SNSマーケティング会社は5類型|課題別の頼み先と費用相場・選定基準
SNSマーケティング会社は総合代理店・運用代行特化・制作会社・コンサル・インフルエンサー系の5類型に分かれます。類型別の費用相場、自社の課題からどの類型へ頼むべきかの分岐表、見積もり比較で失敗しない選定基準を整理します。
結論から言います。SNSマーケティング会社は「総合代理店/運用代行特化/制作会社/コンサル/インフルエンサー系」の5類型に分かれ、類型が違えば月額も業務範囲もまったく別物です。選ぶ順番は「会社の比較」ではなく「自社のどこが詰まっているか→類型→会社」です。
「SNSマーケティング会社 おすすめ」で出てくる比較表を上から順に問い合わせ、月額10万円の会社と月額50万円の会社の見積もりを並べて悩む。発注でいちばん多い失敗はここから始まります。月額10万円以下は投稿代行、月額50万円以上は戦略設計・広告運用・インフルエンサー施策まで含む総合支援というように、価格差の正体は「品質の差」ではなく「類型の差」だからです。
もう一つ、覆しておきたい思い込みがあります。「全部できる会社に頼めば安全」という考え方です。認知は取れているのに問い合わせが来ない会社が総合支援を契約しても、費用の大半は詰まっていない工程に流れます。
SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechが、SNSマーケティング会社の5類型と費用相場、課題別の頼み先の分岐、契約前に確認すべき選定基準を順に解説します。SNSマーケティングそのものの考え方や始め方から確認したい場合はSNSマーケティングとは?店舗が成果を出す始め方5ステップと実例を先にご覧ください。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
SNSマーケティング会社の5類型|同じ名前でも売っているものが違う
「SNSマーケティング会社」を名乗る会社は、実際には次の5類型のどれかに軸足を置いています。まず、相手がどの類型かを見分けることが発注の第一歩です。
| 類型 | 主に売っているもの | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|
| 総合代理店 | 戦略設計+広告運用+制作+インフルエンサー施策の一括支援 | 複数施策を1窓口で統合できる。大型予算の配分設計 | 月額が大きい。実制作は再委託になりやすい |
| 運用代行特化 | アカウントの企画・制作・投稿・分析の継続運用 | 投稿を止めずに改善を回せる。媒体の勝ちパターンの蓄積 | 広告やLP等、運用の外側は別手配になることがある |
| 制作会社 | 動画・画像などクリエイティブの単発〜量産制作 | 映像品質。撮影・編集体制 | 投稿後の数値改善は範囲外になりやすい |
| コンサル | 戦略設計・分析・助言(実作業は発注側) | 社内にノウハウが残る。費用が比較的小さい | 手を動かす担当者が社内にいないと進まない |
| インフルエンサー系 | インフルエンサーの選定・交渉・進行管理 | 自社アカウントが育っていなくても認知を取れる | 単発で終わりやすい。資産が自社に残りにくい |
実務では1社が複数の類型を兼ねることも珍しくありません。見分けるには「御社の売上でいちばん大きいサービスは何ですか」と聞くのが早道です。広告運用が主力の会社にアカウント運用を頼めば運用は外部パートナーへ再委託されやすく、制作会社に運用を頼めば「納品して終わり」になりやすい、という構造が見えてきます。
類型別の費用相場|月額の差は業務範囲の差
運用実務込みは月30万円以上
月額契約の量産型なら1本2〜6万円
会社経由は10〜30%程度の手数料が上乗せ(1投稿ごとの都度払い)
広告運用は別途、広告費の20%前後の手数料。初期費用は0〜30万円と会社により幅がある。媒体別の目安はInstagram月20〜30万円、TikTok月20〜50万円。
各社の公開情報を突き合わせると、SNS運用支援の月額は10万〜50万円が中心帯です。ただしこの幅は類型と業務範囲でほぼ説明できます。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540
・営業コンサルの例:「質の低い営業ノウハウを信じてしまって、成果で悩む営業マンが一人でも少なくなります」(@salesalive)
https://www.tiktok.com/@salesalive/video/7610732914065542418

| 類型 | 費用相場の目安 | 課金の形 |
|---|---|---|
| 総合代理店 | 月50万円〜(戦略設計・広告運用・インフルエンサー施策・動画制作を含む総合支援)。広告運用は別途、広告費の20%前後の手数料 | 月額+広告手数料 |
| 運用代行特化 | 月10万〜50万円。月10万円以下は投稿代行のみ、月20〜30万円で企画・制作・投稿・コメント対応・月次レポート | 月額固定(本数連動の会社もある) |
| 制作会社 | ショート動画1本あたり、制作会社で5〜30万円、月額契約の量産型で1本2〜6万円 | 1本単価または月額 |
| コンサル | 月3〜10万円(助言とレポート中心)、月15〜25万円(施策提案と実務の一部を含む)、月30万円以上(運用実務込み) | 月額 |
| インフルエンサー系 | フォロワー単価2〜4円が基準。会社経由の場合は10〜30%程度の手数料が上乗せ | 1投稿ごとの都度払い |
初期費用は0〜30万円と幅があり、10〜30万円が中心という整理もあれば0円の会社もあります。媒体別ではInstagramが月20〜30万円、TikTokが月20〜50万円という目安が公開されていますが、出典によって幅が揺れるため、相場は「レンジ」で捉えてください。弊社の料金体系はショート動画運用代行の詳細(初期費用0円・1本無料お試し)にまとめています。
大事なのは、類型をまたいだ月額比較には意味がないという点です。月額10万円のコンサルと月額30万円の運用代行は、前者は「助言」、後者は「制作物と運用そのもの」を売っています。比較するなら同じ類型の中で、同じ業務範囲に揃えてから行います。コンサルと運用代行の費用内訳の違いはSNSコンサル相場は月3〜20万円|運用代行との違いと費用内訳を分解で詳しく分解しています。
自社の課題別|どの類型のSNSマーケティング会社へ頼むべきか
「全部できる会社に頼めば安全」は誤りで、費用の大半が詰まっていない工程に流れる。
ここが本記事の核です。頼み先は「良さそうな会社」ではなく、認知→教育→行動のどこが詰まっているかで決まります。
| 自社の状態(詰まっている場所) | 頼むべき類型 | 理由 |
|---|---|---|
| 投稿が続かない・担当者がいない | 運用代行特化 | 詰まりは「制作と継続」。助言をもらっても手が動かない |
| 担当者はいるが伸びない・方針が定まらない | コンサル | 手は足りている。足りないのは設計と検証の型 |
| 開業前・新商品発売前で、自社アカウントが育っていない | インフルエンサー系 | アカウントの育成を待てない。他者のリーチを借りる局面 |
| 勝ちクリエイティブはある。配信量を増やしたい | 総合代理店または広告運用に強い会社 | 詰まりは配信量。広告で増幅する段階 |
| ブランドムービーや採用動画など単発の映像が必要 | 制作会社 | 継続運用ではなく成果物が目的 |
| 再生は回るが問い合わせが来ない | 導線設計まで請ける運用代行またはコンサル | 詰まりは認知ではなくプロフィール・LINE・LPの導線 |
弊社の解説動画でも、導線設計がないまま運用を外注した結果として「お金をかけてフォロワーは増えたけれど売上が増えない」という状態に陥る例を取り上げています。他社の運用で成果が出なかった企業からの乗り換え相談で共通しているのは、会社の腕前以前に、詰まっている場所と頼んだ類型がずれていたことです。
類型の選び分けが効いた実例を2つ紹介します。1つ目は高価格帯飲食店の支援先です。オープン2ヶ月前の相談で、自社アカウントを育てる時間がありませんでした。そこで自社投稿ではなくインフルエンサー起用を主軸に置き、選定は「フォロワー数」ではなく「直近10投稿の平均リーチ×想定CPM 1,000円以内」で判断しました。PR費13万円の1投稿で公式LINE登録612人(登録1件あたり約212円)を獲得し、6ヶ月でLINE登録6,000人、オープン前から2ヶ月先まで満席になっています。2つ目は不動産仲介の支援先で、こちらは継続運用型で月間100件以上の問い合わせにつなげています(いずれも業種・商圏で差があります)。局面が違えば、正解の類型も変わります。インフルエンサーの選定基準はインフルエンサーマーケティングはフォロワー数で選ぶなにまとめています。
動画:【先着10社】動画1本無料制作!SNSマーケティングで集客や採用を成功させる秘訣を特別公開!SNS運用代行の闇を大暴露!
失敗しない選定基準5つ|見積もり比較の前に聞くこと
類型を決めたら、同じ類型の2〜3社を次の5点で比べます。
1. 主力サービスと再委託の有無:実際に手を動かすのは誰かを確認します。再委託そのものは悪ではありませんが、担当者と品質管理の責任者が説明できない会社は避けてください 2. KPIをどの数字に置くか:フォロワー数と再生数だけを成果とする会社は、売上までの導線を見ていません。問い合わせ・LINE登録・来店など行動の指標まで約束の範囲に入るかを聞きます 3. 業務範囲の明細:企画・台本・撮影・編集・投稿・コメント対応・分析・レポートのどこまでが月額に含まれるか。見積書に明細がなければ出してもらいます 4. アカウントとデータの所有権:SNSアカウント・広告アカウント・制作データが解約後に自社へ残るかを契約書で確認します 5. 最低契約期間と解約条件:検証に必要な期間と契約の縛りが釣り合っているかを見ます
| 確認項目 | 質問例 | 注意が必要な回答 |
|---|---|---|
| 主力サービス | 売上でいちばん大きいサービスは何ですか | 「全部できます」だけで具体名が出ない |
| KPI | 月次レポートで追う数字は何ですか | フォロワー数と再生数のみ |
| 業務範囲 | 撮影と台本は月額に含まれますか | 「別途お見積もり」が多い |
| 所有権 | 解約後、アカウントと動画データは残りますか | 代理店名義のまま引き継げない |
| 契約期間 | 途中解約の条件を教えてください | 長期縛りで違約金の説明が曖昧 |
広告運用も併せて依頼する場合は、手数料率に加えて最低手数料の確認が欠かせません。実質負担率の計算はSNS広告代行の手数料相場は広告費の20%|インハウスとの分岐点と選定基準を参照してください。
まとめ:SNSマーケティング会社は「類型→会社」の順で選ぶ
- SNSマーケティング会社は総合代理店・運用代行特化・制作会社・コンサル・インフルエンサー系の5類型。同じ名前でも売っているものが違う
- 月額の中心帯は10万〜50万円。月10万円以下は投稿代行、月50万円以上は総合支援というように、価格差の正体は類型と業務範囲の差
- 類型をまたいだ月額比較は意味がない。認知→教育→行動のどこが詰まっているかで類型を決め、同じ類型の中で比較する
- 「全部できる会社が安全」は誤り。詰まっていない工程に費用が流れる
- 契約前は主力サービスと再委託・KPI・業務範囲・所有権・契約期間の5点を確認する
「投稿が続かない」が詰まりなら、まず1本で確かめてください
弊社は運用代行特化の類型にあたります。ショート動画運用代行は、企画・台本・撮影・編集・投稿・分析まで動画1本あたり7,500円(税込)の一気通貫です。初期費用0円キャンペーンを実施中で、発注側の作業は「撮影協力・納品確認・月1MTG」の3点のみ。伸びた型が見えた段階では、同じクリエイティブを使った広告運用(運用手数料は広告費の20%)までご提供できます。まずはショート動画1本の無料お試しで、素材から1本が仕上がるまでの進め方と品質を確かめてください。外注を検討する場合はショート動画運用代行サービスの詳細(初期費用0円・1本無料お試し)も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. SNSマーケティング会社の費用相場はいくらですか? 運用支援の月額は10万〜50万円が中心帯です。月10万円以下は投稿代行のみ、月20〜30万円で企画・制作・投稿・レポートまで、月50万円以上は戦略設計や広告運用、インフルエンサー施策を含む総合支援が目安です。初期費用は0〜30万円と会社により幅があります。
Q2. SNSマーケティング会社とSNS運用代行会社は違うのですか? 運用代行会社はSNSマーケティング会社の一類型です。SNSマーケティング会社にはほかに、総合代理店、制作会社、コンサル、インフルエンサー系があり、それぞれ売っているものと課金の形が異なります。
Q3. 大手の総合代理店に頼めば安心ですか? 複数施策を大きな予算で統合したい企業には合理的です。一方で、詰まりが「投稿が続かない」「導線がない」といった一点にある場合、総合支援は詰まっていない工程にも費用がかかります。課題が一点なら、その類型の特化会社のほうが費用対効果を確かめやすくなります。
Q4. 複数の会社に分けて発注しても問題ありませんか? 問題ありません。たとえば運用代行で型を作り、伸びた動画を広告会社が配信するという分担は一般的です。ただし窓口が増えるほどKPIの責任が曖昧になるため、どの数字をどの会社が持つかを契約前に決めておいてください。
Q5. 契約前に最低限確認すべきことは何ですか? 主力サービスと再委託の有無、KPIに置く数字、月額に含まれる業務範囲、アカウントとデータの所有権、最低契約期間と解約条件の5点です。見積書と契約書の該当箇所で確認し、明細がない場合は提出を依頼してください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




