採用動画の事例5型を比較|1本の会社紹介より縦型ショート連投が応募に乗る根拠
採用動画の事例を「社員インタビュー/1日密着/代表メッセージ/縦型ショート連投/座談会」の5型に整理し、向く職種・尺・費用レンジ・応募導線を比較表に。上場保育事業者で再生6倍、サロンで採用応募が来た実例と就活生のSNS利用調査から、発注前に決める4項目を解説します。
結論から言います。採用動画の事例で応募につながっているのは「3分の会社紹介を1本作る」型ではなく、「候補者が応募前に見ているSNSに、60秒以下の動画を連投する」型です。採用動画を見るタイミングは比較検討段階が最多で、知らない企業の動画は1分未満が最も見られやすいという公開調査があり、弊社が支援した上場保育事業者では縦型ショートで平均再生回数が約6倍になりました。
「採用動画=採用サイトに置く会社紹介映像」の前提で発注すると、完成した1本を見るのは応募をほぼ決めた人だけです。母集団を増やす段階で効くのは、候補者が日常的に開くSNSに出る短い動画の本数です。
本記事では、採用動画の事例を5型に整理した「向く職種×尺×費用レンジ×応募導線」の比較表、弊社が支援した4事例(業種属性化)、公開調査の数値、発注前に決める4項目を、SNS運用代行 累計250社以上の株式会社HolyTechの実測とともに解説します。具体的な支援の流れは低価格特化のショート動画制作サービスの詳細をご覧ください。
本記事と併せて、『ショート動画の教科書』を資料ダウンロード(無料)もご活用ください。
採用動画の事例5型|向く職種・尺・費用レンジ・応募導線の比較表
採用動画の事例は構成で見ると5型に収まります。費用レンジは制作会社が公開する2026年相場の幅で、依頼先・撮影日数・出演者数で上下します。
| 型 | 内容 | 向く採用職種 | 尺の目安 | 費用レンジ(公開相場) | 応募導線の作り方 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. 社員インタビュー型 | 社員1〜3名が入社理由・仕事内容を語る | 新卒総合職、営業、事務 | 2〜5分 | 30万〜100万円/本 | 採用サイト・説明会で再生。SNSへは60秒に切り出す |
| 2. 1日密着型(Vlog型) | 出社から退勤までを本人目線または追跡で記録 | 保育士、美容師、セラピスト、介護などの現場職 | 縦型60〜105秒/横型3〜8分 | 横型50万〜200万円/縦型1本5万〜30万円 | 末尾で「プロフィールのLINEへ」。ピン留め動画で条件を補足 |
| 3. 代表メッセージ型 | 代表がビジョン・求める人物像を語る | 幹部候補、少人数の中小企業 | 1〜3分 | 10万〜50万円(基本構成) | 選考中・内定後の辞退防止用。母集団形成には向かない |
| 4. 縦型ショート連投型 | 15〜60秒を月10〜20本、TikTok・リール・YouTubeショートへ投稿 | 現場職全般、多店舗の店舗スタッフ、若年層 | 15〜60秒 | 1本5万〜30万円(制作会社)/弊社は1本7,500円(税込) | 認知→ピン留め動画→採用用LINEの3段階。比較検討段階に届く |
| 5. 座談会型 | 同期・先輩後輩の複数名が本音で話す | 新卒、第二新卒 | 3〜10分 | 40万〜120万円/本 | 説明会・内定者フォローで再生 |
表の見方は3点です。第1に、費用は1本単価ではなく「候補者に届く総本数」で比べます。第2に、型1・3・5は採用サイトや説明会に置く「応募後」の動画、型2・4は候補者が応募前に開くSNSに出す「応募前」の動画で、役割が違います。第3に、型2と型4は同じ撮影素材から作れるため、密着素材を60秒に切り出して連投する組み合わせが最も無駄がありません。
費用相場の内訳と発注手順は採用動画制作の費用相場と失敗しない発注手順|種類別の料金と選び方で整理しています。
就活生・求職者は採用動画をどこで見ているか|2025〜2026年の公開調査
1. 就活準備でSNSを使う学生は68.2%(マイナビキャリアリサーチLab・2026年卒対象) 「2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)」の結果です。活用SNS(複数回答)はLINE公式アカウント45.6%、X 36.4%、Instagram 32.7%、YouTube 26.0%、TikTok 12.9%。72.4%が「情報が多すぎて整理できない」と答えており、1本で1つだけ伝える短い動画のほうが受け取られやすい状況です。
▼このコンセプトの「型」が分かる参考動画(弊社クライアントではない公開アカウント)
・髪質改善・縮毛矯正の例:「嘘偽りなしで乾かしただけで綺麗にします✨ 美髪矯正したら人生変わります♪ 🌟予約」(@ryu_hair.care)
https://www.tiktok.com/@ryu_hair.care/video/7584323677416705288
・一人称視点×職業体験の例:「セラピストの目線で仕事やサービス内容をVlog形式で時系列に見せる構成。出勤や施」(@micy_nail)

2. Z世代のSNS利用率はYouTube 86.1%・Instagram 71.6%・TikTok 52.8%(サイバーエージェント・2025年10月調査) 次世代生活研究所の「2025年Z世代のSNS利用率調査」(17〜28歳1,236サンプル)の結果です。就活専用の場ではなく、日常的に開くアプリに採用動画が流れてくる設計が母集団形成の入り口になります。
3. 視聴後に66.6%が志望度上昇、見たい内容1位は「社員の1日の流れ」59%(Lumii・2023年調査) 2023年6〜7月実施「採用動画に関する実態調査」(採用動画を視聴した2024年卒の就活経験者317名)では、志望度が「大きく上がった」8.2%+「上がった」58.4%。見たい内容は1位「社員の1日の流れ」59%、2位「事業説明」48.3%、3位「社員インタビュー」40.4%。候補者が求めるのは会社の説明より「働く1日」で、型2・4と一致します。
4. 視聴タイミングは「比較検討段階」61.0%、知らない企業は1分未満が最多(moovy・2026年調査) 採用動画制作会社moovyの「採用動画トレンド調査2026」では、比較検討段階61.0%、応募検討段階36.9%。見やすい長さは「まったく知らない企業」で30秒以上〜1分未満が43.8%と最多、「志望度が高い企業」で1分以上が42.0%と最多。同条件の2社なら動画の有無・質が最終判断に影響すると答えた人は87.7%です。サンプル数は非公表のため、傾向として読んでください。
4つの調査から読める構造は1つです。知らない段階では1分未満の動画がSNSで見られ、志望度が上がった段階で長い動画が採用サイトで見られる。採用動画は「1本作る」のではなく、この2段階に別々の型を置くものです。
業種別の採用動画事例|弊社が支援した4事例(業種属性化)
数値は各社の実測ですが、業種・商圏・採用職種で差があります。
| 業種(属性化) | 課題 | 採用した型 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 上場保育事業者(全国320施設超) | 新卒保育士の母集団不足。内製の教育動画は平均1,000〜3,000回再生 | 型4。コンセプトは「1人称視点×職業体験」。認知だけ弊社、教育・応募導線は広報4名の内製を維持 | 平均再生回数 約5,000回→約30,000回(約6倍)。冒頭3秒継続率49%(同社の業界水準30〜35%) |
| 漢方ヘッドスパ専門スパ | 集客目的で開始。採用には1人約20万円をかけていた(経営者の発言) | 型2+型4。「施術中の会話」など3コンセプトで検証し、働く側の空気感が映る動画を連投 | 12投稿で平均53万回再生、100万回超3本。集客の満席化に加え、サービスを好きになった美容師から採用応募が来た |
| SNSマーケティング会社 | Meta広告の採用クリエイティブが静止画中心で、社風を伝える動画が無い | 型2(Vlog型)を「マーケターのリアルな1日」など5つの切り口で制作 | 5本を広告でA/Bテスト。末尾CTAは「人事部に直接つながるLINE」に統一 |
| リラクゼーションサロン(FC本部) | 各店舗1名ずつ計約10名が不足。広告では1名約5万円で獲得 | 型4。既存の制作枠から採用目的の3本を切り出し、訴求軸3つで前半・中盤・後半にCTA | 集客用と同じ撮影日・同じコンセプトで採用用を作り、追加撮影費ゼロ |
共通するのは、撮り下ろしの「採用専用大作」を作っていないことです。上場保育事業者は認知の入り口だけを足し、サロン2社は集客用の撮影素材から採用用を切り出し、マーケティング会社は同じ1日を5つの切り口で編集しました。「1人称視点×職業体験」の設計は1人称視点×職業体験コンセプトで月810万再生・LINE6,000件──9業種で再現可能な横展開フレームで公開しています。
商談で聞く現状も添えます。脱毛・エステサロン運営企業は「求人媒体の応募単価約1万円・採用率約20%で、正社員1人に約5〜6万円。下げたいのは単価より、合わない人が来ること」と話していました。弊社が提案したのは、同僚や上司との関わりが映るVlog型で職場の空気を先に見せ、合わない人が応募前に自分で外れる設計です。応募数と歩留まりは、同じ「働く側の疑似体験」で両立します。費用の目安はショート動画運用代行の料金・事例(サービス詳細)でも公開しています。
事例に共通する応募導線|「働く側の疑似体験」→ピン留め動画→採用用LINEの3段階
例:上場保育事業者は「人間関係」「保育環境」の2軸に絞る
応募が来た事例の導線は、いずれも3段階です。
1段階目:認知(縦型ショート連投) 集客動画が「客の疑似体験」なら、採用動画は「働く側の疑似体験」です。保育士なら園児との1日、セラピストなら施術と休憩の空気感まで、求人票の「アットホームな職場」を映像で置き換えます。1本で伝えるのは1要素だけ。上場保育事業者では、新卒が重視する要素を「人間関係」「保育環境」の2軸に絞り、タブレットでの園児管理や先輩後輩の会話シーンとして織り込みました。
2段階目:教育(ピン留め動画) プロフィール上部に固定する動画で、給与レンジ・シフト・研修・よくある質問を90秒前後にまとめます。伸びた動画の固定では導線にならず、条件を語る専用動画が要ります。通常動画からピン留め動画への誘導率は2%が弊社の標準値です。
3段階目:行動(採用用LINE) プロフィールのリンクを採用用の公式LINEにし、動画末尾で誘導します。プロフィール遷移からLINE登録への転換率は2%が標準値で、フォーム入力より負荷が低く、カジュアル面談の案内までLINE上で完結します。集客用と分けると、応募者の流入経路が動画単位で追えます。
CTAの位置だけで結果が変わります。弊社170本の実測では、CTAを後半に置いた動画は前半に置いた動画より再生数が6.5倍でした(ショート動画のCTAは後半に置け!再生数6.5倍の実測データ)。冒頭で「募集中」と言うより、疑似体験を見せ切ってから最後に案内するほうが、見られる本数も応募も増えます。
採用動画の事例から見た費用の考え方と、発注前に決める4項目
| 決める項目 | 決める内容 | 判断の目安・例 |
|---|---|---|
| 1. 採用職種と重視要素2つ | 候補者が重視する要素を現場社員へのヒアリングで2つに絞る | 上場保育事業者:「人間関係」「保育環境」 |
| 2. 応募前か応募後か | 母集団形成なら型2・4、辞退防止なら型1・3・5 | 両方なら密着→切り出しで素材を共通化 |
| 3. 出演者と撮影可否 | 社員本人が映るほど効く。撮影素材はスマホで社内が用意し、編集・運用を外注 | 顔出しNGなら1人称視点で手元・空間・会話の声を映す |
| 4. 応募導線の受け皿 | 採用用LINEの開設、ピン留め動画の条件内容、人事の返信担当 | 動画が伸びてから作ると取りこぼす |
| 発注パターン | 内容 | 費用の目安 | 候補者に届く本数 |
|---|---|---|---|
| A. 会社紹介1本(型1・5) | 3〜5分の横型を制作会社に発注 | 30万〜120万円/本 | 1本(採用サイト・説明会) |
| B. 密着1本+切り出し(型2→4) | 密着で撮り、横型1本+縦型5〜10本に編集 | 横型50万〜200万円+縦型編集 | 6〜11本 |
| C. 縦型連投(型4) | 月10〜20本を継続投稿 | 制作会社1本5万〜30万円/弊社1本7,500円(税込)・月10本以上 | 月10〜20本 |
Aは応募後の説明用として必要ですが、母集団を増やす段階で候補者の目に触れるのは1本です。Cは同じ100万円で弊社の場合およそ130本が候補者のフィードに流れます。教育・応募導線がすでにある企業は足すのはCだけ、無い企業はC→ピン留め→LINEの3段階をまとめて設計します。
発注前に社内で決める項目は4つです。
1. 採用職種と重視要素2つ:候補者が重視する要素を現場社員へのヒアリングで2つに絞る(上場保育事業者なら「人間関係」「保育環境」) 2. 応募前か応募後か:母集団形成なら型2・4、辞退防止なら型1・3・5。両方なら密着→切り出しで素材を共通化する 3. 出演者と撮影可否:働く側の疑似体験は社員本人が映るほど効く。撮影素材はスマホで社内が用意し、編集・運用を外注する分担が費用を抑える 4. 応募導線の受け皿:採用用LINEの開設、ピン留め動画の条件内容、人事の返信担当。動画が伸びてから作ると取りこぼす
SNS採用の全体手順はSNS採用とは?ショート動画で応募が集まる始め方5ステップと実例で手順化しています。
まとめ:採用動画の事例は「型を1つ選ぶ」のではなく「応募前と応募後に別の型を置く」
- 採用動画の事例は5型。型1・3・5は応募後の説明用、型2・4は応募前のSNS用で役割が違う
- 就活準備でSNSを使う学生は68.2%(マイナビ・2026年卒)。視聴は比較検討段階が最多で、知らない企業は1分未満が最も見られやすい(moovy・2026年)
- 上場保育事業者は縦型連投で平均再生回数約6倍。サロンは集客用素材から採用用を切り出し追加撮影費ゼロ
- 応募導線は「働く側の疑似体験」→ピン留め動画→採用用LINEの3段階。CTAは後半で再生数6.5倍
- 費用は1本単価ではなく「候補者に届く総本数」で比較する
採用用ショート動画を、動画1本7,500円から始めませんか
弊社のショート動画運用代行は動画1本あたり7,500円(税込)で、コンセプト設計から台本・撮影ディレクション・編集・投稿・分析まで一気通貫です。初期費用0円キャンペーンを実施中で、ショート動画1本の無料お試しも可能です。発注側の作業は「撮影素材の提供・確認・承認」の3点のみ。採用用LINEとピン留め動画の導線設計も初回MTGでご提案します。成果は業種・商圏・採用職種で差があります。まずは公式LINEで相談するか、無料相談を予約するから、採用職種と現状の応募単価をお聞かせください。
動画:【先着10社】動画1本無料制作!SNSマーケティングで集客や採用を成功させる秘訣を特別公開!SNS運用代行の闇を大暴露!
よくある質問(FAQ)
Q1. 採用動画の事例で、中小企業が最初に作るべき型はどれですか? 応募数が足りないなら型4(縦型ショート連投)、応募はあるが辞退が多いなら型1か型3です。両方なら1日密着で撮って横型1本と縦型5〜10本に切り出す型2→型4の組み合わせが、撮影1回で両段階を賄えます。
Q2. 採用動画は何秒がよいですか? 知らない企業の動画は30秒以上〜1分未満、志望度が高い企業の動画は1分以上が最も見られやすいという2026年の公開調査があります。SNS用は60秒以下で1要素だけ、採用サイト用は2〜5分で条件まで語る、と用途で分けてください。
Q3. 社員が顔出しを嫌がる場合はどうしますか? 1人称視点(本人目線のカメラ)なら顔を映さずに「働く1日」を疑似体験させられます。手元・空間・会話の声で職場の空気は伝わります。
Q4. 採用動画を作れば応募は必ず増えますか? 増えるとは限りません。再生数は話者やコンセプトで2〜5倍、CTAの位置で6.5倍の差が出ますし、応募は導線(ピン留め動画・採用用LINE)が無いと発生しません。成果は業種・商圏・採用職種で差があるため、複数コンセプトで検証してください。
Q5. 集客用のSNSアカウントと採用用は分けるべきですか? アカウントは1つで、応募導線(LINE・ピン留め動画)だけ集客用と採用用で分けるのが弊社の標準です。漢方ヘッドスパ専門スパでは集客用の動画を見た美容師から応募が来ており、集客動画自体が採用の入り口になっています。
執筆者:林健斗(株式会社HolyTech 代表取締役)/SNS運用代行 累計250社以上 ショート動画を軸に店舗・企業のSNSマーケティングを支援。「顧客のその先へ」をミッションに、企画から分析まで一気通貫の運用代行を提供している。
FREE CONSULTATION
SNS運用代行250社のノウハウを
まずは無料でご相談ください
累計250社超の運用実績|お問い合わせから24時間以内に返信
この記事を書いた人
林 健斗(はやし けんと)
株式会社HolyTech 代表取締役
2000年生まれ。大学在学中の2020年にSNSマーケティング事業を起業。再現性の高い運用ノウハウで、1人法人ながら34名の業務委託体制を構築し、累計250社以上へ継続率90%超で支援。漢方ヘッドスパで月間1,100万再生、動画編集スクールで初月640万再生など、業種横断で売上直結の成果を量産。「再生数ではなく売上で見る」を信条に、AI検索時代のSNS運用を提唱している。




