SNSマーケティングの費用は「内製なら無料」ではない|施策5つの相場と月額総額の出し方|HolyTech
目次
- SNSマーケティングの費用は施策5つで決まる|外注費・社内工数・広告費の比較表
- 「内製なら費用はかからない」は誤り|担当者の時間を時給で換算する
- 時給の目安を統計で出す
- ショート動画1本にかかる社内時間
- SNSマーケティングの費用を内製・外注・ハイブリッドで試算|月額総額の比較表
- SNSマーケティングを外注すべき企業・内製でよい企業
- 外注(またはハイブリッド)を選ぶべき企業
- 内製(+研修)でよい企業
- SNSマーケティングの見積で聞く質問5つ
- まとめ:SNSマーケティングの費用は「外注費+人件費+広告費」の月額総額で比べる
- 社内の時間と比べるために、まず1本を無料で作ってください
- よくある質問(FAQ)
SNSマーケティングの費用を、運用代行・広告・インフルエンサー・動画制作・研修の5施策の公開相場(幅)で整理。担当者の人件費を賃金統計で時給換算し、内製・外注・ハイブリッドの月額総額を試算。見積で聞く質問5つと、頼むべき企業の分岐まで解説します。
結論から言います。SNSマーケティングの費用は「代行会社の月額」だけを比べても決まりません。施策(運用・広告・インフルエンサー・動画制作・研修)ごとに「外注費+社内の人件費+広告費」を足した月額総額で比べてください。内製でも費用はゼロにならず、担当者の時間が最大の費用になります。
SNSのアカウント開設は無料です。そのため「お金がかかるのは代行に頼んだときだけ」と考えがちです。しかし、ショート動画を月20本出す場合、社内の作業時間は月70時間前後になります。これを賃金統計で時給換算すると、外注の制作費と同じ水準です。
本記事は、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、2026年10月時点の公開相場・厚生労働省の統計と支給要領・弊社の支援実績をもとに整理します。他社の実名ランキングは作りません。具体的な支援の流れは低価格特化のショート動画制作サービスの詳細をご覧ください。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
SNSマーケティングの費用は施策5つで決まる|外注費・社内工数・広告費の比較表
| 施策 | 外注費(公開相場) | 社内の人件費(外注しても残る作業) | 広告費 |
|---|---|---|---|
| ① SNS運用代行 | 月額5万〜50万円以上 +初期費用10万〜30万円 | 素材提供・投稿内容の確認・承認 | 不要(任意) |
| ② SNS広告の運用代行 | 手数料は広告費の20%前後 | 予算の決定・LPや申込導線の用意 | 必要 月10万〜30万円が目安 |
| ③ インフルエンサー施策 | フォロワー単価2〜4円程度 仲介会社経由は10〜30%程度上乗せ | 候補の承認・PR表記の確認 | 不要 (二次利用で広告化する場合は必要) |
| ④ 動画制作の外注 | 制作会社 1本5万〜30万円 編集のみフリーランス 1本3,000〜1万5,000円 | 企画・撮影の段取り(編集のみ外注の場合) | 不要 |
| ⑤ SNS研修(内製化) | 公開相場は確認できず 助成金の対象になる場合あり | 受講時間と、研修後の制作・投稿のすべて | 不要 |
SNSマーケティングの費用は、どの施策を選ぶかで桁が変わります。まず施策を5つに分け、それぞれ「外注するといくらか」「社内に何が残るか」「広告費が別にかかるか」を並べます。
| 施策 | 外注費の幅(公開相場) | 外注しても社内に残る作業 | 広告費 | 向く企業 |
|---|---|---|---|---|
| ① SNS運用代行 | 月額5万〜50万円以上+初期費用10万〜30万円。動画ありは静止画のみより月5万〜15万円上乗せ | 素材提供・投稿内容の確認・承認 | 不要(任意) | 発信の型が決まっておらず、企画から任せたい |
| ② SNS広告の運用代行 | 手数料は広告費の20%前後。広告費は月10万〜30万円が目安 | 予算の決定・LPや申込導線の用意 | 必要 | 申込・来店の数を早く読みたい |
| ③ インフルエンサー施策 | フォロワー単価2〜4円程度(100万人超は10円超も)。仲介会社経由は10〜30%程度の上乗せ | 候補の承認・PR表記の確認 | 不要(二次利用で広告化する場合は必要) | 商品の使用感を第三者の声で見せたい |
| ④ 動画制作の外注 | 制作会社は1本5万〜30万円。フリーランスの編集のみは1本3,000〜1万5,000円 | 企画・撮影の段取り(編集のみ外注の場合) | 不要 | 投稿は社内で回せるが、編集の手が足りない |
| ⑤ SNS研修(内製化) | 公開相場は確認できず(講師・人数・日数で変動)。助成金の対象になる場合あり | 受講時間と、研修後の制作・投稿のすべて | 不要 | 担当者を2〜3年かけて育てたい |
出典:運用代行は2026年10月9日公開、広告は2026年6月23日更新、インフルエンサーは2025年1月23日更新、動画制作は2026年8月22日更新の各社解説記事。いずれも業種・作業範囲で変わります。
表で見てほしいのは2列目より3列目です。どの施策も、外注したからといって社内の作業はゼロになりません。逆に⑤の研修を選ぶと、外注費は下がりますが社内の作業はすべて残ります。費用は「誰の時間で回すか」で決まります。
インフルエンサー施策では、2023年10月1日施行のステマ規制(景品表示法の告示)により、広告であることの表示が必要です。依頼前に、表示の確認を誰が担当するかを決めてください。広告の媒体別単価はSNS広告の費用を媒体別に比較にまとめています。
「内製なら費用はかからない」は誤り|担当者の時間を時給で換算する
企画・撮影 約1時間
投稿・数値確認 約0.5時間
本記事の訂正ポイントです。「SNSは無料で始められるので、費用は代行に頼むときだけかかる」は誤りです。内製でも担当者の人件費が最大の費用になります。月20時間の担当工数でも時給換算すると約4.3万円で、運用代行の公開相場の下限(月5万円)に近い水準です。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)
https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799
・薬解説の例:「身近な質問が一番最初にくることで、その答えを知りたくなって 知的好奇心をくすぐる」(@yakuyakusangt)
https://www.tiktok.com/@yakuyakusangt/video/7057439329706200322

時給の目安を統計で出す
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」では、一般労働者の賃金(月額)は男女計34万600円です。これを月160時間で割ると、1時間あたり約2,130円になります(160時間は説明用の仮定)。この金額は所定内給与の平均なので、賞与や会社負担の社会保険料を入れると、会社が払う1時間あたりの費用はさらに高くなります。
ショート動画1本にかかる社内時間
弊社のYouTube解説では、慣れた編集者でもショート動画の編集に1本あたり約2時間かかるという目安を話しています。企画・撮影に約1時間、投稿と数値の確認に約0.5時間を足すと、1本あたり約3.5時間です(作業時間は説明用の仮定)。月20本なら約70時間、人件費に換算すると約14.9万円です。
同じ解説で、弊社代表は「運用代行の単価は、企業の人件費と比べて高いとは限らない」と話しています。社内の時間を金額に直さないまま「外注は高い」と判断すると、比較そのものが成り立ちません。
外注の料金表を1本あたりの単価に直す手順は、SNS運用代行の料金表は月額で比べないで詳しく扱っています。
SNSマーケティングの費用を内製・外注・ハイブリッドで試算|月額総額の比較表
ショート動画を月20本出し、広告費を月10万円かける場合で、3つのパターンの月額総額を比べます。時給は前章の約2,130円で計算しています。
| 項目 | 内製(すべて社内) | 外注(弊社の料金で計算) | ハイブリッド(5本社内・15本外注) |
|---|---|---|---|
| 制作の外注費 | 0円 | 15万円(7,500円×20本) | 約11.3万円(7,500円×15本) |
| 社内の作業時間 | 約70時間 | 約10時間(素材提供・確認・承認) | 約25時間(社内制作17.5時間+確認7.5時間) |
| 人件費の換算額 | 約14.9万円 | 約2.1万円 | 約5.3万円 |
| 広告費(例) | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
| 広告の運用手数料 | 0円(社内で運用) | 2万円(広告費の20%) | 2万円(広告費の20%) |
| 月額総額 | 約24.9万円 | 約29.1万円 | 約28.6万円 |
上の数値は計算方法を示す試算です。作業時間・時給・広告費は企業によって変わります。
現金で払う額だけを見ると、内製10万円・外注27万円で17万円の差に見えます。人件費を入れると差は約4万円です。賞与や社会保険料を入れると、この差はさらに縮まります。差を何で埋めるかは、金額ではなく次の2点で判断します。
- 立ち上がりの速さ:上場保育事業者の支援では、広報部4名の内製で平均約5,000回だった再生数が、弊社が認知用のショート動画を担当してから平均約30,000回(約6倍)になりました。冒頭3秒の継続率は49%です。社内の教育用コンテンツと応募導線はそのまま内製で続けています
- 社内に何を残したいか:あるヘッドスパ専門店は、月20本の投稿のうち5本を社内で作り、15本を外注しています。社内で作る本数を少しずつ増やす前提の分担です
成果は業種・商圏で差があります。外注とハイブリッドの差が約0.5万円と小さいのは、社内制作の時間が外注の単価とほぼ同じ金額になるためです。
SNSマーケティングを外注すべき企業・内製でよい企業
外注(またはハイブリッド)を選ぶべき企業
- 担当者が他の業務と兼務で、SNSに月20時間以上を確保できない
- 何を投稿すれば反応が出るかが決まっていない(企画の当たり外れを早く見たい)
- 採用・集客の期限があり、3〜4か月で数値を出す必要がある
- 広告を出す予定があり、反応の出た動画を広告に回したい
内製(+研修)でよい企業
- 投稿の型がすでに決まっていて、社内で撮影・編集できる人がいる
- 担当者を育てる時間(研修と試行錯誤の期間)を確保できる
- 外注費より、社内にノウハウを残すことを優先したい
研修費用には、人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)が使える場合があります。厚生労働省の支給要領(令和8年3月2日版)では、中小企業の経費助成率は75%、賃金助成は1人1時間あたり1,000円です。訓練実施計画届は訓練開始日の6か月前から1か月前までに提出します。このコースは令和4〜8年度の期間限定とされています。対象になるかは訓練内容と要件で決まるため、管轄の労働局で確認してください。
SNSマーケティングの依頼先の種類は、SNSマーケティング会社は5類型で課題別に整理しています。
SNSマーケティングの見積で聞く質問5つ
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. 月額に含まれる作業と、社内に残る作業は何ですか | 素材提供・確認など、社内の作業と時間の目安まで示す | 「全部お任せで大丈夫です」 |
| 2. 1本(1投稿)あたりの単価に直すといくらですか | 本数と単価を明示する | 月額の総額だけを示す |
| 3. 広告費と運用手数料は分けて書かれていますか | 広告費と手数料(広告費の何%か)を分けて記載 | 「広告費込みで月30万円」とだけ書く |
| 4. 何の数値で成果を報告しますか | 再生数・プロフィール表示・リンククリック・問い合わせ数 | フォロワー数と投稿数のみ |
| 5. 内製へ切り替えるとき、何を引き継げますか | 企画の型・台本・数値の記録を渡せる | 引き継ぎの想定がない |
質問1と3で差が出ます。広告費込みか別かで、実際の負担は大きく変わります。手数料の考え方と、社内運用に切り替える分岐点はSNS広告代行の手数料相場は広告費の20%にまとめました。
まとめ:SNSマーケティングの費用は「外注費+人件費+広告費」の月額総額で比べる
- SNSマーケティングの費用は、運用代行・広告・インフルエンサー・動画制作・研修の5施策で桁が変わる
- 内製でも費用はゼロにならない。一般労働者の賃金(月34万600円)を月160時間で割ると時給は約2,130円
- ショート動画月20本の試算では、内製約24.9万円・外注約29.1万円・ハイブリッド約28.6万円で、差は約4万円
- 差は金額ではなく「立ち上がりの速さ」と「社内に残したいもの」で判断する
- 見積では、社内に残る作業と、広告費・手数料の内訳を最初に聞く
社内の時間と比べるために、まず1本を無料で作ってください
弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上で、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみです。広告運用もお任せいただく場合、運用手数料は広告費の20%です。まずはショート動画1本の無料お試しで、社内で作る場合と比べてください(成果は業種・商圏で差があります)。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. SNSマーケティングの費用相場はいくらですか? 施策で変わります。公開相場では、運用代行が月額5万〜50万円以上、広告運用代行の手数料が広告費の20%前後、インフルエンサーがフォロワー単価2〜4円程度、動画制作会社が1本5万〜30万円です。これに社内の人件費を足した月額総額で比べてください。
Q2. 中小企業はいくらから始められますか? 外注費だけなら、編集のみのフリーランス(1本3,000円〜)から始められます。ただし企画・撮影・投稿は社内に残ります。弊社の場合は1本7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上で、最低30万円(税込)です。
Q3. 内製と外注はどちらが安いですか? ショート動画月20本・広告費月10万円の試算では、人件費を入れると内製約24.9万円、外注約29.1万円で、差は約4万円です。賞与や社会保険料を入れると差はさらに縮みます。立ち上がりの速さと、社内に残したいもので判断してください。
Q4. SNS研修に助成金は使えますか? 人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の対象になる場合があります。支給要領(令和8年3月2日版)では中小企業の経費助成率75%・賃金助成1人1時間1,000円です。計画届は訓練開始の6か月前から1か月前までに提出します。要件は管轄の労働局で確認してください。
Q5. 見積を比べるとき、最初に何を確認すべきですか? 「月額に含まれる作業と社内に残る作業」と「広告費と運用手数料が分けて書かれているか」の2点です。月額の総額だけでは、社内の人件費と広告費の分だけ比較がずれます。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




