クリニックのSNS運用代行は症例写真で集患しない|依頼先4分岐の月額相場と確認フロー|HolyTech
クリニックのSNS運用代行を、医療特化の代行/総合代行の医療プラン/広告代理店/本数運用型の4分岐で「月額×医療広告ガイドラインの確認体制×撮影×予約導線」から比較。ビフォーアフター写真の扱い、公開相場の幅、契約前に聞く質問5つを整理。
結論から言います。クリニックのSNS運用代行で買うべきは投稿本数ではなく、「医療広告ガイドラインの確認フロー+本数」です。SNSのプロフィール・投稿・返信は医療広告に該当しうる領域で、ビフォーアフター写真は治療内容・費用・主なリスク・副作用などの詳細な説明を付けなければ掲載できず、自由診療では限定解除の要件も満たす必要があります。集患に効くのは症例の数ではなく、医師・スタッフが不安の解消・施術の流れ・料金の考え方を話す動画です。依頼先は4分岐(医療特化のSNS運用代行/総合SNS運用代行の医療プラン/広告代理店/院内スタッフ出演の本数運用型)で、月額より「誰が・何回確認するか」で選びます。運用を任せる選択肢はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)で確認できます。
厚生労働省の「医療広告等ガイドライン」は2026年3月30日に最終改正され、同日公表の「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第6版)」にはSNS・動画の章があります。国民生活センターに寄せられた美容医療サービスの相談は2023年度6,281件、2024年度10,744件、2025年度7,944件です。
本記事は実名ランキングを作らず、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが公式資料と支援実績(業種属性化)をもとに整理します。本記事は法的助言ではありません。個別の表現の可否は、所管の保健所等の窓口や医療広告に詳しい専門家に確認してください。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
クリニックのSNS運用代行の依頼先4分岐|月額×確認体制×撮影×予約導線の比較表
同じ月額でも、確認と撮影を誰が担うかで中身が変わります。
| 依頼先 | 月額レンジ(公開情報・2025〜2026年) | 医療広告ガイドラインの確認体制 | 撮影の方式 | 予約導線 | 向いている院 |
|---|---|---|---|---|---|
| 医療特化のSNS運用代行 | 公開プランで月5万〜50万円前後。初期費用0〜20万円 | 投稿案ごとに禁止表現・限定解除要件を確認し、院の承認後に公開する型が中心 | オプション撮影か院の提供素材 | Web予約・LINE・カウンセリング予約まで扱う会社が多い | 自由診療中心で、確認を外部に厚く持ちたい院 |
| 総合SNS運用代行の医療プラン | 投稿中心で月10万〜30万円、フル運用で月30万〜100万円 | 担当者次第。医療専任の確認者の有無を要確認 | 撮影派遣込みは月額が上がる | 標準で扱う会社が多い | 多院展開の医療法人 |
| 広告代理店(医療広告運用込み) | 広告費+運用手数料+制作費(弊社の運用手数料は広告費の20%) | 媒体の広告審査とは別に医療広告の確認をするかが論点 | 制作は別見積が多い | LP・予約フォームへ直結 | 広告予算を継続して出せる院 |
| 院内スタッフ出演の本数運用型 | 1本単価×本数で決まる | 台本段階で院が確認・承認する流れを組めるかが鍵 | 院のスマホで撮影、台本・画角は代行側 | プロフィール→予約・LINEと月次計測 | 医師・スタッフが出演できる院 |
| 弊社(比較軸の1つ) | ショート動画1本7,500円(税込)×月10本以上=月7万5,000円〜。初期費用0円 | 台本→院の確認→編集→院の承認の順で公開(表現の最終判断は院) | 撮影素材は院側スマホ。ディレクションは弊社 | 予約・LINE導線の設計と月次報告 | 症例写真に頼らず来院につなげたい院 |
月額は出典で揺れます。クリニック向けの解説記事では「投稿代行中心で月10万〜30万円、フル運用で月30万〜100万円」(2026年4月公開)、「初期費用15万〜50万円・月額10万〜30万円」(2025年12月公開)、クリニック向けインスタ運用代行の比較記事では「月10万〜50万円程度が目安」(2026年9月更新)です。医療特化の代行が公開する料金表には月5万円台のプランから月48万円台のプランまであります。同じ価格帯なら、確認者と確認回数、撮影の方式で比べてください。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
「ビフォーアフターと症例で集客する」は誤り|SNSは医療広告の対象になりうる
本記事の訂正ポイントです。「クリニックのSNSはビフォーアフターと症例で集客する」は誤りです。SNSは医療広告ガイドラインの対象となりうる領域で、ビフォーアフター写真は詳細な説明を付けない限り掲載できません。代行に買うべきは本数ではなく「確認フローの設計+本数」です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288
・薬解説の例:「身近な質問が一番最初にくることで、その答えを知りたくなって 知的好奇心をくすぐる」(@yakuyakusangt)
https://www.tiktok.com/@yakuyakusangt/video/7057439329706200322

医療広告等ガイドラインは、①患者の受診等を誘引する意図があること(誘引性)②医療機関の名称等が特定可能であること(特定性)③医業等に関する内容であること、のいずれも満たす場合を医療広告と判断します。公式資料の要点は次のとおりです。
| 論点 | 公式資料の扱い(要点) | 運用での対応 |
|---|---|---|
| SNSのどこが対象か | ①プロフィール②投稿③返信。ハッシュタグ、画像・動画音声、特定性と誘引性のある個人アカウントも留意(事例解説書 第6版) | プロフィール・返信・テロップ・話す内容まで確認対象にする |
| ビフォーアフター写真 | 治療内容・費用等や主なリスク・副作用等の詳細な説明を付した場合は「誤認させるおそれがある写真等」に当たらない。限定解除の対象でない場合は広告できない。リンク先への掲載や極端に小さな文字は不可 | 写真のみ・説明はHPへ、の型をやめる。説明は画像の付近で一体的かつ一覧性をもって示す |
| 体験談 | 患者の主観・伝聞に基づく治療等の内容又は効果に関する体験談は広告できない。他者の投稿の引用による紹介も違反事例に掲載 | 患者の感想の転載・引用を集客素材にしない |
| 限定解除 | ①患者等が自ら求めて入手する情報を表示するウェブサイト等②問い合わせ先の明示③通常必要とされる治療内容・費用④主なリスク・副作用のいずれも満たす場合(③④は自由診療)。バナー広告等は①を満たさない | 自由診療の投稿は治療内容・標準的な費用・期間と回数・リスクを投稿内で完結させる |
| 誰に責任が及ぶか | 医療広告規制は何人にも適用され、広告を作成した広告代理店等にも是正命令や罰則がありうる(Q&A) | 代行会社も当事者。確認フローを契約で決める |
事例解説書は「SNS上の1つの投稿は、単独で1つの広告として取り扱われる」としています。月10本なら確認も10回です。
実例:症例写真の倉庫を「動くLP」に作り替えた美容クリニック 弊社が支援した美容クリニック(美容外科)は、支援前のInstagramにビフォーアフター写真が施術名だけで並び、「自分に合うか・いくらか・リスクは何か」が伝わらない状態でした。施術ごとに術式の解説・料金・リスク・適応する患者像を1投稿にまとめる型へ作り替え、院長の経歴とポリシー、アクセス・予約方法をピン留めに置き、リールは医師の解説で施術の流れを伝える役割にしました。目的は再生数ではなく、来院前の意思決定を支えることです(業種・商圏で差があります)。映像制作での禁止表現の具体例は医療映像制作の確認フローで整理しています。
効くのは「誰が何を話すか」|医師・スタッフ出演と予約導線
症例写真に頼れない分、集患を決めるのは話し手です。弊社のショート動画170本の実測では、誰が話すかで再生数に2〜5倍の差が出ました(台本は「誰が話すか」で決まる)。
商談の現場でも同じ声を聞きます。医師30名超の美容外科は「先生が発信していることが安心感につながる」として、院の公式と医師ごとのアカウントを並行して動かしていました。開業4年目の美容クリニックでは、競合の増加で新患が減る中、SNSを院長が1人で回していました。
話す中身は3つに絞れます。
- 不安の解消:ダウンタイムの過ごし方、痛み、カウンセリングで聞かれること
- 施術の流れ:来院から施術後までの工程を医師・スタッフが説明する
- 料金の透明性:料金の考え方と追加費用が出る条件。費用を強調した広告(キャンペーン・割引の強調)は不適切とされるため、金額を前面に出さない
予約導線は院の予約行動に合わせます。ある美容皮膚科は「全施策を予約・LINE登録につながったかだけで評価する」一方、自院の患者は投稿を見てそのままWeb予約する動きのため、LINEを挟まない方針でした。美容医療の消費者調査(矢野経済研究所・2025年3〜5月・20〜50代女性400名)でも、経験者がクリニック選択時に参考にした情報源の1位は病院・クリニックのホームページです。SNSで知り、HP・予約ページで確かめる前提で、プロフィールから予約までを一本にします。
地域の歯科クリニック(小児矯正)は商圏が半径数kmで、通常投稿だけではリーチが頭打ちでした。投稿を地域・保護者層向けの広告に流用し、Googleビジネスプロフィールを整えて「地域名+小児矯正」の検索でローカルパック2位に入りました。業種ごとの効き方はSNS運用代行の業種別判定表、来院・LINE登録で見る事例はインスタ集客の成功事例5業種にあります。
クリニックのSNS運用代行に聞く質問5つ|確認担当・症例写真・撮影・予約導線・解約
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 医療広告ガイドラインの確認は誰が・何回しますか | 「台本段階と公開前の2回、担当者と院の承認者が確認」と工程と担当が決まっている | 「弊社で気をつけます」だけで、院の承認工程がない |
| 2. 症例写真・体験談はどう扱いますか | 写真の近くに治療内容・費用・リスク・副作用を示す、体験談は使わない、と公式資料の考え方で説明できる | 「症例とお客様の声が一番効きます」と提案してくる |
| 3. 撮影は誰が・どこで・どう撮りますか | 院のスマホで撮れる台本と画角の指示がある。患者の映り込み・同意の扱いが決まっている | 月1回の派遣撮影だけで、素材が尽きると投稿が止まる |
| 4. 予約導線はどう設計し、何を数えますか | プロフィール遷移率・予約/LINEへのタップ・カウンセリング予約数で報告する | 報告がフォロワー数・いいね数のみ |
| 5. 最低契約期間と解約条件は | 期間・解約予告・アカウントと素材の帰属が書面で明確 | 自動更新が長く、解約後の素材の扱いが不明 |
契約書の見るべき条項はSNS運用代行の契約書の確認10項目、成果を保証する業者の見分け方はSNS運用代行の怪しい業者5つの型にまとめています。
クリニックのSNS運用代行を頼むべき院・頼まなくてよい院
頼むべき院
- 自由診療の比率が高く、1人の来院の価値が代行費を回収できる
- 院長・医師・スタッフが動画で話せ、診療の合間に数十秒の素材をスマホで撮れる
- 競合の増加で新患が減り、HPと予約ページだけでは比較の土俵に乗れていない
- 表現の確認を院内の1人に頼っており、仕組みにしたい
頼まなくてよい院
- 保険診療中心で、地図検索と紹介で予約が埋まっている
- 医師・スタッフが出演できず、写真と文章だけで運用したい(この場合は確認体制の厚い医療特化の代行が向きます)
- 台本・編集物を院が確認・承認する時間を月に数時間も取れない。確認できない投稿は出すべきではありません
- 依頼の中心が「ビフォーアフターを大量に載せたい」
まとめ:クリニックのSNS運用代行は「確認フロー+本数」で選ぶ
- 依頼先は4分岐。公開相場は投稿中心で月10万〜30万円、フル運用で月30万〜100万円と幅がある
- SNSのプロフィール・投稿・返信は医療広告に該当しうる。ビフォーアフター写真は詳細な説明を付けない限り掲載できず、体験談は広告できない
- 効くのは医師・スタッフが不安・流れ・料金の考え方を話す動画。170本実測で話し手による再生数差は2〜5倍
- 見極めは質問5つ。特に「誰が・何回確認するか」を最初に聞く
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弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。撮影は院のスマホで、台本段階と公開前に院が確認・承認する流れを組み、プロフィール遷移率・LINE登録数を月次で報告します。質問5つへの答えは、営業資料ではなくショート動画1本の無料お試しで確かめてください(成果は業種・商圏で差があります)。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. クリニックのSNS運用代行の費用はいくらが相場ですか? 公開情報では投稿中心で月10万〜30万円、撮影・動画・広告込みのフル運用で月30万〜100万円、初期費用は0〜50万円程度と幅があります。確認体制と撮影方式で比べてください。弊社は1本7,500円(税込)×月10本以上・初期費用0円です。
Q2. ビフォーアフター写真はSNSに載せられますか? 写真だけの投稿はできません。治療内容・費用等や主なリスク・副作用等の詳細な説明を付す必要があり、説明をリンク先に置く形式は不可とされています。可否は所管の保健所等の窓口や専門家に確認してください。
Q3. 患者さんの口コミや体験談を投稿に使ってよいですか? 使えません。患者の主観・伝聞に基づく治療等の内容又は効果に関する体験談は、医療機関が誘引目的で紹介すると広告できません。第三者の口コミサイトや個人のSNSへの投稿は、院が費用負担等で依頼していなければ広告に該当しないと整理されています。
Q4. 代行会社に任せれば、医療広告の責任は代行会社が負いますか? 院の責任はなくなりません。厚労省のQ&Aは、医療広告規制は何人にも適用され、広告を作成した広告代理店等にも是正命令や罰則がありうるとしています。院と代行会社の双方が確認する工程を契約で決めてください。本記事は法的助言ではありません。
Q5. 歯科や一般クリニックでもSNS運用代行は効きますか? 商圏が狭い院は、SNS単体より地図検索との組み合わせで効きます。弊社が支援した地域の歯科クリニック(小児矯正)はローカルパック2位に入りました(業種・商圏で差があります)。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




