医療機関のショート動画制作会社は「撮影の腕」で選ばない|患者を写さない段取りと院内承認|HolyTech
目次
- 医療機関のショート動画制作会社の費用相場と依頼先5分岐|患者を写さない段取り・院内承認で比べる
- 「集患の広告動画を作る」は誤り|医療機関の縦型は受診案内と採用で効く
- 目的別の縦型3種:尺・本数・更新頻度を分けて発注する
- 採用の縦型は「1人称の職業体験」が効く
- 患者を写さない院内撮影の段取りと、1本ごとの院内承認
- 「後でぼかす」ではなく、台本の段階で写らない構図を決める
- 職員の出演同意と、退職したときの扱いを契約で決める
- 院内承認は「台本で1回・完成で1回」の1本2回に固定する
- 医療機関のショート動画制作会社に契約前に聞く質問5つ
- 医療機関でショート動画制作会社に頼むべき院/頼まなくてよい院
- 頼むべき院
- 頼まなくてよい院
- まとめ:医療機関のショート動画制作会社は「撮影の腕」より“患者を写さない段取りと院内承認”で選ぶ
- 病院・診療所も、ショート動画1本の無料お試しで「院内で撮れて、院内で承認できる」か確かめてください
- よくある質問(FAQ)
医療機関のショート動画制作会社を5分岐で比較。1本の公開相場、受診案内・採用・健診啓発の縦型3種の尺と本数、患者を写さない院内撮影の段取り、医療広告等ガイドラインで動画のどこが見られるか、1本ごとの院内承認の回し方、契約前の質問5つを整理します。
結論から言います。「医療機関のショート動画は、撮影の腕がいい制作会社に頼めばいい」は誤りです。病院・診療所の縦型動画が効くのは集患の広告ではなく、受診前の案内(場所・受付の流れ・持ち物・駐車場)と、看護師・医療事務の採用です。だから制作会社は映像の美しさではなく、①患者を一人も写さずに撮る段取りを台本の段階で組めるか ②1本ごとの院内承認を、回数と修正の上限まで決めて回せるか、の2つで比べてください。運用を任せる選択肢はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)で確認できます。
厚生労働省の医療施設調査では、2025年10月1日現在で病院は8,001施設、一般診療所は105,521施設です。どの院も「撮影は診療時間外だけ」「確認は事務長か院長だけ」という制約は同じで、ここに合わせられない制作会社は1本目で止まります。
実名ランキングは作りません。保険診療が中心の病院・診療所(内科・小児科・整形外科・在宅医療・健診センター等)の事務長・広報・院長に向けて、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが比べます。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
医療機関のショート動画制作会社の費用相場と依頼先5分岐|患者を写さない段取り・院内承認で比べる
公開相場には幅があります。2026年8月更新の費用解説は、制作会社への依頼を1本5万〜30万円、フリーランスの企画・撮影込みを2万〜10万円、編集のみを3,000円〜1万5,000円、撮影費を1回1万〜15万円としています。2026年10月更新の別の解説は、制作会社の単発を1本5万〜20万円ほど、運用込みで月30万〜60万円ほどとしています。クリニック向け動画に絞った2026年9月更新の解説では、SNS・YouTube用(15秒〜1分)が1本3万〜10万円です。医療特化の制作会社だけの統一相場は確認できませんでした。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
| 依頼先 | 1本の費用幅(公開情報) | 患者を写さない段取り | 院内承認の回し方 | 医療広告等ガイドラインへの備え | 向く医療機関 |
|---|---|---|---|---|---|
| ①医療特化の制作会社 | クリニック向けSNS用 1本3万〜10万円 | 撮影ルールの有無と中身を契約前に確認 | 確認工程は会社の型に合わせる | 医療表現の確認体制があるかを確認 | 予算があり、院内に広報担当がいない院 |
| ②総合の映像制作会社 | 1本5万〜30万円(5万〜20万円とする解説もあり) | 演出・照明は強い。院内の動線は院側が説明する | 単発の確認は手厚い。継続の本数には弱い | 会社差が大きい。院側で確認する前提 | 開院・新棟の紹介など、顔になる1本を作る院 |
| ③SNS運用代行の動画制作 | 運用込みで月30万〜60万円ほど | 台本・撮影指示まで渡すかは会社差 | 月の本数に合わせて定例で回す | 投稿文・ハッシュタグまで見るかは会社差 | 受診案内と採用を毎月出し続けたい院 |
| ④フリーランス | 企画・撮影込み 1本2万〜10万円/編集のみ 3,000円〜1万5,000円 | 作り手次第 | 院側が進行を管理する | 院側で確認する前提 | 広報担当が進行と確認を持てる院 |
| ⑤内製+研修 | 研修費は見積もり(公開相場は本記事では未確認) | 自分たちで決める | 院内で完結 | 院内の確認者を育てる | 撮影に協力的な職員が複数いる院 |
| 弊社(比較軸の1つ) | 1本7,500円(税込)×月10本以上=月7万5,000円〜・4ヶ月以上。初期費用0円 | 写らない構図を台本に書いて渡す | 台本承認と完成承認の1本2回 | 映像・テロップ・投稿文を承認前にそろえて提出 | 受診案内と採用を月10本以上、続けたい院 |
業種を問わない選び方はショート動画制作会社の選び方に、インスタの月額とDMの運用ルールは医療機関のインスタ運用代行は集患で選ばないにまとめました。先に見るべきは「患者を写さない段取り」と「院内承認の回し方」の2列です。
「集患の広告動画を作る」は誤り|医療機関の縦型は受診案内と採用で効く
目的別の縦型3種:尺・本数・更新頻度を分けて発注する
答えるべきは「どこにあり、どう受付し、何を持っていくか」と「ここで働くとどんな1日か」です。弊社の設計の目安です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・営業コンサルの例:「質の低い営業ノウハウを信じてしまって、成果で悩む営業マンが一人でも少なくなります」(@salesalive)
https://www.tiktok.com/@salesalive/video/7610732914065542418

| 種類 | 中身 | 尺の目安 | 本数・更新の目安 | 出さないもの |
|---|---|---|---|---|
| 受診案内 | 最寄り駅からの道順、入口、受付の流れ、持ち物、駐車場の位置、予約の方法 | 15〜30秒 | 最初に3〜5本。診療時間・休診日・受付方法が変わったら差し替え | 治療の効果、他院との比較 |
| 職員紹介・採用 | 看護師・医療事務の1日、更衣室から持ち場までの動線、休憩室、先輩の声 | 30〜60秒 | 月2〜4本。募集の時期に寄せて増やす | 患者の姿、治療の内容 |
| 予防・健診の啓発 | 健診の受け方、予防接種の予約の仕方、季節の受診の目安 | 30〜60秒 | 季節ごとに1〜2本 | 「必ず防げる」など効果の断定 |
受診案内の中身は、厚労省の「医療広告等ガイドライン」(2026年3月30日最終改正)で広告可能な事項として例示されているものが中心です。所在の場所には最寄り駅からの道順・案内図・地図が含まれ、診療日・診療時間・予約の方法、駐車設備の有無・位置・台数・料金も広告可能とされています。当該病院の建物の写真も広告可能な例として挙げられています。ただし「待ち時間の目安」は、前年度等の実績にもとづき、実際と乖離しないよう適宜更新することとされています。感覚で「待ち時間10分程度」と入れる台本は承認で止めてください。
採用の縦型は別扱いです。同ガイドラインは、職員の採用を目的とした求人広告は受診を誘引しないため、指針の対象となる広告ではないとしています。目的を分けて設計する考え方は病院のSNS戦略は集患から始めないで整理しました。本記事は発注時の段取りと承認に絞ります。
採用の縦型は「1人称の職業体験」が効く
弊社が支援した上場保育事業者では、保育士の目線にカメラを付けて園内の1日を疑似体験できる縦型に切り替えたところ、平均再生が約5,000回から約30,000回(約6倍)になり、冒頭3秒継続率は49%でした(業界平均の目安は30〜35%)。看護師・医療事務の採用にも同じ設計を当てはめられ、患者が画面に入りにくい利点もあります(成果は職種・地域で差があります)。
患者を写さない院内撮影の段取りと、1本ごとの院内承認
「後でぼかす」ではなく、台本の段階で写らない構図を決める
最も時間を失うのは、撮ったあとに写り込みが見つかる撮り直しです。写らない構図は台本に書きます。
1. 撮影の時間と場所を台本に書く:診療終了後・休診日、または患者が立ち入らない区域(職員通路・更衣室・会議室)。待合は全員が帰ったあとだけ撮ります 2. 患者役は職員が演じる:受付の流れは、医療事務が受付側、別の職員が来院者役を演じます。顔を出さない場合は手元・足元・後ろ姿で構成します 3. 写してはいけない物を撮影前に片付ける:電子カルテの画面、患者名のあるホワイトボード、予約表、受付の書類、掲示物の個人名。回す前に制作会社と院の担当者で画面の端まで確認します 4. 撮る順番を動線順に決める:受診案内(入口→受付→待合→会計)→採用(更衣室→持ち場→休憩室)
患者役を院外から探す台本は日程が崩れます。弊社が支援した鍼灸院(施術所)では施術を受ける人の役を外部で募集しましたが、身元を出したくない人が多く、顔にモザイクを入れる条件を加えても集まらず、撮影日の調整が続きました。医療機関では「患者役は職員」「顔を出さない構成」を最初から台本に書く制作会社を選んでください。
職員の出演同意と、退職したときの扱いを契約で決める
出演する職員には用途と掲載先を説明して書面で同意を取り、制作会社との契約には職員が退職したときに、その職員が出ている動画を非公開にするのか、差し替えるのか、差し替えの費用は誰が持つのかを書いておきます。採用動画は、出演した先輩が辞めた時点で使えなくなります。複数の職員を短く写す構成なら差し替えは軽く済みます。
院内承認は「台本で1回・完成で1回」の1本2回に固定する
| 確認する要素 | ①台本承認 撮影前 | ②完成承認 投稿前 | 医療広告に相当しうる 事例解説書の整理 |
|---|---|---|---|
| 撮影場所・時間 | ● | - | - |
| 出演者 | ● | - | - |
| 写らない構図 | ● | - | - |
| 話す言葉 | ● | - | - |
| テロップ | ●(案) | ● | ● |
| 完成動画 | - | ● | ● |
| 音声 | - | ● | ● |
| 投稿文 | - | ● | ● |
| ハッシュタグ | - | ● | ● |
| 概要欄 | - | ● | ● |
| プロフィールの記載 | - | ● | ● |
| 院の確認者 | 事務長または広報+出演部署の責任者 | 事務長または院長 |
回数を決めずに始めると、院長が月10本×修正3往復を見ることになり本数が止まる。
厚労省の「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書(第6版)」(2026年3月)は、SNS・動画の広告事例を拡充しました。そこでは、SNSのプロフィール・投稿(テキスト・画像・動画)・返信、動画サイトのプロフィール・動画・タイトル・概要欄に加え、テロップ、動画の音声、ハッシュタグも医療広告に相当しうると整理され、SNS上の1つの投稿は単独で1つの広告として取り扱われるとしています。映像だけの確認では足りず、1本ずつ投稿文まで含めて確認する必要があります。
| 承認の回 | 院が見るもの | 院の確認者 | 止める基準の例 |
|---|---|---|---|
| ①台本承認(撮影前) | 撮影場所・時間、出演者、写らない構図、話す言葉、テロップ案 | 事務長または広報+出演部署の責任者 | 患者が写る構図/効果の断定/根拠のない待ち時間 |
| ②完成承認(投稿前) | 完成動画、テロップ、音声、投稿文、ハッシュタグ、概要欄、プロフィールの記載 | 事務長または院長 | 背景の書類・画面の写り込み/診療時間の誤り/内容と関係のないハッシュタグ |
回数を決めずに始めると、院長が月10本×修正3往復を見ることになり、本数が止まります。同ガイドラインは、広告を企画・制作する広告代理店等も、違反があれば依頼者とともに指導等の対象となりうるとしています。承認の前にテロップと投稿文までそろえて出してくる制作会社を選べば、院側の確認は1本2回で終わります。
弊社が支援した美容クリニックでは、投稿に使う住所・電話番号・診療時間を公式サイトから起こし、院の確認を得てから使いました。出演スタッフの許可は院側、台本の作成と確認依頼は弊社と役割を分けています。自由診療・症例写真の確認フローは医療映像制作は「確認フロー」で選ぶに譲ります。
医療機関のショート動画制作会社に契約前に聞く質問5つ
1. 「患者の写り込みは、撮影当日ではなく台本の段階でどう防ぎますか」 時間帯・場所・写さない物を台本に書くかを見ます。「後でぼかします」だけは危険信号です。 2. 「院内承認は1本あたり何回で、修正は何往復までが料金内ですか」 上限がないと、確認する事務長の時間が先に尽きます。 3. 「承認に出す段階で、テロップ・投稿文・ハッシュタグ・概要欄までそろっていますか」 映像だけ先に出す会社は、院側の確認が2倍になります。 4. 「出演した職員が退職したら、動画の非公開・差し替えは誰がいくらで行いますか」 採用動画で最も揉めやすい点です。契約書に書けるかを確かめます。 5. 「受診案内の動画は、診療時間・休診日・受付方法が変わったときに何日で差し替えられますか」 古い受診案内は逆効果です。手順と費用を確認します。
医療機関でショート動画制作会社に頼むべき院/頼まなくてよい院
頼むべき院
- 「駐車場はどこか」「何を持っていくか」の電話が多く、受診案内を縦型で先に答えたい院
- 看護師・医療事務の募集が続き、働く人の目線の縦型を月に数本出したい院
- 協力的な職員はいるが、台本・写り込み確認・投稿文までを院内で回す時間がない院
頼まなくてよい院
- 承認者が決まらず、1本の確認に数週間かかる院。確認者を決めるのが先です
- 診療時間外に撮影時間を一度も取れない院。撮影日の確保が先です
- 自由診療の症例で集患したい院。確認体制を整えた別の依頼形態が合います
まとめ:医療機関のショート動画制作会社は「撮影の腕」より“患者を写さない段取りと院内承認”で選ぶ
- 公開相場は制作会社1本5万〜30万円(5万〜20万円の解説もあり)、クリニック向けSNS用1本3万〜10万円。弊社は1本7,500円(税込)・月10本以上
- 保険診療中心の院の縦型は、受診案内・採用・予防健診の啓発の3種。待ち時間を出すなら実績にもとづいて更新する
- 患者は写さない。時間・場所・写さない物・患者役を台本の段階で決め、職員の退職時の扱いを契約に書く
- SNSの1投稿は単独で1つの広告として扱われ、テロップ・音声・ハッシュタグも見られる。院内承認は台本と完成の1本2回に固定する
病院・診療所も、ショート動画1本の無料お試しで「院内で撮れて、院内で承認できる」か確かめてください
弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円です(月10本以上・4ヶ月以上)。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。写らない構図を書いた台本と、投稿文までそろえた完成版を1本2回の承認で回します。質問5つへの答えは、営業資料ではなくショート動画1本の無料お試しで確かめてください(成果は診療科・地域で差があります)。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 医療機関におすすめのショート動画制作会社はどこですか? 特定の会社名ではなく、①患者を写さない構図を台本に書けるか ②院内承認の回数と修正の上限を数字で答えられるか ③テロップ・投稿文まで承認前にそろえられるか、の3点で選んでください。
Q2. 病院・診療所がショート動画を外注すると、いくらかかりますか? 公開情報では、制作会社は1本5万〜30万円、クリニック向けSNS用は1本3万〜10万円、編集のみは3,000円〜1万5,000円です。弊社は1本7,500円(税込)×月10本以上で月7万5,000円〜・初期費用0円です。
Q3. 患者を一人も写さずに、受診案内の動画は作れますか? 作れます。診療時間外に撮り、来院者役は職員が演じ、顔を出さない場合は手元・足元・後ろ姿で構成します。電子カルテの画面や患者名のある掲示物は撮影前に片付けます。
Q4. ショート動画やSNSの投稿も、医療広告のルールの対象ですか? 厚労省の事例解説書(第6版)は、SNSの投稿・プロフィールや動画のテロップ・音声・ハッシュタグも医療広告に相当しうるとし、1投稿を単独で1つの広告として扱います。職員の求人広告は指針の対象となる広告ではないとされています。個別の判断は所管の保健所や厚労省の公式資料で確認してください。
Q5. 出演した職員が退職したら、動画はどうすればいいですか? 非公開か、別の職員で撮り直して差し替えるかを、本人の同意の範囲と合わせて契約時に決めます。複数の職員を短く写す構成なら差し替えは軽く済みます。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




