文で確認してください。

Q5. 作った横型の動画をSNSでも使えますか? 中央を切り抜くだけでは文字が潰れます。横型を作る前に縦型の秒数とカット割りを決め、編集データの納品範囲を契約に書いておくと、作り替えの費用を抑えられます。


執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。

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林健斗

この記事を書いた人

林 健斗(はやし けんと)

株式会社HolyTech 代表取締役

2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。