TikTokのユーザーは4,950万人|年齢層・男女比と出稿判断フロー|HolyTech
TikTokのユーザーは日本国内4,950万人(2026年5月末・TikTok Japan自社調べ)。総務省令和7年度調査の年代別利用率と男女比を出典付きで整理し、利用者の約半数が40代以上という試算、自社商材がTikTokに合うかの4つの判断軸まで解説します。
結論から言います。TikTokのユーザーは日本国内で4,950万人(2026年5月末時点・TikTok Japan自社調べ)に達し、「若者だけのアプリ」という前提は数字の上でとっくに崩れています。
企業のSNS担当者から最も多く聞く誤解が「うちの客層は40代以上だからTikTokは違う」です。総務省の最新調査では利用率は30代44.7%・40代42.6%・50代32.2%。この1年で最も伸びたのは10代でも20代でもなく、50代(+6.7ポイント)と30代(+5.0ポイント)でした。
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本記事の続きと併せて、HolyTechのSNS運用代行サービス資料(無料)もご活用ください。
TikTokのユーザー数は日本4,950万人|公式発表と調査時点の整理
| 国内の広告出稿企業数 | 48万社超(TikTok Japan公式) |
| 国内のクリエイター数 | 226万人超(TikTok Japan公式) |
| 日本の総人口に占める割合 | 約40%(総人口1億2,321万人・2025年10月1日現在の概算値/総務省統計局「人口推計」) |
| 世界MAU | 10億超(2021年9月・公式発表)/以降の公式更新値は確認できず |
まず数字の出どころを揃えます。ユーザー数は発表元と調査時点で違う数字が並ぶため、社内提案では必ずセットで記載してください。
| 対象 | 数値 | 調査時点 | 発表元・出典 |
|---|---|---|---|
| 日本国内MAU | 4,950万人 | 2026年5月末時点 | TikTok Japan公式note(2026年6月11日公開・自社調べ) |
| 日本国内MAU(前回発表) | 4,200万人 | 2025年11月27日発表 | TikTok Japan公式Newsroom(自社調べ) |
日本国内MAUは、TikTokとTikTok Liteのユーザー数から重複を除いた自社調べの数値です。約半年で750万人(+17.9%)増えました。なお国内の広告出稿企業数は48万社超、クリエイター数は226万人超と公式発表されています(いずれもTikTok Japan公式)。
世界MAUは扱いを分けます。公式発表は2021年9月の「10億超」で、以降の更新値は確認できませんでした。第三者集計は15億6,000万〜22億と揺れ幅が大きく、根拠として使える精度ではないため採用しません。
なお日本の総人口は1億2,321万人(2025年10月1日現在・概算値/総務省統計局「人口推計」)で、4,950万人はその約40%にあたります。
TikTokのユーザーの年齢層と男女比|総務省 令和7年度調査(N=1,800)
| 全年代 | 36.7% | +3.5pt | |
| 10代 | 67.9% | +2.2pt | |
| 20代 | 61.5% | +2.8pt | |
| 30代 | 44.7% | +5.0pt | |
| 40代 | 42.6% | +2.7pt | |
| 50代 | 32.2% | +6.7pt | |
| 60代 | 21.2% | +2.4pt | |
| 70代 | 11.1% | +2.4pt | |
| 男女別 | |||
| 女性 | 41.7% | +6.4pt | |
| 男性 | 31.8% | +0.8pt | |
直近1年の伸びは50代+6.7pt・30代+5.0ptが最大。10代の+2.2ptを上回る。
女性41.7%/男性31.8%。伸び方も女性+6.4pt・男性+0.8ptと非対称。
2020年14.9%→2021年21.6%→2022年24.5%→2023年27.8%→2024年33.2%→2025年36.7%。
年齢層と男女比は、公的統計を一次ソースにします。総務省情報通信政策研究所「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2026年6月公表/調査対象期間2025年12月1日〜7日/13〜79歳の男女1,800人/訪問留置調査)の数値が最も検証しやすい水準です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・社長の例:「社長の1日の流れを密着していく。」(@misaki_vlog7)
https://www.tiktok.com/@misaki_vlog7/video/7571308736694734101
・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)
https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540

| 区分 | TikTok利用率(令和7年度) | 前年度(令和6年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 全年代(N=1,800) | 36.7% | 33.2% | +3.5pt |
| 10代(N=140) | 67.9% | 65.7% | +2.2pt |
| 20代(N=218) | 61.5% | 58.7% | +2.8pt |
| 30代(N=235) | 44.7% | 39.7% | +5.0pt |
| 40代(N=298) | 42.6% | 39.9% | +2.7pt |
| 50代(N=338) | 32.2% | 25.5% | +6.7pt |
| 60代(N=274) | 21.2% | 18.8% | +2.4pt |
| 70代(N=297) | 11.1% | 8.7% | +2.4pt |
| 男性(N=900) | 31.8% | 31.0% | +0.8pt |
| 女性(N=900) | 41.7% | 35.3% | +6.4pt |
読み取れる事実は3つです。
1. 全年代の利用率は6年連続で上昇しています(2020年14.9%→2021年21.6%→2022年24.5%→2023年27.8%→2024年33.2%→2025年36.7%)。 2. 直近1年の伸びが最も大きいのは50代(+6.7pt)と30代(+5.0pt)で、10代の伸び(+2.2pt)を上回りました。10代は67.9%とすでに天井に近く、成長の主戦場は30代以上に移っています。 3. 男女比は女性優位です。女性41.7%に対し男性31.8%で、差は9.9ポイント。しかもこの1年で女性は+6.4pt、男性は+0.8ptと伸び方が非対称です。
注意点として、総務省調査の「利用率」はアンケートで「自分が利用している」と回答した割合で、TikTok社のMAU(アプリ利用ログ)とは定義が異なります。全年代36.7%を総人口1億2,321万人に単純適用すると約4,520万人で公式値4,950万人に近い水準ですが、調査対象は13〜79歳のため単純比較はできません。
「若者だけのアプリ」は誤り|利用者の49.4%は40代以上(弊社試算)
→ 広告出稿や運用の意思決定には不十分。
→ 出稿判断に使うのはこちら。
| 34.7% | 15.9% | 49.4% |
| 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 |
| 14.4% | 20.3% | 15.9% | 19.2% | 16.5% | 8.8% | 5.0% |
利用率だけを見ると「10代・20代が高い」で話が終わります。しかし広告出稿や運用の意思決定に必要なのは、利用者の実数構成(誰が何割いるか)です。
前掲の調査サンプルは、性別・年齢10歳刻みで令和7年1月の住民基本台帳の実勢に比例して構成されています。「各年代のサンプル数×利用率」を積み上げれば利用者の年代構成を推計できます。結果が次の表です。
| 年代 | 推計利用者の構成比 |
|---|---|
| 10代 | 14.4% |
| 20代 | 20.3% |
| 30代 | 15.9% |
| 40代 | 19.2% |
| 50代 | 16.5% |
| 60代 | 8.8% |
| 70代 | 5.0% |
(弊社試算。算出方法=年代別サンプル数×年代別利用率を合計し構成比を算出。サンプル構成が住民基本台帳の実勢比例であることを前提とし、実際の利用者構成とは差があります)
結果はこうです。
- 10代+20代は34.7%にとどまる
- 30代以上が65.3%
- 40代以上だけで49.4%=ほぼ半数
- 購買力の中核である30〜50代で51.6%
- 男女構成は男性43.3%/女性56.7%
博報堂「コンテンツファン消費行動調査2023」(調査時期2023年3月10〜15日)でも、日本のTikTok利用者の平均年齢は35.95歳と報告されています。3年前の時点で30代半ばだったという事実は、上の構成比と矛盾しません。
「TikTok=10代」という認識は、サービス開始直後(2017〜2019年)のユーザー構成が頭に残っているだけです。2020年時点で全年代利用率14.9%だったサービスが36.7%まで伸びる過程で、増えた分の大半は30代以上でした。ここが本記事で最も訂正しておきたい点です。
TikTokの基本的な仕組みやアルゴリズムから確認したい場合はティックトックとは?仕組み・アルゴリズム・始め方を初心者向けに解説を先にお読みください。
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自社商材がTikTokに合うか|4つの判断軸で決める
× 合わない:粗利が数百円
× 合わない:徒歩圏のみで完結する超狭商圏
× 合わない:決裁者が70代以上
× 合わない:すでに満席・完売で増やせない
年齢層が合っていても、商材構造が合わなければ投資は回収できません。弊社が商談時に確認している判断軸は4つです。
| 判断軸 | 合う条件 | 合わない条件 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ①客単価(1件あたりの粗利) | 1件で数千円以上の粗利が残る | 粗利が数百円 | 再生数はプロフィール遷移率2%×遷移先クリック率2%で絞り込まれる。粗利が薄いと本数を積んでも回収に届かない |
| ②商圏 | 全国配送・全国採用・都心の集客商圏 | 徒歩圏のみで完結する超狭商圏 | TikTokは商圏を選ばずに配信される。狭商圏の店舗は再生の大半が来店不能な視聴者になる |
| ③意思決定者の年齢 | 実質の決裁者が10〜50代 | 決裁者が70代以上 | 30代44.7%・40代42.6%・50代32.2%に対し70代は11.1%。到達効率が明確に落ちる |
| ④在庫・予約枠の余力 | 空き枠・在庫がある/増やせる | すでに満席・完売で増やせない | 伸びた後に受け止める枠がないと、再生は売上に変換されない |
②は補足があります。超狭商圏でも、「採用」「EC」「フランチャイズ募集」など全国から回収できる出口があるなら合うと判断します。出口が来店1本なら、地域指定できる広告やMEOを先に回すほうが効率的です。
③の「実質の決裁者」は購入者と一致しないケースに注意してください。介護や学習塾のように、利用者は高齢者・子どもでも、選定して支払うのは30〜50代の家族という商材は合う側に振れます。
④は弊社の現場で最も事故になりやすい軸です。漢方ヘッドスパ専門スパの事例では運用開始時の予約率が約60%でした。空いていた40%を埋めるためにショート動画を投下し、予約率100%超を2.5年継続しています。最初から満席の状態でバズらせても、増えるのは断りの連絡だけです。
判断軸をすべて満たした業種の実例はTikTok集客の成功事例|再生数480倍差を生んだコンセプト検証の全記録にまとめています。
「合う」と判断した後にやること|見る指標は3秒継続率
判断軸をクリアしたら、次は指標の設計です。ユーザー数のデータは「出るかどうか」を決めるためのもので、「伸びるかどうか」を決めるのは別の数字です。弊社の支援アカウントの投稿データから算出した相関係数は次の通りです。
| 指標 | 再生回数との相関係数 |
|---|---|
| 3秒継続率 | +0.76 |
| 視聴完了率 | +0.71 |
| 平均視聴時間 | +0.53 |
| フォロワー数推移 | +0.42 |
| 保存数 | +0.36 |
| コメント数 | +0.29 |
| いいね数 | +0.18 |
3秒継続率の業界水準は30〜35%、弊社の優良水準は45〜49%です。100万再生超の動画でも冒頭3秒で約半数が離脱します。ターゲット年齢の一致より、冒頭3秒で離脱させないほうが再生数への寄与は大きいというのが実測の結論です。
売上への変換は「プロフィール遷移率2%×遷移先(公式LINEやLP)クリック率2%」で見積もります。弊社支援アカウントの平均再生数は32,000回(2026年1月時点)ですが、同一アカウント内でも再生数には1,198倍の差が出ます。差を生むのはコンセプト設計と冒頭3秒です(成果は業種・商圏で差があります)。
物販の場合は、アプリ内で購入まで完結するTikTok Shopが2025年6月30日に日本でサービスを開始済みです。動画から購入までの導線が短くなり、客単価が低めの商材でも判断軸①をクリアできる余地が広がりました。詳細はTikTok Shopで売れるものが変わった|高単価シフトの最新データと店舗の勝ち筋で解説しています。
内製と外注の比較段階ではTikTok運用代行の費用相場と失敗しない選び方【2026年最新】が判断材料になります。
まとめ:TikTokのユーザーは4,950万人、うち約半数が40代以上
- 日本国内MAUは4,950万人(2026年5月末時点・TikTok Japan自社調べ/TikTokとTikTok Liteの重複除く)。半年前の発表は4,200万人で、+17.9%
- 総務省 令和7年度調査(N=1,800)の利用率は全年代36.7%。30代44.7%・40代42.6%・50代32.2%で、直近1年の伸びは50代(+6.7pt)と30代(+5.0pt)が最大
- 男女比は女性41.7%/男性31.8%で女性優位。女性は1年で+6.4ptと伸び方も非対称
- 利用率ではなく利用者の実数構成で見ると、40代以上が49.4%、30代以上が65.3%(弊社試算)。「若者だけのアプリ」は数字の上で成立しない
- 商材が合うかは①客単価②商圏③意思決定者の年齢④在庫・予約枠の余力の4軸で判断する。特に④は事故が起きやすい
- 出稿を決めた後に見る指標は3秒継続率(相関+0.76)。ターゲット年齢の一致より寄与が大きい
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よくある質問(FAQ)
Q1. TikTokのユーザー数は日本国内で何人ですか? TikTok Japanの公式noteによると、日本国内の月間アクティブユーザー数は4,950万人です(2026年5月末時点・自社調べ)。この数値はTikTokとTikTok Liteのユーザー数から重複を除いたものです。2025年11月27日の前回発表は4,200万人で、約半年で750万人(+17.9%)増加しています。
Q2. TikTokのユーザーの年齢層はどうなっていますか? 総務省情報通信政策研究所「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2026年6月公表・N=1,800)では、利用率は全年代36.7%、10代67.9%、20代61.5%、30代44.7%、40代42.6%、50代32.2%、60代21.2%、70代11.1%です。直近1年で最も伸びたのは50代(+6.7ポイント)と30代(+5.0ポイント)でした。
Q3. TikTokのユーザーの男女比を教えてください。 同じ総務省 令和7年度調査の利用率は、女性41.7%・男性31.8%で女性のほうが9.9ポイント高くなっています。直近1年の伸びも女性+6.4ポイント、男性+0.8ポイントと差があります。サンプル構成から利用者の実数構成を試算すると、女性56.7%・男性43.3%となります(弊社試算)。
Q4. 40代以上がターゲットの商材でもTikTokは使えますか? 使えます。総務省調査のサンプル構成から試算すると、TikTok利用者の49.4%が40代以上、65.3%が30代以上です。ただし年齢層が合っていても、客単価・商圏・意思決定者の年齢・在庫や予約枠の余力という4つの軸で1つでも外れると回収が難しくなります。年齢データだけで判断しないでください。
Q5. TikTokの世界のユーザー数はどれくらいですか? TikTokが公式に発表した世界の月間アクティブユーザー数は2021年9月時点の「10億超」です。それ以降に同社が更新した公式値は本記事の調査時点で確認できませんでした。第三者の集計メディアは15億6,000万〜22億と揺れ幅が大きいため、社外資料では公式発表値と時点を明記して使ってください。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
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この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




