インスタの位置情報で来店を増やす方法|地図検索×MEO併用術|HolyTech

インスタの位置情報で来店を増やす方法|地図検索×MEO併用術|HolyTech

目次

インスタの位置情報は店舗集客の入口です。フィード・リール・ストーリーズ別のタグの付け方、候補に出てこない時のスポット新規作成手順、Instagramマップ経由の流入設計、MEOとの併用まで、SNS運用代行250社以上の実測をもとに解説します。


結論から言います。インスタの位置情報は投稿の飾りではなく、Instagramマップと地図検索という第二の検索窓につながる集客導線です

「インスタ 位置情報」は月間22,200回検索されています。それだけ多くの人が触れながら、店舗側の使い方は「投稿するとき、なんとなく店名を選ぶ」で止まっているケースがほとんどです。SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechで店舗アカウントを預かってきた実感として、位置情報を最後まで詰めている店舗は2割に届きません。競合が手薄なまま残っている領域です。

本記事では①フィード・リール・ストーリーズ別のタグの付け方、②候補に出てこない時のスポット新規作成、③Instagramマップからの流入設計、④MEOとの併用、の4点を解説します。

本記事の続きと併せて、HolyTechのSNS運用代行サービス資料(無料)もご活用ください。

インスタの位置情報とは何か|「探されて見つかる」入口

インスタの位置情報とは、投稿に「どの店か」を紐づけるタグ機能です。付与した投稿はスポット専用のページに集約されます。

重要なのはここからです。位置情報を付けた投稿はInstagramマップ上の位置情報詳細に表示され、場所検索・マップ検索経由で発見されます。つまり位置情報は補足情報ではなく、まだ自店を知らない人に発見されるための入口です。

項目位置情報ハッシュタグ
紐づく軸物理的な場所言葉・テーマ
競合の数そのスポット1件のみ数万〜数百万投稿
検索者の状態行ける店を探している情報収集の段階
来店との距離近い遠い

ハッシュタグは投稿数が多いほど埋もれますが、位置情報ページに並ぶのはその場所に行った人と店舗だけです。母数が構造的に小さく、しかも検索者は来店の意思決定に近い段階にいます。

効きやすさは業態で差が出ます。飲食・美容室・サロン・整体・クリニック・観光施設のように「そこに行くこと」が価値になる業態では強く効き、全国商圏のECでは優先順位が下がります。商圏が半径数kmの業態ほど、リーチの量より「誰に届いたか」が売上を決めます。詳細はサロン集客の方法7選|SNSで新規客を増やす手順とコツにまとめました。

位置情報タグの付け方|フィード・リール・ストーリーズの3パターン

投稿形式別 位置情報タグの付け方と特性
フィード・リール・ストーリーズで操作画面が異なる。3形式すべてに付けるのが前提
形式操作導線付けられる数特性・注意点
フィード投稿編集画面 → キャプション入力画面の「場所を追加」1投稿につき1つ投稿後に「編集」から追加・変更が可能。過去投稿への付け直しでスポットページの投稿数を一気に増やせる
リール
最重要
編集後の投稿画面の「場所を追加」1投稿につき1つタグ付けが発見タブ・検索にも影響する。店舗集客ではリール×位置情報が最も強い組み合わせ。付け忘れは最も伸びる導線を捨てることになる
ストーリーズスタンプアイコン →「場所」スタンプ複数貼付は可能だが実務では1つに絞る24時間で消える。空き状況や限定メニューなどリアルタイム情報と相性が良い。投稿後の編集は不可
固定すべき運用ルール3つ ①全形式に例外なく必ず付ける ②使うスポット名を1つに固定し文書化してスタッフ全員で共有 ③店外ロケや商品紹介にも店舗スポットを付けて位置情報ページの投稿数を積み上げる

フィード投稿:編集画面を進み、キャプション入力画面の「場所を追加」をタップ、店名または住所で検索して自店を選択します。付けられるのは1投稿につき1つです。

▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)

・webマーケターの例:「新しい情報であると冒頭で伝えることで「乗り遅れたくない」という人の心理を刺激する」(@osaru_tiktok1)

https://www.tiktok.com/@osaru_tiktok1/video/7578889104125889799

・tiktokerの例:「1ヶ月の広告収益や事業収益を赤裸々に発表する。」(@mona03070_)

https://www.tiktok.com/@mona03070_/video/7574384949634059540

参考動画(弊社クライアントではない公開アカウントの投稿)

リール:編集後の投稿画面で「場所を追加」から選択します。リールのタグ付けは発見タブ・検索にも影響します。店舗集客ではリール×位置情報が最も強い組み合わせなので、フィードに付けてリールに付け忘れる運用は最も伸びる導線を捨てていることになります。

ストーリーズ:スタンプアイコンから「場所」スタンプを選びます。24時間で消えますが、空き状況や限定メニューなどリアルタイム情報と相性が良い使い方です。

運用ルールを3つ固定する

弊社が店舗アカウントを預かる際は、投稿の質より先に以下を決めます。

  • 全形式に必ず付ける(フィード・リール・ストーリーズすべて、例外なし)
  • 使うスポット名を1つに固定し、文書化してスタッフ全員で共有する
  • 店外ロケや商品紹介にも店舗スポットを付け、位置情報ページの投稿数を積み上げる

投稿ごとに担当者が判断する運用は必ずブレます。チェックリストに入れるだけで付け忘れはほぼゼロになります。

位置情報が候補に出てこない時の対処|スポットの新規作成

候補に出てこない時の原因切り分けと新規作成フロー
まず3つの原因を切り分け、未登録ならFacebook経由で作成する
STEP 1 原因を3つに切り分ける
原因 01 / 最も多い
端末側で位置情報がオフ
iPhone:設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービス>Instagram
Android:設定>アプリ>Instagram>権限>位置情報
原因 02
スポットが未登録
新規開業・移転直後は登録されていない。下のフローで新規作成する
原因 03
作成直後の反映待ち
反映まで数時間〜数日かかる。待って再確認する
STEP 2 Facebookアプリのチェックイン経由で新規作成(Instagram単体では作成不可)
1
Facebookアプリの投稿作成画面(「その気持ち、シェアしよう」)を開く
2
「チェックイン」をタップし、検索窓に店名を入力
3
候補に出てこない場合「新しいスポットを追加」→「カスタムスポットを作成」
4
スポット名・住所・市区町村・地図上の位置を正確に入力して保存
5
数時間〜数日待ち、Instagramの「場所を追加」で反映を確認
作成時ルール① 表記を1つに統一
「〇〇店」「〇〇 本店」と複数作ると投稿が分散する
作成時ルール② 住所とピンを正確に
ビル名・階数まで入力。ピンがずれるとマップ検索で拾われない
※ Facebookアプリ側でも位置情報の利用を許可しておく。「カスタムスポットを作成」が表示されない場合は、Instagramをプロアカウントに切り替えてプロフィールに正確な住所・カテゴリ・電話番号を登録するルートも併せて試す。

原因は3つに分かれます。

1. 端末側で位置情報がオフ:iPhoneは「設定>プライバシーとセキュリティ>位置情報サービス>Instagram」、Androidは「設定>アプリ>Instagram>権限>位置情報」を許可に。最も多い原因です 2. スポットが未登録:新規開業・移転直後は登録されていません 3. 作成直後の反映待ち:反映まで数時間〜数日かかります

新規作成手順(Facebook経由)

Instagramアプリ単体では新規スポットを作成できません。同じMeta社のFacebookアプリのチェックイン機能から作成します。

1. Facebookアプリの投稿作成画面(「その気持ち、シェアしよう」)を開く 2. 「チェックイン」をタップし、検索窓に店名を入力 3. 候補に出てこない場合「新しいスポットを追加」→「カスタムスポットを作成」 4. スポット名・住所・市区町村・地図上の位置を正確に入力して保存 5. 数時間〜数日待ち、Instagramの「場所を追加」で反映を確認

このときFacebookアプリ側でも位置情報の利用を許可しておかないと正しく登録できません。

なお、アカウントの状態によっては「カスタムスポットを作成」が表示されないという報告も出ています。その場合はInstagramをプロアカウントに切り替え、プロフィールに正確な住所・カテゴリ・電話番号を登録してください。ビジネス情報の住所がスポットとして扱われる導線があります。断定はしませんが、実務ではこの2ルートを両方試すのが最短です。

作成時のルールは2つ。表記を1つに統一する(「〇〇店」「〇〇 本店」と複数作ると投稿が分散します)、住所とピンをビル名・階数まで正確に打つ(ピンがずれるとマップ検索で近くの店として拾われません)。

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Instagramマップ・地図検索からの流入設計|リール×位置情報が最も強い

Instagramのマップは現在地や指定エリア周辺のスポットを地図上で探せる機能です。カフェ・レストラン・美容などカテゴリで絞り込め、スポットには投稿サムネイルが並びます。

Googleマップが「行き先が決まっている人が経路を調べる」場所であるのに対し、Instagramのマップは「この辺に良い店ないかな」という新規発見の文脈で使われる傾向があります。行き先が決まっていない人に、写真と動画で選ばれる勝負ができる点が違いです。

なぜリール×位置情報なのか

店舗集客で最も効率が良いのはリール×位置情報です。理由は流入の順序にあります。

1. リールが発見タブに載り、フォロワー外にリーチする 2. 興味を持った視聴者が投稿の位置情報をタップする 3. スポットページに流入し、他の投稿を見て来店を検討する 4. プロフィールへ遷移し、公式LINEや予約ページに進む

つまりリールがスポットページへの送客装置になる構造です。フィード静止画だけでは1のフォロワー外リーチが取れず、この連鎖が起きません。

起点は冒頭3秒継続率

再生回数との相関と、冒頭3秒継続率のベンチマーク
HolyTech支援アカウントの分析値。リールが再生されなければ位置情報の連鎖は始まらない
① 再生回数との相関係数
冒頭3秒継続率
+0.76
いいね率
+0.18
※ バー長は相関係数の相対比較(+0.76を100%として表示)
② 冒頭3秒継続率の水準
業界水準
30〜35%
HolyTech優良水準
45〜49%
判断基準 3秒継続率が30%を切るアカウントは、位置情報を詰める前に冒頭設計をやり直すほうが投資対効果は高い。スポットページ到達後は2%×2%ルール(プロフィール遷移率2%×遷移先クリック率2%)をベンチマークに置く。

連鎖はリールが再生されなければ止まります。弊社が支援アカウントを分析したところ、再生回数と最も相関が強い指標は冒頭3秒継続率で相関係数+0.76でした。いいね率との相関は+0.18です。業界水準30〜35%に対し弊社優良水準は45〜49%。3秒継続率が30%を切るアカウントは、位置情報を詰める前に冒頭設計をやり直すほうが投資対効果は高くなります。

到達後のKPIは2%×2%

スポットページ到達後はプロフィールと予約導線の勝負です。弊社は2%×2%ルール(プロフィール遷移率2%×遷移先クリック率2%)をベンチマークに置いています。

弊社が支援した高価格帯ヘッドスパ専門店では、月間視聴回数1,100万回に対しプロフィール表示数約20万回、LINE登録6,250人という数字が出ました。運用前は予約率60%でしたが、2ヶ月先まで満席の状態まで変わっています。ただし業種・商圏・単価で差が出ますので、全店舗で同じ結果になるとは断定しません。投稿テキストの検索最適化も並行して効きます(詳細はInstagram SEOの始め方|Google検索に投稿が載る時代の店舗集客術)。

スポットページは「育てる」資産

  • 自店投稿を積む:全投稿に付ける運用を3ヶ月続けるだけで数十件規模になります
  • 来店客に依頼する:卓上POPや会計時に位置情報タグをお願いする。第三者投稿が並ぶと信頼性が上がります
  • サムネイルを設計する:マップ上では画像が最初に見られます。看板メニューが分かる明るい画を置いてください

MEO(Googleビジネスプロフィール)との併用|両方やる店舗が勝つ

インスタの位置情報とMEOの役割分担
検索する人の目的が違うため競合しない。両方押さえた店舗が商圏内の露出を独占する
インスタの位置情報発見をつくる
目的
新しい店を発見したい
判断材料
写真・動画の雰囲気
強い検索
「この辺」「なんとなく」
MEO(Googleビジネスプロフィール)不安を消す
目的
目的の店を調べたい
判断材料
口コミ件数・評価・営業時間
強い検索
「地域名+業種」
基本形は2段構え Instagramで発見された人は、その後ほぼ確実にGoogleで店名を検索する。Instagramで発見を作り、Googleで不安を消す。
併用時に完全一致させる4項目
店名表記/住所/電話番号/営業時間
特に営業時間は更新漏れが起きやすいため、月1回のチェックを運用フローに入れる
実例:地域歯科クリニック
Google口コミ94件・評価★4.9/「地域名+小児矯正」でローカルパック内2番目に表示
数字は業種・商圏で差があり、そのまま再現できるとは断定しません

インスタの位置情報とMEOは競合しません。検索する人の目的が違うため、両方押さえた店舗が商圏内の露出を独占します

項目インスタの位置情報MEO
目的新しい店を発見したい目的の店を調べたい
判断材料写真・動画の雰囲気口コミ件数・評価・営業時間
強い検索「この辺」「なんとなく」「地域名+業種」

Instagramで発見された人は、その後ほぼ確実にGoogleで店名を検索します。そこで口コミが5件・評価3.2なら来店は止まります。Instagramで発見を作り、Googleで不安を消す。この2段構えが基本形です。

実例:地域歯科クリニック

商圏が半径数kmに限定され、オーガニック投稿だけではリーチが頭打ちになる構造でした。そこで①症例・教育コンテンツのフィード投稿、②地域セグメントを絞ったInstagram広告、③MEO対策を組み合わせ、MEO側では口コミ依頼のトークスクリプトを店内オペレーションに組み込みました。

結果、Google口コミ94件・評価★4.9を獲得し、「地域名+小児矯正」でローカルパック内2番目に表示される状態になりました。数字は業種・商圏で差がありますので、そのまま再現できるとは断定しません。手順はMEO対策のやり方7ステップ|自分でできる手順と費用相場で解説しています。

併用時は店名表記・住所・電話番号・営業時間の4項目をInstagramとGoogleで完全一致させてください。特に営業時間は更新漏れが起きやすいため、月1回のチェックを運用フローに入れます。

まとめ:位置情報は「付ける」で終わらせず流入設計まで作る

  • インスタの位置情報はInstagramマップ・地図検索への入口。付けた投稿はスポットページに集約され、場所検索経由で発見される
  • 付け方はフィード・リール・ストーリーズで画面が異なる。全形式に必ず付けるルールを文書化し、担当者の判断に委ねない
  • 候補に出ない原因は「端末の位置情報オフ」「スポット未登録」「反映待ち」の3つ。新規作成はFacebookアプリのチェックイン経由
  • 最も強いのはリール×位置情報。起点となる冒頭3秒継続率は再生数との相関+0.76、まず45%以上を目指す
  • MEOとの併用が前提。Instagramで発見を作り、Googleの口コミで不安を消す。4項目は完全一致させる

「設定は分かったが、リールを作り続ける体力がない」という店舗へ

位置情報の設定は今日30分で終わります。問題はその後です。スポットページを育てるにはリールの継続投稿が必要で、企画・台本・撮影・編集・投稿・分析を本業と並行して回すのは現実的に厳しい業務量です。

株式会社HolyTechは、SNS運用代行 累計250社以上の実績をもとに、企画から分析までを一気通貫で代行しています。

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まず1本、自店のリールがどれくらい伸びるかを実数値でご判断ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 位置情報を付けると自宅や個人情報が特定されませんか? 店舗アカウントで店舗スポットを付ける分には問題ありません。リスクがあるのは自宅や日常の行動範囲で撮影した投稿に正確な位置情報を付けるケースです。店舗運用では「店舗スポット以外は付けない」とルール化すれば、意図しない場所の特定は防げます。

Q2. 位置情報は投稿した後から追加・変更できますか? フィード投稿とリールは投稿後に「編集」から位置情報を追加・変更できます。過去投稿にまとめて付け直せるため、スポットページの投稿数を一気に増やす手段として有効です。ストーリーズは投稿後の編集ができないため、削除して貼り直す形になります。

Q3. 1つの投稿に位置情報はいくつまで付けられますか? フィード投稿とリールは1投稿につき1つだけです。ストーリーズは場所スタンプを複数貼ること自体は可能ですが、実務では1つに絞り正確なスポット名を選ぶほうが検索経由の流入は安定します。複数店舗を運営している場合は、撮影した店舗のスポットを投稿ごとに選び分けてください。

Q4. 位置情報を付けているのにInstagramマップに表示されません。 考えられる原因は3つです。①スポットの住所・ピンの位置が実際とずれている、②プロアカウントになっておらずカテゴリ・住所が未登録、③スポット作成直後で反映待ち。まずFacebook側のスポット情報を開き、住所とピンを実際の所在地に修正してください。反映には数時間〜数日かかります。

Q5. インスタの位置情報とMEO、どちらを先にやるべきですか? 両方が前提ですが、着手順はMEO(Googleビジネスプロフィールの整備)を先に置くことを推奨します。Instagramで発見された人が最後に確認するのはGoogleの口コミと営業時間だからです。受け皿を整えてから露出を増やすほうが来店率は落ちにくくなります。業種・商圏で最適な順序は変わるため、一律の正解として断定はしません。


執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。

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林健斗

この記事を書いた人

林 健斗(はやし けんと)

株式会社HolyTech 代表取締役

2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。