イベント動画は「全編の記録」で終わらせない|依頼先5分岐の費用と次回集客への切り出し|HolyTech
目次
- イベント動画の依頼先5分岐|費用×成果物×当日の体制×納期×向くイベント
- イベント動画の費用相場|撮影時間・カメラ台数・ライブ配信で変わる
- イベント動画は「全編の記録」で終わらせない|1回の撮影を告知・当日・アフターに分ける
- 登壇者・来場者の肖像と会場BGM|撮影前に決めることと見極める質問5つ
- イベント動画を制作会社に頼むべきイベント・本数型でよいイベント
- 制作会社・配信会社に外注すべきイベント
- 本数型・内製で足りるイベント
- まとめ:イベント動画は「全編+ハイライト+切り出し」を1つの発注で決める
- 登壇の切り出しで次回の申込が動くか、1本の無料お試しで確かめてください
- よくある質問(FAQ)
イベント動画を、イベント映像の制作会社/ライブ配信の専門会社/一般の映像制作会社/フリーランス/ショート動画の本数型の5分岐で比較。2026年の公開相場、1回の撮影を告知・当日・アフターに分ける発注、登壇者の肖像と会場BGMの注意、質問5つを整理。
結論から言います。イベント動画の価値は「当日をきれいに記録すること」ではなく、「次回の集客」と「参加しなかった人への届け方」にあります。90分の全編を1本納品してもらうだけでは、見るのは関係者に限られます。告知(事前)・当日のショート・終了後のハイライトと切り出しを最初から1つの発注に入れると、同じ撮影で使える本数が増えます。その前提で依頼先を選びます。
イベント撮影の公開相場は、半日5万〜10万円から、ライブ配信の大規模案件の70万円〜まで幅があります。総額だけで比べると「何を何本受け取るか」が抜け落ちます。本記事は制作会社名を出さず、依頼先5分岐の比較表、2026年の公開相場、撮影前に決める肖像と音楽の扱い、質問5つをまとめました。SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、公開情報と弊社の運用・商談実績(業種属性化)をもとに書きます。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
イベント動画の依頼先5分岐|費用×成果物×当日の体制×納期×向くイベント
対象は周年式典・セミナー・カンファレンス・社内表彰・地域イベント・店舗イベントを主催する企業・団体の担当者です。同じ「イベント動画」でも、依頼先で受け取れる成果物が違います。
| 依頼先 | 費用レンジ(公開相場・2026年) | 主な成果物 | 当日の体制(カメラ・音声) | 納期の目安 | 向くイベント |
|---|---|---|---|---|---|
| イベント映像に強い制作会社 | 企業・社内イベントの記録+ダイジェスト10万〜40万円。企画・演出込みは40万〜80万円以上 | 記録の全編+3分前後のハイライト | 2〜3カメ・カメラマン複数名・ピンマイク | 編集込みで数週間(要確認) | 周年式典・表彰式など、残す1本が要る |
| ライブ配信の専門会社 | 小規模10万〜30万円/中規模30万〜70万円/大規模70万円〜 | 生配信+アーカイブ | カメラ3台・スイッチャー・ミキサー・回線(中規模の例) | 当日。アーカイブ編集は別見積が多い | セミナー・決算説明会・オンライン参加者がいる式典 |
| 一般の映像制作会社 | プロモーション動画込みで30万〜100万円以上 | 次回告知用のPR映像 | 演出・照明を含む撮影 | 1〜2ヶ月 | 来年の集客用に作り込んだ1本が欲しい |
| フリーランスのカメラマン+編集 | 半日5万〜10万円・1日10万〜20万円(1名体制5万〜12万円) | 素材+簡易編集 | 1カメ・1名が中心 | 個人ごとに差 | 小規模なセミナー・店舗イベント |
| ショート動画の本数型(弊社は比較軸の1つ) | 1本7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上・初期費用0円 | 15〜60秒の縦型を複数本 | 縦型の撮影ディレクション(全編記録やライブ配信は扱わない) | 継続運用の中で順次投稿 | 年に複数回開催し、毎回の集客をSNSで作りたい |
違いは「1本の記録」か「本数と配信」かです。式典の全編を残す、複数カメラで登壇を押さえる、当日に生配信する、といった用途は制作会社と配信会社が向きます。弊社は縦型ショートの運用代行が本業で、契約は月10本以上・4ヶ月以上のため、年1回の式典を1本だけ撮りたい主催者には条件が合いません。用途別の動画の相場はPR動画制作会社は「1本の大作」で選ばない、制作会社の類型は動画制作会社のおすすめは実績本数で選ばないで整理しています。
イベント動画の費用相場|撮影時間・カメラ台数・ライブ配信で変わる
公開相場はソースで揺れます。いずれも制作会社・配信会社の公開解説です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・インフルエンサーの例:「収入をリアルに公開することで、多くの人の興味をひける。 色々な角度からのコメント」(@decopin222)
https://www.tiktok.com/@decopin222/video/7543164145441475848
・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)
https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799

| 区分 | 公開されている値 | 出典の種類・更新 |
|---|---|---|
| 撮影時間別 | 半日(3〜4時間)5万〜10万円/1日(6〜8時間)10万〜20万円/2日以上は1日ごとに8万〜15万円加算 | 制作会社の公開解説(2026年1月更新) |
| 編集の範囲別 | 撮影+簡易編集8万〜15万円/複数カメラ+BGM・テロップ20万〜35万円/企画構成・ナレーション込み40万〜80万円以上 | 同上 |
| イベント種類別 | セミナー・講演会5万〜20万円/企業・社内イベント10万〜40万円/記録映像(アーカイブ用)5万〜15万円/ライブ配信15万〜60万円 | 制作会社の公開解説(2026年4月公開) |
| ライブ配信の規模別 | 小規模(社内研修・入社式)10万〜30万円/中規模(社外ウェビナー・表彰式)30万〜70万円/大規模(発表会・カンファレンス)70万円〜 | 配信スタジオの公開解説(2026年1月更新) |
同じセミナーでも5万円と30万円が並び、差を生むのはカメラ台数、カメラマンの人数、音声の取り方、編集の範囲です。ライブ配信は回線・配信プラットフォームの費用が乗ります。見積では「全編の納品形式」「ハイライトの尺」「切り出しの本数」が行ごとに分かれているかを確認してください。
イベント動画は「全編の記録」で終わらせない|1回の撮影を告知・当日・アフターに分ける
縦型の撮影を当日の段取りに最初から入れる。横型の記録カメラだけだと、縦に切り出したとき登壇者が画面から外れる
切り出し動画の最後で公式LINEの登録に誘導し、次回の告知をプッシュ通知で届ける
本記事の訂正ポイントです。「イベント動画は当日をきれいに記録するのが目的」は、主催者の記念としては正しくても、集客の道具としては足りません。参加した人は当日をすでに見ています。参加しなかった人が90分の全編を通しで見る前提は立ちにくく、YouTubeの視聴者維持率で確かめるのが確実です。イベント動画の価値は、次回の参加者を増やすことと、来られなかった人に要点を届けることにあります。
そこで撮影前に、成果物を時期ごとに分けて1つの発注にまとめます。
| 時期 | 動画の型 | 目的 | 撮り方・素材 |
|---|---|---|---|
| 開催前(告知) | 登壇者・主催者が話す15〜60秒、会場の下見、前回の様子 | 申込の理由を作る | 前回の素材+登壇者の短い撮影 |
| 当日 | 受付〜開演の空気、登壇の一言、参加者の声(同意済み) | 当日の熱量を残す | 縦型を別カメラで回す |
| 終了直後 | 3分前後のハイライト | 来られなかった人・社内への共有 | 全編の素材から編集 |
| 終了後〜次回告知 | 登壇の要点1つずつを30〜60秒に切り出し | 次回の申込・問い合わせにつなぐ | 全編の素材から複数本 |
時期の区切りは弊社の推奨設計の一例で、イベントの規模と開催頻度で変わります。ポイントは縦型の撮影を当日の段取りに最初から入れることです。横型の記録カメラだけで撮ると、後から縦に切り出したときに登壇者が画面から外れます。展示会ブースに限った会期前・中・後の配分は展示会の動画制作会社はブースの1本で選ばないで扱いました。本記事は主催イベント全般の、全編・ハイライト・切り出しの分け方を扱います。
弊社の実績でも、長尺の切り出しは集客の入口になっています。フランチャイズ経営者の個人アカウントの運用では、長尺コンテンツの切り抜きと短尺の本人発信をショート動画で出し、プロフィールやピン留めから公式LINE・問い合わせへ誘導して、講演・セミナーの依頼につなげる設計にしました。弊社のショート動画170本の実測では、CTAを後半に置くと再生数が6.5倍、話者(誰が話すか)で2〜5倍の差がありました(業種・商圏で差があります)。登壇の切り出しは「誰が話すか」がそのまま再生数に効く素材です。弊社の支援内容と実績はショート動画運用代行の実績・料金プラン(サービス詳細)にまとめています。
次回の告知先も決めておきます。InstagramやXはフォローされても主催者から個別に通知を送れませんが、公式LINEはイベントの案内をプッシュ通知で届けられます。切り出し動画の最後で公式LINEの登録に誘導しておくと、次回の告知を確実に届けられます。弊社代表自身も、商業施設でアーティストを集めたアートイベントを隔月で主催していた経験があり、毎回の集客は「前回の様子を見せること」から始まりました。
登壇者・来場者の肖像と会場BGM|撮影前に決めることと見極める質問5つ
| 論点 | 撮影前にやること | 確認先 |
|---|---|---|
| 来場者の肖像 | 申込ページと受付に「撮影し、SNS・ホームページ等で公開する」旨を掲示/撮影NGの目印(ストラップの色など)と座席を用意 | 個人情報保護委員会Q&A(Q7-11) |
| 登壇者の出演 | 出演と切り出しの範囲・公開期間を事前に書面で決める | — |
| 会場の撮影ルール | 三脚の位置・撮影エリア・配信回線の持ち込み・ドローンの可否を下見で確認し、撮影会社に共有 | 会場の規約 |
| 会場での演奏 | 管理楽曲の演奏は原則として主催者が利用許諾の手続き | JASRAC |
| 動画化(宣伝目的) | 企業・団体や商品・サービスの宣伝にあたる動画は「広告目的複製」の手続き | JASRAC |
| 市販CD・DL音源 | 著作権とは別に著作隣接権(レコード会社等)の許諾が要る | — |
権利の扱いはイベントごとに条件が違うため、ここでは一般論にとどめます。最終判断は会場の規約と、必要に応じて専門家に確認してください。
肖像と個人情報:個人情報保護委員会のQ&A(Q7-11)は、本人を判別できる写真は個人情報に当たり、利用目的の通知または公表が必要で、肖像権やプライバシーの侵害に当たる場合もあるため、不特定多数への提供では自主的に本人の同意を得る等の取組が望ましいとしています。実務では、申込ページと受付に「撮影し、SNS・ホームページ等で公開する」旨を掲示し、撮影NGの参加者が分かる目印(ストラップの色など)と座席を用意します。登壇者とは、出演と切り出しの範囲・公開期間を事前に書面で決めます。
会場の撮影ルール:会場によって、三脚の位置、撮影できるエリア、配信回線の持ち込み、ドローンの可否が決まっています。下見で確認し、撮影会社にも共有します。
音楽の著作権:JASRACは、演奏会で管理楽曲を使う場合は原則として主催者が利用許諾の手続きをとるとしています。動画にする場合は別の論点です。YouTubeなどJASRACと契約している投稿サービスでは一定の範囲で管理楽曲を含む動画を手続きなく投稿できますが、動画が特定の企業・団体や商品・サービスを宣伝するものに当たる場合は、あらかじめ「広告目的複製」の手続きが必要です。市販CDやダウンロードした音源を使うときは、著作権とは別に著作隣接権(レコード会社等)の許諾が要ります。会場BGMや演奏が映り込む場面は、切り出しから外すか、音を差し替える前提で撮ると安全です。
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 全編・ハイライト・縦型の切り出しを、それぞれ何本・何秒で納品しますか | 成果物ごとに本数・尺・納期が見積に分かれている | 「全編を1本納品します」のみ |
| 2. 縦型の切り出しのために、当日どう撮りますか | 縦型用のカメラか、縦で切っても登壇者が収まる構図を提案する | 「横の素材から後で切ります」 |
| 3. 撮影NGの参加者が映った場合、どう処理しますか | 告知文の案と、ぼかし・カットの手順がある | 「映っても問題ありません」 |
| 4. 会場BGMや演奏が入った場面はどう扱いますか | 音の差し替えや切り出しからの除外を前提にしている | 音楽の話が出ない |
| 5. 次回の告知まで、どの媒体にどの順番で出しますか | 告知・当日・アフターの公開順と導線(公式LINE・申込ページ)がある | 「納品後は御社でご自由に」 |
ライブ配信を併用する場合は、配信の同時視聴者数より、終了後のアーカイブと切り出しでどれだけ届けるかを先に決めます。配信の考え方はライブ配信は母数がすべてを参考にしてください。
イベント動画を制作会社に頼むべきイベント・本数型でよいイベント
制作会社・配信会社に外注すべきイベント
- 周年式典や表彰式など、全編を記録として残す必要がある
- 登壇者が多く、複数カメラとピンマイクで音声を確実に押さえたい
- オンライン参加者がいて、当日の生配信が欠かせない
- 来年の集客用に、演出を作り込んだPR映像が欲しい
本数型・内製で足りるイベント
- セミナーや店舗イベントを年に複数回開き、毎回の集客をSNSで作りたい
- 話せる主催者・登壇者がいる。15〜60秒の切り出しで内容は伝わります
- 全編の記録は社内のスマホや定点カメラで足り、外に出すのは要点の短尺でよい。短尺の外注相場はリール動画の制作相場は1本の単価で比べない、依頼先の選び方はショート動画制作会社の選び方で整理しています
まとめ:イベント動画は「全編+ハイライト+切り出し」を1つの発注で決める
- 依頼先は5分岐。総額ではなく「何を何本、いつ出すか」で比べる
- 公開相場は半日5万〜10万円、企業・社内イベントの記録+ダイジェスト10万〜40万円、ライブ配信は10万〜70万円〜。差はカメラ台数・人数・音声・編集の範囲
- 全編の記録は関係者向け。次回の集客は告知・当日・アフターの短尺と、公式LINEへの導線で作る
- 肖像は撮影告知と撮影NGの目印、音楽は演奏と動画化を別に確認する
登壇の切り出しで次回の申込が動くか、1本の無料お試しで確かめてください
弊社の運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。式典の全編記録やライブ配信は扱いませんが、イベントの告知・当日・アフターの短尺を本数で担えます。登壇者が話す30〜60秒で申込や問い合わせが動くかは、ショート動画1本の無料お試しで確かめてください。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. イベント動画の撮影費用はいくらですか? 2026年の公開相場では、半日5万〜10万円、1日10万〜20万円が目安です。企業・社内イベントの記録とダイジェスト制作で10万〜40万円、企画構成やナレーションまで含めると40万〜80万円以上の例があります。
Q2. ライブ配信を頼むといくらかかりますか? 配信会社の公開解説では、社内研修などの小規模で10万〜30万円、社外ウェビナーや表彰式などの中規模で30万〜70万円、カンファレンスなどの大規模で70万円〜です。
Q3. 来場者を撮影して公開するときに同意は必要ですか? 個人情報保護委員会のQ&Aでは、利用目的の通知または公表が必要で、不特定多数への提供では本人の同意を得る取組が望ましいとされています。申込時と会場での撮影告知、撮影NGの目印を用意するのが一般的です。
Q4. 会場で流れていた音楽が動画に入っても大丈夫ですか? 投稿サービスや動画の目的で扱いが変わります。企業の宣伝にあたる動画は、JASRACの「広告目的複製」の手続きが必要とされ、市販音源は著作隣接権の許諾も要ります。音を差し替えるか、その場面を使わないのが安全です。
Q5. ハイライト動画は何分にすればよいですか? 来られなかった人や社内への共有なら3分前後、SNSでの次回告知なら15〜60秒の切り出しが目安です。全編・ハイライト・切り出しを撮影前に決めておくと、同じ撮影で本数が増えます。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングと集客を支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




