YouTubeインフィード広告の費用は単価で比べない|課金の仕組みと1登録あたりの出し方|HolyTech
目次
- YouTubeインフィード広告の費用の仕組み|2026年10月時点の課金条件と名称
- 名称と買い方が変わった点
- 他フォーマットとの費用比較
- 「インフィード広告は再生単価が安いのでお得」は誤り|1登録・1訪問あたりで比べる
- 計算の型(数値は説明用の仮定)
- 広告の後ろの「受け皿」で金額が変わる
- YouTubeインフィード広告の依頼先5分岐|費用×体制×実績の見方の比較表
- YouTubeインフィード広告の依頼先を見極める質問5つ
- YouTubeインフィード広告を出すべき企業・出さなくてよい企業
- 出すべき企業
- 出さなくてよい企業
- まとめ:YouTubeインフィード広告の費用は「総額÷1登録・1訪問」で比べる
- 広告に回す前に、反応の出る動画を1本無料で作ってください
- よくある質問(FAQ)
YouTubeインフィード広告の費用を、Google広告ヘルプで確認した課金の仕組み(クリック後の視聴・自動再生10秒)と公開相場の幅で整理。デマンドジェネレーションへの移行、他フォーマットとの比較、依頼先5分岐と“1登録・1訪問あたり”の比べ方まで解説します。
結論から言います。YouTubeインフィード広告の費用は「1クリック(1視聴)いくら」で比べないでください。インフィード広告は、見たい人が自分でサムネイルを押したときに課金される広告です。単価だけを見ると高く出ることがありますが、比べるべきは「広告費(運用手数料込み)÷チャンネル登録・サイト訪問の数」です。
公開相場は出典によって大きく揺れます。1クリック20〜50円とする解説(2026年3月公開)もあれば、平均25〜200円とする解説(2026年1月公開)もあります。相場の数字を信じて予算を組むより、自社の条件で1〜2か月テストし、1登録・1訪問あたりの金額を出すほうが確実です。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
本記事は、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、Google広告ヘルプの現行仕様と公開相場、ショート動画・広告運用の支援実績をもとに整理します。依頼先の実名ランキングは作りません。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
YouTubeインフィード広告の費用の仕組み|2026年10月時点の課金条件と名称
インフィード動画広告は、YouTubeの検索結果、「次のおすすめ」、YouTubeアプリのホームフィード、「登録チャンネル」フィードに表示されます。広告は画像サムネイル1個、見出し1行、最大2行のテキストで構成されます(Google広告ヘルプ)。
課金の条件は次のとおりです(Google広告ヘルプ「インフィード動画広告について」)。
- 視聴者がサムネイルをクリックして動画広告を視聴したときに課金
- 自動再生を10秒以上(10秒未満の広告は最後まで)視聴したときも課金
- 自動再生は広告の動画再生回数にはカウントされない(費用の条件と再生回数の条件は別)
- 入札は「広告視聴単価(CPV)」または「目標インプレッション単価(tCPM)」
名称と買い方が変わった点
「TrueViewディスカバリー広告」は旧名称で、現在はインフィード動画広告です。さらに、サイト申込などの成果を狙う「動画アクションキャンペーン」は、デマンドジェネレーションへ移行しました。Google広告ヘルプでは、2025年4月に新規作成の終了、2025年7月に自動アップグレード開始、2026年4月までに残りのキャンペーンも自動アップグレードというスケジュールです。デマンドジェネレーションでは、YouTubeのホームフィード・次のおすすめ・検索(=インフィード)、ショート、インストリームを配信面として扱います。
つまり2026年10月時点では、視聴を増やしたいなら動画キャンペーン(動画視聴など)、サイトでの申込を増やしたいならデマンドジェネレーション、という目的別の買い方になります。課金の条件は入札戦略で変わるため、出稿前に管理画面で確認してください。
他フォーマットとの費用比較
| フォーマット | 課金の条件(Google広告ヘルプ) | 公開相場の幅(第三者の解説) | 向く目的 |
|---|---|---|---|
| インフィード動画広告 | サムネイルのクリック後の視聴、または自動再生10秒以上 | 1クリック20〜50円/平均25〜200円(出典で揺れる) | チャンネル登録・指名の比較検討 |
| スキップ可能なインストリーム広告 | 30秒(30秒未満は最後まで)視聴、または30秒前の操作 | 1視聴3〜25円 | 認知と理解を広く取る |
| YouTubeショートの広告 | 広告視聴単価制は10秒視聴、またはボタン・高評価等の操作 | 3円〜の記載あり | 縦型素材で若年層に届ける |
| バンパー広告(6秒以内) | 目標インプレッション単価制(表示回数) | 1,000回表示400〜600円 | 短い一言を繰り返し届ける |
相場は代理店・メディアの公開記事の数値で、業種・ターゲティング・時期で変わります。フォーマットごとの全体像はYouTube広告の種類6つと選び方、YouTube広告全体の費用はYouTube広告の費用はいくら?にまとめています。
「インフィード広告は再生単価が安いのでお得」は誤り|1登録・1訪問あたりで比べる
本記事の訂正ポイントです。「インフィード広告は再生単価が安いのでお得」は誤りです。公開記事には「1視聴0.1〜0.3円」という数値もあれば「1クリック25〜200円」という数値もあり、桁が3つ違います。インフィード広告は“見たい人だけが自分で押す”仕組みなので、単価は高く出ることもあります。その代わり、検索や関連動画から来た視聴者は、自分の意思で再生しています。比べるのは単価ではなく、1登録・1訪問あたりの金額です。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・プロと素人の比較の例:「プロと素人の比較動画を提示、その違いを視聴者に見せて権威付けしつつ、 何が違うの」(@takamatsu_cookingteacher)
https://www.tiktok.com/@takamatsu_cookingteacher/video/7467128173650644231

計算の型(数値は説明用の仮定)
| 項目 | 計算式 | 例(仮定) |
|---|---|---|
| 実際に払う総額 | 広告費+運用手数料(代行の場合) | 10万円+2万円(手数料20%)=12万円 |
| 有料視聴の数 | 広告費÷平均視聴単価 | 10万円÷40円=2,500視聴 |
| チャンネル登録数 | 有料視聴×登録率 | 2,500×2%=50人 |
| 1登録あたり | 総額÷登録数 | 12万円÷50人=2,400円 |
| 1訪問あたり | 総額÷サイト訪問数 | 12万円÷300訪問=400円 |
上の数値は計算方法を示す仮定です。実際の単価・登録率は業種・商圏・素材で差があります。
ポイントは、分子に運用手数料と制作費を入れることです。関西の注文住宅会社の支援では、Meta広告・YouTube広告・Googleビジネスプロフィールの運用を、初月から2か月は月20万円程度で始める想定でした。その打ち合わせで先に出た論点が「運用費を含めると費用対効果が悪く見える」でした。運用費を外して計算すると、自社運用と代行の比較ができません。最初から総額で割る前提を決めてください。
広告の後ろの「受け皿」で金額が変わる
インフィード広告で来た視聴者が登録するかは、チャンネル側の動画で決まります。古武術を教える道場のYouTubeチャンネル(登録者12.7万人・動画541本)の支援では、ショート動画の末尾で「興味がある方はこちらのピン留め動画へ」と案内し、ピン留め動画で指導内容と体験方法を伝え、体験申込へつなげました。初月のショートは最大44万再生です。広告を出す前に、来た人が次に見る動画を1本決めておくと、1登録あたりの金額が下がります(成果は業種・商圏で差があります)。
動画広告の費用対効果を制作費込みで出す方法は、動画広告の費用対効果は再生単価で測らないで詳しく扱っています。
YouTubeインフィード広告の依頼先5分岐|費用×体制×実績の見方の比較表
| 自社の状況 | 依頼先 | 最初に確かめる実績の見方 |
|---|---|---|
| 担当者が週数時間、管理画面を見られる | 自社運用 | 自社で1登録・1訪問あたりを毎月出せるか |
| 月の広告費が一定以上あり、設定と分析を任せたい | 広告運用代行 手数料:広告費の20%前後 | 単価でなく1登録・1訪問あたりの改善幅を見せるか |
| 素材の質を上げたい・運用は社内で回せる | 制作会社+自社運用 | 広告で使った動画の視聴率・クリック率 |
| 小額テストを安く始めたい | フリーランス | 担当アカウントの成果報告の中身 |
| 素材を月10本以上作り、当たった動画を広告に回したい | 弊社(比較軸の1つ) 運用手数料:広告費の20% | オーガニックで反応が出た動画を広告に使う流れ |
| 依頼先 | 費用の幅 | 向いている企業 | 体制・立ち上がり | 実績の見方 |
|---|---|---|---|---|
| 自社運用 | 広告費のみ(最低額の公式記載は確認できず。1日1,000円以上を推奨する解説あり) | 担当者が週数時間、管理画面を見られる | 審査に最低24時間。素材の差し替えは自社 | 自社で1登録・1訪問あたりを毎月出せるか |
| 広告運用代行 | 広告費の20%前後の手数料 | 月の広告費が一定以上あり、設定と分析を任せたい | 配信設計・計測設定まで任せられる | 単価でなく1登録・1訪問あたりの改善幅を見せるか |
| 制作会社+自社運用 | 制作費(1本単位)+広告費 | 素材の質を上げたい・運用は社内で回せる | 制作に数週間。差し替え本数が少なくなりやすい | 広告で使った動画の視聴率・クリック率 |
| フリーランス | 契約次第(月額・時間単価) | 小額テストを安く始めたい | 本人の稼働に依存 | 担当アカウントの成果報告の中身 |
| 弊社(比較軸の1つ) | 運用手数料は広告費の20%。素材のショート動画は1本7,500円(税込)・初期費用0円 | 素材を月10本以上作り、当たった動画を広告に回したい | 企画・台本・編集・投稿・分析を一気通貫 | オーガニックで反応が出た動画を広告に使う流れ |
広告運用代行の手数料の考え方は、YouTube広告の運用代行は手数料率で選ばないにまとめました。比較表で先に見るのは「実績の見方」の列です。インフィード広告はサムネイルと見出しで押されるかが決まるため、素材を何本試せる体制かで成果が分かれます。
YouTubeインフィード広告の依頼先を見極める質問5つ
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 成果は何で報告しますか | 運用手数料込みの1登録・1訪問・1申込あたり | 再生単価と視聴回数のみ |
| 2. 視聴目的と申込目的で、キャンペーンをどう分けますか | 動画キャンペーンとデマンドジェネレーションの使い分けを説明できる | 「全部まとめて自動で」 |
| 3. サムネイルと見出しを月に何案試しますか | 案数と入れ替えの基準(クリック率等)がある | 1案のまま数か月回す |
| 4. 広告から来た人が次に見る動画は何ですか | ピン留め・再生リスト・LPまで設計する | 広告の動画だけで完結させる |
| 5. 最初の1〜2か月の検証予算と止める基準は | 月額と、1登録あたりの上限を先に決める | 「まず半年続けましょう」 |
質問1と5で差が出ます。デマンドジェネレーションでは、入札戦略の変更は学習期間が終わり約50件のコンバージョンが記録されてからが推奨です(Google広告ヘルプ)。少額で申込を狙う場合、50件に届く前に判断を迫られます。その場合の判断基準を持っているかも確かめてください。
YouTubeインフィード広告を出すべき企業・出さなくてよい企業
出すべき企業
- 「〇〇 やり方」「〇〇 比較」など、YouTubeで検索される悩みを解く動画がすでにある
- 注文住宅・スクール・BtoBサービスなど、検討期間が長く、動画を見て比較される商材
- チャンネル登録やLINE登録など、広告の後に続く受け皿がある
- 月数万円のテスト予算を1〜2か月確保でき、1登録あたりの上限を決められる
出さなくてよい企業
- 広告に使う動画が1本もない(先にオーガニックで反応の出る動画を作る)
- 当日来店など、すぐの行動だけを求めている(地図検索や地域を絞った広告が先)
- 効果を「再生回数」だけで判断する体制のまま変えられない
まとめ:YouTubeインフィード広告の費用は「総額÷1登録・1訪問」で比べる
- インフィード広告は、サムネイルのクリック後の視聴か、自動再生10秒以上で課金(Google広告ヘルプ)
- 動画アクションキャンペーンは2026年4月までにデマンドジェネレーションへ移行。申込狙いはデマンドジェネレーションの配信面として買う
- 公開相場は1クリック20〜200円と桁で揺れる。相場より自社のテスト結果で判断する
- 比べるのは単価ではなく、運用手数料・制作費込みの1登録・1訪問あたり
- 依頼先は5分岐。質問5つで「何で報告するか」「止める基準」を最初に聞く
広告に回す前に、反応の出る動画を1本無料で作ってください
インフィード広告の成果は、広告に使う動画で決まります。弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。オーガニックで反応が出た動画を広告に回す場合、運用手数料は広告費の20%です。まずはショート動画1本の無料お試しで、自社の動画がどれだけ見られるかを確かめてください(成果は業種・商圏で差があります)。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
動画:2025最新アルゴリズム!YouTubeのビジネス活用における裏技を徹底解説!現場の最前線で使っています
よくある質問(FAQ)
Q1. YouTubeインフィード広告の費用相場はいくらですか? 公開記事では1クリック20〜50円、平均25〜200円などの記載があり、出典で大きく揺れます。Googleの公式な料金表はありません。業種・ターゲティング・素材で変わるため、1〜2か月のテストで自社の単価を出してください。
Q2. インフィード広告は表示されただけで費用がかかりますか? 視聴単価制では、表示だけでは課金されません。サムネイルをクリックして視聴したとき、または自動再生を10秒以上(10秒未満の広告は最後まで)視聴したときに課金されます(Google広告ヘルプ)。目標インプレッション単価制を選んだ場合は表示回数が基準です。
Q3. 最低いくらから出稿できますか? Google広告ヘルプで最低出稿額の記載は確認できませんでした。1日の平均予算の2倍を超えて消化する日はあり、月の上限は1日の平均予算×30.4です。解説記事では1日1,000円以上が推奨されています。
Q4. 運用代行に頼むべきですか、それとも自社で運用すべきですか? 担当者が毎月、運用手数料込みの1登録・1訪問あたりを出せるなら自社運用で始められます。サムネイルの案出し・計測設定・キャンペーンの使い分けまで手が回らない場合は、手数料20%前後の代行が候補です。判断は手数料率でなく、何で成果を報告するかで行ってください。
Q5. TrueViewディスカバリー広告や動画アクションキャンペーンはまだ使えますか? TrueViewディスカバリー広告は旧名称で、現在はインフィード動画広告です。動画アクションキャンペーンは2025年4月に新規作成が終了し、2026年4月までに残りもデマンドジェネレーションへ自動アップグレードされるスケジュールです(Google広告ヘルプ)。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




