UGC動画制作の費用は1本単価で比べない|広告転用の権利まで含めた5ルート比較|HolyTech
UGC動画制作の費用は、1本の単価ではなく広告転用の権利と期間まで含めた総額で比べます。制作サービス・クリエイター直接依頼・制作会社・既存顧客の投稿・社員出演の5ルートを、公開相場の幅、広告利用の追加費用、ステマ規制の表示、本数を揃える速さで比較します。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
結論から言います。UGC動画の費用は「1本いくらか」ではなく、「広告に転用する権利と期間」まで含めた総額で比べるのが正解です。一般の人やクリエイターが撮る動画でも、事業者が依頼して対価を払えば広告として扱われ、広告に使うには出演者の利用許諾と期間を契約で決める必要があります。この費用を足すと、1本単価の安い順と総額の安い順が入れ替わることがあります。
UGC(User Generated Content)は、本来は一般ユーザーが自発的に作った投稿を指します。企業が発注するのは、多くの場合その雰囲気を再現した「UGC風の縦型動画」です。本記事では、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、UGC動画を調達する5ルートを費用と権利の両面で比べ、見積もり前に確認する質問と、外注すべき企業・内製でよい企業の分岐を整理します。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
UGC動画制作の費用は調達5ルートで比べる|1本単価・広告転用・PR表示の比較表
| 調達ルート | 1本単価(公開相場) | 広告転用の可否と追加費用(最初に見る列) | 本数を揃える速さ |
|---|---|---|---|
| ①制作サービス・素材プラットフォーム | 制作型 1本5,000円〜(4本セット〜)〜2.5万円〜/素材型 990円〜1.5万円〜 | プランごとに利用範囲が決まる。媒体追加・期間延長は別料金のことがある | 速い(数日〜) |
| ②インフルエンサー・クリエイターへ直接依頼 | フォロワー1万人前後で1投稿3万〜10万円 | 広告利用権を足すと通常のPR投稿の1.5〜2倍 | 遅い(数週間) |
| ③ショート動画制作会社のUGC風制作 | SNS・ショート動画5万〜30万円、縦型ショート3万〜8万円の例 | 一般出演者のWeb広告転用3万〜15万円、SNS広告の複数媒体10万〜30万円 | 中(月の撮影日数で決まる) |
| ④既存顧客の投稿の利用許諾 | 制作費0円〜(謝礼・景品は自社で設定) | 投稿者ごとに媒体・期間・用途の許諾が必要 | 読めない(投稿の量に依存) |
| ⑤社員・スタッフ出演の内製 | 外部費用0円+人件費(1本4〜6時間が目安) | 退職後の利用可否を同意書で決める | 社内の工数次第 |
2026年に公開・更新された解説記事と各サービスの公開料金を突き合わせると、UGC動画の調達ルートは次の5つに分かれます。単価は記事ごとに揺れるため、幅で載せています。
| 調達ルート | 1本単価の幅(公開相場) | 広告転用の可否と追加費用 | PR表示(ステマ規制) | 本数を揃える速さ | 向く会社 |
|---|---|---|---|---|---|
| ①UGC動画制作サービス・素材プラットフォーム | 制作型は1本5,000円〜(4本セット〜)〜2.5万円〜、素材ダウンロード型は1本990円〜1.5万円〜 | プランごとに利用範囲が決まる。媒体追加・期間延長は別料金のことがある | 自社広告として配信するなら広告枠の表示で足りる。クリエイターの個人投稿に出すなら「PR」等が必要 | 速い(数日〜) | 広告のクリエイティブを本数で試したいEC・D2C |
| ②インフルエンサー・クリエイターへ直接依頼 | フォロワー1万人前後で1投稿3万〜10万円、10万人超は30万円超が目安 | 広告利用権を足すと通常のPR投稿の1.5〜2倍 | 依頼・対価があれば「広告」「PR」等の表示が必要 | 遅い(交渉・撮影・承認で数週間) | 投稿者のフォロワーへの露出も買いたい会社 |
| ③ショート動画制作会社のUGC風制作 | SNS・ショート動画は5万〜30万円、縦型ショートは3万〜8万円の例 | 一般出演者のWeb広告転用は3万〜15万円、SNS広告の複数媒体は10万〜30万円が追加の目安 | 自社アカウント・自社広告で使う前提。「お客様の声」に見せるなら事業者の表示と明示 | 中(月の撮影日数で決まる) | 企画から任せて毎月一定本数がほしい会社 |
| ④既存顧客の投稿の利用許諾 | 制作費0円〜(謝礼・キャンペーン景品は自社で設定) | 投稿者ごとに媒体・期間・用途の許諾が必要 | 都合のよい投稿だけを抜き出す・内容を変えると事業者の表示になる | 読めない(投稿の量に依存) | 既に購入者の投稿が自然に出ている会社 |
| ⑤社員・スタッフ出演の内製 | 外部費用0円+人件費(1本4〜6時間が目安) | 退職後の利用可否を同意書で決める | 社員の投稿でも販売促進の立場なら事業者の表示 | 社内の工数次第 | 話せるスタッフがいて週1本以上を続けられる会社 |
②③の金額は@SOHO、③の5万〜30万円はfreeeの解説記事(いずれも2026年9月更新)です。⑤の工数は弊社の試算です。
先に見るべき列は「広告転用の可否と追加費用」です。②と③は1本単価だけなら同じ帯に入りますが、広告に回すと1.5〜2倍、または出演者ごとの追加費用が乗ります。ショート動画全体の制作単価はリール動画の制作相場は1本の単価で比べないで整理しているため、本記事はUGC特有の「権利と表示」に絞ります。
弊社のショート動画運用代行は1本7,500円(税込・月10本以上・4ヶ月以上)で、広告クリエイティブへの転用を前提に制作できます(利用範囲は契約時に書面で確認)。③の比較軸の1つとして置いてください。外注を検討する場合はショート動画運用代行サービスの詳細(初期費用0円・1本無料お試し)も参考にしてください。
「一般人が撮るから安く、そのまま広告に使える」は誤り|PR表示と利用許諾で総額は逆転する
UGC動画は「一般の人が撮るから安い」「撮ってもらえばそのまま広告に使える」と考えられがちですが、どちらも誤りです。理由は2つあります。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・ショート動画分析の例:「バズっている動画やアカウントを引用しながらなぜこの動画がバズっているのか説明する」(@zuborashort)
https://www.tiktok.com/@zuborashort/video/7598123437726518548
・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)
https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799

1つ目は、依頼して対価を払った時点で「広告」になることです。 消費者庁は、2023年10月1日からステルスマーケティングを景品表示法違反としています。規制の対象は商品・サービスを供給する事業者(広告主)で、依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は対象外です。運用基準では、事業者が第三者にSNS上で自社商品の表示をさせる場合を「事業者の表示」とし、「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった文言で明瞭にする例を挙げています。つまり表示漏れの責任は発注した企業に残ります。
見落とされやすいのが自社のアカウントやサイトです。運用基準は、事業者自身のウェブサイトでも、第三者の客観的な意見に見えて実際は事業者が依頼・指示した表示や、事業者が自ら作った表示は、事業者の表示であることを明瞭にしなければならないとしています。UGC風動画を「お客様の声」として載せる場合は、ここに該当するおそれがあるため、所管の公式資料で確認してください。
各SNSにも開示の仕組みがあります。
| 媒体 | 公式の仕組み | 発注側が確認すること |
|---|---|---|
| Instagram・Facebook | パートナーシップ広告(旧ブランドコンテンツ広告)。広告のヘッダーに広告主とクリエイターの両アカウントが表示される | クリエイターから投稿単位またはアカウント単位の許可をもらっているか |
| TikTok | ブランデッドコンテンツポリシーで、対価を得て第三者ブランドを宣伝・レビューする投稿は開示設定(commercial content disclosure)を有効にする必要がある | クリエイターが投稿時に開示設定を入れたか |
| TikTok(広告) | Spark Ads。クリエイターのオーガニック投稿を、本人の承認を得て広告に使う形式。承認コードの期間はキャンペーンに合わせて設定できる | 承認期間が広告の配信期間を満たしているか |
2つ目は、広告に使うには出演者の利用許諾と期間を決める必要があることです。 公開されている解説では、一般出演者の動画をWeb広告に転用する追加費用は3万〜15万円、SNS広告で複数媒体に出すと10万〜30万円が目安とされています。半年程度なら低めで合意しやすく、1年以上や無期限では当初の出演料と同程度以上を求められることがあります。出演者が複数なら人数分かかります。動画そのものの権利(著作権)の帰属は別の論点で、動画制作の著作権は「お金を払えば発注側のもの」ではないで整理しています。
広告転用まで含めた総額の出し方|1本単価と総額が入れ替わる例
公開相場の幅を当てはめて、広告に使う1本の総額を比べると次のようになります。金額は公開記事の目安を組み合わせた試算で、実際の見積もりは条件で変わります。
| ルート | 1本単価(目安) | 広告転用の上乗せ(目安) | 広告利用込みの1本総額(試算) |
|---|---|---|---|
| ②マイクロインフルエンサーに直接依頼 | 3万〜10万円 | 通常のPR投稿の1.5〜2倍 | 4.5万〜20万円 |
| ③制作会社のUGC風制作(一般出演者) | 3万〜8万円 | Web広告転用で3万〜15万円 | 6万〜23万円 |
| ③弊社の運用代行(スタッフや社員が出演) | 7,500円(税込) | 転用前提で制作(範囲は契約で確認) | 7,500円+出演者との社内合意 |
②の下限(3万円)は③の下限(3万円)と並びますが、②は投稿者のフォロワーへの露出も含む価格です。広告で配信するだけなら露出分は使わないため、②を広告素材の目的だけで選ぶと割高になりやすくなります。
弊社が支援した高価格帯飲食店では、インフルエンサーのPR投稿を1投稿2.9万〜13万円で依頼しました。フォロワー数ではなく「直近10投稿の平均リーチ数」と「想定CPM(PR費用÷平均リーチ×1,000)が1,000円前後以内か」で起用を決め、LINE登録1件あたりの費用は212円の回がありました(成果は業種・商圏で差があります)。②を選ぶなら、露出を含めた費用対効果で判断するのが筋です。起用の成功・失敗の型はインフルエンサーマーケティングの事例を成功3型・失敗3型で整理にまとめています。
もう1つの考え方は、UGCの「雰囲気」だけを自社側で作ることです。弊社が支援した沖縄特化の旅行代理店では、旅行者に使い捨てフィルムカメラを渡して撮ってもらう街頭インタビュー型の動画で、1本約500万再生を獲得しました。出演者が一般の旅行者でも、自社アカウントで公開し、撮影時に同意を取れば、1本ごとの出演料交渉は発生しません。弊社のショート動画170本の実測では、同じ企画でも「誰が話すか」で再生数が2〜5倍変わったため、出演者は検証で入れ替える前提で選んでください。
見積もり前に確認する5つの質問
UGC動画の見積もりは、次の5つを聞けば比べられる状態になります。弊社がクリエイターに依頼する際のオリエンシートでも、目的・ターゲット・NG表現と並んで「二次利用」を必須項目にしています。
| 質問 | 確認する理由 | 答えが曖昧な場合 |
|---|---|---|
| ①広告に使える媒体はどこまでですか(Instagram・TikTok・LP等) | 媒体追加で追加許諾が要る場合がある | 用途を書き出して見積もりに明記してもらう |
| ②広告利用の期間は何ヶ月で、延長はいくらですか | 1年以上・無期限は高くなりやすい | 半年など必要な期間から交渉する |
| ③「PR」等の表示や開示設定は誰が、いつ入れますか | 表示漏れの責任は広告主側に残る | 投稿前の確認フローを契約に入れる |
| ④出演者は何人で、許諾書(肖像・声)は誰が取りますか | 出演者ごとに許諾と費用がかかる | 人数分の同意書を納品物に含める |
| ⑤元データ・テロップなし版はもらえますか | 広告で冒頭を差し替えて検証するため | 納品形式(縦横比・テロップ有無)を指定する |
既存顧客の投稿を使う場合も、③の考え方は同じです。都合のよい投稿だけを抜き出したり、良い点だけを残して内容を変えたりすると、事業者の表示とされるおそれがあります。投稿の再利用の仕方はインスタのリポストのやり方|公式機能の使い方とUGC活用術を参照してください。
UGC動画を外注すべき企業・内製でよい企業
外注(①②③)が向く企業
- 広告のクリエイティブを月に複数本入れ替えて、当たりの型を探したい
- 社内に出演できる人がいない、または出演を頼める関係の顧客がいない
- 表示・許諾の確認を契約の段階で整理してほしい
内製・既存顧客の活用(④⑤)でよい企業
- 購入者の投稿が自然に出ていて、許諾を取る窓口を社内で持てる
- スタッフが週1本以上、1本4〜6時間を確保して出演・撮影できる
- 広告転用より、自社アカウントでの継続発信を優先したい
ハッシュタグ投稿を条件にしたキャンペーンでUGCを集める方法は、弊社YouTubeで「投稿の手間から参加者数が限られる」点を弱点として説明しています。本数を揃えたい場合は①③と組み合わせてください。
まとめ:UGC動画制作の費用は「広告転用の権利と期間」まで含めて比べる
- UGC動画の調達は、制作サービス・クリエイター直接依頼・制作会社・既存顧客の投稿・社員出演の5ルート
- 依頼して対価を払えば広告になり、「広告」「PR」等の表示の責任は広告主に残る
- 広告利用権を足すと直接依頼は1.5〜2倍、一般出演者の転用は1本3万〜15万円の追加が目安
- 見積もりでは媒体・期間・表示・出演者の許諾・元データの5点をそろえて比べる
広告に転用できるショート動画を、1本7,500円・1本無料お試しで
弊社のショート動画運用代行は動画1本あたり7,500円(税込)で、コンセプト設計・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析まで一気通貫で担います(月10本・4ヶ月から)。広告クリエイティブへの転用を前提に制作でき、利用範囲は契約時に書面で確認します。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本の無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみです。成果は業種・商圏で差があります。まずは公式LINEで相談するか、無料相談を予約するから、使いたい媒体と広告の配信期間をお聞かせください。
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よくある質問(FAQ)
Q1. UGC動画1本の制作費用の相場はいくらですか? 公開情報では、制作サービスで1本5,000円〜2.5万円〜、フォロワー1万人前後のクリエイターへの直接依頼で1投稿3万〜10万円、制作会社のSNS・ショート動画で5万〜30万円と幅があります。広告に使う場合は利用権の追加費用を足して比べてください。
Q2. UGC動画を広告に使うときは「PR」表示が必要ですか? 事業者が依頼・対価を払って作らせた投稿は事業者の表示にあたり、「広告」「PR」等で明瞭にする必要があります。広告枠で配信する場合は媒体の広告表示が付きますが、クリエイターの個人投稿として出す場合は開示設定と表示を投稿前に確認してください。
Q3. お客様がSNSに上げた動画を、無断で自社広告に使えますか? 使えません。投稿者ごとに媒体・期間・用途の許諾を取ってください。都合のよい投稿だけを抜き出したり内容を変えたりして載せると、事業者の表示とされるおそれがあります。
Q4. UGC動画制作サービスとインフルエンサーへの直接依頼は、どちらを選ぶべきですか? 広告素材を本数で試したいなら制作サービスや制作会社、投稿者のフォロワーへの露出も買いたいならインフルエンサーへの直接依頼が向きます。直接依頼は広告利用権を足すと通常の1.5〜2倍になるため、目的を先に決めてください。
Q5. 社員が出演する動画でもUGC風に作れますか? 作れます。手元・使用シーン・1人称視点の撮影でUGCの雰囲気は再現できます。ただし「一般のお客様の感想」に見せる演出は避け、退職後の動画の扱いは出演前に同意書で決めておいてください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




