ビジネスのSNSは全媒体に同じ投稿を流さない|目的×7媒体の利用率・費用で選ぶ最初の1つ|HolyTech
ビジネスのSNSは主要媒体に全部アカウントを作り、同じ投稿を流しても成果は出ません。集客・採用・ブランディング・BtoBリード・顧客対応の目的別に、7媒体の国内利用率(総務省)・向く業種・工数・費用を比較し、最初に選ぶ1媒体を決めます。
結論から言います。ビジネスでSNSを始めるなら、最初の6か月は「目的に合う1媒体+LINE公式アカウント(受け皿)」に絞ってください。媒体ごとに“届く相手”と“伸びる型”が違うため、全媒体に同じ投稿を流すとどこでも中途半端になります。媒体は流行ではなく「顧客がその媒体で何をしているか」で選びます。
総務省「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2026年6月26日公表・13〜79歳1,800人)では、全年代の利用率はLINE 92.9%、YouTube 81.5%、Instagram 54.8%、X 44.7%、TikTok 36.7%、Facebook 27.0%です。ただ、利用率が高い媒体ほど自社に効くわけではありません。見込み客がその媒体で「探しているのか」「眺めているのか」で、伸びる型が変わるからです。
本記事では、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、7媒体の比較、目的別の最初の1媒体、受け皿の組み方、体制と費用を整理します。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
ビジネスのSNSは目的で選ぶ|7媒体の利用率・向く業種・工数・費用の比較表
利用率は総務省の令和7年度調査、国内規模は各社の公式発表で確認できた数値です。
| 媒体 | 全年代の利用率(最も高い年代) | 国内規模(公式発表) | 利用者がしていること | 伸びる型 | 向く目的・業種 | 必要な工数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 54.8%(20代82.6%・女性63.4%) | 公式の最新値は確認できず | 店や商品を「見て選ぶ」 | リール+プロフィールの導線 | 集客・予約(美容・飲食・クリニック・住宅) | リール月8本前後+DM対応 | |
| TikTok | 36.7%(10代67.9%・20代61.5%) | MAU 4,200万突破(TikTok Lite含む・2025年11月発表) | おすすめに流れてくる動画を眺める | 冒頭で引く企画・疑似体験 | 認知・採用(スクール・飲食・若手採用) | ショート月10本前後 |
| YouTube | 81.5%(10〜40代で90%超・60代72.6%) | 18歳以上7,370万人(2024年5月・Google発表) | 悩みを検索して長く見る | 検索される題名のロング動画+ショート | 高単価の検討・BtoBリード(不動産・士業・住宅・製造業) | ロング月2〜4本(撮影1回でまとめ撮り) |
| X | 44.7%(20代73.4%) | 公式の最新値は確認できず | 情報を拾う・話題を追う | 速報・意見・学びの要点 | 指名検索・業界内の認知(IT・メディア・BtoB) | ほぼ毎日の投稿と返信 |
| LINE公式アカウント | LINE 92.9%(10〜60代で90%超・70代77.8%) | 月間利用者1億超(2025年12月末・LINEヤフー発表) | 知り合いとやり取りする | 友だち追加後の配信・予約・相談 | 顧客対応・再来店(全業種の受け皿) | 月2〜4回の配信+問い合わせ対応 |
| 27.0%(40代38.9%・30代37.4%) | 公式の最新値は確認できず | 知人・仕事関係の近況を見る | 実名での事例・会社の動き | 経営者層・地域の取引先向け(BtoB) | 週1〜2回の投稿 | |
| 総務省調査の対象外 | 公式の最新値は確認できず | 仕事の経歴・業界情報を見る | 社員・経営者の実名発信 | 外資・IT企業の採用、海外向けBtoB | 担当者個人の継続発信 |
表の読み方は1つです。自社の見込み客が「探している」なら検索型(YouTube・Instagram)、「眺めている」ならおすすめ型(TikTok・リール)、「すでに顧客」ならLINE公式アカウントを選びます。LINEは利用率が最も高くても、友だち追加の前に見つけてもらう場ではありません(発信面だったLINE VOOMは2026年9月30日に終了)。年代別・男女別の詳細はSNSの年代別利用率【総務省2026年版】にまとめています。
次に、目的から逆算した「最初の1媒体」です。
| 目的 | 最初の1媒体 | 受け皿 | 見る数字 | 費用の目安(外注時) |
|---|---|---|---|---|
| ①集客・予約(店舗) | Instagram(リール) | 予約ページ+LINE公式アカウント | プロフィールへのアクセス・リンクのタップ・予約数 | 運用一式で月20万〜30万円の層 |
| ②採用 | TikTok(若手)/Instagram(職場の雰囲気) | 採用LINE・採用ページ | 再生数・冒頭3秒の継続率・応募数 | 投稿作成のみなら月10万円以下〜 |
| ③ブランディング・指名検索 | YouTube/X | 公式サイト | 社名・商品名での検索数 | 動画制作込みで月50万円以上の層 |
| ④BtoBのリード獲得 | YouTube(ロング) | LINE公式アカウント+資料の特典 | 資料請求・個別相談の件数 | YouTube・TikTokは月30万〜80万円程度 |
| ⑤既存顧客の対応・再来店 | LINE公式アカウント | 予約・相談の窓口 | 再来店率・配信後の予約数 | 内製が基本(月額0〜15,000円+税) |
費用はミツモアのSNS運用代行の相場記事(2025年11月26日更新)の価格帯(月10万円以下=投稿作成のみ/月20万〜30万円=運用一式/月50万円以上=戦略・動画制作・広告、初期費用10万〜50万円)を目的に当てはめた目安です。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
「主要SNSに全部アカウントを作って同じ投稿」は誤り|媒体ごとに届く相手と伸びる型が違う
最も多い思い込みが「全媒体にアカウントを作り、同じ投稿を流すのが効率的」です。弊社の支援実績では、媒体で届く相手が変わり、勝つ型も入れ替わりました。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288
・sns分析の例:「最強の料理アカウントみっけた#tiktok攻略 #snsマーケティング #ビジネ」(@shino_market)
https://www.tiktok.com/@shino_market/video/7479035565300567314

同じ動画でTikTokとXの勝ち負けが逆転:動画編集スクール 動画編集スクールのTikTokでは、1コンセプト3本×5コンセプトの計15本で型を検証しました。「プロ目線のガチレビュー」はTikTokで170万再生、同じ動画をXに転用して161万インプレッションと両方で伸びました。一方、「編集のビフォーアフター」はTikTokで伸びなかったのに、Xでは売上に直結しました。TikTokはおすすめから来る初心者が多く、Xは学ぶ目的がはっきりした層が多いためです(成果は業種・商圏で差があります)。
大事なのは順番です。このスクールはTikTokで勝ち型を見つけた後に他媒体へ転用しています。受け皿も1つで、TikTokのある月は10本で640万再生、ピン留め動画の視聴7.6万人を経て、LINE追加は403人でした。最初から4媒体に同じ投稿を流すと、どの型がどの層に効いたかを切り分けられません。
再生数を追わずに売主を獲得:相続不動産に特化した不動産仲介会社 反対に、YouTubeを「検索される場所」として使った例です。相続不動産の売主は母集団が小さく、バズは事業につながりません。そこで「相続税 不動産」などの検索語でロング動画を作り、動画の特典資料でLINE登録→個別相談へつなぎました。登録者は2.7万人で、数年前の動画が今も検索上位に表示されています。TikTokに同じ動画を流しても、届くのは相続を控えていない層です。
ビジネスでSNSを始める最初の6か月|1媒体+LINE公式アカウントの組み方
再生数と冒頭3秒の継続率で型を分ける
リンク先をLINE公式アカウント1本に絞る
友だち追加の特典(料金表・診断など)を用意
型を作り直す前提で3本だけ試す
入口の1媒体と受け皿のLINE公式アカウントだけを動かします。
- 1〜2か月目:型の検証。1コンセプト3本×3〜5コンセプトで投稿し、再生数と冒頭3秒の継続率で型を分ける
- 3〜4か月目:受け皿の接続。伸びた型をピン留めし、リンク先をLINE公式アカウント1本に絞る。友だち追加の特典(料金表・診断など)を用意する
- 5〜6か月目:転用の判断。勝ち型が月3本以上安定したら2つ目の媒体へ。型を作り直す前提で3本だけ試す
受け皿の作り込みで差が出た例が、国内リゾート旅行に特化した旅行代理店です。TikTokの1本が約500万再生に届き、LINE公式アカウントでは「旅行の目的・移動手段・海の活動・宿泊先」の4問に答えると合うツアーが表示され、そのまま予約ページへ進めます。受け皿で嗜好を聞き分ければ、営業のヒアリングを自動化できます。
LINE公式アカウントの料金(税別)は、コミュニケーションプラン月0円(メッセージ月200通)、ライトプラン月5,000円(月5,000通)、スタンダードプラン月15,000円(月30,000通・追加は1通〜3円)です。スタンダードプランの追加メッセージ料金は2026年10月1日に改定されています。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
弊社のショート動画170本の実測では、話者(誰が話すか)で再生数に2〜5倍の差が出て、CTA(LINE追加などを促す一言)を後半に置くと6.5倍になりました。媒体を増やす前に、1媒体の中で「誰が話すか」と「CTAの位置」を試します。
ビジネスSNSの体制と費用|内製・一部外注・運用代行と外注先に聞く5つの質問
| # | 質問の論点 | 確かめる点(本記事の目安) |
|---|---|---|
| 1 | 見込み客はどの媒体で「探している/眺めている」か | 根拠の数字を示せるか |
| 2 | 最初の6か月で絞る媒体数と、広げる条件 | 1媒体+LINE公式アカウント/勝ち型が月3本以上安定したら2つ目へ |
| 3 | 型の検証単位と勝ち負けの判定指標 | 1コンセプト3本×3〜5コンセプト/再生数・冒頭3秒の継続率 |
| 4 | 受け皿を誰がどう作るか | LINE公式アカウント・予約ページ・資料の担当と設計 |
| 5 | 別の媒体へ転用するときの作り直し | 冒頭とCTAを媒体ごとに作り直すか |
| 体制 | 社内の作業 | 費用の目安(公開相場) | 向く目的 | 止まりやすい所 |
|---|---|---|---|---|
| 全部内製 | 企画・撮影・出演・編集・投稿・分析 | 人件費+LINE公式アカウント月0〜15,000円(税別) | ⑤既存顧客の対応 | 担当者の兼務・異動 |
| 撮影は社内・編集以降を外注 | 撮影素材の提供・出演・確認 | フリーランス月5万円〜 | ②採用(社員が出演) | 型の検証と受け皿の設計が社内任せ |
| 運用代行に委託 | 素材提供・確認・承認 | 月10万円以下〜50万円以上、初期費用10万〜50万円 | ①集客・③ブランディング・④BtoBリード | 自社の空気感が伝わるまで時間がかかる |
弊社は動画1本7,500円(税込)で、月10本なら月7万5,000円(税込)です。外注先には次の5つを聞いてください。
1. 当社の見込み客は、どの媒体で「探している」「眺めている」と考えますか。根拠の数字は何ですか 2. 最初の6か月で、媒体をいくつに絞りますか。2つ目の媒体へ広げる条件は何ですか 3. 型の検証は、何コンセプト×何本の単位で行い、どの数字で勝ち負けを決めますか 4. 投稿を見た人の受け皿(LINE公式アカウント・予約ページ・資料)を誰がどう作りますか 5. 同じ動画を別の媒体へ転用するとき、冒頭やCTAをどう作り直しますか
担当者1人の兼務で回すか外に出すかの体制比較は企業のSNS運用は担当1人の兼務では止まる、依頼先の類型はSNSマーケティング会社は5類型で比べています。
ビジネスでSNSを本格的に使うべき企業・後回しでよい企業
本格的に使うべき企業
- 見込み客が「探す・比べる」商材で、予約・資料などの受け皿がある
- 1件の成約単価が高く、少数のリードで事業が成り立つ(不動産・士業・住宅・BtoB)
- 採用の母集団が足りず、職場や社員を見せられる
後回しでよい企業
- 顧客の大半が紹介・既存取引で、新規の問い合わせを受ける体制がない
- 受け皿(予約ページ・LINE公式アカウント・問い合わせ窓口)がまだ無い
- 目的が決まらず「とりあえず全部の媒体にアカウントを作りたい」段階にある
後回しでよい企業も、既存顧客向けのLINE公式アカウントは費用をかけずに始められます。SNS以外の手段も含めた予算配分は中小企業のWebマーケティングは「無料のSNS」が一番高いで整理しています。
まとめ:ビジネスのSNSは1媒体+受け皿から始める
- ビジネスのSNSは、全媒体に同じ投稿を流すとどこでも中途半端になる。最初の6か月は1媒体+LINE公式アカウントに絞る
- 媒体は利用率ではなく「見込み客がその媒体で何をしているか」で選ぶ
- 同じ動画でもTikTokとXで勝つ型は逆転した。転用は勝ち型を見つけた後に行う
- 外注するなら「媒体を絞る数と広げる条件」「型の検証単位」「受け皿を誰が作るか」を聞く
最初の1媒体の型検証から始めるなら、1本7,500円・1本無料お試しで
弊社のショート動画運用代行は動画1本あたり7,500円(税込)で、媒体選び・コンセプト設計・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・LINE公式アカウントへの導線の分析まで一気通貫で担います(月10本・4ヶ月から)。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本の無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみです。成果は業種・商圏で差があります。まずは公式LINEで相談するか、無料相談を予約するから、見込み客がどこで何をしているかをお聞かせください。
動画:【先着10社】動画1本無料制作!SNSマーケティングで集客や採用を成功させる秘訣を特別公開!SNS運用代行の闇を大暴露!
よくある質問(FAQ)
Q1. ビジネスでSNSを始めるなら、どの媒体から選べばよいですか? 店舗の集客・予約ならInstagram、若手の採用や認知ならTikTok、高単価の検討やBtoBのリード獲得ならYouTube、既存顧客の対応ならLINE公式アカウントが最初の候補です。受け皿としてLINE公式アカウントを併用します。
Q2. 複数のSNSに同じ投稿を流すのは効率的ではないのですか? 最初からはおすすめしません。弊社支援の動画編集スクールでは、TikTokで伸びなかった動画がXでは売上に直結しました。1媒体で勝ち型を見つけてから、冒頭やCTAを作り直して転用します(成果は業種・商圏で差があります)。
Q3. BtoB企業にSNSは向いていますか? 向いています。検索されるYouTubeのロング動画は、少数でも成約単価の高いリードを集められます。弊社支援の相続不動産に特化した不動産仲介会社は、検索語に合わせた動画と特典資料でLINE登録から個別相談へつないでいます。経営者層向けならFacebook(40代の利用率38.9%)も候補です。
Q4. ビジネスのSNS運用を外注すると費用はいくらですか? 公開相場では、投稿作成中心で月10万円以下、運用一式で月20万〜30万円、動画制作や広告を含むと月50万円以上、初期費用は10万〜50万円が目安です。弊社は動画1本7,500円(税込)・初期費用0円キャンペーン中で、月10本なら月7万5,000円(税込)です。
Q5. LINE公式アカウントは無料で使えますか? 使えます。コミュニケーションプランは月0円でメッセージ月200通までです。配信が増えたらライトプラン(月5,000円・税別)、スタンダードプラン(月15,000円・税別)へ切り替えます。LINEは発信の場ではなく受け皿として設計します。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




