店舗集客ツールは機能の多さで選ばない|5種類の費用と週の手間・解約時のデータで決める|HolyTech

店舗集客ツールは機能の多さで選ばない|5種類の費用と週の手間・解約時のデータで決める|HolyTech

店舗集客ツールは機能の多さで選ぶと使われません。MEO・LINE・予約・SNS管理・来店計測の5種類を公開価格の幅で比べ、誰が週何分触るか、解約時に顧客データを持ち出せるかで決める手順と、無料で足りる範囲、契約前の質問5つを整理します。


結論から言います。店舗集客ツールは「機能の多さ」で入れると、使われないまま月額だけが残ります。ツールは5種類あり、担う工程が違います。先に自店の詰まりを1つ決め、月額より「誰が週何分触るか」と「解約時に顧客データを持ち出せるか」で選んでください。無料の公式機能で足りる店は、有料ツールを入れなくて構いません。

SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、実店舗の経営者の方向けに整理します。集客手段ごとの1来店あたり費用は店舗集客の方法6つをCPAで比較で、再来と客単価を測る順番は店舗マーケティングの記事で扱っているため、本記事はツールの選び方に絞ります。製品のランキングは作りません。なお弊社はショート動画の運用代行と公式LINEの構築支援を行う会社で、完全な第三者ではありません。

本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。

店舗集客ツール5種類の費用と担う工程

5種類のツールは、担う工程が違う
工程1 地図で見つかる・選ばれる
MEO・口コミ管理
順位計測は月1,000〜5,500円程度
週の作業:30分
工程2 予約を受ける
予約管理
無料枠あり。有料は月480円〜9,790円の公開例
週の作業:30分
工程3 来店を確かめる
来店計測
聞き取りとGoogleの「ルート」は0円
週の作業:15分と来店時の聞き取り
工程4 再来を促す
LINE配信・顧客管理
公式は月0円・5,000円・15,000円(税別)
週の作業:60分
SNS投稿管理:投稿の手間を減らす
公式機能は無料。有料は月数千円〜数万円。週の作業:30分
価格は販売会社や比較サイトの公開情報で、統計に基づく相場ではありません。週の作業時間は比較のための仮置きで、実測値ではありません。

価格は販売会社や比較サイトの公開情報で、統計に基づく相場ではありません。週の作業時間は比較のための仮置きで、実測値ではありません。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。

種類担う工程公開価格の幅週の作業(時間は仮置き)向く店向かない店
MEO・口コミ管理地図で見つかる・選ばれる順位計測は月1,000〜5,500円程度。口コミ・投稿管理込みは月1万〜3万円。AIや代行込みは月3万〜10万円。多店舗は個別見積り順位の確認と口コミ返信(30分)複数店舗で返信が滞る1店舗で口コミが月数件
LINE配信・顧客管理再来を促す公式は月0円・5,000円・15,000円(税別)。拡張ツールは規模別の目安で月3,000円〜5万円、大規模は見積り配信の作成とタグ整理(60分)再来の周期が読める配信内容を作る人がいない
予約管理予約を受ける・無断キャンセルを減らす無料枠あり。有料は月480円〜9,790円の公開例。新規予約の30%を払う手数料型の例もある空き枠の更新と顧客メモ(30分)営業中に電話へ出られない電話で足り、席も余っている
SNS投稿管理投稿の手間を減らす公式機能は無料。有料は月数千円〜数万円予約の設定と確認(30分)複数のSNSや店舗を持つ1アカウントで週数本
来店計測来店を確かめる聞き取りとGoogleの「ルート」は0円。カメラ型は機器3万円台+月数千円の例(工事費は別)。位置情報型は要問い合わせの例数字の確認(15分)と来店時の聞き取り広告費が大きく検証が要る月の広告費が小さい

代行の成果報酬を検討している場合はMEO広告の依頼先と契約前に固定する3点を、LINEのプラン差はLINEアカウントの料金3プランを確認してください。

費用感を確認できたら、御社の条件での見積もり・相談は下記から承ります。

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月額より「誰が週何分触るか」で比べる

月の実質コストは、月額だけで比べると順番を誤る
月の実質コスト=月額+週の作業時間×4.3週×担当者の時給
月額 人件費
A:無料のまま手作業 19,350円
月額0円+人件費19,350円(週3時間)
B:自動化が効く有料ツール 13,225円
月額10,000円+人件費3,225円(週30分)
C:高機能だが使う機能が同じ 33,225円
月額30,000円+人件費3,225円(週30分)
無料のAがBより高くつき、機能の多いCは最も高くなる
時給1,500円と仮定した計算例です。順番は仮定で変わるため、自店の時給と時間で計算してください。

月額の安さは、使う人の時間を含みません。比べる数字は次の式で出します。

▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)

・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)

https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799

・Vlogの例:「その人の日常がよりリアルに見えるため、興味をひきやすい。 自分以外の人生をのぞき」(@ksuxbrurhes)

https://www.tiktok.com/@ksuxbrurhes/video/7542270773327744264

参考動画(弊社クライアントではない公開アカウントの投稿)

月の実質コスト=月額+週の作業時間×4.3週×担当者の時給

時給1,500円と仮定した計算例です。

例月額週の作業人件費月の実質コスト
A:無料のまま手作業0円3時間19,350円19,350円
B:自動化が効く有料ツール10,000円30分3,225円13,225円
C:高機能だが使う機能が同じ30,000円30分3,225円33,225円

無料のAがBより高くつき、機能の多いCは最も高くなります。順番は仮定で変わるため、自店の時給と時間で計算してください。作業時間を見ずに比べると判断を誤ります。

導入前に、次の3つを書き出します。

1. 担当者の名前:「スタッフ全員で」は担当者なしと同じです 2. 触る曜日と時間:営業中に触れない店は、定休日か開店前に固定します 3. やめる基準:例として「3か月続けて週の作業を守れなければ解約する」と決めます

担当者の交代も想定してください。弊社の支援現場でも、LINE配信ツールの権限を担当者個人のアカウントに紐づけていて後から解除され、公式アカウントの担当が誰かを確認し直した例があります。権限は個人でなく店の名義で管理します。

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解約時に持ち出せるデータで選ぶ

LINE配信ツールを替えるとき、残るものと失いやすいもの
「LINEの友だちは店の資産だから、配信ツールを替えても全部持っていける」は誤りです。
残るもの
公式アカウント
友だち登録
失いやすいもの
タグ・属性(新ツールへ自動では移らない)
個別チャットの履歴
シナリオ・リッチメニュー(作り直し)
持ち出しを左右する仕様
友だち全員のユーザーIDを取得できるのは、認証済またはプレミアムアカウントのみ
作成したチャネルは、後から別のプロバイダーへ移動できない
ユーザーIDはプロバイダーごとに異なり、別のプロバイダーのチャネルとは照合できない
接続の段階で、チャネルを誰の名義のプロバイダーで作るかを確認する

本記事の訂正ポイントです。「LINEの友だちは店の資産だから、配信ツールを替えても全部持っていける」は誤りです。公式アカウントへの友だち登録は残っても、ツールの中で積み上げた情報は別です。LINEの開発者向け資料と乗り換えの解説では、次のように整理されています。

  • 友だち全員のユーザーIDを取得できるのは、認証済アカウントまたはプレミアムアカウントのみ
  • 作成したチャネルは、後から別のプロバイダーへ移動できない
  • ユーザーIDはプロバイダーごとに異なり、別のプロバイダーのチャネルとは同一人物か照合できない
  • タグや属性は新ツールへ自動では移らず、シナリオやリッチメニューは作り直しになる

接続の段階で、チャネルを誰の名義のプロバイダーで作るかを確認してください。他の種類にも、残るものと失いやすいものがあります。

種類解約後も残るもの失いやすいもの解約前にやること
MEO・口コミ管理Googleビジネスプロフィール本体(オーナー権限が店にある場合)順位の推移、計測キーワード、競合の一覧順位の履歴を書き出す。公式の「レポートをダウンロード」で実績を保存する
LINE配信・顧客管理公式アカウントと友だち登録タグ、属性、個別チャットの履歴、シナリオ出力範囲を確認し、進行中のチャットを終える
予約管理自店で控えた名簿顧客台帳、来店履歴、メモ出力の可否を確認する。新規予約は新システムのみにし、旧システムは既存予約の消化に限定する
SNS投稿管理SNS上の投稿予約中の投稿、ツール内の分析履歴数字を月1回控える(Instagramのインサイトは過去90日以内で選ぶ仕様)
来店計測自店の集計表映像と集計データ(保存7日や30日のプランの例あり)必要な数字を月次で表に移す

無料プランにも注意が要ります。公開情報では、登録顧客100〜350件の上限や、顧客データの保存が7日間という制限の例があります。顧客が増えた時点で有料化するか、データを移す費用がかかると考えてください。

カメラ型の来店計測は、特定の個人を識別できる画像を取得する場合、個人情報の取扱いになり、利用目的の通知または公表が必要と個人情報保護委員会のQ&Aは案内しています。導入前に同委員会の資料で確認してください。

比較のうえで外部に任せる選択肢も検討する場合は、下記からご相談ください。

お問い合わせフォームから相談する(24時間以内に返信)

お問い合わせフォームから相談する(24時間以内に返信) ▶詳細はLPへ ▶

導入順は店の詰まりで決める

詰まっている工程を1つ決め、そこだけ入れます。

店の状態最初に入れるもの確認する数字有料にする条件
予約が取れない(電話に出られない、無断キャンセルが多い)予約管理取りこぼした電話の数、無断キャンセル数無料枠の予約数や顧客数の上限に達した
再来がないLINE公式アカウント2回目の来店率、配信の開封・クリック月の通数が無料枠を超えた。標準機能で足りない分岐が必要になった
知られていないGoogleビジネスプロフィール、SNSの公式機能ルート、通話、ウェブサイトのクリック複数店舗で更新が回らなくなった
手段が多く、効果が分からない来店時の聞き取り来店きっかけの内訳広告費が大きく、聞き取りでは検証しきれない

現場の例を3つ挙げます。いずれも業種・商圏で差があります。

  • ヘッドスパ専門店:掲載媒体の事前決済は任意で利用率が低く、無断キャンセルが続いていました。LINE上の決済ツールで事前決済を必須にしたところ、当日の無断キャンセルがほぼゼロになりました
  • あるサロンの商談:Google検索とMEOからの新規はLINE登録ベースで月約10人でも、実際の来店はその1〜3割という見込みでした。登録数だけでは来店を判断できないため、来店時の聞き取りが要ります
  • 多店舗のリラクゼーションサロン:統一のLINEから店舗別のLINEへ分ける2段階の導線で、店舗ごとの顧客管理を行いました。多店舗では、ツールの前に管理の単位を決めます

無料で足りる範囲

公式機能で無料でできることと、有料にする条件
公式機能無料でできること有料にする条件
Googleビジネスプロフィール作成と掲載。投稿の公開日時の指定と繰り返し設定。口コミへの返信。ルート・通話・検索語句などの確認。予約リンクの追加複数店舗で更新が回らなくなった
LINE公式アカウント絞り込み配信、ステップ配信、クーポン、ショップカード、リッチメニュー。プランで使える機能に差はない月の通数が無料枠を超えた。標準機能で足りない分岐が必要になった
Instagramプロアカウントでインサイトの確認。Meta Business Suiteで投稿の予約複数店舗で更新が回らなくなった
LINEの通数=送った回数×送った友だちの数
月0円のプランの200通:友だち100人に月2回で上限
月5,000円のプランの5,000通:友だち1,250人に月4回で上限
追加配信ができるのは月15,000円のプランのみで、追加料金は通数で変動します(いずれも税別)。
  • Googleビジネスプロフィール:作成と掲載は無料です。最新情報・特典・イベントの投稿は公開日時の指定と繰り返し設定ができます。口コミへの返信、ルート・通話・検索語句などの確認、予約リンクの追加もできます
  • LINE公式アカウント:公式の案内では、プランで使える機能に差はありません。差は無料通数と追加配信の可否です。絞り込み配信、ステップ配信、クーポン、ショップカード、リッチメニューは標準で使えます
  • Instagram:プロアカウントに切り替えるとインサイトを確認できます。投稿の予約はMeta Business Suiteで行えます

LINEの通数は「送った回数×送った友だちの数」で数えます。月0円のプランの200通は、友だち100人に月2回で上限です。月5,000円のプランの5,000通は、友だち1,250人に月4回で上限です。追加配信ができるのは月15,000円のプランのみで、追加料金は通数で変動します(いずれも税別)。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。

ツールを入れなくてよい店

  • 1店舗で、上の公式機能をまだ使い切っていない
  • 担当者を決められず、週の作業時間を確保できない
  • 投稿する写真や動画が手元になく、管理する対象がない

最後の条件に当てはまる店は、ツールより先に中身を作る手を確保してください。

店舗集客ツールの契約前に聞く質問5つ

1. データの持ち出し:解約時に、顧客・履歴・タグ・順位・口コミ返信を、どの形式で、解約後いつまで書き出せますか 2. 最低契約期間と解約:最低契約期間と自動更新の有無、解約申請の期限はいつですか。公開例には6か月以上の契約が条件の製品もあり、弊社の支援先に届いたLINE配信ツールの案内にも「解約申請まで自動継続」と書かれていました 3. 担当者が辞めた時:管理者の名義と権限を店に置けますか。LINEのチャネルは誰の名義のプロバイダーで作りますか 4. 課金の単位:店舗・アカウント・キーワードのどれで課金しますか。出店や閉店の増減はいつ請求に反映されますか 5. 想定する作業量:同じ規模の店で、週に何分の作業を見込んでいますか。その作業に営業時間外の対応は含まれますか

口コミ機能は規約を先に確認する

Googleのポリシーは、割引や無料の商品などと引き換えに口コミを求める行為、否定的な口コミの投稿を妨げる行為、肯定的な口コミを選択的に募る行為を挙げています。満足度の低い客だけを別のフォームへ振り分ける機能は、この「選択的に募る」に該当するおそれがあります。違反と判断されると、一定期間新しい口コミを受け取れない、既存の口コミが非公開になる、プロフィールに警告が出るなどの制限が課されることがあります。

依頼そのものは、公式ヘルプがリンクやQRコードの共有を案内しています。地域歯科クリニックの支援では、待合室の待ち時間に案内する流れを運用に組み込み、投稿には必ず返信する形にしました。

事業者が依頼・指示した投稿は、2023年10月1日に施行されたステマ規制(景品表示法)の対象となる広告に含まれ得ます。規制の対象は広告主である事業者で、レビュー投稿も対象の表示です。迷う場合は消費者庁の公式資料で確認してください。

基本を押さえたうえで御社の場合を知りたい方は、下記からご相談ください。

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まとめ:店舗集客ツールは工程と手間とデータで決める

  • ツールは5種類あり、担う工程が違う。機能の多さでは比べない
  • 比べる数字は月額+週の作業時間×4.3週×時給。担当者とやめる基準を先に決める
  • LINEは接続時の名義と認証状況で持ち出せる範囲が変わる。全種類で解約前の書き出しを確認する
  • 無料の公式機能を使い切ってから有料にする。詰まりが1つ決まらないうちは入れない

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電話で聞く 080-8749-9392(平日10:00〜19:00)

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よくある質問(FAQ)

Q1. 店舗集客ツールは、まず何から入れればよいですか? 詰まっている工程で決めてください。予約を取りこぼす店は予約管理、再来がない店はLINE公式アカウント、知られていない店はGoogleビジネスプロフィールです。後の2つは無料から始められます。

Q2. 1店舗でもMEOツールは必要ですか? 必須ではありません。1店舗で口コミが月数件なら、Googleビジネスプロフィールの無料機能で返信と数字の確認ができます。順位の推移を定点で残したくなった時が、低価格の順位計測を検討する目安です。

Q3. LINEのステップ配信には拡張ツールが必要ですか? ステップ配信自体はLINE公式アカウントの機能にあります。公式の案内ではプランによる機能差もありません。拡張ツールは、標準機能で足りない分岐や顧客管理が必要になってから検討してください。ただしステップ配信も通数に数えられます。

Q4. 口コミを書いてくれた客に特典を渡してもよいですか? 勧めません。Googleのポリシーは、割引や無料の商品などと引き換えに口コミを求める行為を挙げています。リンクやQRコードで依頼し、特典は口コミと切り離してください。


執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。

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林健斗

この記事を書いた人

林 健斗(はやし けんと)

株式会社HolyTech 代表取締役

2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。