商品紹介動画は1本で全部伝えない|依頼先5分岐の費用と置き場所別の作り分け|HolyTech
商品紹介動画を、映像制作会社/EC・商品撮影スタジオ/フリーランス/AI・テンプレート型の自社制作/ショート動画の本数型の5分岐で比較。2026年の公開相場、商品ページとSNS・広告で変わる動画の役割、景表法・ステマ規制の注意点、依頼前の質問5つを整理。
結論から言います。商品紹介動画は「1本で商品の魅力を全部伝える」ものではありません。商品ページでは使い方・サイズ・質感を確かめる動画、SNSと広告では冒頭3秒で使う場面を見せる動画と、置き場所で役割が違います。2〜3分の総集編を1本作るより、置き場所ごとに15〜60秒の短尺を複数作るほうが、費用当たりの効果が出やすくなります。置き場所と本数を決めてから依頼先を選びます。
商品紹介動画の公開相場は5万〜200万円と幅があります。総額だけで比べると「1本にいくら掛けるか」の話に閉じ、どこに置いて何を見せるかが抜け落ちます。本記事は制作会社名・サービス名を出さず、依頼先5分岐の比較表、2026年の公開相場、ECの商品ページの公表調査、景表法の注意点、質問5つをまとめました。SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、公開情報と弊社の運用・商談実績(業種属性化)をもとに書きます。具体的な支援の流れは低価格特化のショート動画制作サービスの詳細をご覧ください。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
商品紹介動画の依頼先5分岐|費用×尺×置き場所×修正・納期×向く商品
尺:60秒〜3分の横型
置き場所:自社サイト・展示会・サイネージ・広告
納期:1〜2ヶ月が目安
尺:10〜30秒の回転・質感カット
置き場所:ECの商品ページ・モールの画像枠
納期:撮影当日に確定しやすく短納期
尺:15〜90秒
置き場所:SNS・商品ページ
納期:個人の稼働次第で差
尺:15〜60秒
置き場所:SNS・商品ページ・社内資料
修正:自社で即時(作る人の工数が要る)
尺:15〜60秒の縦型
置き場所:Instagram・TikTok・YouTubeショート
納期:撮影1回から複数本を切り出し毎月公開
対象はメーカー・EC事業者・店舗の販促担当です。同じ「商品紹介動画」でも、依頼先で得意な尺と置き場所が違います。
| 依頼先 | 費用レンジ(公開相場・2026年) | 得意な尺 | 主な置き場所 | 修正回数・納期 | 向く商品 |
|---|---|---|---|---|---|
| 映像制作会社(撮影・CG込み) | 実写 標準30万〜80万円、こだわり80万〜200万円(いずれも120秒以内) | 60秒〜3分の横型 | 自社サイト・展示会・店頭サイネージ・広告 | 修正回数は見積で事前に決める。期間は1〜2ヶ月が目安 | 構造や技術をCGで見せたい家電・機械・高単価品 |
| EC・商品撮影スタジオ | 写真は1カット300円〜1万円。動画は公開料金が少なく個別見積 | 10〜30秒の回転・質感カット | ECの商品ページ・モールの商品画像枠 | 撮影当日に確定しやすく短納期 | アパレル・雑貨・食品など点数が多い商品 |
| フリーランスの映像クリエイター | 編集のみ1本1万〜3万円。撮影込みは個別見積 | 15〜90秒 | SNS・商品ページ | 個人の稼働次第で納期に差 | 撮影素材が自社にあり、編集を外に出したい |
| AI・テンプレート型の動画作成サービス(自社で作る) | 無料〜月額数千円の汎用ツールから、法人向けの月額型まで | 15〜60秒 | SNS・商品ページ・社内資料 | 修正は自社で即時。作る人の工数が要る | 商品数が多く、写真と文字で説明できる商品 |
| ショート動画の本数型(弊社は比較軸の1つ) | 1本7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上・初期費用0円 | 15〜60秒の縦型 | Instagram・TikTok・YouTubeショート | 撮影1回から複数本を切り出し、毎月公開 | 使う場面や手元の動きで良さが伝わる商品 |
違いは「1本の完成度」と「置き場所の数」です。CGで内部構造を見せる映像や展示会の大型ビジョン用の映像は制作会社が向きます。弊社は縦型ショートの運用代行が本業で、契約は月10本以上・4ヶ月以上のため、1本だけ作りたい企業には条件が合いません。用途別の相場はPR動画制作会社は「1本の大作」で選ばない、ブランドの核になる映像はブランディング動画制作会社は1本の完成度で選ばないで整理しています。
商品紹介動画の費用相場と、ECの商品ページで動画が要る根拠
公開相場はソースで揺れます。いずれも制作会社・マッチングサービスの公開解説です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・営業コンサルの例:「質の低い営業ノウハウを信じてしまって、成果で悩む営業マンが一人でも少なくなります」(@salesalive)
https://www.tiktok.com/@salesalive/video/7610732914065542418

| 区分 | 公開されている値 | 出典の種類・更新 |
|---|---|---|
| 全体(発注データ) | 平均71.3万円・中央値49.3万円。価格帯は50万〜100万円が29%で最多、30万〜50万円25%、10万〜30万円23% | 動画制作のマッチングサービス(2026年8月更新) |
| 内容別 | 5万〜30万円=定点撮影・最低限のテロップ/30万〜80万円=複数アングル・演出/80万円以上=演者・ロケ・機材にこだわる | 同上 |
| 用途別 | 商品紹介動画(60秒〜2分)10万〜30万円/SNSショート(15〜60秒)15万〜25万円 | 制作会社の公開解説(2026年9月更新) |
| ショートの編集外注 | クラウドソーシング5,000〜2万円/フリーランス1万〜3万円/制作会社(中小)5万〜10万円/月額契約1本3,000〜8,000円 | 制作会社の公開解説(2026年9月更新) |
平均71.3万円に対し中央値は49.3万円で、一部の高額案件が平均を押し上げています。同じ60秒でも10万円と80万円が並ぶ理由は、撮影日数・演者・CG・修正回数です。見積の内訳の読み方は動画制作の見積もりは最安に頼まないを参照してください。
ECの商品ページに動画を置く根拠も確認します。Contentservの調査(2025年1月・月1回以上ECと実店舗で買い物をする20〜60代111人)では、ECサイトで商品の写真や動画が足りないことを理由に購入を諦めた経験がある人は63.1%(「かなりある」11.7%・「ややある」51.4%)でした。重視する情報は「商品情報の詳しさ」61.3%、「鮮明な商品写真」45.0%、「複数の角度・使用シーン」44.1%です。購入を諦めた人のうち、衣類・ファッション小物は57.1%、家具・インテリアは34.3%でした。
読み方の注意です。この調査は111人と小規模で、「動画を置けば購入率が何倍になる」という効果を測ったものではありません。分かるのは、購入前に角度・使用シーン・質感を確かめたいという需要です。動画で売上が伸びたとする調査は他にもありますが、本記事では出典と条件を一次資料で確認できた数値だけを使います。
商品紹介動画は1本で全部伝えない|置き場所ごとに15〜60秒を作り分ける
興味がある人にもない人にも同じ動画 → 両方に中途半端
本数が増えても撮影費は増えにくい
尺:15〜30秒×2〜3本
冒頭:手に持つ・広げる・組み立てる動き
尺:15〜60秒
冒頭:悩みの場面、使用前後の変化
尺:6〜30秒
冒頭:最初の1〜3秒で商品と場面
尺:15〜30秒の繰り返し
冒頭:音なしで分かる動き
本記事の訂正ポイントです。「商品紹介動画は1本で全部の魅力を伝えるのがよい」は、作る側の都合です。商品ページに来た人はすでに興味があり、確かめたいのは使い方・サイズ・質感です。SNSや広告で流れてくる人はまだ興味がなく、冒頭3秒で「自分が使う場面」が見えなければ離れます。見る人の状態が違うので、1本の総集編では両方に中途半端になります。
| 置き場所 | 見る人の状態 | 動画の役割 | 尺の目安 | 冒頭で見せるもの |
|---|---|---|---|---|
| ECの商品ページ | 購入を検討中 | 使い方・サイズ感・質感の確認 | 15〜30秒×2〜3本 | 手に持つ・広げる・組み立てる動き |
| SNS(Instagram・TikTok・YouTubeショート) | まだ興味がない | 使う場面で「自分ごと」にする | 15〜60秒 | 悩みの場面、使用前後の変化 |
| 広告 | まだ興味がない | クリックの理由を作る | 6〜30秒 | 最初の1〜3秒で商品と場面 |
| 店頭サイネージ・展示会 | 通りがかり・比較中 | 足を止める | 15〜30秒の繰り返し | 音なしで分かる動き |
尺と置き場所は弊社の推奨設計の一例で、商品と媒体の仕様で変わります。撮影1回で、商品ページ用の確認カットとSNS用の場面カットを撮り分ければ、本数が増えても撮影費は増えにくくなります。リールの依頼先ごとの総額はリール動画の制作相場は1本の単価で比べない、媒体ごとの演出はショート動画制作会社の選び方で扱っています。
弊社の実績でも、場面を見せる設計は数字に出ています。多店舗展開の家具・インテリア専門店の内製化支援では、「接客の追体験」をコンセプトに、ソファに座って組み合わせを変える様子や店員が特徴を話す場面を短尺リールにし、平均再生は約1万回でした。同じ動画をTikTokにも横展開し、追加の制作費をかけずに露出を増やしています(業種・商圏で差があります)。弊社のショート動画170本の実測では、話者(誰が話すか)で再生数に2〜5倍、CTAを後半に置くと6.5倍の差がありました(業種・商圏で差があります)。商品紹介でも「誰が使って見せるか」と「購入の案内をどこで出すか」で成果が変わります。弊社の支援内容と実績はショート動画運用代行の実績・料金プラン(サービス詳細)にまとめています。
SNSで商品を直接売るなら、TikTok Shop(日本は2025年6月開始)のように動画から購入まで完結する経路もあります。経路ごとの考え方はTikTokショップの売上は出品数で決まらないを参照してください。
商品紹介動画の景表法・ステマ規制と、依頼前の質問5つ
商品紹介動画は景品表示法の「表示」に当たります。消費者庁は、商品の品質を実際より優れていると偽って宣伝する行為を優良誤認表示として禁じ、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を、期間を定めて求められるとしています(不実証広告規制)。動画で「汚れが一瞬で落ちる」「すぐ痩せる」と見せる場合、効果を示す実験データ等の根拠を撮影前に用意します。
2023年10月1日からは、広告であるにもかかわらず広告であることを隠す「ステルスマーケティング」も景表法の不当表示になりました。規制の対象は商品を供給する事業者(広告主)で、依頼を受けたインフルエンサー等ではありません。商品を提供して紹介動画を作ってもらう場合も、広告であることが分かる表示の責任は発注側にあります。化粧品・健康食品は薬機法・健康増進法の規制も別にかかるため、効能の表現は個別に確認してください。
| 質問 | 良い答え | 注意する答え |
|---|---|---|
| 1. この動画はどこに置き、何本に分けますか | 置き場所ごとに尺・本数・冒頭の見せ方が見積にある | 2〜3分の総集編1本のみ |
| 2. 1回の撮影で、何本分の素材を撮りますか | 商品ページ用とSNS用を撮り分ける段取りがある | 「撮影は1本分です」 |
| 3. 効果や比較の表現の根拠はどう確認しますか | 根拠資料の確認と、景表法・業種の法令のチェック工程がある | 「盛ったほうが売れます」 |
| 4. インフルエンサーや社員が出る場合、広告表示はどうしますか | 「広告」「PR」等の表示方法と、発注側の責任を説明できる | 表示の話が出ない |
| 5. 公開後の数字は何を見て、次の動画に反映しますか | 再生数・視聴維持・商品ページへの遷移を見て作り直す | 納品で終わり |
質問1と2は、弊社の商談でも差が出る点です。地方で加工食品を製造・卸す事業者からは「SNSの写真を見ても、商品が何なのか分かりにくい」という課題を伺いました。まつげサロンと美容商材の販売を兼ねる事業者は、商品の売上の大半が代表個人のアカウントのファンからで、新規の客層に届ける発信が課題でした。どちらも「商品の良さ」より先に「何の商品で、誰がどの場面で使うか」が伝わっていないケースです。
商品紹介動画を制作会社に頼むべき企業・本数型でよい企業
制作会社に外注すべき企業
- 内部構造や技術をCG・アニメーションで見せないと伝わらない商品がある
- 展示会・店頭サイネージ・テレビ等、横型の完成度が問われる場所に置く
- 発売時の核になる1本を数年使う予定で、修正回数と権利の範囲を契約で固めたい。依頼先の類型は動画制作会社のおすすめは実績本数で選ばないで比較しています
本数型・内製で足りる企業
- 商品ページ用の確認カットはあり、SNSでの発信が途切れている
- 手に取る・使う・変化するといった動きで良さが伝わる商品(食品・雑貨・美容・家具など)
- 季節や新作で商品が入れ替わり、1本に数十万円をかけると回収しにくい
まとめ:商品紹介動画は「置き場所×本数」で依頼先を選ぶ
- 依頼先は5分岐。総額ではなく「どこに、何秒を、何本置くか」で比べる
- 公開相場は5万〜200万円、発注データの中央値は49.3万円。差は撮影日数・演者・CG・修正回数
- 商品ページは「確認」、SNS・広告は「場面」。見る人の状態が違うため、15〜60秒を作り分ける
- 効果の表現は根拠資料、広告であることの表示は発注側の責任。撮影前に確認する
使う場面を見せる短尺を、1本の無料お試しで確かめてください
弊社の運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。CGを使った横型の総集編は扱いませんが、商品を使う場面を見せる縦型の短尺を本数で担えます。自社の商品で再生と商品ページへの遷移が動くかは、ショート動画1本の無料お試しで確かめてください。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
動画:【先着10社】動画1本無料制作!SNSマーケティングで集客や採用を成功させる秘訣を特別公開!SNS運用代行の闇を大暴露!
よくある質問(FAQ)
Q1. 商品紹介動画の制作費はいくらですか? 2026年の公開相場では5万〜200万円で、マッチングサービスの発注データでは平均71.3万円・中央値49.3万円です。60秒〜2分の商品紹介なら10万〜30万円の目安もあります。編集だけの外注ならショート1本5,000円〜3万円が目安です。
Q2. 商品紹介動画は何秒にすればよいですか? ECの商品ページは15〜30秒を2〜3本、SNSは15〜60秒、広告は6〜30秒が目安です。1本の長尺より、置き場所ごとに短尺を分けると使い回しやすくなります。
Q3. 動画を置くと商品ページの購入率は上がりますか? 効果を一律の数値で示した一次資料は確認できませんでした。Contentservの調査では、写真や動画が足りず購入を諦めた経験がある人が63.1%で、角度や使用シーンを確かめたい需要は確認できます。
Q4. インフルエンサーに商品紹介動画を作ってもらう場合の注意点は? 2023年10月1日からステマ規制が施行され、広告であることを隠した表示は景表法違反になります。対象は広告主の事業者のため、「広告」「PR」等の表示を発注側で確認します。
Q5. 自社でスマホ撮影しても使えますか? 使えます。SNSの短尺は手元の動きや使う場面が伝われば成立します。商品ページ用は明るさと背景をそろえ、効果の表現は根拠資料を確認してから公開します。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングと集客を支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
FREE CONSULTATION
SNS運用代行250社のノウハウを
まずは無料でご相談ください
累計250社超の運用実績|お問い合わせから24時間以内に返信
この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




