動画編集パソコンの必要スペックと予算別の選び方|ショート動画基準|HolyTech
目次
- 動画編集パソコンに必要なスペック4項目
- CPU:フルHDならCore i5クラス以上、快適ラインはi7クラス
- メモリ:フルHD編集16GB、4K編集32GB
- GPU:フルHDはVRAM 8GB目安、4KならVRAM 12GB以上
- ストレージ:NVMe SSD 512GB以上、推奨1TB
- スマホ編集との棲み分け:CapCutでどこまでいけるか
- 動画編集パソコンの予算別の選び方
- 予算10万円前後:フルHD・ショート動画の入門ライン
- 予算15〜20万円:コストパフォーマンス最良の主力帯
- 予算20万円超:4K長尺・モーショングラフィックスの本格帯
- ショート動画編集なら、スペックはここまでで足りる
- スペックより先に「何で稼ぐか」を決めるべき理由
- まとめ:動画編集パソコンは「用途から逆算」で選ぶ
- PCを買う前に、「稼ぎ方」を決めませんか
- よくある質問(FAQ)
動画編集パソコンの必要スペックをCPU・メモリ・GPU・ストレージ別に解説。フルHDは16GB・4Kは32GBの根拠、予算10万円前後/15〜20万円/20万円超の選び方、スマホ編集との棲み分けまで。ショート動画で稼ぐならどこまで必要かを実務目線で示します。
結論から言います。ショート動画の編集で稼ぐ目的なら、メモリ16GB・SSD512GB以上のミドルスペック(15〜20万円帯)で十分です。ハイエンドPCは不要です。
「動画編集にはハイスペックPCが必須」と思い込んで、30万円のPCを買ってから案件ゼロで挫折する——これは本当にもったいない失敗です。必要スペックは「何を編集するか」で決まり、「何を編集するか」は「何で稼ぐか」で決まります。順番を間違えてはいけません。
SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechでは、多数の編集スタッフ(8割がスクール卒業生)が日々ショート動画を制作しています。その実務環境を踏まえ、この記事ではCPU・メモリ・GPU・ストレージの目安、スマホ編集との棲み分け、予算別(10万円前後/15〜20万円/それ以上)の選び方、そして「スペックより先に決めるべきこと」まで解説します。
なお、PCの価格・構成は変動が速いため、特定機種の断定推奨はせず「条件」で示します。購入時は各メーカー公式サイトで最新構成・価格を確認してください。
本記事の続きと併せて、HolyTechのSNS運用代行サービス資料(無料)もご活用ください。
動画編集パソコンに必要なスペック4項目
| 項目 | フルHD・ショート動画 | 4K長尺・本格運用 | 効いてくるポイント |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i5クラス以上 最低ラインは4コア相当 | Core i7〜i9クラス Ryzen 7/M2 Pro相当以上 | 書き出し速度とプレビューの滑らかさに直結 |
| メモリ | 16GB 実用最低ライン | 32GB以上 | 8GBは編集ソフト+ブラウザを開くだけで重くなる削らない |
| GPU | VRAM 8GB目安 内蔵GPU〜ミドルでも実務可 | VRAM 12GB以上 | エフェクト処理・書き出し・AI系機能(自動文字起こし等)を加速 |
| ストレージ | NVMe SSD 512GB以上 推奨1TB | NVMe SSD 1TB以上 | OSと編集ソフトだけで100GB前後を占有。256GBは即枯渇削らない |
動画編集の快適さを決めるのはCPU・メモリ・GPU・ストレージの4つです。2026年時点の目安を整理します(Adobe公式の推奨要件および複数の2026年版スペックガイドで検証済み)。
CPU:フルHDならCore i5クラス以上、快適ラインはi7クラス
CPUは書き出し速度とプレビューの滑らかさに直結します。最低ラインはCore i5・4コア相当。快適に使うならCore i7クラス(例:Core i7-14700K相当)、AMDならRyzen 7クラス、MacならApple Mシリーズの上位(M2 Pro相当以上)が目安です。
メモリ:フルHD編集16GB、4K編集32GB
Premiere Proの公式推奨は、HD(フルHD)メディアで16GB以上、4K以上で32GB以上です。8GBでは編集ソフトとブラウザを同時に開くだけで動作が重くなり、作業効率が大きく落ちます。16GBが実用最低ラインと考えてください。After EffectsやPhotoshopを同時に使う本格運用なら64GBが視野に入りますが、ショート動画中心なら不要です。
GPU:フルHDはVRAM 8GB目安、4KならVRAM 12GB以上
GPUはエフェクト処理・書き出し・AI系機能(自動文字起こし等)を加速します。目安はフルHD編集でVRAM 8GB、4K編集でVRAM 12GB以上。ただしショート動画(縦型・60秒前後・フルHD中心)なら、CPU内蔵GPUやエントリー〜ミドルクラスの外部GPUでも実務は回ります。
ストレージ:NVMe SSD 512GB以上、推奨1TB
動画素材は容量を激しく消費します(10分のフルHD素材で数GB〜)。HDDではなくNVMe SSDが必須で、512GB以上・推奨1TBです。OSと編集ソフトだけで100GB前後を占有するため、256GBでは実容量がすぐ枯渇します。素材保管は外付けSSDに逃がす運用が現実的です。
まとめると、ショート動画〜フルHD編集の推奨構成は「Core i5〜i7クラス/メモリ16GB/SSD 512GB〜1TB」。4K長尺を本格的に扱う段階になったら「i7以上/32GB/1TB+外部GPU」に上げる、という二段構えが合理的です。
スマホ編集との棲み分け:CapCutでどこまでいけるか
自動文字起こしテロップ
BGM挿入
テンプレート適用
長尺・細かい調整に不向き(画面サイズと処理能力の制約)
商用利用時は利用規約の確認が必要
素材管理
書き出し形式の指定
——クライアントワークはPC前提のワークフローが標準
「そもそもパソコンは必要か?」——正直に答えます。投稿するだけならスマホで足ります。仕事として受注するならPCが必要です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・Vlogの例:「その人の日常がよりリアルに見えるため、興味をひきやすい。 自分以外の人生をのぞき」(@ksuxbrurhes)
https://www.tiktok.com/@ksuxbrurhes/video/7542270773327744264
・薬解説の例:「身近な質問が一番最初にくることで、その答えを知りたくなって 知的好奇心をくすぐる」(@yakuyakusangt)
https://www.tiktok.com/@yakuyakusangt/video/7057439329706200322

スマホアプリ(CapCut等)は、カット・自動文字起こしテロップ・BGM・テンプレート適用まで一通りこなせます。自分のアカウントのショート動画を作って投稿する段階なら、スマホ編集で始めるのが最速で、初期投資ゼロです。
一方で限界も明確です。
- 素材やレイヤーを大量に重ねる編集・長尺・細かい調整には不向き(画面サイズと処理能力の制約)
- クライアントワークでは、修正指示への対応・素材管理・書き出し形式の指定など、PC前提のワークフローが標準
- 商用利用の規約面でも、スマホアプリ版は制約がある場合があり、業務利用時は利用規約の確認が必要
弊社の推奨は「スマホで投稿を始めて手応えを掴む→受注を目指す段階でPCに投資」の順番です。PCの購入は、稼ぐ意思が固まってからで間に合います。
動画編集パソコンの予算別の選び方
予算帯ごとの現実を示します(2026年時点の価格帯の目安。構成・価格は変動するため購入時に最新情報を確認してください)。
予算10万円前後:フルHD・ショート動画の入門ライン
- 狙う構成:Core i5クラス/メモリ16GB/SSD 512GB
- できること:ショート動画・フルHDのカット+テロップ編集は実用レベルで可能
- 妥協点:4K素材や重いエフェクトでは待ち時間が増える。メモリ8GBモデルしか買えない場合は、後から増設できる機種を選ぶこと
この価格帯で最も多い失敗は「安さ優先でメモリ8GB・SSD256GBを選ぶ」ことです。この2点だけは削らないでください。
予算15〜20万円:コストパフォーマンス最良の主力帯
- 狙う構成:Core i7クラス/メモリ16〜32GB/SSD 1TB(+機種によりエントリー〜ミドルGPU)
- できること:ショート動画の受注実務はほぼ全て快適。フルHD長尺・軽い4K編集まで対応
- 複数の2026年版比較でも、動画編集用途のコスパ最良帯は15〜20万円とされています。「編集で稼ぐ」目的なら、この帯を上限にして残りの予算を学習に回すのが弊社の推奨です
予算20万円超:4K長尺・モーショングラフィックスの本格帯
- 狙う構成:Core i7〜i9クラス/メモリ32GB以上/SSD 1TB以上/VRAM 12GB以上のGPU
- 快適に全部やるなら20〜25万円程度が目安との評価が一般的です
- 必要になるのは、4K複数トラック・After Effects併用・長尺納品が常態化してから。最初の1台には過剰投資です
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ショート動画運用代行:1本7,500円・月10本〜、お試し1本無料。最低契約金額30万円から。
ショート動画編集なら、スペックはここまでで足りる
弊社の編集実務(縦型ショート・60秒前後・フルHD書き出しが中心)から言える基準です。
- メモリ16GB・SSD512GB・Core i5〜i7クラスで、受注実務は成立します
- ショート動画は尺が短く素材も軽いため、4K長尺編集のようなハイエンド構成を要求しません
- 書き出し待ちが数十秒延びることより、企画・台本に使える時間が減ることのほうが収入への影響は大きい
つまり、ショート動画で稼ぐと決めているなら、PC投資は15〜20万円帯で打ち止めにして構いません。30万円のPCと15万円のPCの差は、視聴者には1再生も影響しません。
スペックより先に「何で稼ぐか」を決めるべき理由
編集のみの案件単価は初心者向けクラウドソーシングで1本3,000〜5,000円程度で、PCが速くても時給の天井は上がらない。
最後に、この記事で一番伝えたいことです。PCスペックは収入を決めません。何で稼ぐかの設計が収入を決めます。
弊社が250社以上のSNS運用で実測してきた結論として、ショート動画の成否の9割以上は『編集以外』——コンセプト設計・台本・分析・クライアントワーク——で決まります。実際、再生回数と最も相関が強いのは冒頭3秒継続率で相関係数+0.76。これはPCの性能ではなく、企画と台本の冒頭設計で決まる数値です(弊社支援アカウントの平均再生は32,000回)。
編集作業だけを請ける働き方の単価は、初心者向けクラウドソーシング案件で1本3,000〜5,000円程度。ここではPCが速くても時給の天井が低いままです。弊社代表・林も編集作業のみの時期は実質時給600円でした。運用設計まで踏み込んだ結果、時給換算5,600円になりました。差を生んだのはPCではなく、担当する仕事の範囲です。
だから順番はこうです。①何で稼ぐか(ショート動画運用)を決める→②その用途の必要十分なPC(15〜20万円帯まで)を買う→③浮いた予算と時間を運用スキルに投資する。
まとめ:動画編集パソコンは「用途から逆算」で選ぶ
- 必要スペックの目安:フルHD=Core i5以上・メモリ16GB・SSD512GB/4K=i7以上・32GB・1TB+GPU(VRAM12GB以上)
- メモリ16GBとNVMe SSD 512GBの2点は予算が厳しくても削らない
- 投稿だけならスマホで開始可。受注するならPC。購入は稼ぐ意思が固まってからでよい
- ショート動画で稼ぐ目的なら15〜20万円帯で十分。それ以上は過剰投資
- 収入を決めるのはスペックではなく運用設計。成否の9割以上は編集以外で決まる
PCを買う前に、「稼ぎ方」を決めませんか
「どのPCを買うか」で数週間悩むより、「何で稼ぐか」を先に決めるほうが、収入への近道です。ショート動画運用は、手持ちの機材で今日から検証を始められ、必要になったタイミングでPCに投資すればいい領域です。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 動画編集パソコンのメモリは16GBと32GBどちらにすべきですか? A. フルHD・ショート動画中心なら16GBで実務が成立します。4K素材や複数トラック、After Effects併用が前提なら32GBです。Premiere Proの公式推奨もHDメディア16GB以上・4K以上32GB以上で、迷ったら「今後1年で4Kを扱うか」で判断してください。
Q2. 動画編集はノートパソコンとデスクトップどちらがいいですか? A. 副業で場所を選ばず作業するならノート、同価格帯での性能とコスパ・拡張性を重視するならデスクトップです。ショート動画の受注実務はメモリ16GB・SSD512GB以上を満たすノートで十分こなせます。断定はしません。作業場所の制約を優先して選んでください。
Q3. MacとWindowsはどちらが動画編集向きですか? A. どちらでも実務は成立します。MacはMシリーズチップの動画処理効率と省電力に強みがあり、Windowsは同予算での選択肢の多さとGPU搭載機のコスパに強みがあります。使う編集ソフト(Premiere Proは両対応、Final Cut ProはMac専用)から逆算するのが確実です。
Q4. スマホだけで動画編集の副業はできますか? A. 自分のアカウント運用ならスマホ編集(CapCut等)で始められます。ただしクライアント案件は素材管理・修正対応・書き出し指定などPC前提のワークフローが標準で、アプリの商用利用規約の制約もあるため、受注段階ではPCを推奨します。まずスマホで投稿を始め、稼ぐ意思が固まってからPCに投資する順番が合理的です。
Q5. 10万円以下のパソコンでも動画編集できますか? A. メモリ16GB・SSD512GBを満たすセール機や型落ちモデルであれば、フルHDのカット・テロップ編集は可能です。避けるべきはメモリ8GB・SSD256GB構成で、編集ソフトの動作と素材保存の両方で行き詰まります。予算が厳しい場合は、メモリ増設可能な機種を選ぶことが保険になります。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。



