採用動画制作の費用相場と失敗しない発注手順|種類別の料金と選び方|HolyTech

採用動画制作の費用相場と失敗しない発注手順|種類別の料金と選び方|HolyTech

目次

採用動画制作の費用相場を2026年9月時点の実勢価格で種類別に整理。社員インタビュー・1日密着・職場紹介・経営者メッセージの使い分け、発注から納品までの流れ、応募が増えない失敗パターン、制作会社の選び方まで、SNS運用代行 累計250社以上のHolyTechが発注側目線で解説します。


結論から言います。採用動画は「立派な1本を作って終わり」では応募につながらず、応募を動かすのは短い動画を出し続けて母集団を作る運用側の設計です

採用動画制作の相場は、社員インタビューの30万円台から、演出を作り込んだブランドムービーの300万円まで10倍の開きがあります。この幅の理由を知らずに見積もりを取ると、「納品されたが誰にも見られていない」という結果になります。実際、弊社が支援した人材紹介会社では、高額な単発動画ではなく短尺動画の継続投稿に切り替え、開始14投稿で平均17万再生・若年層の母集団形成につながりました。

本記事では、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、2026年9月時点の費用相場、動画の型の選び方、発注の流れ、失敗パターン、制作会社の選定基準までを発注側の判断軸として解説します。

本記事の続きと併せて、HolyTechのSNS運用代行サービス資料(無料)もご活用ください。

採用動画制作の費用相場【種類別・2026年9月時点】

図1|採用動画の種類別 費用レンジ(2026年9月時点・1本あたり)
金額を決めるのは動画の種類ではなく、撮影日数/出演人数/拠点数/演出の作り込み/ナレーションの有無/二次利用の範囲の6要素。
社員インタビュー30万〜100万円
社員密着(1日密着)80万〜200万円以上
職場紹介・オフィス紹介30万〜100万円
経営者メッセージ・会社紹介50万〜150万円
ブランドムービー(ドラマ仕立て)150万〜300万円
縦型ショート動画10万〜30万円
0100万円200万円300万円
フル外注は50万〜300万円が目安。2026年は「作り込み型」と「量産型」に価格帯が二極化している。金額は制作会社ごとに前提が異なるため、必ず複数社の見積もりを内訳で比較する。

複数の制作会社・専門メディアが公表する相場を突き合わせた価格帯です。金額を決めるのは動画の種類そのものではなく、撮影日数・出演人数・拠点数・演出の作り込み・ナレーションの有無・二次利用の範囲の6要素です。

動画の種類費用相場(1本)主な変動要因
社員インタビュー30万〜100万円1名1拠点なら30万円台/複数名・複数拠点で60万〜80万円
社員密着(1日密着)80万〜200万円以上撮影日数と同行人数。声+現場映像のみなら50万〜80万円
職場紹介・オフィス紹介30万〜100万円撮影拠点数、ドローンや特殊機材の有無
経営者メッセージ・会社紹介50万〜150万円企画の作り込み、スタジオ利用、グラフィック量
ブランドムービー(ドラマ仕立て)150万〜300万円俳優起用、ロケ日数、音楽制作
縦型ショート動画10万〜30万円撮影1回のまとめ撮りで1本あたり単価は大きく下がる

全体で見ると、採用動画のフル外注は50万〜300万円が一つの目安です。一方で2026年は縦型ショートや簡易インタビューを10万〜30万円で作るケースが増え、価格帯が「作り込み型」と「量産型」に二極化しています。なお金額は制作会社ごとに前提が異なるため、断定はしません。必ず複数社から見積もりを取り、内訳を並べて比較してください。

見積もりで必ず確認すべき3項目

1. 修正回数の上限:2回までが標準で、超過分は1回あたり数万円の追加請求になる契約が多いです。 2. 二次利用の範囲:採用サイト限定か、SNS・広告・合同説明会まで使えるかで金額が変わります。 3. 素材の所有権:撮影した未編集素材(ラッシュ)をもらえるかどうか。もらえれば後から自社で切り出して再利用できます。

採用動画の4つの型と、どれから作るべきか

図2|採用動画4つの型と着手優先順位
全部作る必要はない。目的で型を選び、①②③を先に、④は補完素材として後に置く。
① 先に作る
社員インタビュー
「どんな人と働くのか」に直接答える。応募直前の比較検討段階で効く。3〜5分は長いため職種別に90秒前後で分ける。
30万〜100万円
② 先に作る
1日密着
仕事の流れと現場の空気を伝える。施工・介護・配送・営業など業務イメージが湧きにくい職種で入社後ギャップを解消。撮影日数がかさみ費用は最も高い。
80万〜200万円以上
③ 先に作る
職場紹介
オフィス・店舗・工場の環境を見せる。制作コストが低く、通勤導線や休憩スペースなど「実際に働く場所」の不安を潰せる。
30万〜100万円
④ 補完素材
経営者メッセージ
理念やビジョンを語る型。ただし求職者は経営者の話を最優先では見ない。採用サイト下部に置く補完素材という位置づけが現実的。
50万〜150万円
迷ったら、社員インタビューを職種別に短く作り、その素材を縦型に切り出して運用に回す構成が最もコスト効率が高い。

採用動画は目的で型を選びます。全部作る必要はありません。

▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)

・リンパマッサージの例:「眉間も筋肉ほぐすと結構変わりますよ! でも実は眉間だけのケアは あまり変わりませ」(@inouekonomi)

https://www.tiktok.com/@inouekonomi/video/7617786260152651015

・社長の例:「社長の1日の流れを密着していく。」(@misaki_vlog7)

https://www.tiktok.com/@misaki_vlog7/video/7571308736694734101

参考動画(弊社クライアントではない公開アカウントの投稿)

① 社員インタビュー 求職者が最も知りたい「どんな人と働くのか」に直接答える型です。応募直前の比較検討段階で効きます。1本3〜5分では長いため、職種別に90秒前後で分けるほうが視聴されます。

② 1日密着 仕事の流れと現場の空気を伝える型で、業務内容のイメージが湧きにくい職種(施工、介護、配送、営業など)で入社後ギャップの解消に効きます。撮影日数がかさむため費用は最も高くなります。

③ 職場紹介 オフィス・店舗・工場の環境を見せる型です。制作コストが低く、通勤導線や休憩スペースなど「実際に働く場所」の不安を潰せます。

④ 経営者メッセージ 理念やビジョンを語る型です。ただし求職者は経営者の話を最優先では見ません。先に作るべきは①②③で、④は採用サイトの下部に置く補完素材という優先順位が現実的です。

どれから着手するか迷うなら、社員インタビューを職種別に短く作り、その素材を縦型に切り出して運用に回す構成が最もコスト効率が高くなります。

採用動画制作の発注から納品までの流れと、発注側の作業範囲

図3|発注から納品までの6ステップ(初回納品まで1.5〜3ヶ月)
採用シーズンに間に合わせるなら、公開希望日の3ヶ月前には動き出す。
1
ヒアリング・目的設定
採用ターゲット・訴求点・掲載先を決める。「何の数字を動かすか」を決めないと後工程が全部ぶれる。
1〜2週間
2
企画・構成案
絵コンテ、質問項目、出演者の選定。
1〜2週間
3
撮影準備発注側の負担 最大
出演者への事前共有、撮影場所の確保、就業時間の調整。ここを握れないと撮影日が後ろにずれ、公開が採用シーズンに間に合わなくなる。
1〜2週間
4
撮影
インタビューは1人あたり1〜2時間が目安。
1〜2日
5
編集・初稿確認
初稿から修正2回で確定させる進行が標準。超過分は1回あたり数万円の追加請求になる契約が多い。
2〜4週間
6
納品・公開
採用サイト、求人媒体、SNSへ展開。
ステップ3さえ発注側が握れば、以降の作業は「撮影協力」「納品確認」に収束する。

一般的な進行は次の6ステップで、初回納品まで1.5〜3ヶ月が目安です。

1. ヒアリング・目的設定(1〜2週間):採用ターゲット、訴求したい点、掲載先を決めます。ここで「何の数字を動かすか」を決めないと、後工程が全部ぶれます。 2. 企画・構成案(1〜2週間):絵コンテ、質問項目、出演者の選定。 3. 撮影準備(1〜2週間):出演者への事前共有、撮影場所の確保、就業時間の調整。 4. 撮影(1〜2日):インタビューは1人あたり1〜2時間が目安です。 5. 編集・初稿確認(2〜4週間):初稿から修正2回で確定させる進行が標準です。 6. 納品・公開:採用サイト、求人媒体、SNSへ展開。

発注側の負担が最も大きいのは3の撮影準備です。出演者の選定と業務調整を発注側が握れないと、撮影日が後ろにずれて公開が採用シーズンに間に合わない、という失敗が起きます。逆に言えば、ここさえ握れば発注側の作業は「撮影協力」「納品確認」に収束します。

応募が増えない採用動画の失敗パターン4つ

図4|応募が増えない4つの失敗パターンと判断基準
「なぜ効かないか」を構造で押さえ、数値の基準で改善箇所を特定する。
失敗パターン何が起きているか判断・改善の基準
1. 1本作って終わり100万円かけた1本を採用サイトに置いても、そのページに来た人しか見ない。本命は「まだ転職を考えていない層」。1本では構造的に届かず、継続的な短尺投稿が必要。
2. 横型・長尺のまま転用5分の横型動画をそのままSNSに投げても離脱する。求職者は最初の数秒で見るか判断する。冒頭3秒継続率は業界水準30〜35%、優良水準45〜49%。再生回数との相関は3秒継続率+0.76に対し、いいね率は+0.18
3. 綺麗すぎて嘘っぽい作り込んだ映像ほど「これは広告だ」と受け取られる。2026年は見栄えより「伝わる速さとリアリティ」。スマホ撮影の等身大の映像のほうが反応が取れる場面が増えている。
4. 効果測定の設計がない再生数だけを見ても、どこが詰まっているか特定できず改善できない。3秒継続率/視聴維持率/プロフィール遷移率/応募数の4段階に分解。基準はプロフィール遷移率2%×遷移先クリック率2%(2%×2%ルール)
最も多く、最も損失が大きいのは失敗1「1本作って終わり」。投資は単発制作費ではなく「毎月出し続けるための体制」に配分する。

失敗1:1本作って終わり 最も多く、最も損失が大きいパターンです。100万円かけた1本を採用サイトに置いても、そのページに来た人しか見ません。採用動画の本命は「まだ転職を考えていない層」に届けることであり、それは1本では構造的に不可能です。

失敗2:横型・長尺のまま転用する 5分の横型動画をそのままSNSに投げても離脱します。求職者は最初の数秒で見るかどうかを判断します。弊社の実測でも、再生回数と最も相関が強いのは冒頭3秒継続率(相関係数+0.76)で、いいね率の相関は+0.18にとどまります。3秒継続率は業界水準30〜35%、弊社の優良水準で45〜49%が目安です。

失敗3:綺麗すぎて嘘っぽい 作り込んだ映像ほど「これは広告だ」と受け取られます。2026年の採用市場は見栄えより「伝わる速さとリアリティ」が重視される方向に動いており、スマホ撮影の等身大の映像のほうが反応が取れる場面が増えています。

失敗4:効果測定の設計がない 再生数だけ見ても改善できません。最低限、3秒継続率・視聴維持率・プロフィール遷移率・応募数の4段階で分解してください。プロフィール遷移率2%×遷移先クリック率2%を基準(2%×2%ルール)に置くと、どこが詰まっているかが特定できます。

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本命は「継続的なショート動画」による母集団形成

ここが本記事で最も伝えたい点です。採用動画への投資は、単発制作費ではなく「毎月出し続けるための体制」に配分すべきです。

弊社が支援した人材紹介会社(実名非公開)では、高額な単発採用動画を作らず、縦型ショート動画の継続投稿に振り切りました。結果、開始14投稿で平均17万再生に到達し、これまで求人媒体では接点が持てなかった若年層の母集団形成につながっています。業種・商圏によって差は出るため成果を保証するものではありませんが、「認知のない層に届ける」という一点において、単発の1本と継続投稿では到達構造がまったく違います。

外部調査でも同じ方向が示されています。moovy社の「採用動画トレンド調査2026」(2026年6月23日発表・直近1年に就職/転職経験のある20〜40代333名)では、採用動画がない企業に約95%が何らかのネガティブな印象を持ち、条件が同じ企業の比較では87.7%が採用動画の有無・質が最終判断に影響すると回答しています。つまり採用動画は「あると有利」ではなく「ないと選考の土俵から外れる」フェーズに入りつつあります。

そのうえで、比較検討段階で視聴した人は61.0%。比較検討に入る前の「認知」を作る役割は、継続的な短尺動画が担うという役割分担になります。この考え方の全体像はSNS採用とは?ショート動画で応募が集まる始め方5ステップで解説しています。

採用動画の制作会社の選び方5つのチェックポイント

1. 採用の実績があるか:商品PRの実績が多い会社と、採用動画の実績が多い会社では企画の勘所が違います。同業種・同職種の実績を必ず見せてもらってください。 2. 縦型ショートに対応できるか:横型の長尺しか作れない会社に頼むと、失敗パターン2に直行します。 3. 「作って終わり」か「運用まで」か:制作単体の会社は納品がゴールです。応募まで見るなら、投稿・分析まで担う体制を選びます。判断軸はショート動画制作代行の選び方にまとめています。 4. 効果測定の指標を提示できるか:初回打ち合わせで「どの指標をどう追うか」を答えられない会社は、改善の仕組みを持っていません。 5. 継続コストが読めるか:初期100万円より、月額いくらで何本出せるかのほうが採用成果に直結します。

まとめ:採用動画は「1本の質」より「出し続ける体制」で決まる

  • 採用動画制作の相場は種類別で30万〜300万円。金額は撮影日数・出演人数・拠点数・演出・二次利用範囲で決まる
  • 型は社員インタビュー/1日密着/職場紹介/経営者メッセージの4つ。着手は職種別の短いインタビューからが効率的
  • 初回納品まで1.5〜3ヶ月。発注側の最大の仕事は出演者調整を含む撮影準備
  • 最大の失敗は「1本作って終わり」。認知層に届けるには継続的な短尺投稿が必要
  • 制作会社は「採用実績」「縦型対応」「運用まで担うか」「指標提示」「継続コスト」の5点で選ぶ

採用動画を「毎月出し続ける体制」ごと外注したい方へ

単発の採用動画に100万円を投じる前に、同じ予算で何本出し続けられるかを比較してください。株式会社HolyTechのショート動画運用代行は、動画1本あたり7,500円(税込)。企画→台本→撮影→編集→投稿→分析まで一気通貫で担当します。

  • 初期費用0円キャンペーン実施中
  • ショート動画1本無料お試しで品質を確認してから判断できます
  • 月10本以上・4ヶ月以上の継続を前提に、成果が出るまでの改善サイクルを回します
  • 発注側の作業は「撮影協力」「納品確認」「月1MTG」の3点のみ

SNS運用代行 累計250社以上の運用知見をそのまま採用の母集団形成に転用します。まずは無料お試しから、自社の職場が縦型でどう見えるかを確かめてください。制作の進め方はショート動画の作り方5ステップも参考になります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 採用動画制作の費用は最低いくらから可能ですか? A. 縦型ショート動画であれば10万〜30万円、社員インタビュー1名1拠点なら30万円台からが目安です。撮影1回で複数本にまとめて制作すると1本あたりの単価は大きく下がります。ただし会社ごとに前提が異なるため、必ず複数社の見積もりで内訳を比較してください。

Q2. 採用動画の制作期間はどのくらいかかりますか? A. ヒアリングから初回納品まで1.5〜3ヶ月が目安です。内訳は企画・構成に2〜4週間、撮影準備に1〜2週間、撮影1〜2日、編集と修正2回で2〜4週間です。採用シーズンに間に合わせるなら、公開希望日の3ヶ月前には動き出してください。

Q3. 採用動画は1本作れば効果が出ますか? A. 1本だけでは、すでに自社の採用ページに来ている人にしか届きません。比較検討段階で視聴する求職者は61.0%というデータがある一方、その前段の認知を作るには継続的な投稿が必要です。弊社が支援した人材紹介会社では、開始14投稿で平均17万再生に達し若年層の母集団形成につながりました(業種・商圏で差があります)。

Q4. 自社スマホ撮影と制作会社への外注、どちらがよいですか? A. 会社の顔になる1本(経営者メッセージ、ブランドムービー)は外注、日々の職場の様子を伝える短尺は内製または運用代行が現実的です。2026年の採用市場では見栄えより「伝わる速さとリアリティ」が重視される傾向があり、スマホ撮影でも構成と冒頭3秒の設計次第で十分に反応が取れます。

Q5. 採用動画の効果はどの指標で測ればよいですか? A. 再生数だけでは改善できません。3秒継続率(業界水準30〜35%、優良水準45〜49%)、視聴維持率、プロフィール遷移率、応募数の4段階に分解してください。プロフィール遷移率2%×遷移先クリック率2%を基準に置くと、認知・興味・行動のどこで詰まっているかが特定できます。


執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。

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林健斗

この記事を書いた人

林 健斗(はやし けんと)

株式会社HolyTech 代表取締役

2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。