注文住宅の広告は資料請求の件数で測らない|媒体5つの費用と来場単価で選ぶ依頼先|HolyTech
注文住宅の広告を、住宅ポータル・情報誌/リスティング広告/Instagram・Meta広告/見学会の集客(チラシ含む)/SNS運用の5つで比較。費用相場、効く検討段階、資料請求と来場予約のCPAの差、表示規約の注意点、依頼先4分岐と契約前に聞く質問5つを整理。
結論から言います。注文住宅の広告は「資料請求の件数」で成果を測るものではありません。注文住宅は検討期間が長く、資料請求は比較のための一括請求が多いからです。契約に近い指標は「来場予約(完成見学会・モデルハウス)」です。媒体は5つ(住宅ポータル・情報誌/リスティング広告/Instagram・Meta広告/見学会の集客/SNS運用)あり、資料請求の単価ではなく「来場1件あたりの費用」で比べます。来場前にルームツアー動画で間取りと人柄を伝えると、来場の質が上がります。
市場は縮んだ後の持ち直し局面です。国土交通省の建築着工統計では、2025年の持家(注文住宅が中心)の着工は201,285戸で前年比7.7%減、4年連続の減少でした。2026年8月分(2026年9月30日公表)の持家は17,713戸で前年同月比1.0%増、5か月連続の増加ですが、2025年4月の省エネ基準適合義務化に伴う前年の落ち込みの反動を含みます。限られた施主を同じ商圏で取り合う構造は変わりません。
本記事は会社・ポータルの実名ランキングを作らず、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、公開相場と注文住宅の工務店の支援実績(業種属性化)をもとに整理します。具体的な支援の流れは低価格特化のショート動画制作サービスの詳細をご覧ください。
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注文住宅の広告5つの比較表|費用×効く検討段階×成果指標×向く会社
| 媒体 | 情報収集 | 比較 | 来場前 | 来場 | 成果の指標 |
|---|---|---|---|---|---|
| 住宅ポータル・情報誌 | 資料請求数と、その後の来場予約率 | ||||
| リスティング広告 | 来場予約数と来場単価 | ||||
| Instagram・Meta広告 | 見学会予約・LINE登録 | ||||
| 見学会の集客(チラシ含む) | 来場組数と、その後の商談数 | ||||
| SNS運用(ショート動画) | プロフィール表示・リンククリック・来場予約 |
| 選択肢 | 費用の目安(公開相場・2026年) | 効く検討段階 | 成果の指標 | 向く会社 |
|---|---|---|---|---|
| 住宅ポータル・住宅情報誌 | 大手は料金非公開(要問い合わせ)が多い。月額掲載型・反響課金型・成約課金型(工事金額の3%の例)がある | 情報収集・比較(複数社をまとめて見る) | 資料請求数と、その後の来場予約率 | 知名度が低く、まず比較の土俵に載りたい |
| リスティング広告 | 広告費 月10万〜30万円以上+運用手数料 | 比較〜来場(「地域名+注文住宅」で探す) | 来場予約数と来場単価 | 商圏で検索される社名・地域名がある |
| Instagram・Meta広告 | 広告費 月5万〜30万円程度 | 情報収集(施工事例・ルームツアーで興味を持つ) | 見学会予約・LINE登録 | 施工事例の写真・動画が多い |
| 見学会の集客(チラシ・ポスティング含む) | 見学会1回5万〜15万円程度、チラシ・ポスティング1回5万〜20万円程度 | 来場(近隣で家を見たい人) | 来場組数と、その後の商談数 | 施主の協力で完成見学会を定期開催できる |
| SNS運用(ルームツアー・職人・施主インタビューのショート動画) | 運用代行は月3万〜15万円程度の公開相場。弊社は1本7,500円(税込)×月10本以上・初期費用0円 | 情報収集〜来場前(会社と人を知る) | プロフィール表示・リンククリック・来場予約 | 社長・設計士が出演でき、成果まで数ヶ月待てる |
相場は出典で揺れます。2026年の工務店向け解説では、リスティング広告は広告費 月30万円〜+手数料20%、別の解説では中小の工務店は月10万〜30万円で始めるのが一般的とされています。ポータルは大手ほど料金を公開していないため、必ず各社の営業から料金表と過去の反響実績を取り寄せて比べてください。弊社に広告運用を任せる場合の運用手数料は広告費の20%です。手数料の考え方はSNS広告代行の手数料相場は広告費の20%、媒体ごとの費用を1件の獲得単価でそろえる方法は集客代行の費用相場を5系統で比較にまとめています。
「資料請求の件数で測る」は誤り|来場1件あたりの費用で比べる
本記事の訂正ポイントです。「注文住宅の広告は資料請求の件数で成果を測る」は誤りです。注文住宅は検討期間が長く、資料請求は比較のための一括請求が多くなります。契約に近いのは来場予約(見学会・モデルハウス)です。広告は「資料請求の単価」ではなく「来場1件あたりの費用」で比べます。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・美容系の例:「実際の空気感や人の動きが見えることで安心感が生まれる。「自分でもできそう」という」(@shisebi)
https://www.tiktok.com/@shisebi/video/7627396746104032533
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公開されている成果地点別の単価(CPA)も、資料請求と来場予約で大きく違います。
| 成果地点 | 公開相場のCPA(幅) | 契約との距離 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 資料請求(カタログ請求) | 約8,000〜25,000円 | 遠い(比較のための一括請求を含む) | 安く見えるが、来場に進む割合で実質の単価が変わる |
| 来場予約(見学会・モデルハウス) | 約5万〜10万円 | 近い(家と担当者を見に来る) | 予約ページの不具合や受付終了で取りこぼす |
幅は出典の時期で揺れます(住宅ポータル運営会社の工務店向け解説は資料請求8,000〜15,000円・展示会予約5万〜7万円、2026年10月更新の不動産広告の解説は資料請求1万〜2.5万円・来場予約7.5万〜10万円)。計算例で比べます(数値は仮置き)。媒体Aは資料請求1件1万円で、来場に進む割合が5%なら来場1件20万円です。媒体Bは来場予約1件8万円です。資料請求の単価だけ見るとAが安く見えますが、来場単価はBが半分以下です。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
実例:認知配信のクリックは安くても、来場予約が計測できていなかった 弊社が支援した注文住宅の工務店では、契約前のシミュレーションで、Meta広告・検索広告とも「モデルハウス予約1件あたり約10万円(運用費込み)」を置きました。先方の見立ては「成約1件のためにモデルハウス予約が5件必要」で、来場起点で数えると成約1件あたり約50万円の広告費になる計算です。一方、計測を設計した時点でホームページを確認すると、計測地点の候補5つ(カタログ請求・イベント予約・無料個別相談・資金シミュレーション・モデルハウス予約)のうち、イベントは開催予定がなく、個別相談は「受付終了」表示、モデルハウス予約はスマホでエラーでした。認知目的のMeta広告(広告費 月8万円)はクリック単価 平均25円・クリック率3.84%(2025年10月)と安く回りましたが、来場予約までは数えられない状態です。広告を増やす前に、予約ページを自分のスマホで最後までたどる点検が先でした(数値は支援先の実測・試算で、商圏・季節・素材で差があります)。
見学会予約を軸にしたSNS側のKPI設計(受け皿の整備率→プロフィール遷移率)は工務店のSNS戦略は完成写真で勝負しないで扱っています。本記事は、その手前の「どの広告に、いくら払うか」を来場単価でそろえる話です。
ルームツアー動画で来場の質を上げる|表示ルールと施主の住所特定対策
来場単価を下げる手は、広告の入札より「来場前に何を見せるか」です。ルームツアーで間取りの理由を設計士が話し、社長や大工が顔を出すと、来場前に「この会社の人に会いたい」が生まれ、冷やかしの来場が減ります。
実例:長回しのルームツアーは冒頭で離脱され、人が映る動画が伸びた 不動産仲介のInstagram運用では、玄関の扉を開けてから室内に入るまでの長回し1本撮りで、冒頭3秒の継続率が低い状態でした。冒頭の構成を変え、キャスト(人)が映る動画と映らない動画を比べると、人が映る動画の平均再生回数が明確に高くなりました。注文住宅でも、最初の3秒は「この家の一番の特徴」と「話す人」から入れます(業種・商圏で差があります)。話者の差は、弊社のショート動画170本の実測で再生数2〜5倍でした(台本は「誰が話すか」で決まる)。
広告に使う表現は、不動産の表示に関する公正競争規約(公正取引委員会・消費者庁長官が認定)と景品表示法を確認します。建築条件付土地や分譲住宅を宅建業者として広告する場合は規約の対象で、モデルルームなど物件自体による表示も「表示」に含まれます。
| 論点 | 規約の定め(要旨) | 注文住宅の広告での注意 |
|---|---|---|
| 特定用語(第18条) | 「最高」「完全」「日本一」「業界一」「格安」等は、裏付ける合理的な根拠を示す資料がなければ使えない。「最高」「格安」等は根拠となる事実の併記が条件 | 「地域No.1」「坪単価最安」を根拠なしに書かない |
| 二重価格(第20条) | 実際の価格に高い比較対照価格を併記する表示は、要件を満たさないと不当表示 | 「通常価格◯万円→今だけ◯万円」の根拠と期間を確認する |
| おとり広告(第21条) | 存在しない・取引の対象にならない・取引する意思がない物件の表示は禁止 | 成約済みの建築条件付土地を集客のために載せ続けない |
請負だけの注文住宅でも、景品表示法の優良誤認・有利誤認の禁止はかかります。個別の判断は弁護士や地域の不動産公正取引協議会に確認してください。
施主の住所特定も防ぎます。①位置情報を外して投稿する、②表札・番地・車のナンバー・窓からの景色を映さない(支援先では、ナンバーが消されていない写真を先方が差し替えた例がありました)、③施主インタビューは顔出しと地域表記の範囲を書面で同意を取る、の3点です。投稿の規制を発注側が負う点はSNS運用代行の法律は代行会社任せにできないにまとめています。
依頼先4分岐と見極める質問5つ
| 依頼先 | 得意な媒体 | 費用の形 | 来場予約まで見るか | 向く会社 |
|---|---|---|---|---|
| 住宅業界特化の代理店 | ポータル・リスティング・見学会の集客 | 月額固定か広告費の手数料 | 来場予約・商談まで追う会社が多い | 年間の棟数目標から逆算して広告を組みたい |
| 総合代理店 | リスティング・Meta広告・ディスプレイ | 広告費の手数料(20%前後が多い)+最低出稿額 | 資料請求・クリックまでが多い | 月数十万円以上の広告費を継続できる |
| ポータルの営業担当 | 自社ポータルの掲載・特集 | 掲載課金・反響課金・成約課金 | 自社媒体の反響まで | 比較の土俵に載ることが先決 |
| SNS運用代行 | ショート動画・アカウント運用・広告への転用 | 月額固定か本数型 | 予約・LINE登録まで設計する会社がある | 社長・設計士が出演でき、来場の質を上げたい |
1. 成果は資料請求と来場予約のどちらで報告しますか:来場予約と来場単価で報告する手順があるかを確認します。資料請求件数とクリック率だけなら要注意です。 2. 予約ページから完了画面まで、計測をどう確認しますか:スマホで予約完了までテストし、完了数を広告管理画面で取れるようにする会社を選びます。 3. 資料請求した人を来場に進める仕組みは何ですか:LINE登録や見学会の案内まで設計するかを聞きます。 4. 「最高」「No.1」など表示規約の確認は誰がしますか:広告文・台本を規約と景表法で確認する手順があるかを見ます。 5. 施主の写り込みと掲載同意はどう扱いますか:住所特定の防止と、施主インタビューの同意書を用意しているかを確認します。
質問1と2が最重要です。来場予約が数えられていなければ、広告費の判断ができません。
注文住宅の広告を外部に頼むべき会社・自社で回せる会社
頼むべき会社
- 資料請求は来るが、来場予約に進む割合を把握できていない
- 見学会を開いても来場が少なく、告知をチラシに頼っている
- 社長・設計士が話せるのに、施工事例の写真だけを広告に回している
自社で回せる会社
- OB施主の紹介と見学会で年間の棟数が埋まり、来場単価も把握できている
- 担当者が予約ページの点検と月1回の数値確認を続けられる
- 出演できる人がいない(まずはポータルと見学会の受付導線を整えます)
まとめ:注文住宅の広告は「来場1件あたりの費用」で選ぶ
- 選択肢は5つ。リスティング広告は広告費 月10万〜30万円以上、Meta広告は月5万〜30万円程度、見学会は1回5万〜15万円程度が公開相場の目安。大手ポータルは料金非公開が多い
- 公開相場のCPAは資料請求 約8,000〜25,000円、来場予約 約5万〜10万円。資料請求の単価ではなく、来場1件あたりの費用で比べる
- 予約ページが壊れていれば広告は来場を数えられない。広告を増やす前にスマホで予約完了まで点検する
- ルームツアーで間取りの理由と人を見せると来場の質が上がる。表示規約の特定用語・おとり広告と施主の住所特定に注意する
- 依頼先は4分岐。最初に「成果は来場予約で報告しますか」と聞く
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よくある質問(FAQ)
Q1. 注文住宅の広告費はいくらが相場ですか? 公開情報では、リスティング広告は広告費 月10万〜30万円以上(運用手数料は別)、Instagram・Meta広告は月5万〜30万円程度、完成見学会は1回5万〜15万円程度が目安です。大手ポータルは料金非公開が多いため、各社の営業から料金表を取り寄せてください。
Q2. 資料請求と来場予約の単価は、どのくらい違いますか? 公開相場では資料請求は約8,000〜25,000円、来場予約は約5万〜10万円です。資料請求から来場に進む割合を掛けて、来場1件あたりの費用に直して比べてください。
Q3. 広告で「地域No.1」「最高品質」と書いてもよいですか? 不動産の表示に関する公正競争規約は、「最高」「日本一」「業界一」等を、裏付ける合理的な根拠の資料がない限り使えないとしています。規約の対象外の請負の広告でも景品表示法の優良誤認に注意が要ります。
Q4. 施主の家を動画に出すとき、何に気をつけますか? 位置情報を外し、表札・番地・車のナンバー・窓からの景色を映さないでください。施主インタビューは顔出しと地域表記の範囲を書面で同意を取ります。
Q5. SNS運用だけで来場予約は増えますか? 期間は会社と商圏で差があり、一律には言えません。プロフィール表示・リンククリック・来場予約の数で判断してください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




