Twitterの企業アカウントの作り方と運用ルール|認証の料金・炎上対策・中の人の型
Twitterの企業アカウント(現X)の作り方を5ステップで整理。X Premiumと認証済み組織(X Premium Business)の料金差、炎上を防ぐ運用ガイドライン7項目、中の人運用の3つの型まで、2026年9月時点の情報で解説します。
結論から言います。Twitter(現X)の企業アカウントは、無料の通常アカウントで今日から作れます。「企業専用のアカウント種別」も「金バッジ必須」というルールもありません。先に決めるべきは認証バッジではなく、誰が・何を・どこまで投稿してよいかの運用ルールです。
多くの解説記事は「企業アカウントなら認証済み組織(金バッジ)を取りましょう」と書いています。しかし金バッジは月額30,000円〜135,000円の有料サブスクリプションで、名称もすでに「X Premium Business」へ変わっています。月に数本しか投稿しないアカウントが最初に払う金額ではありません。一方で、X広告を配信するには認証バッジが必須という実務上の条件があります。つまり認証は「信頼の飾り」ではなく「広告を出すかどうか」で判断する費用です。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
Xの国内月間アクティブユーザーは6,800万人以上、日間では4,000万人以上です(2025年5月、X日本法人代表の登壇発表)。利用者が多い分、1本の不用意な投稿が拡散する速度も他のSNSより速い媒体です。本記事では、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、開設手順・認証の料金・炎上対策の運用ガイドライン・中の人運用の型を、2026年9月時点の情報で整理します。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
Twitterの企業アカウントとは|個人アカウントとの違いは「機能」ではなく「体制」
Xには、Instagramの「プロアカウント」やTikTokの「ビジネスアカウント」のように、開設時に選ぶ企業専用の種別はありません。企業も個人も同じ手順でアカウントを作り、同じ投稿機能を使います。プロフィールにカテゴリなどを表示できる「Proアカウント」への切り替え機能はありますが、無料・審査なしで、投稿の表示が優遇される仕組みではありません。
したがって、企業アカウントと個人アカウントを分けるのは機能ではなく、次の3点の体制です。
| 観点 | 個人アカウント | 企業アカウント |
|---|---|---|
| 発言の主体 | 本人 | 会社(投稿は全て会社の公式見解として読まれる) |
| ログインする人 | 1人 | 複数人になりやすい(担当交代・退職がある) |
| 失敗時の影響 | 本人の評判 | ブランド・採用・取引先との関係 |
弊社の商談でも、自社のSNSの現状を尋ねると「昔Twitterを少しやっていたくらい」という答えが返ってくることがあります。開設はしたが続いていない状態です。続かないアカウントに共通するのは、ログイン情報と投稿基準が担当者個人に紐付いていて、会社の仕組みになっていないことです。作り方より先に体制を決める理由はここにあります。
Twitterの企業アカウントの作り方|開設から初投稿までの5ステップ
画面上の文言はアプリのバージョンで変わるため、ここでは操作の順序と、企業が個人と変えるべき設定を中心に示します。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・ショート動画分析の例:「バズっている動画やアカウントを引用しながらなぜこの動画がバズっているのか説明する」(@zuborashort)
https://www.tiktok.com/@zuborashort/video/7598123437726518548
・sns分析の例:「最強の料理アカウントみっけた#tiktok攻略 #snsマーケティング #ビジネ」(@shino_market)
https://www.tiktok.com/@shino_market/video/7479035565300567314

1. 登録用メールアドレスを共有アドレスで用意する:担当者個人のアドレスや携帯番号で登録しない。`sns@自社ドメイン` のような共有アドレスを使う。退職と同時にログイン不能になる事故をここで防ぐ 2. アカウントを作成する:Xのトップ画面からアカウント作成へ進み、名前(=表示名。正式な社名またはブランド名)、メールアドレス、生年月日欄を入力して認証コードで確認する 3. ユーザー名(@以降)を決める:自社サイトのドメインや他SNSのIDと揃える。ユーザー名は後から変更できるが、名刺・サイト・過去の言及リンクが切れるため、初日に確定させる 4. プロフィールを完成させる:アイコン(ロゴ)、ヘッダー画像、自己紹介(何の会社か・何を発信するか・問い合わせ先)、自社サイトURL、所在地を埋める。運用ポリシーを公開する場合はURLをここに置く 5. セキュリティ設定をしてから初投稿する:「設定とプライバシー」→「セキュリティとアカウントアクセス」→「セキュリティ」→「2要素認証」の順に進んで有効化する。認証アプリ方式を選び、バックアップコードを社内の共有保管庫に保存してから、固定用の初投稿(アカウントの目的を1本で説明する投稿)を出す
ロゴやアイコンの扱いで迷う場合は、SNSのロゴは使ってよい|6媒体の公式ガイドライン比較と禁止事項を参照してください。複数人でログインする際の権限設計の考え方は、媒体は違いますがインスタの引き継ぎはログイン手段で決まる|機種変更の手順と企業アカウントの権限設計と共通です。
認証バッジの種類と料金|X Premiumと認証済み組織(X Premium Business)の違い
Xの認証バッジは3色あります。青は個人向けサブスクリプション「X Premium」、金は組織向けの「認証済み組織(Verified Organizations)」、グレーは政府機関・多国間機関向けです。組織向けサービスは現在「X Premium Business」に名称が変わっており、古い記事の「認証済み組織」と同じものを指します。
| 区分 | プラン | 月額(Web・税別表記を含む) | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| X Premium(青) | ベーシック | 368円 | 投稿の編集・長文投稿など。チェックマークは付かない |
| X Premium(青) | プレミアム | 980円 | 青のチェックマーク、返信の優先表示など |
| X Premium(青) | プレミアムプラス | 6,080円(2025年2月改定時点) | 広告非表示、AI「Grok」の利用枠拡大など |
| X Premium Business(金) | ベーシック | 200米ドル(日本向け告知では月額30,000円から) | 金のチェックマーク、四角形のプロフィール画像、広告クレジット、優先サポート、Premium+の機能 |
| X Premium Business(金) | フルアクセス | 135,000円+関連アカウント1件あたり8,000円 | 上記に加え、関連アカウント(社員・店舗・ブランド別)の紐付け認証、最上位サポート |
料金には注意点が2つあります。1つ目は、アプリ内課金はアプリストアの手数料が乗るためWebより高くなることです。申し込みはWebブラウザから行ってください。2つ目は、プレミアムプラスの料金は2024年12月と2025年2月に続けて改定されており、解説サイト間で記載額が割れていることです。ベーシックの円建て額も公式告知(月額30,000円から)とヘルプ上の表記(200米ドル)の2通りがあります。契約前に必ず申し込み画面の表示額を確認してください。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
企業はどれを選ぶべきか
判断基準は「X広告を出すか」と「関連アカウントを束ねる必要があるか」の2つです。
- 広告を出さず、まず運用を軌道に乗せたい:無料のままで十分。バッジの有無より投稿の中身が先
- X広告を出す/なりすまし対策が必要:認証バッジが必要。X広告の掲載には認証バッジが条件とされており、組織はX Premium Businessが基本。ベーシックには広告クレジットが付くため、広告費を使う前提なら実質負担は下がる
- 店舗・社員・ブランド別に複数アカウントを公式として束ねたい:フルアクセス。関連アカウント機能はフルアクセス限定
動画:SNS運用初心者でもパクるだけ!?バズアカウント30選徹底解説【動画マーケティング】
運用ルールの作り方|炎上を防ぐ運用ガイドライン7項目
予防策として最も安く確実なのは、会社の端末・ブラウザのプロファイルを分け、私用アカウントと同じアプリに同居させないこと。
炎上は「変な人が投稿したから」ではなく、「判断基準が文章になっていなかったから」起きます。弊社は社内の案件運営でも、開始時に前提条件を握る・できないことは最初に言う・クレームや緊急事項は即ミーティングか電話で火消しする・決定事項は当日中に文面で残す、という原則を徹底しています。企業アカウントの運用ガイドラインも同じ構造で、A4で1〜2枚にまとめます。
| # | 項目 | 決める内容 |
|---|---|---|
| 1 | 目的とKPI | 認知・採用・問い合わせのどれか。見る数字(インプレッション、プロフィール表示、リンククリック) |
| 2 | 投稿してよい話題・触れない話題 | 政治・宗教・災害・事件・他社比較・ジェンダーは原則触れない。時事への便乗は承認制 |
| 3 | 承認フロー | 通常投稿は担当判断、キャンペーン・謝罪・時事は上長承認、など種類別に |
| 4 | 返信・引用・DMの基準 | 返信する範囲、クレームはDMや窓口へ誘導する定型文、反応しない対象 |
| 5 | アカウント管理 | 共有アドレス登録、2要素認証、ログインできる人の一覧、退職・異動時のパスワード変更 |
| 6 | 誤投稿・炎上時の初動 | 誰に何分以内に連絡するか、削除の判断者、経緯説明を出す基準 |
| 7 | 法令・権利 | 景品表示法(キャンペーン・PR表記)、著作権・肖像権、個人情報を載せない |
特に効くのは5と6です。個人アカウントとの切り替えミスによる誤投稿は、企業アカウントの典型的な事故です。会社の端末・ブラウザのプロファイルを分け、私用アカウントと同じアプリに同居させないことが、最も安く確実な予防策です。初動は「投稿を消して終わり」にせず、スクリーンショットで記録を残したうえで、事実確認→判断者へ連絡→必要なら経緯説明、の順を固定します。
中の人運用の3つの型|キャラクターより先に「再現性」で選ぶ
「中の人」運用は、ゆるい人格で親近感を作る手法として知られています。ただし属人性が最も高い運用でもあり、担当者の異動で止まります。型は次の3つから選びます。
| 型 | 内容 | 向いている企業 | リスク |
|---|---|---|---|
| 公式情報型 | 新商品・営業情報・プレスリリース中心 | BtoB、金融・医療など規制業種 | 伸びにくいが事故も少ない |
| ノウハウ発信型 | 自社の専門知識を短文・長文で解説 | BtoB、士業、教育、採用強化中の企業 | ネタの仕込みが必要 |
| 中の人キャラクター型 | 担当者の人格を出し、会話・時事に反応 | 消費財、飲食、エンタメ | 属人化・失言リスクが最大 |
弊社が勧めるのは、多くの企業でノウハウ発信型です。理由は再現性です。弊社の運用では、人が3時間かけて書いた投稿より、運用データを学習させたAIで下書きした投稿のほうがインプレッションが最大20倍以上になった例があり、学習塾の支援では勉強法を解説する長文投稿が1万インプレッションを超えています(成果は業種・アカウントの状態で差があります)。長文投稿は読了までの滞在時間が長く、「もっと見る」の手前の数行に強い引きを置く構成が鍵です。この型は構成がテンプレート化できるため、担当者が替わっても品質が落ちません。
Xと同じテキスト主体のSNSとしてThreadsを並行検討する場合は、Threadsとは?使い方・Xとの違いと店舗が今始めるべき理由で違いを整理しています。
まとめ:Twitterの企業アカウントは「作る→ルール化→必要なら認証」の順で進める
- 企業専用のアカウント種別は無い。無料アカウントで開設でき、違いは機能ではなく体制
- 開設は共有メールアドレスでの登録と2要素認証が最重要。担当者個人の連絡先で作らない
- 認証は青(X Premium・月額368円〜)と金(X Premium Business・月額30,000円〜135,000円)。広告を出すか、関連アカウントを束ねるかで判断する
- 炎上対策は運用ガイドライン7項目を文章にすること。特にアカウント管理と初動フロー
- 中の人運用は3つの型から選ぶ。迷ったら再現性の高いノウハウ発信型
テキストSNSと並行して、ショート動画を1本7,500円から始めませんか
Xで認知を取った後、問い合わせ・来店・応募まで動かす導線として、弊社はショート動画運用を提案しています。運用代行は動画1本あたり7,500円(税込)で、コンセプト設計から台本・編集・投稿・分析まで一気通貫。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影時のご協力・納品物の確認・月1回のMTG参加」の3点のみ。SNS全体の運用ルール作りも初回MTGでご提案します。まずは公式LINEで相談するか、無料相談を予約するからどうぞ。自社で運用体制を作りたい場合は、SNS運用の内製化を全国39店舗の上場企業で支援した実例も参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. Twitterの企業アカウントは無料で作れますか? 作れます。Xに企業専用のアカウント種別は無く、個人と同じ無料アカウントで開設できます。費用がかかるのは、認証バッジ(X PremiumやX Premium Business)や広告を使う場合だけです。
Q2. 企業が個人向けのX Premiumに入ってもよいですか? 加入できます。X Premiumは個人・企業を問わず利用でき、プレミアム(Web月額980円)以上で青のチェックマークが付きます。金のチェックマークと四角形のプロフィール画像が必要な場合はX Premium Businessを選びます。
Q3. 「認証済み組織」と「X Premium Business」は別のサービスですか? 同じ組織向けサブスクリプションです。旧名称が認証済み組織(Verified Organizations)で、現在はX Premium Businessの名称で案内されています。広告ヘルプなど一部に旧名称の表記が残っています。
Q4. 担当者が退職するとき、何をすればよいですか? パスワードを変更し、2要素認証の登録端末・認証アプリを後任へ移し、連携アプリの一覧を見直します。登録メールアドレスが個人のものだった場合は、在職中に共有アドレスへ変更してください。
Q5. 炎上したら、投稿をすぐ削除すべきですか? 削除の前に記録を残し、判断者へ連絡するのが先です。無言で削除すると「隠した」と受け取られ、二次炎上の原因になります。事実確認のうえ、誤りがあれば削除と経緯説明をセットで行います。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




