台湾インフルエンサーは人気者1人で選ばない|訪日リピーターに効く起用5ルートと費用相場|HolyTech
目次
- 台湾インフルエンサーの起用ルート5分岐|選択肢×選定基準の比較表
- 「人気者1人に頼めば来る」は誤り|台湾の訪日客は87.9%がリピーター
- 1回の話題より「何度も見られる情報」が効く
- 弊社の実測|リーチ単価が安い起用者ほど成果が出るわけではない
- 受け皿が無いと、来店の場面で取りこぼす
- 台湾と日本の表示ルール|契約前に決める4点
- 台湾インフルエンサーを見極める質問5つ|契約前に聞く
- 台湾インフルエンサーに頼むべき企業・頼まなくてよい企業
- 頼むべき企業
- 頼まなくてよい企業・先に別の手を打つ企業
- 弊社を選ぶ場合の条件
- まとめ:台湾インフルエンサーは「保存の質×複数起用×受け皿」で選ぶ
- 起用の受け皿になる繁体字の動画を、ショート動画1本の無料お試しから確かめてください
- よくある質問(FAQ)
台湾インフルエンサーの起用を、現地の事務所・日本のインバウンド代理店・個人へ直接・日本在住の台湾人・自社の繁体字アカウントの5ルートで比較。費用の公開相場、言語、媒体、日台の表示ルールを1表にし、訪日リピーター約9割のデータから選び方と質問5つを整理。
結論から言います。台湾インフルエンサーは「フォロワーの多い人気者1人」に頼んでも、訪日客は安定して増えません。台湾からの訪日客は約9割が2回目以上のリピーターで、旅の情報を動画サイトとSNSで集めています。効くのは、日本旅行の情報を出し続け、保存される投稿を作る人を複数起用し、自社の繁体字アカウントで受け皿を作ることです。起用者はフォロワー数より「過去の日本旅行投稿の保存・コメントの質」で選んでください。
日本政府観光局(JNTO)の推計値では、2026年1〜8月の台湾からの訪日客は540万2,000人(前年同期比19.8%増)で、韓国に次ぐ2位です。同期間の訪日客全体(2,762万6,300人)の約5人に1人にあたります。
本記事は、台湾からの訪日客を集めたい観光施設・飲食店・小売・自治体/DMO・化粧品メーカーの担当者向けに、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが起用ルートの選び方を整理します。インフルエンサー会社全般の選び方はインフルエンサー会社はフォロワー数で選ばない、中国本土向け(簡体字・中国のSNS)は中国人インフルエンサーの起用手順で扱っています。本記事では事務所名・代理店名・インフルエンサー名は出さず、弊社も条件付きの1選択肢として載せます。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
台湾インフルエンサーの起用ルート5分岐|選択肢×選定基準の比較表
費用は2024〜2026年に公開された相場解説を突き合わせた目安です。台湾ドル建ての見積もりは為替で円換算額が動くため、最終額は見積もりで確認してください。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
| 起用ルート | 費用の目安(公開相場) | 言語・翻訳の質 | 主な媒体 | 契約・表示ルール | 向く施設 |
|---|---|---|---|---|---|
| 台湾のインフルエンサー事務所・キャスティング会社 | 1投稿でマイクロ3万〜10万円前後、ミドル10万〜50万円前後、トップ50万円以上が目安。手数料は見積もりで確認 | 現地ネイティブの繁体字 | Instagram・Facebook・YouTube・Threads・ブログ | 台湾の規範に慣れている。日本側の表記は契約で指定 | 台湾で一定の予算を使い、複数人を同時に起用したい自治体・大型施設 |
| 日本のインバウンド専門代理店 | 起用者の報酬+企画・翻訳・招聘手配・報告の費用。招聘時の渡航・宿泊費は依頼側負担が一般的。総額は見積もりで確認 | 代理店の翻訳者・現地パートナー次第 | 同上(代理店の得意媒体に寄る) | 日台両方の確認を任せやすい | 中国語の担当者がおらず、日本語だけで進めたい企業 |
| 台湾在住の個人に直接依頼 | Instagram・Facebook投稿でフォロワー1万〜10万人は1万6,000〜8万台湾元(公開例・2024年時点) | ネイティブ。依頼文・契約は中国語か英語 | 本人の主戦場 | 契約・送金・表記の管理をすべて自社で持つ | 中国語で交渉でき、候補を自分で探せる企業 |
| 日本在住の台湾人・留学生クリエイター | 公開相場は確認できず。渡航費が不要な分、総額は抑えやすい | 繁体字と日本語の両方。打ち合わせが日本語で済む | Instagram・Threads・YouTube | 日本の取引として契約しやすい | 撮影に何度も来てほしい飲食店・小売・体験施設 |
| 自社の繁体字アカウント+ショート動画 | 弊社は動画1本7,500円(税込)・月10本以上・初期費用0円。翻訳のネイティブ確認は別途 | 自社で翻訳し、ネイティブの確認が必要 | Instagram・Threads・YouTubeショート | 自社の投稿と分かるためステマの問題は起きにくい。起用者の投稿を転載する際は表記を残す | 起用の効果を「次の旅行」まで残したい全業種 |
見るべきは、5つの中で「起用が終わった後に何が残るか」です。事務所や代理店経由の投稿は起用者のアカウントに残り、台湾の旅行者が予約前に見る自社の情報は増えません。上の4ルートのどれを選んでも、5つ目の自社アカウントを並行して持つと、起用の効果を受け止める場所ができます。
「人気者1人に頼めば来る」は誤り|台湾の訪日客は87.9%がリピーター
よくある誤解は「台湾向けはフォロワー数の多いインフルエンサー1人に頼めば、訪日客が来る」です。観光庁と公表調査の数字を並べると、この前提は合いません。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・sns分析の例:「最強の料理アカウントみっけた#tiktok攻略 #snsマーケティング #ビジネ」(@shino_market)
https://www.tiktok.com/@shino_market/video/7479035565300567314
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540

| 指標 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 台湾からの訪日客(2025年) | 676万3,400人(前年比11.9%増・市場別3位) | JNTO推計値 |
| 同(2026年1〜8月) | 540万2,000人(前年同期比19.8%増・市場別2位) | JNTO推計値 |
| 来訪2回目以上 | 87.9%(10回目以上は26.4%) | 観光庁 インバウンド消費動向調査 2025年 |
| 前回の来訪が1年以内 | 55.7% | 同上 |
| 役に立った旅行情報源 | 動画サイト45.5%、SNS 42.7%、個人のブログ29.0% | 同上 |
| SNSの広告リーチ(2025年10月) | YouTube 1,810万人(人口の78.4%)、Facebook 1,730万人(74.9%)、Instagram 1,220万人(52.6%)、Threads 665万人(28.8%) | DataReportal「Digital 2026: Taiwan」 |
1回の話題より「何度も見られる情報」が効く
観光庁の調査では、台湾からの訪日客の87.9%が2回目以上の来訪で、10回目以上が26.4%、前回の来訪が1年以内の人も55.7%います。旅行の手配は「個別手配」が77.5%です。
何度も日本に来る人は、有名な観光地はすでに知っています。次の旅行先や店は、動画サイトやSNSで旅の前に探して決めます。人気者の1投稿は流れて終わりますが、日本旅行の情報を出し続ける人の投稿は保存され、旅行前に見返されます。DataReportalの数値は広告で届く人数(利用者数とは別)ですが、Instagram・Facebook・YouTubeに加えてThreadsも人口の約3割に届く規模です。
弊社の実測|リーチ単価が安い起用者ほど成果が出るわけではない
弊社が支援した高価格帯飲食店(国内向け)では、インフルエンサーのPR投稿を「PR費÷直近10投稿の平均リーチ×1,000」の想定CPMで比べました。想定CPMが最も安い644円の起用者からの公式LINE登録は2人、1,037円の起用者からは652人でした(業種・商圏で差があります)。届いた人数が同じ規模でも、行動につながるかは起用者の投稿とフォロワーの関係で決まります。台湾の起用でも、数字は「保存・コメントの中身」まで見てください。
受け皿が無いと、来店の場面で取りこぼす
弊社が支援するヘッドスパ専門店では、訪日客がメニューを理解しないまま飛び込みで来店することが課題でした。弊社は、多言語対応の予約サービスより、事前決済できる予約の導入を優先するよう助言しています。起用者の投稿で興味を持った人が、繁体字で「メニュー・料金・予約方法」を確認できる場所が無ければ、来店の場面で行き違いが起きます。自社アカウントの翻訳機能の使い方はインバウンド集客はリールAI翻訳で変わるで解説しています。
台湾と日本の表示ルール|契約前に決める4点
台湾インフルエンサーの投稿は、日本と台湾の両方の消費者が見ます。
日本:2023年10月1日から、事業者の表示であることが分かりにくい広告(ステルスマーケティング)は景品表示法の不当表示です。規制の対象は広告主で、表記漏れの責任は依頼した企業が負います。
台湾:公平交易委員会の「薦證廣告(推薦・証言広告)の規範説明」は、推薦者と広告主の間に一般の人が予期できない利益関係(報酬・商品提供など)がある場合、広告の中で十分に開示するよう定めています。推薦の内容は本人の実際の意見や体験を反映していることも求めています。「網路廣告案件の処理原則」(2023年2月21日改正)は、ブロガー・インフルエンサー・ライブ配信者が広告主にも推薦者にもなり得ると明記しています。公平交易法では、推薦者が内容の虚偽を知りながら推薦した場合、広告主と連帯して損害賠償責任を負います。
化粧品・食品・医療に関わる商品は、台湾で別の法律の表示規制がかかります。現地の規則を契約前に代理店か専門家に確認してください。
契約前に決める4点は次のとおりです。
1. 表記の文言と位置:日本向けの「PR」表記と、台湾向けに広告主との関係が分かる繁体字の表記を、どちらも冒頭に入れるか 2. 体験の事実:起用者が実際に来店・使用したうえで投稿するか 3. 転載の扱い:投稿を自社アカウントや店頭に転載する場合、表記を残すか 4. 効果の計測:起用者ごとの専用クーポン・キーワードを用意するか
台湾インフルエンサーを見極める質問5つ|契約前に聞く
1. 「過去3か月の日本旅行の投稿で、保存数とコメントの内容を見せてもらえますか」:「行ってみたい」「どこで予約するの」といった旅行前の質問が付いているかを確認します 2. 「フォロワーの居住地は台湾が何割ですか。年代は」:日本在住のクリエイターは、台湾在住のフォロワーが多いかを必ず確かめます 3. 「日本の地方や体験の投稿で、どの媒体が一番反応しましたか」:Instagram・Threads・YouTube・ブログのどこで保存されるかで、依頼する媒体を決めます 4. 「表記は日本向けと台湾向けの両方に対応できますか。体験した事実に基づいて書きますか」:断定的な効果表現をしないことも確認します 5. 「投稿の二次利用(自社アカウント・広告・店頭)の範囲と期間、追加費用はいくらですか」:受け皿に転載できるかで、起用後に残るものが変わります
台湾インフルエンサーに頼むべき企業・頼まなくてよい企業
頼むべき企業
- 繁体字のメニュー・料金・予約方法をすでに用意できる企業:起用者の投稿から予約まで迷わず進めます
- 地方の観光施設・体験・自治体/DMO:リピーターに「次の行き先」として見つけてもらう余地があります。宿泊施設はホテルの依頼先の選び方も参考になります
- 台湾で知られていない商品を持つ化粧品・小売:保存される投稿を複数積むことで、旅行中の購入候補に入ります
頼まなくてよい企業・先に別の手を打つ企業
- 来店した訪日客に繁体字で案内できない企業:先に予約・決済・メニューの受け皿を整えます
- 1回の投稿で来店数の結果を求める企業:旅行者は数週間〜数か月先の旅で動くため、起用者を複数・継続で起用する予算が必要です
- 起用ごとの計測(クーポン・キーワード)を用意できない企業:次の起用者を選ぶ根拠が残りません
弊社を選ぶ場合の条件
弊社は台湾の事務所ではなく、ショート動画の運用代行会社です。担うのは、自社の繁体字アカウントで使う動画の企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析で、1本7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上(最低30万円(税込))です。台湾在住の起用者の選定や招聘が主目的なら、台湾に拠点を持つ会社や代理店のほうが合います。投稿を台湾向けに広告配信する場合、弊社の運用手数料は広告費の20%です。外注を検討する場合はショート動画運用代行サービスの詳細(初期費用0円・1本無料お試し)も参考にしてください。
まとめ:台湾インフルエンサーは「保存の質×複数起用×受け皿」で選ぶ
- 起用ルートは5分岐。公開相場は1投稿でマイクロ3万〜10万円前後、ミドル10万〜50万円前後が目安で、台湾ドル建ては為替で動くため見積もりで確認する
- 台湾からの訪日客は2026年1〜8月で540万2,000人。87.9%が2回目以上の来訪で、旅行情報源は動画サイト45.5%・SNS 42.7%
- 人気者1人より、日本旅行の情報を出し続け保存される投稿を作る人を複数起用し、自社の繁体字アカウントで受け止める
- 表記は日本のステマ規制と台湾の推薦広告の規範の両方に沿う形で、契約前に決める
起用の受け皿になる繁体字の動画を、ショート動画1本の無料お試しから確かめてください
弊社は、店や施設の魅力を伝えるショート動画の企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析まで、動画1本あたり7,500円(税込)で担います。契約は月10本以上・4ヶ月以上、現在は初期費用0円のキャンペーン中です。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点だけです。まずはショート動画1本の無料お試しで、台湾の旅行者に伝わる見せ方かを確かめてください。起用者の選定は台湾に強い会社が合う場合、その旨もお伝えします。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 台湾インフルエンサーの起用費用はいくらですか? 公開相場では1投稿あたりマイクロ層3万〜10万円前後、ミドル層10万〜50万円前後、トップ層50万円以上が目安です。招聘する場合は渡航・宿泊費が別にかかります。台湾ドル建ての見積もりは為替で円換算額が変わるため、契約時の通貨と支払日を確認してください。
Q2. 中国本土向けのインフルエンサー起用と何が違いますか? 台湾は繁体字で、Instagram・Facebook・YouTube・Threadsなどが広く使われています。簡体字と中国本土のSNSを前提にした施策をそのまま流用すると、言葉と媒体の両方でずれが出ます。
Q3. 日本のステマ規制は、台湾の起用者の投稿にも関係しますか? 日本の消費者が見る投稿で、依頼した事業者の表示であることが分かりにくければ、日本の規制で問題になり得ます。台湾の推薦広告の規範も利益関係の開示を求めているため、両方に沿う表記を契約で決めてください。
Q4. フォロワーが少ない起用者でも効果はありますか? フォロワー数より、日本旅行の投稿が保存されているか、旅行前の質問がコメントに付いているかで判断します。弊社の国内の実測でも、リーチ単価が安い起用者ほど成果が出るとは限りませんでした(業種・商圏で差があります)。
Q5. 自社の繁体字アカウントは必要ですか? 起用者の投稿は相手のアカウントに残るため、旅行前にメニュー・料金・予約方法を確かめる場所が自社側に必要です。台湾の訪日客は55.7%が前回の来訪から1年以内で、次の旅行で見返してもらえる情報を自社で持つ価値があります。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




