Facebook広告代理店はターゲティングで選ばない|素材本数と所有権で決める5分岐と相場|HolyTech
目次
- Facebook広告代理店の依頼先5分岐|選択肢×選定基準の比較表
- 「ターゲティングがうまい代理店」は誤り|差は素材の本数と入れ替え方で生まれる
- 素材は「多ければ多いほど良い」でもない|Meta公式の情報収集期間
- 予算は「週約50件」から逆算する
- 運用実績・商談から|素材の量が詰まりになっていた例
- アカウントは必ず自社で所有する|ビジネスポートフォリオの公式ルール
- Metaビジネスパートナーのバッジは「目安の1つ」
- Facebook広告代理店を見極める質問5つ|契約前に聞く
- Facebook広告代理店に頼むべき企業・頼まなくてよい企業
- 頼むべき企業
- 頼まなくてよい企業・先に別の手を打つ企業
- 弊社を選ぶ場合の条件
- まとめ:Facebook広告代理店は「素材の本数×入れ替え設計×自社所有」で選ぶ
- 素材の本数が詰まりなら、ショート動画1本の無料お試しから確かめてください
- よくある質問(FAQ)
Facebook広告代理店を、総合代理店・Meta広告の運用型代理店・フリーランス・制作会社+自社運用・SNS運用代行の5分岐で比較。手数料の公開相場、月に出せる素材の本数、アカウントの所有権を1表にし、Meta公式の情報収集期間(週約50件)から逆算する予算と、契約前に聞く質問5つを整理します。運用を任せる選択肢はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)で確認できます。
結論から言います。Facebook広告(Meta広告)の代理店は「ターゲティング設定がうまい会社」で選ぶ時代ではありません。MetaはAdvantage+でオーディエンス・配置・予算の最適化をAIに任せる方向に寄っており、成果の差は「新しい素材(クリエイティブ)を月に何本出し、どの単位で入れ替えるか」と「Meta公式の目安である“1週間で約50件の結果”に届く予算設計」で生まれます。加えて、広告アカウントは必ず自社のビジネスポートフォリオで所有し、代理店にはアクセス許可だけを渡してください。
総務省「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2026年6月公表)では、Facebookの利用率は全年代で27.0%、最も高い40代で38.9%です。ただしMeta広告はInstagram・Threadsなどにも同じ管理画面から配信されます。媒体として取り組むべきかの判断はFacebookマーケティングは2026年もやるべきかで整理済みのため、本記事は「Meta広告をどこに任せるか」に絞ります。
本記事は、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、代理店の選び方を比較表で整理します。実名ランキングは作らず、弊社も条件付きの1選択肢として載せます。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
Facebook広告代理店の依頼先5分岐|選択肢×選定基準の比較表
| 依頼先 | 費用の形と公開相場 | 月に出せる新しい素材の目安(最も差が出る列) | アカウントの所有 |
|---|---|---|---|
| 総合広告代理店 | 広告費の20〜30% | 制作は別見積もり。本数は契約次第 | 契約次第。代理店側で作られることがある |
| Meta広告に強い運用型代理店 | 広告費の15〜25%(20%が中心) | 静止画は運用費内、動画は1本5万〜20万円程度の別料金が多い | 自社所有+パートナー権限にできるか確認 |
| Web広告運用のフリーランス | 月額固定3万〜8万円程度 | 本人次第で少数になりやすい | 個人へ部分的なアクセス許可を渡す |
| 制作会社+自社運用 | 動画1本5万〜20万円程度、バナー1万〜3万円程度。手数料なし | 1本単価が高く本数は絞られやすい | 自社に残る |
| SNS運用代行+広告運用 | 制作費(弊社は1本7,500円(税込)・月10本以上)+広告費の20% | 月10本以上の縦型動画。オーガニックで反応を見てから広告へ | 自社所有で権限だけ受け取る |
費用は2025〜2026年に公開された相場解説を突き合わせ、揺れは幅で書いています。
| 依頼先 | 費用の形と公開相場 | 月に出せる新しい素材の目安 | アカウントの所有 | レポートで見る指標 | 向く会社 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合広告代理店 | 広告費の20〜30%。月50万円などの最低出稿額を設ける会社もある | 制作は別見積もり。本数は契約次第 | 契約次第。代理店側で作られることがある | 媒体横断の到達・認知 | マス広告とデジタルを統合したい大きな予算の会社 |
| Meta広告に強い運用型代理店(Metaビジネスパートナーの有無) | 広告費の15〜25%(20%が中心)。最低手数料は月5万〜7万円、初期0〜20万円 | 静止画は運用費内、動画は1本5万〜20万円程度の別料金が多い | 自社所有+パートナー権限にできるか確認 | 結果の単価・情報収集期間・素材別の成果 | 計測が整い、月15万〜30万円以上の広告費を続けられる会社 |
| Web広告運用のフリーランス | 月額固定3万〜8万円程度 | 本人次第で少数になりやすい | 個人へ部分的なアクセス許可を渡す | 担当者で差が大きい | 広告費が月10万円台で小さく試したい会社 |
| 制作会社+自社運用 | 動画1本5万〜20万円程度、バナー1万〜3万円程度。手数料なし | 1本単価が高く本数は絞られやすい | 自社に残る | 自社で設計 | 広告マネージャを触れる担当者がいる会社 |
| SNS運用代行+広告運用(ショート動画を量産) | 制作費(弊社は1本7,500円(税込)・月10本以上)+広告費の20% | 月10本以上の縦型動画。オーガニックで反応を見てから広告へ | 自社所有で権限だけ受け取る | 素材別の結果の単価・オーガニックの再生 | 素材不足が詰まりで、人・空間で選ばれる会社 |
最も差が出るのは「新しい素材の目安」の列です。手数料率は15〜25%に収まる一方、素材の本数は依頼先で大きく開きます。手数料の内訳とインハウスとの分岐点はSNS広告代行の手数料相場は広告費の20%で整理しています。
「ターゲティングがうまい代理店」は誤り|差は素材の本数と入れ替え方で生まれる
よくある誤解は「Facebook広告は細かいターゲティングが命だから、設定に詳しい代理店を選べば成果が出る」です。Meta for Businessの公式ページは、Advantage+のエンドツーエンドソリューションを「キャンペーンのオーディエンス、配置、予算に自動的にAIを適用」するものと説明しています。人が残す仕事は「最適化する成果の設定」と「どの素材をAIに渡すか」に移りました。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・プロと素人の比較の例:「プロと素人の比較動画を提示、その違いを視聴者に見せて権威付けしつつ、 何が違うの」(@takamatsu_cookingteacher)
https://www.tiktok.com/@takamatsu_cookingteacher/video/7467128173650644231

素材は「多ければ多いほど良い」でもない|Meta公式の情報収集期間
ここで見落とされるのが、素材の入れ替え方です。Metaビジネスヘルプセンター「情報収集期間について」によると、情報収集期間(いわゆる学習フェーズ)は「通常、広告セットに最後に大きな編集を加えてから1週間以内に約50件の結果を獲得した後」に終わります。期間中は広告マネージャの[配信]列に「情報収集中」と表示され、「通常、CPAは高くなります」。
そして同ヘルプ「大幅な編集と情報収集期間」は、大幅な編集として「クリエイティブの変更」「広告セットへの新しい広告の追加」「ターゲット設定の変更」「7日以上の停止」などを挙げています。つまり新しい素材を思いつきで1本ずつ足すと、そのたびに広告セットの学習がやり直しになります。一方で公式は「新しいクリエイティブやマーケティング戦略をテストすることが不可欠」とも書いています。両立させるには「月に何本作るか」に加え「何本ずつ、どの間隔でまとめて入れ替えるか」まで決める必要があり、代理店に聞くべきはこの設計です。
予算は「週約50件」から逆算する
情報収集期間を抜けられない予算では、素材の良し悪しも判定できません。月の広告費を週約50件に割り戻すと、狙える結果の単価の上限が出ます(月額×12÷52÷50)。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
| 月の広告費 | 週50件に届く結果の単価の上限 | 運用手数料(広告費の20%) | 判断の目安 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 約460円 | 2万円(最低手数料5万円の代理店なら実質50%) | 購入・予約の最適化は難しい。LPビューなど手前の成果で学習させる |
| 30万円 | 約1,400円 | 6万円 | 資料請求・LINE登録など低単価の成果なら設計できる |
| 60万円 | 約2,800円 | 12万円 | 問い合わせ・来店予約での最適化が視野に入る |
| 100万円 | 約4,600円 | 20万円 | 購入最適化と素材の並行検証が回せる |
月10万円なら、フリーランスか自社運用で始めて素材にお金を回す方が合います。予算を組む手順はインスタグラム広告の費用は「目標CPA×50件」で逆算で詳しく扱っています。
運用実績・商談から|素材の量が詰まりになっていた例
- 家庭用美容機器のEC事業者(弊社の商談):SNS広告はMetaが中心で月約2,300万円、ROASは約2、商品単価4万円に対しCPAは約2万円、新規顧客は月約150名と共有いただきました。相談の中心は運用設定ではなく「どんな動画を何本納品できるか」でした
- Meta広告を自社運用している企業(弊社の商談):素材を動画も含めて自社制作していましたが、相談の理由の1つは「動画担当が遅い」ことでした。運用はできても、素材の供給が止まると検証が止まります
- リラクゼーションサロン(全国17店舗):オーガニック投稿で反応の良かったショート動画を、一部店舗の広告に転用しました。当たりを見極めてから広告に回すと、学習のやり直しを絞れます(成果は業種・商圏で差があります)
アカウントは必ず自社で所有する|ビジネスポートフォリオの公式ルール
代理店選びで最も取り返しがつかないのが、広告アカウントの所有者です。ビジネスポートフォリオは、Facebookページ・Instagramアカウント・広告アカウントなどの資産と利用者を一元管理するMetaの仕組みで、公式ヘルプで確認できたルールは次の3つです。
- ビジネスアセットは1つのビジネスポートフォリオにのみ所属できる
- パートナー(提携している広告会社など)には全権限か部分的なアクセス許可を付与でき、全権限を持つパートナーでもアセットを他のビジネスと共有することはできない。共有できるのはアセットを所有している組織のみ
- 全権限は「以前のビジネス管理者の権限」にあたる最高レベルでで、パートナーと共有しているアセットへのアクセスも管理できる
代理店のポートフォリオで広告アカウントを作ると、所有者は代理店です。解約時に配信履歴を引き継げなくなるリスクを避けるため、自社でビジネスポートフォリオと広告アカウントを作り、代理店には「パートナー」としてアクセス許可を渡してください。
Metaビジネスパートナーのバッジは「目安の1つ」
Metaビジネスパートナーは、Metaのテクノロジーでの「量的および質的な業績」が総合的に評価され、要件を満たすとバッジが付与される公式プログラムです。運用経験の目安にはなりますが、自社の予算規模で素材を何本出せるかまでは保証しません。
Facebook広告代理店を見極める質問5つ|契約前に聞く
候補に同じ条件で聞き、本数・金額で答えが返るかで判断します。
1. 「広告アカウントは当社のビジネスポートフォリオで作り、御社はパートナーとしてアクセスする形にできますか」:難色を示す場合は、解約時の扱いを書面で確認します 2. 「新しい素材を月に何本出せますか。動画は運用費に含まれますか、1本いくらですか」:動画を含むかで実質の費用が変わります 3. 「素材は何本ずつ、どの間隔で入れ替えますか。そのとき情報収集期間はどう扱いますか」:「大幅な編集」で学習がやり直しになる前提を踏まえているかを見ます 4. 「当社の広告費で、1週間に約50件の結果に届く最適化イベントはどれですか」:届かない場合に手前の成果へ切り替える提案が出るかを確認します 5. 「月次レポートで見る指標は何ですか。最低手数料・初期費用・最低契約期間はいくらですか」:結果の単価・情報収集期間の状況・素材別の成果が並ぶかを確認します
競合の素材は契約前に自社でも確認できます(広告ライブラリは誰でも無料で競合広告を見られる)。
Facebook広告代理店に頼むべき企業・頼まなくてよい企業
頼むべき企業
- 月15万〜30万円以上の広告費を継続でき、1件の獲得上限額が決まっている企業
- 社内に素材を作る人も、広告マネージャを触る人もいない企業
- 広告アカウントが前任者や外注先の名義のままで、自社所有に整えたい企業
頼まなくてよい企業・先に別の手を打つ企業
- 月の広告費が10万円前後の企業:最低手数料で比率が上がります
- 計測(ピクセル・コンバージョンAPI等)が未設定で、成果を数えられない企業
- 素材の量より、商品や価格の見直しが先の企業
弊社を選ぶ場合の条件
弊社はSNS運用代行の会社で、Meta広告では「縦型動画の素材を量産する側」を担います。ショート動画を1本7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上(最低30万円(税込))で制作し、広告運用まで任せる場合の運用手数料は広告費の20%です。マス広告との統合や検索広告が主軸なら、総合広告代理店や運用型代理店の方が合います。コンサル型との違いは広告コンサルは運用の腕で選ばないで比較しています。
まとめ:Facebook広告代理店は「素材の本数×入れ替え設計×自社所有」で選ぶ
- 依頼先は5分岐。手数料の公開相場は広告費の15〜25%(20%が中心)、最低手数料は月5万〜7万円、フリーランスは月3万〜8万円程度
- Advantage+はオーディエンス・配置・予算にAIを適用する。差はターゲティングより、新しい素材を月に何本出し、どう入れ替えるかで生まれる
- 新しい広告の追加は「大幅な編集」で、情報収集期間がやり直しになる。素材はまとめて入れ替え、予算は「1週間で約50件」から逆算する
- 広告アカウントは自社のビジネスポートフォリオで所有し、代理店にはパートナーとしてアクセス許可を渡す
素材の本数が詰まりなら、ショート動画1本の無料お試しから確かめてください
弊社はショート動画を、動画1本あたり7,500円(税込)・月10本以上・4ヶ月以上(最低30万円(税込))・初期費用0円(キャンペーン)で制作し、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析まで担います。オーガニックで反応を見た動画をMeta広告の素材に回せ、広告運用も任せる場合の運用手数料は広告費の20%です。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点です。まずはショート動画1本の無料お試しで、自社の商材に縦型動画の素材が合うかを確かめてください。予算規模から見て代理店より自社運用が合う場合は、その旨もお伝えします。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. Facebook広告代理店の手数料相場はいくらですか? 公開相場では広告費の15〜25%(20%が中心)、大手総合代理店は20〜30%、最低手数料は月5万〜7万円です。動画素材の制作費は別料金のことが多いです。
Q2. 広告費が月10万円でも代理店に頼むべきですか? 最低手数料を設ける代理店では、手数料の比率が実質50%前後まで上がることがあります。Metaの情報収集期間は1週間で約50件の結果が目安のため、この規模では結果の単価の上限が約460円になり、購入や予約での最適化は難しくなります。自社運用かフリーランスで始め、素材の制作に予算を回す方が合います。
Q3. Metaビジネスパートナーの代理店なら安心ですか? Metaの公式プログラムで、Meta上での量的・質的な業績が評価される点は目安になります。ただし、自社の予算規模で素材を何本出せるか、アカウントを自社所有にできるかは別に確認が必要です。
Q4. 解約したら広告アカウントはどうなりますか? 自社のビジネスポートフォリオで所有し、代理店にパートナーとしてアクセス許可を渡していれば、アクセス許可を外すだけで自社に残ります。代理店側のポートフォリオで作られている場合は所有者が代理店になるため、契約前に書面で確認してください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




