インスタストーリー広告はフィード画像の流用では読まれない|依頼先5つの費用と縦型素材の選び方|HolyTech
インスタストーリー広告の依頼先を、自社運用/Advantage+配置/広告運用代行/制作会社+自社運用/SNS運用代行の5つで比較。Meta公式の比率・長さ・セーフゾーン・リンクの仕様、課金方式とCPMの公開相場、フィード画像を流用すると損する理由、契約前に聞く質問5つを整理。運用を任せる選択肢はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)で確認できます。
結論から言います。インスタストーリー広告は「フィード用の画像を流用すれば十分」ではありません。ストーリーズは全画面・縦型で、最初の1〜2秒で指が止まるかが勝負です。正方形の画像を流用すると画面の上下が背景色の余白になり、さらに画像の下側約4分の1が、Metaが「重要な要素を置かない」とする範囲に重なります。依頼先は手数料の安さではなく、「9:16の縦型動画を月に何本用意できるか」で選んでください。
依頼先は5つです。本記事は代理店の実名ランキングを作らず、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、Metaビジネスヘルプセンターと広告ガイド(2026年10月時点で確認)の公式仕様と、弊社の商談・支援の記録(業種属性化)をもとに整理します。インスタ広告全体の費用はインスタ広告の費用は1日いくら?で扱っているため、本記事はストーリーズ配置に絞ります。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
インスタストーリー広告の依頼先5つの比較表|費用の形×素材の本数×向く目的×向く会社
| 依頼先 | 費用の形(公開相場・2026年) | 縦型素材の本数 | 向く目的 | 向く会社 |
|---|---|---|---|---|
| ①自社でストーリーズ配置のみ運用 | 人件費のみ。広告費は別 | 社内で作れる本数だけ | 期間限定の告知・来店(予約)の後押し | 縦型動画を社内で撮れて、配置ごとの数字を毎週見られる |
| ②Advantage+配置に任せる(自社運用) | 同上。配置はMetaが自動で配分 | 9:16と4:5の2サイズを最低1組 | EC購入・リード獲得など配置を問わない成果 | 配置別の差より、全体の獲得単価で判断したい |
| ③インスタ広告代行(運用のみ) | 広告費の10〜25%(20%が標準的)か月3万〜30万円の固定。初期費用3万〜10万円程度 | 素材は原則自社持ち込みか別料金 | 入札・ターゲット・計測の改善 | 素材は社内で用意でき、運用の手間だけ外に出したい |
| ④制作会社に縦型素材を発注+自社運用 | 15〜30秒のショート動画は1本3万〜30万円程度 | 予算÷1本単価。月1〜2本になりがち | ブランド認知・新商品の告知 | 1本の完成度を重視し、運用は社内で回せる |
| ⑤SNS運用代行+ショート動画(素材を広告にも流用) | 弊社は動画1本7,500円(税込)×月10本以上・初期費用0円。広告運用を任せる場合の手数料は広告費の20% | 月10本以上(オーガニック投稿と共用) | 来店・予約・LINE登録など「人柄や体験が伝わると動く」商材 | 投稿で反応が良かった動画を広告に回したい |
費用はいずれも2026年8月更新の公開解説の幅で、ストーリーズ広告に限った代行手数料の公開相場は確認できなかったため、運用型広告一般の相場です。見積もりは「運用手数料」「素材の制作費」「素材の差し替え頻度」を分けて出してもらってください。
広告代行と運用代行の業務範囲の違いはインスタグラム広告代行の費用相場と業務範囲、縦型動画の制作費を月額総額で比べる方法はリール動画の制作相場は1本の単価で比べないにまとめています。
公式で確認できたストーリーズ広告の仕様|比率・長さ・セーフゾーン・リンク
Metaの広告ガイド(Instagramストーリーズの動画・画像)とビジネスヘルプセンターで確認できた内容です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540

| 項目 | 公式で確認できた内容 |
|---|---|
| 比率 | 推奨は9:16(許容誤差1%)。1.91:1〜4:5のフィード用サイズも配信は可能 |
| 解像度 | 広告ガイドは1,440×2,560ピクセルを推奨、デザイン要件のページは1,080×1,920を推奨(最小600×1,067)と表記が分かれる |
| 動画の長さ | 1秒〜60分。16秒未満は全編を再生、16秒以上は複数のカードに分割されることがあり、閲覧者ごとに1〜3枚を自動表示 |
| 画像の表示時間 | 5〜16秒、またはスワイプされるまで |
| セーフゾーン | 上部約14%・下部約35%・左右約6%にテキストやロゴを置かない |
| リンク | 広告ではCTAスタンプが下部に自動表示。リンク先とボタン文言(予約する・購入する・詳しくはこちら等)は広告作成時に設定 |
| 対応する目的 | 認知度・トラフィック・エンゲージメント・リード・アプリの宣伝・売上 |
| 配置の選び方 | ストーリーズはAdvantage+配置に含まれる。[配置を編集]でInstagramストーリーズだけを単体で選ぶことも可能 |
公式は「全世界のInstagramユーザーの半分以上が、毎日ストーリーズとフィードを使用」と説明しています。
混同しやすいのがリンクです。オーガニックのストーリーズで使う「リンクスタンプ」は、広告の仕組みとは別物です。Instagramアプリからストーリーズを宣伝する場合、リンクスタンプやアンケート・音楽などを含むストーリーズは宣伝の対象外で、リンクは広告作成時にアクションボタンとして追加します。オーガニック用に作ったストーリーズをそのまま広告にできるとは限りません。
課金は、公式ヘルプで「特に指定されない限り、通常、広告が獲得したインプレッション数に基づいて」請求されると説明されています。目的によってはリンクのクリックや動画の再生を課金対象に選べますが、新しい広告アカウントはインプレッション課金で10米ドル以上を消化するまで他の課金対象に切り替えられません。iOS版Instagramアプリで残高を追加して宣伝すると、Appleのサービス料30%がかかる場合がある点も公式に明記されています。
「フィード用の画像を流用すれば十分」は誤り|縦型動画の本数で依頼先を選ぶ
本記事の訂正ポイントです。「ストーリーズ広告はフィード用の画像を流用すれば十分」は誤りです。正方形(1:1)の画像を9:16の画面の中央に置くと、画像が占めるのは画面の高さの約56%(1,080÷1,920)で、上下約22%ずつが背景色の余白になります。さらに画像の下側約4分の1は、公式が「重要な要素を置かない」とする下部35%の範囲に重なります。フィードでよく使う縦長の4:5でも、画像の下側約3割が同じ範囲に入ります。
Metaもストーリーズ用のベストプラクティスで、「最初の画面からオーディエンスの注意を引き付け」「宣伝するブランドや商品を最初の数秒間に表示する」こと、他の配置の素材を転用するなら「トリミングや拡大によって重要な情報が失われないように」することを挙げています。価格や商品名が下部に隠れれば、安く表示を買っても読まれません。
次に本数です。Metaの公式ヘルプでは、広告セットの情報収集期間(学習フェーズ)は「最後に大きな編集を加えてから1週間以内に約50件の結果」で終わり、クリエイティブの変更は学習をやり直す「大幅な編集」に当たります。一方で同じページは「新しいクリエイティブやマーケティング戦略をテストすることが不可欠」とも書いています。つまり素材は「頻繁に差し替える」のではなく、「最初から複数本を入れて、勝った素材を残す」運用になります。素材が月1本しかない依頼先では、この比較ができません。目標単価から予算を逆算する方法はインスタグラム広告の費用は「目標CPA×50件」で逆算で解説しています。
計算例で比べます(数値はすべて仮置き)。月に縦型動画を4本テストしたい場合の素材費です。
| 用意の仕方 | 4本の素材費 | 備考 |
|---|---|---|
| 制作会社に発注(1本3万〜30万円) | 12万〜120万円 | 1本の完成度は高い。差し替えは追加費用 |
| 社内で撮影・編集 | 人件費のみ | 1本の制作に4〜6時間かかる前提で工数を確保 |
| SNS運用代行で月10本作り、反応が良い4本を広告へ | 7万5,000円(10本分) | 残り6本はオーガニック投稿に使う |
実例:広告用のストーリーズ動画は「冒頭2〜3秒」で作り方が変わる 弊社が商談した、歯科医院や美容クリニック向けにMeta広告を配信する集客支援会社では、担当者が自らストーリーズ用の広告動画を作っていました。「冒頭2〜3秒で目を引く作りなので、オーガニック動画とは作り方が違う」という認識で、制作の手不足が相談の起点でした(商談時のヒアリング内容)。
実例:素材の“伝わり方”で獲得単価が変わる 弊社が商談したスキンケア商品のEC事業者は、インスタのフィード・リール・ストーリーズの投稿をインフルエンサーに依頼し、約7万円で新規30件を獲得していました。同時期の検索広告は10万円強で5〜6件でした。一方で「今の広告クリエイティブは雰囲気しか伝わらず、引き込む力のある動画がない」ことを課題に挙げていました(商談時のヒアリング内容。成果は商材・時期で差があります)。
CPMの公開相場と、比べるべき「素材費込みの単価」
インスタのストーリーズ広告の単価は、公開されている解説で次のように幅があります。
- CPM(1,000回表示あたり):ストーリーズ広告で500〜1,000円(2026年4月更新の解説)、600〜2,000円(2026年3月の解説)。インスタ広告全体では500〜1,500円(2026年9月の解説)
- CPC(1クリックあたり):ストーリーズ広告で50〜150円程度
いずれも代理店・メディアの推計で、Meta公式の相場ではありません。
ここで比べるべきは単価ではなく、素材費を足した1件あたりの費用です。例えば(仮置き)広告費20万円で予約が40件なら1件5,000円ですが、素材費に30万円かけていれば実質1件12,500円です。素材費を抑えながら本数を確保できる依頼先ほど、この数字は下がります。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
実例:オーガニックで当たった動画を広告に回す 弊社が支援したリラクゼーションサロン(全国17店舗)では、ショート動画のオーガニック投稿で反応が良かった動画を、一部店舗で広告配信に転用しました。当たり外れを投稿で先に確かめるため、外れ素材に広告費を使いにくくなります(成果は業種・商圏で差があります)。
依頼先を見極める質問5つ
1. 9:16の縦型動画を月に何本、いくらで用意できますか:素材の本数と制作費が料金に含まれるかを最初に確認します。 2. 素材ごとの成果(冒頭の視聴維持・クリック・予約)を分けて報告できますか:広告全体の数字だけでは、どの素材を残すか判断できません。 3. セーフゾーン(上部約14%・下部約35%)を前提に素材を作っていますか:既存のフィード画像を切り抜くだけの提案なら、下部の文字が隠れます。 4. 配置はストーリーズ単体ですか、Advantage+配置ですか。その理由は何ですか:目的(予約・EC・リード)に合わせて説明できるかを見ます。 5. 手数料は広告費の何%で、最低手数料と広告アカウントの所有者は誰ですか:解約後に配信データと素材を引き継げるかも聞きます。
インスタストーリー広告を外部に頼むべき企業・自社で回せる企業
頼むべき企業
- 縦型動画を社内で撮る人・編集する人がいない(1本の制作に4〜6時間を確保できない)
- 店舗・サロン・クリニックなど、空間や人柄が伝わると予約が動く商材で、素材を月数本以上入れ替えたい
自社で回せる企業
- スマホで縦型動画を撮り、毎週数字を見られる担当者がいる
- 月の広告費が小さく、手数料を払うと採算が合わない(まずは自社で少額配信して実数を取る)
- 商品が一目で伝わり、画像1枚でも価格と商品名をセーフゾーン内に収められる
まとめ:インスタストーリー広告は「縦型素材を用意できる依頼先」で選ぶ
- 依頼先は5つ。運用代行は広告費の10〜25%(20%が標準的)、15〜30秒のショート動画の制作は1本3万〜30万円程度が公開相場の目安
- 公式の推奨は9:16。上部約14%・下部約35%・左右約6%に重要な要素を置かない。16秒以上の動画はカードに分割されることがある
- リンクは広告作成時にCTAとして設定する。リンクスタンプ付きのストーリーズはアプリから宣伝できない
- 「フィード画像の流用で十分」は誤り。正方形は画面の約56%しか使わず、下側約4分の1が隠れる範囲に入る
- 比べるのはCPMではなく、素材費込みの1件あたりの費用
縦型動画を1本無料で試し、広告に回せるかを数字で判断してください
弊社のショート動画運用代行は、企画・台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析を動画1本あたり7,500円(税込)で一気通貫にし、初期費用0円キャンペーンを実施中です。契約は月10本以上・4ヶ月以上、発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。9:16の縦型で作るため、オーガニック投稿で反応が良かった動画をそのままストーリーズ広告の素材に回せます。広告運用を弊社に任せる場合の運用手数料は広告費の20%です。まずはショート動画1本の無料お試しで確かめてください(成果は業種・商材で差があります)。ご相談は公式LINEまたはオンライン相談の予約から承ります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. インスタのストーリーズ広告の費用はいくらですか? 公開されている解説ではCPMは500〜2,000円程度、CPCは50〜150円程度と幅があります(Meta公式の相場ではありません)。代行の手数料と素材費は別にかかります。
Q2. ストーリーズ広告の動画は何秒が適切ですか? 公式の仕様は1秒〜60分ですが、16秒未満なら全編が再生され、16秒以上は複数のカードに分割されることがあります。公式のベストプラクティスは、最初の画面で注意を引き、ブランドや商品を最初の数秒に出すことを勧めています。
Q3. ストーリーズ広告にリンクは貼れますか? 貼れます。広告作成時にリンク先とボタン(予約する・購入する等)を設定すると、CTAスタンプが下部に表示されます。オーガニックの「リンクスタンプ」を付けたストーリーズは、アプリからの宣伝の対象外です。
Q4. ストーリーズだけに配信すべきですか? 公式はAdvantage+配置を推奨しています。配置を問わない成果なら全体の獲得単価で判断し、ストーリーズ専用の素材を試すときに単体を選びます。
Q5. ストーリーズ広告は24時間で消えますか? 消えません。通常のストーリーズは24時間で消えますが、ストーリーズ広告は配信期間中は表示され続けます(Meta公式)。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




