YouTubeインストリーム広告の費用は「スキップ=無料」で選ばない|課金条件と1件単価|HolyTech
目次
- YouTubeインストリーム広告の費用の仕組み|2026年10月時点の課金条件と入札
- スキップ可能なインストリーム広告
- スキップ不可のインストリーム広告・バンパー広告
- 名称と買い方の変化
- フォーマット別の費用比較
- 「スキップされれば無料だからお得」は誤り|冒頭5秒で1件あたりの金額が決まる
- 計算の型(数値は説明用の仮定)
- 1件あたりの上限は「生涯の売上の20%」から逆算する
- YouTubeインストリーム広告の依頼先5分岐|費用×体制×実績の見方の比較表
- YouTubeインストリーム広告の依頼先を見極める質問5つ
- YouTubeインストリーム広告を出すべき企業・出さなくてよい企業
- 出すべき企業
- 出さなくてよい企業
- まとめ:YouTubeインストリーム広告の費用は「総額÷1件」で比べる
- 広告に回す前に、冒頭5秒を試す動画を1本無料で作ってください
- よくある質問(FAQ)
YouTubeインストリーム広告の費用を、Google広告ヘルプで確認した課金条件(5秒でスキップ・30秒視聴で課金)と公開相場の幅で整理。スキップ不可・バンパーとの比較、入札で変わる「スキップ無料」の条件、依頼先5分岐と1件あたりの出し方まで解説します。
結論から言います。YouTubeインストリーム広告の費用は「スキップされたら無料だから安い」で選ばないでください。スキップが無料になるのは視聴単価制で入札したときだけです。比べるべきは視聴単価ではなく、「広告費+運用手数料+制作費」を問い合わせ・登録の件数で割った1件あたりの金額です。
公開相場では、スキップ可能なインストリーム広告の視聴単価は1回2〜25円と幅があります。単価の差は数円ですが、冒頭5秒の作り方で1件あたりの金額は数倍変わります。予算を組む前に、課金の条件と比べ方を決めておくことが先です。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
本記事は、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、2026年10月時点のGoogle広告ヘルプの仕様、公開相場、ショート動画と広告運用の支援実績をもとに整理します。依頼先の実名ランキングは作りません。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
YouTubeインストリーム広告の費用の仕組み|2026年10月時点の課金条件と入札
| フォーマット/入札 | 課金の基準 | 課金のタイミング | スキップされたときの費用 |
|---|---|---|---|
| スキップ可能インストリーム/視聴単価制(CPV) | 視聴 | 30秒視聴(未満は最後まで)または30秒前の操作 | かからない |
| スキップ可能インストリーム/tCPM・tCPA・コンバージョン数の最大化 | 表示回数 | 表示回数に基づく | 表示回数で課金(「無料」は当てはまらない) |
| スキップ不可インストリーム(15〜60秒)/tCPMのみ | 表示回数 | 表示回数に基づく | スキップできない |
| バンパー広告(6秒・最短5秒)/tCPMのみ | 表示回数 | 表示回数に基づく | スキップできない |
インストリーム広告は、YouTubeの動画の再生前・再生中・再生後に流れる動画広告です。Google広告ヘルプ「動画広告フォーマットの概要」では、スキップできるものとできないものが分かれています。
スキップ可能なインストリーム広告
- 再生開始から5秒が経過すると、視聴者はスキップできる
- 視聴単価制(CPV)では、30秒視聴(30秒未満の広告は最後まで)、または30秒より前に操作したときに課金
- 入札は視聴単価制のほか、目標インプレッション単価(tCPM)・目標コンバージョン単価(tCPA)・コンバージョン数の最大化も選べる。この3つを選ぶと、表示回数に基づいて課金される
- 長さの上限はなし(推奨は3分未満)
スキップ不可のインストリーム広告・バンパー広告
スキップ不可のインストリーム広告は、Google広告ヘルプの表で15〜60秒(キャンペーンのサブタイプによって異なる)と記載されています。入札は目標インプレッション単価制のみで、表示回数で課金されます。バンパー広告は6秒(最短5秒)のスキップできない広告で、同じく表示回数で課金されます。
名称と買い方の変化
動画キャンペーンの目標「YouTubeのリーチ、視聴回数、エンゲージメント」の下には、「動画リーチ(効率的なリーチ/スキップ不可のリーチ/フリークエンシー目標設定)」「動画再生回数」「広告シーケンス」などのサブタイプがあります。申込などの成果を狙う動画アクションキャンペーンは、2025年4月に新規作成が終了し、2026年4月までに残りもデマンドジェネレーションへ自動アップグレードされるスケジュールでした(Google広告ヘルプ)。デマンドジェネレーションの配信面にはYouTubeのインストリームも含まれます。
フォーマット別の費用比較
| フォーマット | 課金のタイミング(Google広告ヘルプ) | 尺 | 公開相場の幅(第三者の解説) | 向く目的 |
|---|---|---|---|---|
| スキップ可能なインストリーム(視聴単価制) | 30秒視聴(未満は最後まで)または30秒前の操作 | 上限なし(推奨3分未満) | 1視聴2〜25円(中心は5〜10円前後) | 理解を深めて検討に進めたい |
| スキップ可能なインストリーム(tCPA・tCPM等) | 表示回数に基づく | 同上 | 公開相場の記載は確認できず | 申込・購入の件数を増やしたい |
| スキップ不可のインストリーム | 表示回数に基づく(tCPMのみ) | 15〜60秒(サブタイプで異なる) | 1,000回表示400〜1,000円 | 最後まで伝えたい一言がある |
| バンパー広告 | 表示回数に基づく(tCPMのみ) | 6秒(最短5秒) | 1,000回表示400〜600円 | 短い一言を何度も届ける |
相場は代理店・メディアの公開記事の数値(2023年12月〜2026年1月公開)で、業種・ターゲティング・時期で変わります。最低出稿額はGoogle広告ヘルプで確認できず、解説記事では1日1,000円以上が推奨されています。予算は1日の平均予算の2倍を超えて消化される日があり、月の上限は1日の平均予算×30.4です。フォーマットの全体像はYouTube広告の種類6つと選び方、YouTube広告全体の費用はYouTube広告の費用はいくら?にまとめています。
「スキップされれば無料だからお得」は誤り|冒頭5秒で1件あたりの金額が決まる
本記事の訂正ポイントです。「インストリーム広告はスキップされれば費用がかからないので、少額でたくさん配信できてお得」は誤りです。理由は2つあります。1つ目に、スキップが無料になるのは視聴単価制で入札したときだけで、目標コンバージョン単価などでは表示回数で課金されます。2つ目に、視聴単価制でも、最初の5秒で誰向けか伝わらない広告は、対象外の人に30秒見られた分まで費用になります。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288

払っている費用は「30秒見た人の数」で決まります。30秒見た人が買う見込みのない人ばかりなら、視聴単価が安くても1件あたりは高くなります。逆に、冒頭5秒で「〇〇に悩む方へ」と言い切り、対象外の人にはスキップしてもらえば、払う相手が見込み客に絞られます。
計算の型(数値は説明用の仮定)
| 項目 | A:冒頭で対象を言わない | B:冒頭5秒で対象を言い切る |
|---|---|---|
| 広告費 | 10万円 | 10万円 |
| 平均視聴単価 | 10円 | 10円 |
| 有料視聴の数 | 1万視聴 | 1万視聴(表示回数は増えるが、表示だけでは課金されない) |
| 問い合わせ率(有料視聴あたり) | 0.05% | 0.2% |
| 問い合わせ数 | 5件 | 20件 |
| 総額(運用手数料20%+制作費1.5万円込み) | 13.5万円 | 13.5万円 |
| 1件あたり | 2.7万円 | 約6,800円 |
上の数値は計算方法を示す仮定です。実際の単価・問い合わせ率は業種・商圏・素材で差があります。
視聴単価は同じ10円でも、1件あたりは約4倍の差になります。単価を1円下げる交渉より、冒頭5秒の言い方を変える方が効きます。
1件あたりの上限は「生涯の売上の20%」から逆算する
弊社のYouTube解説では、1件獲得にかけてよい金額(顧客獲得単価)の目安を、1人のお客様が生涯にもたらす売上(LTV)の20%前後としています。原価率の高い飲食店はこれより低く、原価の小さいサービス業は高くできます。たとえばLTVが30万円なら、1件あたり6万円までが目安です。この上限を先に決めると、視聴単価が相場より高いか安いかで迷わずに済みます。
同じ解説では、ある金融系の会社で1件あたり80万円だった獲得費用が、SNSの運用で10万円以内に収まった例を紹介しています。施策の優劣は単価ではなく、1件あたりで比べて初めて分かります(成果は業種・商圏で差があります)。
YouTubeインストリーム広告の依頼先5分岐|費用×体制×実績の見方の比較表
| 依頼先 | 費用の幅 | 向いている企業 | 冒頭5秒の素材の作り方 | 実績の見方 |
|---|---|---|---|---|
| 自社運用 | 広告費のみ(最低額の公式記載は確認できず。1日1,000円以上を推奨する解説あり) | 担当者が週数時間、管理画面を見られる | 自社で撮影・編集。案数が少なくなりやすい | 自社で1件あたりを毎月出せるか |
| 広告運用代行 | 広告費の20%前後の手数料 | 入札・計測設定・分析を任せたい | 素材は別発注のことが多い | 視聴単価でなく1件あたりの改善幅を見せるか |
| 映像制作会社+自社運用 | 制作費10万〜100万円以上+広告費 | 企業紹介など、質の高い1本が必要 | 1本を作り込む。冒頭違いの差し替えは追加費用になりやすい | 広告で使った動画の視聴率・クリック率 |
| フリーランス | 契約次第(月額・時間単価) | 小額テストを安く始めたい | 本人の稼働に依存 | 担当アカウントの成果報告の中身 |
| 弊社(比較軸の1つ) | 運用手数料は広告費の20%。素材は1本7,500円(税込)・初期費用0円 | 素材を月10本以上作り、反応が出た動画を広告に回したい | ショート動画で冒頭を何案も試し、当たった型を広告に使う | オーガニックで反応が出た動画を広告に使う流れ |
制作費の幅は2026年1月公開の解説記事の値です。比較表で先に見るのは「冒頭5秒の素材の作り方」の列です。インストリーム広告の費用は冒頭5秒で決まるため、冒頭を何案試せる体制かで1件あたりが分かれます。
全国17店舗を展開するリラクゼーションサロンの支援では、ショート動画をオーガニックで投稿し、反応の型が見えた動画だけを一部店舗の広告に回しました。認知の段階では月間最大82万回再生です。広告に使う前に「どの冒頭が見られるか」を無料の投稿で確かめておくと、広告費を検証に使わずに済みます(成果は業種・商圏で差があります)。
インフィード広告との違いはYouTubeインフィード広告の費用は単価で比べない、代行の手数料の考え方はYouTube広告の運用代行は手数料率で選ばないにまとめました。
YouTubeインストリーム広告の依頼先を見極める質問5つ
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 入札は視聴単価制ですか、目標コンバージョン単価などですか | 目的に合わせて選び、課金の基準(視聴か表示か)を説明できる | 「スキップされれば無料です」とだけ言う |
| 2. 成果は何で報告しますか | 手数料・制作費込みの1件(問い合わせ・登録)あたり | 視聴単価と視聴回数のみ |
| 3. 冒頭5秒は月に何案試しますか | 案数と入れ替えの基準(視聴率・クリック率等)がある | 1本のまま数か月回す |
| 4. 1件あたりの上限はいくらに置きますか | LTVなどから上限を先に決める | 「まず相場の単価で出しましょう」 |
| 5. 最初の1〜2か月の検証予算と止める基準は | 月額と、止める・広げる基準を先に決める | 「まず半年続けましょう」 |
質問1と4で差が出ます。スキップ不可のインストリームとバンパーは表示回数で課金されるため、「スキップ無料」の説明はそもそも当てはまりません。同じインストリームでも、どの入札で何に払うのかを最初に確かめてください。
YouTubeインストリーム広告を出すべき企業・出さなくてよい企業
出すべき企業
- 冒頭5秒で「誰の、どんな悩みか」を言い切れる商材がある(スクール・士業・BtoBサービス・注文住宅など)
- 30秒あれば違いを伝えられ、その後の受け皿(LP・公式LINE・資料請求)がある
- 1件あたりの上限(LTVの20%前後など)を決められる
- 月数万円のテスト予算を1〜2か月確保でき、冒頭違いの素材を複数用意できる
出さなくてよい企業
- 広告に使う動画が1本もなく、冒頭を試す手段がない(先にオーガニックで反応の出る動画を作る)
- 当日来店など、すぐの行動だけを求めている(地図検索や地域を絞った広告が先)
- 効果を「視聴単価」と「視聴回数」だけで判断する体制のまま変えられない
まとめ:YouTubeインストリーム広告の費用は「総額÷1件」で比べる
- スキップ可能なインストリームは5秒でスキップでき、視聴単価制では30秒視聴(未満は最後まで)か操作で課金(Google広告ヘルプ)
- 目標コンバージョン単価・tCPMなどを選ぶと表示回数で課金。スキップ不可(15〜60秒)とバンパー(6秒)も表示回数で課金
- 公開相場は1視聴2〜25円と幅がある。単価の数円より、冒頭5秒で1件あたりが数倍変わる
- 1件あたりの上限はLTVの20%前後から逆算し、手数料・制作費込みの総額で割る
- 依頼先は5分岐。質問5つで「何に払うか」「冒頭を何案試すか」を最初に聞く
広告に回す前に、冒頭5秒を試す動画を1本無料で作ってください
インストリーム広告の費用対効果は、冒頭5秒の素材で決まります。弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみです。オーガニックで反応が出た動画を広告に回す場合、運用手数料は広告費の20%です。まずはショート動画1本の無料お試しで、自社の冒頭がどれだけ見られるかを確かめてください(成果は業種・商圏で差があります)。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
動画:2025最新アルゴリズム!YouTubeのビジネス活用における裏技を徹底解説!現場の最前線で使っています
よくある質問(FAQ)
Q1. YouTubeインストリーム広告の費用相場はいくらですか? 公開記事では、スキップ可能なインストリームが1視聴2〜25円(中心は5〜10円前後)、スキップ不可が1,000回表示400〜1,000円です。Googleの公式な料金表はありません。業種・ターゲティング・素材で変わるため、1〜2か月のテストで自社の単価と1件あたりを出してください。
Q2. スキップされたら本当に費用はかかりませんか? 視聴単価制で入札した場合、30秒視聴(30秒未満の広告は最後まで)か、30秒前の操作がなければ課金されません。目標インプレッション単価・目標コンバージョン単価・コンバージョン数の最大化を選んだ場合は、表示回数に基づいて課金されます(Google広告ヘルプ)。
Q3. スキップ不可のインストリーム広告は15秒までですか? 2026年10月時点のGoogle広告ヘルプでは、15〜60秒(キャンペーンのサブタイプによって異なる)と記載されています。入札は目標インプレッション単価制のみで、表示回数で課金されます。
Q4. 最低いくらから出稿できますか? Google広告ヘルプで最低出稿額の記載は確認できませんでした。1日の平均予算の2倍を超えて消化する日はあり、月の上限は1日の平均予算×30.4です。解説記事では1日1,000円以上が推奨されています。
Q5. 運用代行に頼むべきですか、それとも自社で運用すべきですか? 担当者が毎月、手数料・制作費込みの1件あたりを出せて、冒頭違いの素材を自社で作れるなら自社運用で始められます。入札の使い分けや計測設定まで手が回らない場合は、手数料20%前後の代行が候補です。判断は手数料率でなく、何で成果を報告するかで行ってください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




